2020年8月24日月曜日

Googleの新しいワイヤレス イヤフォンGoogle Pixel Buds(グーグル ピクセル バッズ)を簡単にレビュー評価してみます

グーグル ピクセル バッズ
前々から気になっていたGoogleの新しいワイヤレス イヤフォンGoogle Pixel Budsがやっと発売になりました。現在使用しているスマホがGoogle Pixel 4 XLのOh So Orangeなので、イヤホンも同じorangeを狙っていたのですが、残念ながら日本では販売されませんでした。多分、白色が一番売れると思うので今回は最も地味な黒にしました。

Google Pixel Buds

【概要】
・専用の 12 mm ダイナミック スピーカー ドライバで優れた音質を実現。
・アダプティブ サウンド機能により、外部の音に応じて自動で音量が調整。
・内蔵センサーとマイクがユーザーの声を確実にとらえます。
・IPX4の防滴です。雨の日や汗をかく運動でも安心して使えます
・「OK Google」と話しかけるだけで、メッセージの送信、ルート検索、エクササイズ用のプレイリストの再生など、いろいろなことをハンズフリーで行えます
・リアルタイム翻訳機能を使えば、海外旅行先のレストランで食事を注文するときも、数か国語が飛び交うパーティーも、安心して楽しむことができます。

【サイズと重量】
・本体のみ:寸法20.5 x 19.5 x 18.2 mm 重量5.3 g
・充電ケース:寸法63 x 47 x 25 mm 重量66.7 g(イヤフォンを含む)
【防滴仕様】IPX4
【接続】Bluetooth 5.0

【オーディオ】
・専用の 12 mm ダイナミック スピーカー ドライバ
・パッシブ ノイズ リダクション、
・周囲音ベントにより、耳への圧迫感を軽減しつつ周囲の音への注意力も維持

【音声】
・デュアル ビームフォーミング マイク
・音声検出用の加速度計

【電池】
・イヤフォン単体: 最長使用時間は音楽再生時 5 時間、通話時 2.5 時間
・ワイヤレス充電ケースと合わせて: 最長使用時間は音楽再生時 24 時間、通話時 12 時間
・ワイヤレス充電ケースにイヤフォンを入れて 10 分間充電するだけで最長 2 時間の音楽再生または最長 1 時間の通話が可能

【充電】
・USB-C 充電ポート
・Qi 認証済み

【センサー】
・静電容量方式タッチセンサー内蔵。音楽再生、通話、Google アシスタントの操作が可能
・デュアル IR 近接センサーによる装着検知機能で再生と一時停止を自動化
・加速度計とジャイロスコープによるモーション検出

【要件】
Bluetooth 4.0 以降に対応したデバイス(Android デバイス、iOS デバイス、タブレット、ノートパソコンなど)とのペア設定が可能
すべての機能をご利用になるには、Google アカウント、Google アシスタント対応スマートフォン(Android 6.0 以降)、インターネット接続が必要です。

※商品の詳細はGoogleホームページをご覧下ください
※Google Pixel Budsの基本的な使い方はこちら

■開封してみた
小さな可愛い箱です

フォッシルのSmartwatchと比べてみましたが、ケースは非常にコンパクトです。

手のひらにスッポリと入ります。
蓋を開けたらすぐスマホとの接続がはじまりました。
蓋を開けるとランプが点き、バッテリ状態がわかります。

充電はType-cで行います。

シンプルで、軽量コンパクト。

耳の穴にスッポリ入ります。首を振っても飛んでも跳ねても外れることはありません。
耳から片方でも外すと音楽は自動的に停止します。再度装着すると自動的に再生が始まります。便利です。
バッテリーの状態が通知に表示されます。



■音を聴いてみた
個人的に現在のどのメーカーのワイヤレスイヤホンについても「音楽に没頭できるほど音は良くない」と言う考えを持っています。本気で音楽を聴く場合は、やはり専用のDAP・ハイレゾ対応イヤホン・バランスケーブル等が必要と考えています。いつかはワイヤレスイヤホンが有線イヤホンを超える時が来るとは思っていますけれども・・・。
と言う思いがある上での評価となります。

Google Pixel Budsの音に関する情報は非常に少なく、12㎝のダイナミックドライバーと言うこと以外説明が見当たりません。実際に音を聴いてみると多分コーデックはSBCかAACだと思われます。せめてaptxに対応してくれないかなぁ~!周波数特性も良く出ていて 20Hz ~ 20kHzくらいではないでしょうか?

音の印象は、「密閉型ではなく開放型のイヤホン」と言った感じの音だと思います。音圧は弱めで、音の深みもあまりないし、音場も広くありません。しかし、音の抜け感は良く必要な音はシッカリと聴こえています。外の音も何となく聞こえています。音楽を一時停止した時は、外の音が意外に自然に聴こえます。「音楽に没頭できるくらい良い音」と言うわけにはいきませんが、「ランニングや散歩時に気軽に音楽を聴く」というコンセプトであれば十分実用に耐えると思いました。

12㎜の比較的大きなダイナミック スピーカー ドライバを搭載している割には、迫力と低音が弱い気がします。噂ではアップデートで「低音がブーストする」と言う噂さも聞きます。楽しみです。

2020.08.24 アップデート
「バスブースト」が加わりました。どんな感じになるのかと思いましたが、比較的自然に低音域がアップした感じです。少し聴きごたえのある音質になりました。
また、「アテンションアラート(試験運用)」が加わりました、犬やサイレンの音で音量が一時的に下がるそうです。





■Googleアシスタントの使い勝手
イヤホンを長押ししたまま「ニュースを読んで」などアシスタントに依頼するとニュースを読み上げてくれます。これは文句なし便利です。スマホをバックから取り出さずに、時間の確認や予定の確認、天気の確認、通知の読み上げも便利です。コンパクトで持ち運びも楽だし、装着も簡単で、煩わしいケーブルもないし、いつでも気軽にアシストを呼び出せます。声は非常にクリアではっきり聞こえます。最近は音声でLINEを送る練習をしています。翻訳や通訳はあまり使うことはないですが便利です。


■Smartwatchと一緒に使ってさらに便利
音楽を聴いたり、ニュースを聞いたりする時、Smartwatchの画面でも色々操作できるので便利です。



■専用シリコン 保護カバーを付けてみる
ケースを持ち運ぶ時、落としたりバッグの中で転がって傷だらけになっても嫌なので、ケースの保護カバーを買いました。価格も安く、薄目でピッタリとフィットします。素材はシリコンなので少し埃が付きやすいです。









■イヤーチップ イヤーピースを交換してみる
音が少しでも変わることを期待して、標準でついているイヤーチップを交換してみました。ただ、他社品でちゃんと合うかどうかわからなかったので冒険ではありますが買ってみることにしました。軽くPixel Budsのφを測ったとこの約4㎜程度だったのでそのサイズに合いそうなA-Focusというブランドの商品をチョイスしました。
結果、キチンと使えました。密閉間が少しUPしました。音質も引き締まり少し良くなりました。


黒いのは標準でついていたやつです。白いのは一番上がMサイズ、次がSサイズ、一番下がLだと思います。黒いのは多分Mサイズです

白のMサイズを装着することにします。白いの黒よりも少し長いです。

白いのは少し肉厚です。穴は標準より少し小さく見えますが、伸びます。




装着すると意外とピッタリ抜けることもありません。ケースにも問題なく入りました。Lサイズだとケースに入らなかったです。耳に付けてみましたが以前よりもシッカリ固定されました。



■プレイヤーアプリを変えてみる
Google純正の、Google Play Musicを使っていますが、音が今一なので他のアプリに変えてみました。以前購入していた「Neutron Music Player」と言うアプリです。ゲインやイコライザーなどの機能もあります。低音と高音を少し持ち上げゲインと少しあげてみましたが、意外と良い音になりました。




■手持ちの他ワイヤレスイヤホンと比べるととても優秀
「Google Pixel Buds」は人生初の完全ワイヤレスイヤホンです。なので初めて「Google Pixel Buds」の音を聴いた時は「ちょっと期待しすぎたかな」と言うのが正直な感想でした。そして、仕事でもワイヤレスイヤホンが必要になったので「SOUNDPEATS Sonic」「 (JPRiDE) TWS-520」の2機種を買いました。評判もマズマズだったので凄い期待をしていました。実際聴いてみるとワイヤレスイヤホンの中では音は悪い方では無いと思いますが、低音も高音も大して出て無くて、やはりここでも期待しすぎでした。この2機種をしばらく聴いて再度「Google Pixel Buds」を聴いてみると、濃厚な低音、適度な中高音など他の2機種に比べると凄く良い音なのです。Google Pixel Budsの 12 mm ダイナミック スピーカー ドライバーはとても優秀なのです。また、装着感やサイズ感も他の2機種に比べると群を抜いています。次の新しいGoogle Pixel Budsが出たらまた買おうと思いました。

「SOUNDPEATS Sonic」と「 (JPRiDE) TWS-520」






【総括】
「音楽を本気で聴く」と言う事を目的にすると、個人的にはBudsを買うことはありません(決して悪い音ではない)。しかし、トータル的にスマホを中心とした世界を更に楽しくするガジェットには間違いありません。また。近未来の感覚を気軽に味わうにはなかなか楽しい商品です。個人的には常にGoogleの最先端の近くにいたいと思ってます。そうです、私はGoogle信者です!(笑

音声コミュニケーションを多用する方、情報収集や仕事にドップリ漬かりたい方、スマホで音楽やYouTubeなどをよく利用する方には良い選択肢だと思います。イヤーチップとプレイヤーソフトを変更すると劇的ではありませんが少し音が良くなりました。
また、ダイナミックドライバーなのでエージングによる音の変化も期待できます。ある日突然、アップデートでBudsがapt-Xコーデックに対応することを夢見ながら・・・しっかりエージングしています。(笑
そして、いつかハイレゾに対応したGoogle Pixel Buds次機種が出ないかなぁ~!

個人的に、現状ワイヤレスイヤホンで音楽を聴くと言うことに関しては、完全独立型ではありませんが、現状SONYのワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WI-1000Xがダントツに良い音だと感じています。



2020年8月13日木曜日

(2020年8月版)5本のお気に入りイヤホンと相性の良かったバランスケーブルをご紹介します。


2020年8月現在、手放せない5本のイヤホンが手元に残っており、それぞれにバランスケーブルを装着しています。色々な組み合わせで聴いてきましたが、最もお気に入りの組み合わせが出来ました。あくまでの個人的な耳好みなので参考までにお読みください。

評価環境
・デジタルオーディオプレイヤー「Fiio M15
・ケーブルは2.5㎜又は4.4㎜のバランスケーブル
・イヤーチップは全てコンプライ(耳垢フィルター付き)


AKG(アーカーゲー)N5005 + onso iect_04
AKG N5005はカマボコ状で、原音を大切に、全ての音が美しく繊細に表現されます。音場も広く、音の余韻の伸びが最後まで聴こえるようです。低音域は比較的マイルドで、中音域は繊細にシッカリと、高音域はキラキラしています。また、音の抜けも良く、鼓膜にかかる圧が優しい感じがします。

onso iect_04ケーブルにより、透明感があり、解像度も上がり、音の見通しは更に良くなり、無理なく低音域と高音域が広がります。良質の銅と銀を使っている気がします。N5005の特性を自然な形でアップグレードしてくれます。癖のない良いケーブルです。タッチノイズはありませんが時々ケーブルが耳から外れます。





Fiio(フィーオ) FiiO FH7 + NICEHCK BLOCC
FiiO FH7は逆カマボコ状で、低音域と高音域がとても力強い音圧で迫ってきます。音質はどちらかと言うと少しソリッドに感じる事もあります。繊細で優しいAKG N5005に比べるとスピード感とエッジの効いた弾ける様な音が魅力です。ダイナミックドライバーのサイズは5台中もっとも大きく、重低音も文句ありません。また、超高音域もBAドライバーでカバーします。しかし、ボリュームを上げると高音域が耳に刺さることもあり、大きな音で長時間聴くと疲れる事もあります。

NICEHCK BLOCCケーブルにより、音空間が一回り広がります。音質は更にクリアになりました。解像度も上がり、音質は「激しい音」から「豊かな音」へイメージが変わりました。相変わらずボリュームを上げ過ぎると耳に刺さり気味ですが、以前のようなことはありません。こちらも、癖のない良いケーブルです。タッチノイズはありません。
また、見た目がとても悪く、私の耳では余る巨大な耳掛けガイドにより、ブッ格好なのですがFH7を一番安定して耳に装着出出来ました。実はこのケーブルを選んだ大きな要因の一つがこの耳掛けガイドです。FH7は私の耳には巨大なのでケーブル選びが大変です。





AKG(アーカーゲー)N40 + HiF4834
AKG N40はダイナミックドライバーが低音域BAドライバーが中高音域を受け持っています。全体的に雑味がなく素直で澄んだ音を出してくれます。特にバランスド・アーマチュア・ドライバーとダイナミック・ドライバーを、アコースティックにチューニングし、段付きのないバランスの良い音に仕上げている事に感動をしてしまいました。
FiiO FH7や AKG N5005を聞いた後では、何とも簡素なシンプルな音に聞こえます。ドライバーの数も2基しかありませんし、ダイナミックドライバーのサイズも8mmと最も小さなサイズです。なので、重低音までは望めませんし、少し物足りない気もします。しかし、30秒もするとこのシンプルな音質がとても心地よくなるのです。適度な低音域と、他の音に埋もれない高音域のキラキラ感はとても心地よいのです。手放せない不思議なイヤホンなのです。

HiF4834ケーブルにより、N40の個性は変わらず解像度が少し上がります。銅オンリータイプのケーブルですが、高音域がスポイルされることもありません。癖のない良いケーブルです。タッチノイズはありません。価格も安くコストパフォーマンスの高いケーブルです。






JVC HA-FW1500 + AKG CN120
音のスピード感・切れ感・音の深み・際立つ美しい高音域と程よい重低音、アコースティックでも電子楽器でも楽器を選ばないオールラウンドなイヤホンだと感じます。ダイナミックドライバー1基でよくもここまで広い帯域をきっちりカバーできていると感じます。
WOODシリーズとは思えないレスポンスの良さは楽曲のジャンルも選びません。周波数帯域幅の広さは5本中ピカイチです。また、他の4本はどちらかと言うとクールな音を出しますが、HA-FW1500はウォームな音質です。ただ、少し音場は狭く中音域の見通しが悪く感じます。

AKG CN120ケーブルにより、解像度が少し上がります。音場はさほど広がりません。AKG N40に比べると音が真ん中に集まっており多少音場の窮屈感を感じます。しかし、中音域の不足は低音域と高音域がカバーしており気にならなくなりました。HA-FW1500重低音を望む楽曲に出合うと豹変します。体が震えるほどの重低音が出てきます。これはもうスピーカーです。タッチノイズはありませんが、ケーブルがあまりしなやかでなく、取り回しがあまり良くありません。
(※実はHA-FW1500はHiF4834ケーブルとも相性が良かったです)






RHA CL2 Planar + onso iect_03
音の立ち上がりのレスポンスの速さ、見通せない音が無いくらいの解像度、音圧の高さ、モニターにもリスニングにも使えそうな正確な音質、美しい高音域、スッキリと沢山の音が出ているのに絶対見失わない美しいボーカルやコーラス。低音域より高音域よりの周波数帯域のせいか、平面駆動という特性のせいか、音質はソリッドで時々金属音に感じる時があいます。音の雰囲気としてはFH7に少し似ている気もします。音場はあまり広くなくボーカルはとても近く感じます。今まで経験したことのないCL2の音質はダイナミック型でもBA型でもハイブリット型でもない第4の選択肢と言うだと感じました。インピータンスが小さいのでどんなプレイヤーでもシッカリと鳴ります。

onso iect_03ケーブルにより、パンチ力はそのまま少し高音域がマイルドになりました。少しソリッド感が薄れ金属音的な感覚も無くなりました。解像度はあまり変わりませんが、音の見通しは良くなりました。ボーカルがとても近く、一気に全音域が「バーン」と立ち上がる感覚はとても元気が出ます。







必要に応じて2.5mm ⇔ 4.4mm変換ケーブルも利用します。





【Five Earphone スペック比較】
製品名 AKG N5005 FiiO FH7 AKG N40 JVC HA-FW1500 RHA CL2 Planar
一言個性 カマボコ
繊細貴公子
クールな
ドンシャリ
美しき
高音空間
癒しの
重低音
フラット
ソリッド
タイプ ハイブリッド型(カナル) ハイブリッド型(カナル) ハイブリッド型(カナル) ダイナミック型(カナル) 平面駆動型(カナル)
カラー ブラック ブラック クローム ブラック ブラック
ユニット BA型×4、9.2mmダイナミック型×1 BA型×4、13.6mmダイナミック型×1 BA型×1、8mmダイナミック型×1 11mmダイナミック型×1 10mmダイナミック型×1
周波数特性 10Hz ~ 40kHz 5Hz ~ 40kHz 10Hz ~ 40kHz 6Hz ~ 52kHz 16Hz ~ 45kHz
感度 99dB/mW 111dB/mW 109dB/mW 103dB/mW 89dB/mW
インピーダンス 18Ω 16Ω 20Ω 16Ω 15Ω
コネクタ MMCX MMCX MMCX MMCX MMCX
重量
(ケーブル含まず)
11.4g 8.15g 22g 15g 9g
参考通販価格
¥99,880
(税抜)
¥66,444
(税抜)
¥39,880
(税抜)
¥59,800
(税抜)
¥57,000
(税抜)
ケーブル onso
iect_04
NICEHCK BLOCC HiF4834 AKG
CN120
onso
iect_03
ケーブル素材 純度99.9999%以上の6N銅と、銀メッキされた銅純度99.99%以上のPCUHD、HiFC、OFCの3種の4N銅 銀メッキ単結晶銅 UPOCC 5N純度99.999% 7N単結晶銅16芯 高純度6N-OFC導体 純度99.9999%以上の6N銅と、PCUHD、HiFC、OFCの3種の4N銅




【評価に使った主な曲
お洒落なミュージック」に集めているような曲を主に聴いて評価しました。下記はその一部です。

Fourplay - WISH YOU WERE HERE
フォープレイは、ピアニストのボブ・ジェームス、ギタリストのリー・リトナー、ベーシスト兼ボーカルのネイザン・イースト、ドラマーのハービー・メイソンの4人により1990年に結成された、スムーズジャズ、フュージョンのグループ。
何時聴いても時代を感じさせない美しいサウンド。各パートの楽器の囁くような音まで聴きとれるかどうかがポイント。



Massive Attack - The Spoils ft. Hope Sandoval
マッシヴ・アタックは、イギリス・ブリストル出身の音楽ユニット。
全体的に暗く重く気だるい浮遊感のある音楽が特徴。基礎にはJazz・ロック・ソウル・などの様々なサウンドがミックスされている。この曲はストリングスにより美しくもダークなバラード、切ないメロディーと歌声に引き込まれていく。



Black Pumas - Colors
Black Pumasはアメリカのソウルバンド。
ブラック・ピューマズは、シンガーのエリックバートンとギタリストのエイドリアンケサダが率いるアメリカのソウルバンド。いきなりエッジの効いたカッコいいアコースティックギターソロから始まる。そして切なくもハートにグッとくるボーカル。どこか懐かしい気持ちになります。



The Weeknd ft. Daft Punk - I Feel It Coming
ザ・ウィークエンドはカナダ出身のR&Bシンガー
 I Feel It Comingが収録されたアルバムにはダフトパンクが参加しており兎に角カッコいい!少し音のこもった感じからフェードインしてゆき、スーッと霧が晴れた様にキレキレもサウンドになっていく。演奏も声も素晴らしいです。特にベースランニングがカッコよく再生できるかどうかがポイントです。



Ariana Grande ft. The Weeknd - Love Me Harder
アリアナ・グランデはアメリカ出身のポップス・R&Bシンガー
こちらはアリアナ・グランデの作品にザ・ウィークエンドが参加した曲です。個人的にアリアナ・グランデの楽曲の中では最も好きな歌です。二人とも歌唱力が凄いので何度聴いてもカッコいいです。終盤にアリアナがハイトーンでハモリ、一か所アリアナが「イェイ」叫ぶところがあるのですが、この辺りがカッコよく聴きとれるかどうかがポイントです。



London Grammar - Non Believer
ロンドン・グラマーはイギリスのインディーポップバンド
9小節目あたりから重低音のベースが走る。切れの良いドラムスと重低音のベースがきちんと聴こえるかがポイント。ボーカルは良い声をしている。



AURORA - Exist For Love
オーロラはノルウェー出身の歌手
静かなバラード、演奏もシンプル。ボーカルがきちんと聴き取れ、音楽に没頭でき感動できるかどうかがポイント。自分で曲も作る個性的なアーティスト。



MONDO GROSSO / 惑星タントラ (Short Edit)
モンド・グロッソは大沢伸一のソロプロジェクト。色々なボーカルアーティストが参加している。タイトルや歌詞は別にして、美しいメロディーと透明感のあるボーカルに惹かれます。さて、このボーカルはだれでしょう?。



iri -「Sparkle」
イリは日本のシンガーソングライター
色々なジャンルをうまく絡めた音楽だと思う。ポップで切れの良いサウンドはカッコいい。SONYとコラボした良い曲。



Crowded House - Don't Dream It's Over
クラウデッド・ハウスはオーストラリアのロックバンド
Don't Dream It's Overは1993年の古い楽曲。大好きな楽曲なので良い音で聴きたい。当時の演奏の音がどこまで聴こえるかがポイント。この曲は色々なアーティストにカバーもされている。
 


Sixpence None The Richer - Don’t Dream It’s Over
シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーはアメリカのロックバンド
クラウデッド・ハウスのDon't Dream It's Overをシックスペンス・ノン・ザ・リッチャーがカバーしている。ボーカルが変わるとかなり癒される。



Coldplay - Adventure Of A Lifetime (Official Video)
コールドプレイは、イギリスで結成されたロックバンド
ロックの王道バンド。特にこの楽曲は、私の中でNo1サウンド。各パートがどこまで聴きとれるかどうかがポイント。お猿さんも踊るカッコよさ!






【その他のお気に入りDAPとの組み合わせ表
現在、よく使うお気に入りのデジタルオーディオプレイヤーは3機種あります。
Fiio M15」「HiBy R6 Pro」「HIDIZS AP80ProCP」です。簡単に表によく使う組み合わせをまとめてみました。

Fiio M15:アルミ筐体でアンプが良い優等生音質。リファレンスDAPかな。
HiBy R6 Pro:ステンレススチール筐体のクリアで煌めく音質は素晴らしい。
HIDIZS AP80ProCP:コンパクト低価格ながら銅ボディー、良い音持ち歩き用。
 ※DAPの説明はそれぞれの紹介ページをご覧ください


Five Earphone x DAP 組み合わせ表
①~⑤よく使う組み合わせ順位
製品名 AKG N5005 FiiO FH7 AKG N40 JVC HA-FW1500 RHA CL2 Planar
インピーダンス 18Ω 16Ω 20Ω 16Ω 15Ω

Fiio M15

HiBy R6 Pro

HIDIZS AP80ProCP

■Fiio M15は最も高額なDAPです。どんなイヤホンでもヘッドホンでもならせる事ができます。優等生な音質です。今までのアルミ筐体DAPの中では一番音が良いです。
■HiBy R6 Proの音は秀逸です。どんな楽曲でも、迫力・切れ・空間の広さ・抜け感・音の伸び・ソリッド感など、どんなイヤホンでも聴きごたえのある美しい音になります。ステンレススチールの音は癖になります。実は個人的には一番好きなDAPなのです。
■HIDIZS AP80ProCPは上2機種に比べると、迫力・音の深さ・切れ・繊細さには負けます。しかし、コストパフォーマンスはピカイチ!この価格でこの音質は素晴らしいです。どんなイヤホンでもそれなりに良い音で鳴らします。また、出歩くときにこのコンパクトさは武器になります。





【総括】
イヤホンと相性の良いバランスケーブルを見つける事が出来れば大抵の場合音質はアップグレードできます。しかし、粗悪な商品を買うと銭捨てになりかねません。良いケーブルを買いましょう!お店で試して購入するのが一番ですが、下記に、ネットで購入する時の個人的な心得を書きます。ご参考までに。

①あまり安物は買わない(個人的には8000円以下は買わない)
②レビュー評価をシッカリ読む(統計的に良い評価が多ければ〇)
③純度の高い銅素材のケーブルを検討(銅は低音域が良く出る)
④高音も欲しけれが純度の高い銅素材に純度の高い銀被膜を検討
⑤Amazon本体、またはメジャーな出展者から買う

 ありがちなリスク
 ・出展者(お店)情報はよく見る(いい店を選ばないとトラブルの元)
 ・在庫有でも、納期をよく見る(長いものは海外から出荷の恐れ有り)
 ・タッチノイズが酷い
 ・MMCXコネクタがイヤホンとの相性が悪い
 ・接触が悪い。
 ・ノイズを良く拾う
 ・あまりにも音が悪い

もし、商品に異常があれば速攻でAmazon様や出展者に不良交換または不良返品を依頼しましょう!経験上Amazon様の対応は安心です。

※すべての掲載内容はあくまでも個人的に感じている事柄です。ご了承ください。