2022年1月29日土曜日

Anker Soundcore Liberty 3 Pro ハイレゾ対応・LDAC対応・ハイブリッド型の完全ワイヤレスイヤホンを試す。レビュー評価してみます。

「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」を購入しました

「Soundcore Liberty 3 Pro(LDAC対応)」はハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン「SONY WF-1000XM4(LDAC対応)」「AVIOT TE-BD21j-ltd(aptX Adaptive対応)」に続く三機種目となります。
完全ワイヤレスイヤホンはWF-1000XM4以降、音質が飛躍的にアップしたように思います!有線イヤホンでなくても満足できるレベルになってきました。Ankerの製品は急速充電器しか知りませんのでどんな音質なのか楽しみです。


★AmazonAnker Soundcore Liberty 3 Pro

(仕様)
・色:ミッドナイトブラック
・メーカー:アンカー・ジャパン(株)・
・ドライバー(ハイブリッド型)
 10.6mmダイナミックドライバー x1
 バランスドアーマチュアドライバー x1
・Bluetoothバージョン:5.2
・オーディオコーデック:SBC、AAC、LDAC
・最長再生時間(通常):イヤホン単体8時間、ケース込み32時間
・最長再生時間(ANC):イヤホン単体6時間、ケース込み24時間
・ボタン:タッチパネル
・ノイズキャンセリング機能:対応
・自動着脱検知機能:対応
・マルチポイント接続:対応
・防水等級:IPX4
・ワイヤレス充電:対応(ケースのみ)
・付属品
 充電&収納ケース、イヤーチップ4サイズ、説明書
 イヤーウイング4サイズ、USB-C to USB-A充電ケーブル
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください。



■開封
当たり障りのないデザインだと思います。質感はマズマズです。












■イヤーチップ
愛用の「医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360」に交換しました。わたしの耳にはLサイズがジャストでした。スピンフィットは低音も高音も文句なしに良くなります。また、耳が痒くならない優れものなのです。


SpinFit スピンフィット CP360 完全ワイヤレスイヤホン向けイヤーピース 医療用シリコンを採用 (XL/Lサイズ各1ペア)






標準でセットされているイヤーウィングだと耳に密着しないので、一番小さいイヤーウィングに交換しました。結果耳の奥までイヤーチップがシッカリ入り、密閉度が増しました。装着時も安定し、低音もシッカリ出だしました。
「ノイズキャンセリング」及び「外音取り込みモード」の場合後ろのマイクの部分に髪の毛が当たるとタッチノイズが出て気になります。「標準」にしておけばあまり気になりません。



■ケースはスライド式
軽くイヤホンも取り出しやすいです。蓋をスライドさせてあけるとイヤーチップの辺りが点滅しスマホと接続されます。ちょっとカッコいいです。









■ワイヤレス充電対応
ケースはワイヤレス充電に対応しています。


Google Pixel Stand (第 2 世代)でも充電出来ました。




■少し調子が悪い

ケース内の接点とイヤホン(R)が時々接触不良を起こし気味です。個体差があるとおもいますが、私のはよく認識しなくなります。
ケースにイヤホンを閉って蓋を締めても片方が接続したままだったりすることが良くありました。この状態だと電話が掛かってきてもスマホ本体が鳴ることもなく、全く気が付きません。そして、イヤホンは充電されないのでバッテリーが空になります。
Ankerカスタマーサポートに相談したところ、不具合や設定の相談に乗っていただけました。色々チェックした結果、不良という事で商品の交換をしてもらうことになりました。交換品が二日後にAmazonから到着しました。不良品は後日送られてきた「レターパック」にイヤホン本体と付属品のみを送り返しました。
現在、接触不良もなく快適に使えています。音質も良い気がします。Ankerカスタマーサポートの対応は素晴らしく良かったです。サポートが良いと安心です。





■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

■オーディオプレイヤー
プレイヤーは「Neutron Music Player」を使用します。操作は難しいですが、機能も多く音質も良いです。







■聴いてみます。

(1時間程度エージング済み)
第一印象はダイナミック型ドライバー x1、BA型ドライバーx1の2ドライバー構成でスッキリと力強い音が出ます。低音~中音域をダイナミック型ドライバーが受け持ち、高音域をBA型ドライバーが受け持っている印象を受けました。ボーカルの聴きとり易さは手持ちの完全ワイヤレスイヤホン中No1に感じます。全体的に音質は硬めに感じます。
現段階、BA型ドライバーの高音域が良く出ていますが、BA特有の金属的サ行が耳に刺さり気味です。低音域はよく出てますが輪郭がボケています。レスポンスやアタック力が強く楽曲によっては疲れる場合もありました。厳しい言葉で言うなら「音が雑」ただ、ポテンシャルは高そうなので30~100時間くらいエージングで音が変わると思っています。
「BA型ドライバーのエッジ取れ、刺さらない繊細な高音域が出る」「ダイナミック型ドライバーが馴染んで、ハッキリとした輪郭と豊かな低音域」「ダイナミック型ドライバーとBA型ドライバーのバランスも良くなる」に変化するのではと期待してます。

高音:スッキリした高音域です。多少耳に刺さります。
中音:ボーカルの出方は非常に良いです。一歩前に出てます。
低音:良く出てますが音が硬いです。
音場:程よくあります。狭いとは感じません。
深さ:音の深さはあまりありません。
音圧:あります。切れ味&パワーあり!
解像度:高いですが見通しが良くない。



(30時間程度エージング済み)
BA型ドライバーの高音域の刺さりが取れてきました。ダイナミックドライバーも低音が出るようになってきました。そろそろ本領発揮です。

高音:力強いスッキリした高音域です。多少耳に刺さります。
中音:ボーカルの出方は非常に良いです。一歩前に出てます。
低音:切れの良い低音が出ます。
音場:程よくあります。各楽器の位置も良く分かります。
深さ:少し深さを感じます。
音圧:あります。切れ味&パワーあり!
解像度:高いです。見通し抜け感がかなり出て気ました。

※特定の高音域で時折”刺さり”を感じます。
相当長くエージングが必要と感じます。


(50時間以上エージング済み)
BA型ドライバーもダイナミック型ドライバーもかなり馴染んできたようです。高音域の刺さりも無くなり、豊な低音と抜けるようなクリアな高音域が出始めました。全体的に力強くも柔らかい澄んだ音質になってきました。また、長時間聴いても疲れません。購入時当初あった耳刺さりや、音の雑味などはエージングかなり改善されてゆきます。

高音:クリアで抜けるような高音域。
中音:中音域は更に見通しが良くなり、解像度の高さを感じます。
低音:迫力・切れ満足の低音です。
音場:程よくあります。
深さ:程よくあります。
音圧:しっかりあります。
解像度:解像度も少し上がった感じです。



■ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン3機種を比較します。
評価は(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾ音源を使用
性能比較 TE-BD21j-ltd Soundcore
 Liberty 3 Pro
WF-1000XM4



イヤホン
取り出し
✕ 出しにくい
 出しやすい
 出しやすい
ドライバ 8 mm ダイナミックx1
バランスドアーマチュアx2(Knowles社製ユニット)
10.6mmダイナミックx1
バランスドアーマチュアx1(Knowles社製ユニット)
6 mm ダイナミックx1
Bluetooth Bluetooth Ver.5.2 Bluetooth Ver.5.2 Bluetooth Ver.5.2
コーデック SBC,AAC,aptX
aptX Adaptive
SBC, AAC
LDAC
SBC, AAC
LDAC
ホワイトノイズ なし なし なし
電波干渉
時の挙動
ビットレートが可変する。音は途切れず音質を落とす。少し干渉を受けやすい。 挙動は1000XM4と同じですが、少し干渉を受ける気がします。 音が「ブッ」っと切れる。後に音質は変動せず再生に戻る。干渉は少ない。
ノイズ
キャンセリング
なし
イヤーチップが合えばノイキャンが無くても外音はシッカリかッとされます。また、ノイキャンが無い分逆に音質は自然に感じる。
あり
効果はマイルドです。気になるのは首を振ったりしたとき髪の毛が当たる音や、首がポキポキいう音が聞こえて気になる(笑
あり
効果が安定しており音質に影響なくよく効く。流石SONYです。
マルチポイント
2つの端末に同時接続
ありあり(使用するとLDACは使えない) あり(LDACでマルチポイントが使える)
※2022冬にアップデートで対応
タッチスイッチ
の操作性
良い
2タップなどで曲送りなど普通に出来る
普通
上手く操作できない事がある
普通
2タップなどで曲送りなど普通に出来る
周波数特性 不明
aptX Adaptive接続時は多分20Hz-40,000Hzくらいではないでしょうか?
不明
音を聴く限りは20Hz-40,000Hz
と思われる
・20Hz-20,000Hz
(44.1kHz sampling)
・ 20Hz-40,000Hz
(LDAC 96kHz sampling 990kbps)
DAC・アンプ 不明 不明 統合プロセッサーV1
Qiワイヤレス充電 未対応 対応 対応
フィット感 コンパクトで軽く装着が決まると非常に安定する。ただ、1000XM4よりも落下が不安 ラバーのガイドで安定させる仕組み。個人的にはあまり会わない。 コンパクトで耳の中に貼り付くように収まる装着感は良い。落下の不安は意外とない
イヤーチップ 医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP100+
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
高音質時の
バッテリー
(ノイキャンなし)
最⼤9.5時間
 (イヤホン本体のみ)
 最⼤45時間
 (充電ケース使⽤時)
最⼤4時間
 (イヤホン本体のみ)
 最⼤16時間
 (充電ケース使⽤時)
最⼤12時間
 (イヤホン本体のみ)
 最⼤36時間
 (充電ケース使⽤時)
防滴仕様 IPX4 IPX4 IPX4
重量
約5.7 g x2 約7.5 g x2 約5.3 g x2
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
¥17,820- ¥19,800- ¥33,000-
音質比較
音場 シッカリと左右に楽器は配置、中央にボーカルがいます。奥行きはあまりない。
aptX Adaptive(96kHz/24bit)接続時は音場は少し広がります。
広くはありませんが特に狭いとも感じません。各楽器の位置も分かりやすい。ボーカルは中央に位置している。 左右・上下・奥行ともに程よい。ボーカルは中心に集まる。
音圧 十分な音圧です。個人的にはもう少しあっても良い! 流石10.6mmダイナミック。音圧は3機種中一番いいです。 聴きごたえのある音圧です。6㎜とは思えない音圧です。
解像度 非常に高いです。繊細な小さな音まで聴こえます。 解像度は高いです。エージングによりかなり繊細に。 非常に高く濃厚。ワイヤレスイヤホンとは思えない。
クリア感 クリア感5
細分化された2つのBA型ドライバーのおかげで柔らかく繊細。
クリア感5
1つのBA型ドライバーが加わり少し硬めのスッキリとした空間。
クリア感3
BA型ドライバー無しと言う事では頑張っているが、比べてしまうと残念。
高音 高音~超高音域用のBA型x1、キラキラした超高音が魅力。繊細で見通しの良い高音域。 BA型x1で力強くスッキリした高音。繊細と言うより切れのある高音域。 非常によく出ていますが、抜け感がもう少し欲しい。
中音 中音~高音域用のBA型x1とダイナミックの中音域が上手くミックスしている感じです。見通しが良いがボーカルがもう少し強くても良い! スッキリと押しのある中音域です。ボーカるの言葉もシッカリ聴き取れます。3機種中ピカイチです! よく出ている。男女ボーカル共にシッカリと出ている。見通しも良い。
低音 多少マイルドですがシッカリとした低音が出ています。 深み・キレ・パンチのある豊かな低音が出ます。 切れの良い低音が出ます。心地よい圧のある低音です。
打楽器 バスドラからシンバルまで非常にバランスよく切れの良い音を出します。 スピード感があり切れ味も素晴らしいです。お腹に響きそうなバスドラが魅力。 切れも良く、ダイナミック型一発のドライバーらしくパワーを感じます。
ボーカル 全体的に美しいボーカルです。もう少し前に出ても良いかも。 男女共にクッキリと良くでています。少し前に出てきており聴きとりやすい。 男女共にシッカリとでています。少し前に出てきており聴きとりやすい。
電波干渉
時の挙動
電波干渉のある場所ではビットレートがダウンし音質がモノラルの様に悪くなります。10秒から30秒くらいで元に戻ります。 電波干渉のある場所では「ブッ」と音が途切れます。そして又良い音に戻ります。LDACは潔く音が切れ、そしてすぐ復旧します。 電波干渉のある場所では「ブッ」と音が途切れます。そして又良い音に戻ります。LDACは潔く音が切れ、そしてすぐ復旧します。
一押しポイント 繊細で美しいクリアな音質はピカイチ!
音圧やパワー感は右の2機種には及びませんがマルチドライブのチューニングは素晴らしいです。音質の美しさは秀逸です。イヤホン・ケース共に高級感があります。
低音~高音域まで破壊力抜群のパワー
低音と高音の両方を贅沢に味わい方にはお勧めです。また、中音域が優秀なのでボーカルもしっかり出ています。クリアで美しい音質のドンシャリイヤホンです。
完全ワイヤレスイヤホンのリファレンス
ハードウェア、ソフトウエア共に安定している。一つのドライバーで全体的なクリア感は無いものの濃厚な低音~高音域は見事。完全イヤホンを比較する時のリファレンス。
デメリットと感じる所 ケースからイヤホンが出しにくい。ビットレートの可変で音が揺れる。色々なスマホで使いたいのでLDACに早く対応してください。 バッテリの持ちが悪い。デザインが今一。ちょっと耐久性が気になる。個人的にイヤーウイングがいらない。 価格が高い。見合う技術がシッカリ投入されているのは分かりますが、もう5000円くらいは安い方が良い。
コメント トリプルドライーバーのハイブリッド型です。BAドライバーの数が増えていくとチューニングが難しくなるといわれていますが、非常にバランスよくチューニングされています。聴き疲れもせず何時までも音楽に耳を傾けたくなります。世界に通用するイヤホンと感じました。
エージングが進むと低音域が出始めるのでいい意味で少しドンシャリ系になってきます。
ダイナミックx1、BAx1の基本的なハイブリットです。個人的にはこの構成が一番ハイブリットらしさを出せると感じます。ダイナミックとBAのお互いの素材の良いところを出しやすいからです。個人的には迫力のあるドンシャリサウンドで好みです。最初、女性の声で”サ行”やシンバルが耳に刺さる事がありますがエージングで改善されます。 多少マイルドな高音域、低音域も切れ良く圧もあり音の輪郭や見通しも良いです。6㎜のダイナミックドライバでここまで圧のある良い音が出るとはすばらしいです。個人的には完全ワイヤレスイヤホンのハイレゾ・リファレンスと呼ぶにふさわしいと思います。
この先WF-1000XM5にバランスドアーマチュア型ドライバーが追加されたら最強になると思います。
総合評価 ★★★★★5.0 ★★★★★5.0 ★★★★★5.0
比較の結論 3機種中のNo1を決めようと思ったのですが、ドライバーの数とか同一条件ではないのでやめました。また、現在各カテゴリーで一機種づつしかもっていのでそれぞれのカテゴリーでNo1と言う事にしたいと思います。三種三様良い音です。
BD21j「ハイブリッド型(マルチ)」No1
3 Pro 「ハイブリッド型(シンプル)」No1
XM4  「ダイナミック型」No1

今回購入した「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」は後からソフトウエアアップデートでLDACに対応します。LDACに対応すると音質は別物に変わります。バッテリーの持ちも別物に変わります(笑
また、30時間のエージングを超えたあたりから非常にクリアな音場に変わって来ました。クリア感では「AVIOT TE-BD21j-ltd」が群を抜いていたのですが、同等以上のクリア感になりました。

思うのはLDACはライセンスフリーでソフトウェアで対応できるコーデックです。なんとか「AVIOT TE-BD21j-ltd」もソフトウェアUpdateで対応してくれないかなと思います。ただ、LDACが動くときかなりCPUパワーを使うと聞いたことがあるので、再生時間はグッと短くなるでしょう!
あと、いつも気になるのは、SONYは別として残り二つの完全ワイヤレスイヤホンですが、DACやアンプってどこのメーカーでどんな仕様なんでしょうか?単純に知りたいです。





■LDAC同時2台接続、とりあえず試します

LDAC完全ワイヤレスイヤホンの「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」と「WF-1000XM4」を同時に接続し両方から音が出るか試します。まず無理なのは分かっているのですが、一応検証しておきます。

両方接続は出来ますが(有効)にした方のみから音が出ます。同時に有効にすることは出来ません。以上。








【総括】
有線イヤホンの場合、ビットレートを圧縮する必要が無い為、音
の情報をそのままイヤホンに伝えます。ハイレゾの場合、今まで聴こえなかった音が聞こえて来ます。解像度の高さ、音質の高さ、音の遅延のなさ、音場・奥行・空気感など音空間の表現などワイヤレスにはまだまだ追いつけないのが現状です。


しかし、ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンの登場で「完全ワイヤレスは音楽を聴くには全く物足りない」そういった概念が徐々に壊れてゆきます。高い解像度・迫力の低音・繊細な高音や音圧など十分に音楽に耳を傾ける事が出来ます。Anker Soundcore Liberty 3 Proも「WF-1000XM4」「TE-BD21j-ltd」に続き、そう思させてくれる完全ワイヤレスイヤホンです。

「バッテリーがあまり持たない」と言う部分を除けば価格的にも音質的にも魅力的でコストパフォーマンスは非常に高いと思います。基本的に、終日外出する場合はAnker Soundcore Liberty 3 Proだけでは不安です。LDACで大体4時間、電話で使用すると3~3.5時間程度しか持たないことがあります。なので必ず「WF-1000XM4」とセットでお出かけします(笑。

ダイナミック型ドライバーの切れの良い低音域とBA型ドライバーのクリアな高音域がシンプルに融合し、そこに中音域のボーカルがシッカリと存在します。音圧も十分にありメリハリのある聴きごたえのある音質です。ハイレゾ対応(LDAC)の完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は選択肢の一つに入れて良いと思います。

Ankerはオーディオ製品としては全くのノーマークでした。AVIOTもそうですが、完全ワイヤレスイヤホンの普及に伴い多方面のメーカーからの参入が増えてきたと思います。良い時代です。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いだけでも音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。参考程度にお読みいただければ幸いです。