ウールダブルチェスターコート DALSASSO production since 1831 italy (ベージュ&ブラウン×チェック) |
何処を見回してもチェックのコートを着ている人がいないのです。「黒」「ベージュ」「グレー」「ブルー」「イエロー」「ピンク」「白」などの無地柄コートを着ている人はいるのですが、「チェック柄」は誰1人いないのです。そういえば今年は色んなお店に行ってもチェック柄のコートは見かけませんでした。(ブリティッシュ定番のグレンチェック等は除く)
実は私もチェック柄のコートは一着も持っていません。こうなるとがぜん燃えてきます。”誰も着ないのなら私が着ましょう!”(笑
しかし、実際色々お店を探してもチェック柄コートがありません。半ば諦めながら、以前ハリスツイードを買った「SUIT SELECT」を覗いてみると一種類だけ有るではないですか!しかも、全然売れてない。店員に聞くと「みなさま派手過ぎると買ってくれません」との事・・・。私から見ると”落ち着いた”なカラーリングでむしろ”地味?”とも思えるのですが。
ウールダブルチェスターコート/ベージュ&ブラウン×チェック
DALSASSO production since 1831 italy
表地:ウール73%/ナイロン27%・裏地:ポリエステル100%
http://www.suit-select.jp/fs/suitselect/Coat/SLJ1502-31_COAT
SUIT SELECT 価格も手頃で、仕立ても悪くない。ビジネスファッションが中心だが、十分にカジュアルで使いまわせるデザイン性が好印象です。 |
肩パットも気持ち入っているが、比較的細めのラインのシンプルなダブルのチェスターコートです |
見た目のデザインはtheブリティッシュとも言える基本的なもの |
生地はDALSASSO(ダルサッソ)で暖かく軽く肌さわりも良い ※イタリア大手の生地メーカーマルゾット社のトップレーベル |
「ブラウン」「ベージュ」「カーキ(モスグリーン)」 を基調に非常に落ち着いたチェック柄のデザインがされている |
背中のベルトはただの飾りです |
各ボタンはプラスチックだが、色も柄も雰囲気は良い |
着こなしてみる
カジュアルなコーディネイトしてみたいと思います。私の【チェック柄コートの着こなしポイント!】
①コートを脱いだ時はボトム及びインナートップが主役なのであまり地味なコーディネートはしない事。
②ただし、ボトムとインナートップに派手な柄は避ける事。上級者はオール柄コーデも在りでしょうが、私には出来ません。
③インナートップは全てタートルのセーターにし、Ⅰ~Ⅲの色味のみで調整。
Ⅰ:「黒」「グレー」「白」
Ⅱ:「チェック柄と同系色カラー」
Ⅲ:「チェック柄の補色(反対色)」差し色
④パンツは必ず綺麗目で細身にする。ダブルのコートをオープンにするとダボッとルーズになるのでパンツは必ず細身で引き締める。ダメージデニムもドンドン取り入れたい。
⑤シューズは綺麗目でトップインナー及びコートの同系色を選ぶ。差し色でも良いが、その場合はベルトとかバックも合わせると良い。
⑥カジュアルなので何処かに抜けを!しかし、崩し過ぎない。また、バックなどの小物で飾る。
◆グレータートル、黒のジョガーパンツ、ナイキのスニーカー
細身のジョガーパンツと綺麗目のスニーカーで活動的と清潔感を同居させます。間違ってもブカブカのパンツや汚れたスニーカーは履かないように。
◆グレータートル、黒のスキニーデニム、スリッポン
ヌーディージーンズのタイトスキニー(タイトロングジョン)とオフィチーネクリエイティブのスリッポンで、インナーとボトムスをモノトーンに決めました。また、大きめのトートバックで存在感を持たせます。
同系色のバック (コーチ:マンハッタン・フォルドオーバー・トート) |
◆モスグリーンタートル、黒のスキニーデニム、トリッカーズ
モスグリーン、ブラック、こげ茶でシックに決めました。一番大人っぽい着こなしでパーティーとかも問題ありません。また、同系色の大きめのバックパックで更に存在感をUPできます。
同系色のバック (コーチ:モダン ヴァーシティー キャンパス バックパック ペブル レザー) |
◆ベージュタートル、スキニーデニム、トリッカーズ
明るめのベージュのタートルと、ヌーディージーンズのシンフィン(ピーターレプリカ)と明るめのトリッカーズで、全体を軽く活動的に見せます。また、補色カラーのコンパクトなバックパックでピンポイントのアクセントを付けました。
補色のバック (コーチ:メトロポリタン ソフト バックパック ペブル レザー) |
◆ワインレッドタートル、スキニーデニム、トリッカーズ
ワインレッドのタートルと、ヌーディージーンズのシンフィン(ピーターレプリカ)と赤系のトリッカーズで、全体を赤系に寄せました。また、インナーと同系色バーガンディーのコンパクトなバックパックでバランスと取りました。
インナーと同系色のバック (コーチ:メトロポリタン ソフト バックパック ペブル レザー) |
コートと同系色のバック (コーチ:キャンパス パック リファインド ペブル レザー) |
◆ベージュタートル、スキニーデニム、ザ・ノース・フェイス
明るめのベージュのタートルと、ヌーディージーンズのシンフィン(ピーターレプリカ)とTHE NORTH FACEのNuptse Bootieで遊び心をプラスしました。思いのほかお茶目感がマッチしてます。
◆ボタンを留めるとこんな感じです。
暖かいです。肩からウエストヒップにかけてストンと落ちています。細すぎず、太過ぎない良いラインです。丈の長さも膝上20cm程度で今風です。
◆ベージュタートル、リプレイデニム、チャカブーツ
明るめのベージュのタートルと、リプレイのブラックジーンズとベージュのソールを持つアルコレッタ パドローネ別注チャカブーツで抜け感を持つブーツをチョイスしました。
【総括】
いかがでしたでしょうか?
私もマダマダ研究中なので、画期的なコーディネイトは出来ませんが、何とか見られる着こなしが出来たと思います。
チェック柄コートは体の半分以上埋め尽くすため、”派手”と思われがちです。しかし、最近のコートは丈も短く、ボタン全開でインナーを見せてあげれれば少し長めのジャケット感覚で行けると思います。もうすでに、数回上記のコーディネートで街をウロウロしましたが、被らないので優越感が半端ないです。周りの人が私をどう見ているか分かりませんが、決して世間様に害を及ぼすコーディネートではないと思っています。
皆さんも、ありきたりなコートに飽きたら、是非チェック柄にチャレンジしては如何でしょうか!
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