2026年9月27日日曜日

TRN WhaleShark(ティーアールエヌ ホエールシャーク)久しぶりに、TRN2機種目となる変態イヤホンを買いました!評価レビューしてみます。

 

TRN WhaleShark


 【はじめに】

TRNの変態イヤホンを買うのは今回で2回目です。最初は2023年10月ですから実に3年ぶりです。最初のTRNはイヤホンはVX Pro(ブイエックス プロ)でした。構成ですが「低音域用(二重磁気)10mmダイナミックドライバーx1」+「中音域用(30095)BA型ドライバーx4」+「高音域用(50060)BA型ドライバーx4」で、合計9ドライバー構造です。当時は立派な変態イヤホンだったのですが・・・今となっては普通ですね(笑

さて、今回のWhaleShark(ホエールシャーク)は3DD+1PDのハイブリッドです。
「低音域用:第二代10.5mmベリウムコーティング振動板ダイナミックドライバーx1」+「中音域用:8mm軽量PET振動板ダイナミックドライバx1」+「高音域用:6mmチタンコーティング振動板ダイナミックドライバx1」+「超高音域用:6mm小型平面磁気ドライバx1」で、合計4ドライバー構造です。これはもう!超進化系変態イヤホンでしょう!

しかし、TRNの音造りは素晴らしいもので、非常にコストパフォーマンスが高いと感じます。実際、色々なイヤホンを買っては手放していますが、未だVX Proは現役でSONY Xperia1Ⅷのお供には最適なのです。


【メーカーホームページの画像】翻訳


≪宝石の輝きは音の永遠性を宿す≫

TRN Whale Sharkは、広大な海の支配者であるジンベエザメからインスピレーションを得たTRNマリンシリーズの製品の一つです。外観は、滑らかでダイナミックなラインを持つユニークな中空デザインが特徴です。また、ベース部分にはクリスタルジェムが埋め込まれています。ライトアップされると、これらのジェムは深遠で魅惑的な輝きを放ち、深海の神秘的な光のきらめきを想起させ、デザインに優雅な気品を与えます。



まずダイナミックドライバーですが、写真左に「低音域用:第二代10.5mmベリウムコーティング振動板ダイナミックドライバーx1」があり、その下に「中音域用:8mm軽量PET振動板ダイナミックドライバx1」が重なって配置されています。 写真の右に並んで「高音域用:6mmチタンコーティング振動板ダイナミックドライバx1」が配置されています。


「超高音域用:6mm小型平面磁気ドライバx1」

ドライバーの配置ですが、
下の写真を見る限りは、右の一番上に「10.5mm DD」その下に「8mm DD」その下に「6mm PD」、左に「6mm DD」と配置されています。そして面白いのが、全てのドライバーがノズルとは逆方向に向いています。イヤホンのチューニングとしては良くある方法ですが、非常に面白いと思いました。特色や個性の違う音を出すと思われる各ドライバーの音をミックスし、筐体の構造を加味した音質造りだと思います。楽しみです。



【購入】

★Amazon:TRN WhaleShark モニターイヤホン 3DD+1PD 平面駆動 ハイレゾ イヤホン ハイブリッド型 イヤーモニター IEM 中華 イヤモニ 金属ハウジング 高遮音性 カナル型 イアフォン 有線 3.5/4.4mm 交換式プラグ 2Pin脱着式ケーブル (仕様) ■カラー:ダークブルー ■型式:WhaleShark ■ドライバーユニット 低音域:10.5mmベリウムコーティング振動板ダイナミックドライバーx1 中音域:8mm軽量PET振動板ダイナミックドライバx1 高音域:6mmチタンコーティング振動板ダイナミックドライバ 超高音域:6mm小型平面磁気ドライバ ■再生周波数帯域:10Hz-40kHz ■インピーダンス:16 Ω ■感度:110 dB ■筐体素材:多分アルミ合金 ■ケーブルコネクタ:0.78mmの2pin端子をした着脱式ケーブル ■重量 (イヤホン本体 + ケーブル):約15g + 31g ■付属品 ハイブリッドの銅線と銀メッキの編み込みケーブル、黒の防水収納ボックス、3.5mmおよび4.4mmのプラグ、3組の交換可能なサウンドウェーブフィルター3組、そして15組のイヤーチップです。 アーティップの選択肢には以下が含まれます: ・ブラックシリコーン(S/M/L) ・ホワイトシリコーン(S/M/L) ・T型シリコーン(S/M/L) ・ブラックメモリーフォーム(S/M/L) ・液体シリコーン(S/M/L) ※詳細はホームページをご確認ください






【開封】
若干色褪せ感があり渋いです。











【ケーブルとイヤーチップを交換】
有線イヤホンのチューニングで一番重要なのは「ケーブルとイヤーチップ」だと考えています。後にVX Proとの音の違いも確かめたいので「ケーブルとイヤーチップ」はVX Proと全く同じ定番の構成とします。

WhaleSharkはノズルが少し長いのでイヤーチップ選びは少し難しいです。通常なら(L)サイズを選びますが、耳の少し奥までノズルが入るので若干小さめの(ML)サイズを選択しました。



気がつかなかったのですが、ベントらしき穴がありますね。







【デザインについて思う事】

TRNは色々な商品を出していますが、デザインも何時も独創的です。ハマる人にはハマるのでしょうが私はハマり切れません。TRN WhaleSharkに関しても・・・見ているだけで怖いです。ハッキリ言ってエイリアンが出てきそうです。



ただ、装着すると意外と目立たない気がします?(笑







【音を聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

■オーディオ管理「Music Bee」

音源の管理、プレイリストの管理、デバイスへの転送作業はパソコンの「Music Bee」と言うアプリケーションで行います。使い慣れてしまうともう手放せません。


■音源スマートフォン & オーディオ再生アプリケーション

・音源スマートフォンにはXperia1Ⅷを使用します。


・オーディオ再生アプリケーションには「GoneMAD Music Player」を使用します。
「ミュージックBee」で作成したプレイリストも問題なく利用でき、データへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も良いです。





■エージング および 4.4㎜バランス接続での評価

個人的にイヤホンのエージングは絶対に必要と思っています。特にダイナミック型ドライバーと平面駆動ドライバーは振動版が馴染んで安定するまでに、最低でも50時間はエージングをします。まず、通常聴く時のボリュームの10%程度の音量で50時間流しっぱなしにします。50時間を超えたあたりから50%のボリュームで少しドライバーに”喝”を入れます。100時間はエージングしたいところです。エージングには「パソコン+FIIO KA15」を利用します。

(FIIO KA15仕様)
  DAC:CS43198 ×2、アンプ:SGM8262 ×2
  最大出力:560mW(4.4㎜バランス出力、32Ω、THD+N<1%)
       290mW(3.5㎜アンバランス出力、16Ω、THD+N<1%)

パソコンのプレイヤーはMUSIC Bee
DACアンプはFIIO KA15




ファーストインプレッション
エージング0時間(4.4㎜バランス接続)

TRN WhaleSharkの音を初めて音を聴きました。
想像以上に塊間のある音質です。ドライバーが4つもあるとは感じません。しかも、全てのドライバーのサイズやダイヤフラムの素材も違います。良くも音がバラバラにならないものだと感心しました。
音圧はしっかりと、解像度は悪いです。繊細さに欠け見通しは悪いです。低音はそこそこ出ていますが、ボワッとしています。高音域も出ていません。中音域の抜けは悪いです。ダイナミックドライバーや平面駆動型ドライバーの最初はこんなものです。30時間あたりから音が化けてきます。気長にエージングです。エージング後の変化が楽しみです。



エージング10時間(4.4㎜バランス接続)

輪郭がシッカリしてきました。高音が出始めました。高音域の左右への広がりを感じます。ドラムスなどの切れが出てきました。レスポンスも良くなってきました。中音域を中心に解像度が低いです。相変わらず音圧は高いですが、少し疲れます。ボリュームの調整はしやすいです。



エージング約30時間(4.4㎜バランス接続)

低音域
輪郭もシッカリしてキレもあります。低音を強調した楽曲では理想通りのベースを聴くことができます。「10.5mmベリウムコーティング振動板」が深い低音とレスポンスの良い音を出します。もう少し金属系の音質を想像していたのですが、そうでもなくアコースティックなベースも違和感なく鳴ります。

中音域
解像度が低く感じます。輪郭も甘く見通しが良くないです。「8mm軽量PET振動板」がマダマダ馴染んで無い感じです。低音が強すぎるのもありますが、ボーカルより低音楽器が主張します。もう半歩くらい前に出てくると良いと感じます。女性ボーカルですが、高めの声は良いんですが、少し低めの声が弱い気がします、「PET振動板」は高音域が苦手と聞きますのでその影響でしょうか?今後のエージングに期待です。

高音域
「6mmチタンコーティング振動板」により弦楽器・ピアノ・ストリングス・電子楽器・シンバルやトライアングルなどの高音楽器の音も良く出ています。帯域の分配が良く分かりませんが、ひょっとしたら女性ボーカルの高い方の声は、こちらのドライバー寄りに出ているのかもしれません。

超高音域
「6mm小型平面磁気ドライバ」によりクリアにスーッと伸び広がってゆく高音域に粒感、空気感を感じます。音場の隅々まで届いて共鳴も美しいです。BA型の柔らかくキラキラした音も良いのですが、平面駆動のクールな高音も魅力です。

音圧
流石、3DD+1PDの振動版が前後運動で起こす圧は凄いです。大げさですが、あまり、密閉度の高いイヤーチップを合わせると空気の圧を鼓膜に感じます。実際、私はイヤーチップを最初(L)で試したのですが、耳に空気圧を感じ、直ぐ(ML)にダウンサイズしましたから。ただ、あまりサイズを下げると音漏れやスカスカの音になります。ノズルの長さも微妙に長く、このイヤホンは、実はイヤーチップ選びが難しいかもしれません。

解像度
現状、中音域を中心に聞こえない音が多々あります。

音場
4.4mmバランス接続という事もあり適度に音場は広がります。個人的には広すぎない適度な音場に好感を持ちます。ただ、エージング0時間から音場に変化はあまり感じません、ドライバーが馴染むことによる音場の広がりと言うよりも、筐体内の音の流れやベントで調整しているのかもしれません。なので、3.5mmアンバランス接続で音楽を聴いた時もそんなに音場の変化を感じません。




エージング40時間(4.4㎜バランス接続)

中音域と高音域の解像度が上がってきました。中音域と高音域の抜け感が出てきました。ボーカルが半歩前に出てきました。高音域に煌めきが出てきました。高音域は耳に刺さりません。低音域と高音域に負け気味だった中音域がしっかりしてきました。非常に低音域~高音域のバランスが良くなってきました。だいぶ仕上がってきた感じがあります。



エージング約60時間(4.4㎜バランス接続)

低音域
より解像度は上がりました。キレと張りのある低音です。楽曲によってはシットリとしたベースも鳴ります。以前は少し「前に出過ぎ」感もありましたが、中音域がシッカリして来た為、「主張はするけれども周りの邪魔はしない」と言った良い感じの低音になってきました。

中音域
見通しが良くなり解像度が上がりました。切れやレスポンスも上がりました。ボーカルもシッカリしてきました。特に女性ボーカルも良い感じです。以前は低音域より少し後ろで若干聞きづらかったのですが、現在は半歩前に出て来てとても聴きやすいです。また、全ての中音域の楽器もシッカリと聴こえます。やはり、低音がシッカリすると全ては安定します。

高音域
こちらも解像度が上がりました。より弦楽器・ピアノ・ストリングス・電子楽器・シンバルやトライアングルなどの高音楽器の音が、鮮明に美しく鳴ります。また、エッジが少し取れてきたので繊細で柔らかな音質になってきました。良いです。

超高音域
こちらも解像度が上がりました。以前は「少し共鳴が強いかな?」と感じていましたが、スーッと広がってスッと収まるような感じです。非常にまとまりの良い超高音に感じます。あと、楽曲によってはキラキラ感や柔らかさも感じました。

音圧
エージングによりイヤホン内の空気の振動が柔軟に安定したように感じます。以前の様にドンとくる音圧ではなく、滑らかな音圧と言いましょうか、「迫力はあるけど疲れない」そんな感じです。

解像度
非常に高いです。また、多ドライバーなのでもっと音がバラツクつくかと思ったのですが、非常にまとまりがあります。

音場
音場に関してはそう変化はありませんが、奥行きは少し出た感じがします。個人的には広がり過ぎず適度で好みです。

まとめ
WhaleSharkは多ドライバーです。目をつぶって色々な楽器の音がどのドライバーから鳴っているのか感じようと思うのですが、全く分かりません。各ドライバーのサイズや方式や素材が違うので音質のバラツキも出そうなのですが、全く分かりません。また、総じて「引き締まって濃厚でドッシリとした音」が出ます。これは重い筐体の影響もあるのではと思っています。つくづくTRN はチューニングが上手いなぁ~と感心してしまいます。


100時間エージングはほぼ完了しました。上記のエージング60時間から大きく変化はありませんでした。ただ、中音域に関してはもう少し解像度が欲しいのと抜け感が欲しいので長めにエージングが必要な気もします。
また、FIIO KA15の3.5mmアンバランスでも聴いてみました。音質の傾向は4.4mmバランス接続と同じなのですが、アンプの違いがモロに出てきます。音圧が下がり、音場が少し狭くなり全体的にあっさりした音質になります。ただ、しばらく聴いていると耳が慣れて来て「これはこれで良い感じ」と思えてきます。






■3.5mmアンバランス接続での評価

まず、スマートフォンと有線イヤホンを接続し、気軽にいい音楽を楽しむための方法として下記の2タイプを自分に推奨しています。

タイプ①(Xperia1Ⅷの3.5㎜オーディオ端子へ直接接続)

Xperia1Ⅷは希少価値の3.5㎜オーディオ端子を搭載しています。Walkmanの技術も取り入れ音質も良いです。余裕でWhaleSharkを鳴らすことが出来ます。


低音域
アコースティックなベースやバスドラも、PC打ち込みのベースやバスドラであっても、迫力と切れのある低音を聴かせてくれます。迫力があるのに中音域や高音域を邪魔しません。

中音域
見通しが良く、男性ボーカルも女性ボーカルの綺麗です。打楽器のレスポンスも良く弦楽器の繊細な音までよく聴こえます。ボーカルの位置は中央で各楽器と同位置か少し前に聴こえます。非常にバランスが良いです。

高音域
クールでもありキラキラ感もあります。耳に刺さることもありません。美しいです。


超高音域
空気感や共鳴感は少し控えめです。超高音の伸びですが、スーッと広がってスッと収まるような感じです。楽曲によってはキラキラ感や柔らかさも感じました。

音圧
必要十分だと思いますが、アンバランス接続なのでバランス接続よりもパワーに欠けます。また、どうしてもバランス接続に比べるとボリュームを上げ気味にしてしまします。

解像度
高いです。外部DACやアンプを接続せずに、スマートフォン標準装備でこの解像度をWhaleSharkから引っ張り出せるXperiaは凄いと感じます。流石ウォークマンの技術が入っているだけの事はあります。

音場
凄い広いわけでもありませんが、程よく音場はあります。左右に楽器の位置が良く分かります。ただ、奥行きに関してはあまり感じません。

まとめ
「WhaleSharkをXperia1Ⅷの3.5㎜オーディオ端子へ直接接続する」これはほんとに「あり」です。十分に聴きごたえのある音楽を聴くことが出来ます。「もうこれだけで良い」と本気で思ってしまいます。




タイプ②(radius RK-DA60C ポータブルヘッドホンアンプ)

標準で3.5㎜ジャック(メス)を搭載していないスマートフォンやタブレットやPCとWhaleSharkを接続する時に使います。ただのUSB TYpe-C ←→3.5㎜ジャック(メス) 変換器に見えますが、実は「32bit / 384kHz ハイレゾ 対応、超小型 DAC DACアンプ 」なのです。

★Amazon:【VGP 2022 受賞モデル】ラディウス radius RK-DA60C ポータブルヘッドホンアンプ : USB Type-C USB-C タイプC Android アンドロイド スマホ 32bit / 384kHz ハイレゾ 超小型 DAC DACアンプ 3.5mm イヤホン イヤフォン Type-A変換付属 RK-DA60CK

※radius RK-DA60C仕様
アンプ内蔵DAC:CX31993(最大32bit/384kHzのハイレゾ再生可能)、最大出力:約62.5 mW(1.0Vrms[@16Ω負荷])
ラディウス radius RK-DA60C
ポータブルヘッドホンアンプ

低音域

アコースティックなベースやバスドラも、PC打ち込みのベースやバスドラであっても、迫力と切れのある低音を聴かせてくれます。全体的に少し太く濃厚な音です。

中音域
中音域の帯域が濃厚になった感じです。濃厚になった分見通しが悪く感じます。ボーカルは少しですが、低音に押され気味に感じます。押しや迫力はあります。

高音域
十分に出ていますが、低音域・中音域が太った分若干大人しく感じます。非常にクール。


超高音域
空気感や共鳴感は少し控えめです。超高音の伸びですが、中高音域が持ち上がっている感じなので控えめに感じます。

音圧
バランス接続かと思うくらい高いです。ボリュームは低めでも楽しめます。

解像度
非常に高いです。控えめなスペックですが、流石、外部DACやアンプを搭載しているだけあります。

音場
音場は普通です。凄い広いわけではありません。

まとめ
「Xperia1Ⅷの3.5㎜オーディオ端子へ直接接続」の場合、低音域~超高音までバランスよく、解像度も高く、程よい音場と抜けの良さと心地良さが魅力です。radius RK-DA60C経由で接続すると音質が太く、濃厚な音質に変わります。特に低音~中音域が太るので高音域は若干控えめに感じます。

(-ω-;)ウーン タイプ①とタイプ②・・・甲乙つけがたいです。標準装備でいい音を出すXperiaも凄いですが、こんなケーブル一本でここまで音質が変わるのも凄いです。


(仕様比較)

・標準3.5mm直差しタイプ  XPERIA1Ⅷの3.5mmアンバランスのみ仕様

  DAC及びアンプ不明(多分、最大出力は40~60mw[@16Ω負荷]前後?)

・Yype-Cと3.5mm変換タイプ RK-DA60Cの3.5mmアンバランスのみ仕様

  DAC:CX31993(最大32bit/384kHzのハイレゾ再生可能)
     内臓アンプの最大出力:約62.5 mW(1.0Vrms[@16Ω負荷])







■多Driver&近い価格帯のイヤホンと比較してみる

今回、比較的価格帯が近く複数のドライバーを搭載したPerformer7と比べてみます。スマートフォンと有線イヤホンは3.5㎜ アンバランスで接続し比較しました。

それでは比較してみます

性能比較WhaleSharkPerformer7
デザイン何とも不気味なDARK BLUE
正直怖いです。「ジンベエザメからインスピレーションを得た」とありますが「なぜ?」と思いました。
吸込まれそうな美しいグリーン
耳に良くフィットするデザイン。ハンドペイントの美しいフェイスカバーが魅力です。
ドライバ(低音用) 10.5mm DDx1
(中音用) 8mm DDx1
(高音用) 6mm DDx1
(超高音用) 6mm PDx1
(低音用) 6 mm DDx2
(中音用) BAx2
(高音用) BAx2
(超高音用) Micro-planarx1


メーカーによってドライバーの配置方法や音の伝達方法などチューニングは様々です。
インピーダンス16Ω15Ω
感度
110 dB/mW
109 dB/mW
周波数応答範囲
10Hz-40,000Hz
力強い重低音~高音域
10Hz-35,000Hz
バランスの良い低音~高音域
本体素材金属(多分アルミ合金)樹脂?厳密には素材は不明
ノズルは本体一体の樹脂?
コネクター標準2pin標準2pin
フィット感少し微妙良い
リケーブル★Amazon:TRN T2 Pro リケーブル 2Pin(ブラック)★Amazon:TRN T2 Pro リケーブル 2Pin(シルバー)
イヤーチップ★Amazon:AZLA SednaEarfit MAX(ML)★Amazon:AZLA SednaEarfit MAX(L)
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格19,450円前後
★Amazon:WhaleShark
価格37,607円前後
★Amazon:Performer7
音質比較
音場
★★★★★4.5
普通の音場です。しかし、パフォーマー7と比べるとタイトに感じます。高音域・超高音域の広がりで音場を作っている感じがします。
★★★★★4.8
適度な音場があります。ボーカルを中心において左右に広がります。上下はそう広くありません。中音域が安定しているので非常に聴きやすく、左右に伸びてゆく高音域の音もしっかしと聴き取れます。
音圧★★★★★5.0
相当エージングをしイヤーチップも密閉し過ぎない物を選択しないと暴力的な音圧が出ます。まさにshark(笑
★★★★☆4.5
音圧はプレイヤーのアンプ性能比左右されますが、Performer 7はダイナミック型ドライバーx2ですが、もう少し音圧が欲しいです。
解像度★★★★☆4.0
高音域の超高音域の解像度は高いです。その反面中音域の解像度が甘く感じます。
★★★★★5.0
細分化された多ドライバーにより解像度は非常に高いです。特に高音域の解像度は高いです。
高音★★★★★5.0
延びのが良く、美しくクリアで空気感もあります。柔らかいシャリシャリ感よりも硬質な空気感を表現します。耳に刺さらず疲れません。
★★★★★5.0
若干硬質で、美しくクリアで空気感もあります。特に繊細な超高音も表現しており微細な共鳴も感じます。しかも耳に刺さらず疲れません。
中音★★★★☆4.0
非常にシッカリとした中音域でギターやバイオリン、ピアノなど弦楽器もシッカリ出ています。ボーカルも美しく表現します。パフォーマー7に比べると繊細さに欠け抜けの悪さを感じます。この辺りはBA型ドライバーの有無にも感じます。
★★★★☆4.5
低音域も高音域も邪魔しない比較的ニュートラルな中音域です。解像度も高く、ボーカルも安定しています。ギターやバイオリン、ピアノなど弦楽器の繊細さと美しさが素晴らしいです。
低音★★★★★5.0
圧のある重低音まで出てます。キレもあり中音域や高音域を邪魔しません。アコースティックでも電子楽器でも打ち込みでも、迫力の低音を出してくれます。
★★★★★4.8
重低音までは出ませんが、レスポンスもよく、切れも良いシッカリとした低音です。パンチとスピード感もあり、比較的乾いた音質です。
打楽器★★★★★5.0
繊細なシンバル、アタック感あるドラムス、迫力のバスドラなど切れ味もありますが、ボーカルなどの邪魔をしません。
★★★★★5.0
バスドラ、ドラムス、シンバル、木琴、大太鼓色々聞いてみましたが、全部切れも良くスピード感もあります
ボーカル★★★★★4.5
男女ボーカルもシッカリと存在感があります。女性ボーカルの高音域はクリアでスッキリとした美しさがあります。どちらかと言うと硬質です。
★★★★★5.0
男女ボーカルもシッカリと美しいです。特に女性ボーカルが綺麗です。全体的に柔らかで心地の良いボーカルです。何時までも聴いていた。
相性の良い
楽曲ジャンル
EDM、ロック、ポップス、フュージョン、など色々聴けます。ただ、どちらかと言うと音圧で訴えてくるような音質なので、EDMやロックなどが特に相性が良いかもしれませんEDM、ロック、ポップス、フュージョン、ジャズ、クラシックなど色々聴けます。しっとりとしたバラードもいいしアップテンポなロック・ポップスもいいしオールラウンドに活躍します。
一押しポイント低音~超高音までストレートに押してくる
塊感のある重低音~中音域にクリアな高音~超高音域がプラスされ音圧が押し寄せてきます。
「工夫を重ねて、試行錯誤しながら、低音・中音・高音の全てを全力でだす!」そんな意気込みを感じます。高い音圧で低音・中音・高音がストレートに押し寄せてきます。この価格で、この音質は見事です。個性的な音が好きな方にはお勧め!
低音~超高音までバランスが良い
比較的フラット再生周波数帯域でありバランスが良い、特に高音域の繊細が音が魅力!
低音~高音域まで素晴しいつながりで、多ドライバーとは思えないバランスです。比較的フラットで弱ドンシャリです。楽曲によってシッカリと低音も高音も出ますので心配はいりません。「フェースプレート」カラーは他に例を見ない美しさです。
デメリットと感じる所やはり重さとノズルの長さから来るイヤーチップ選びのむつかしさでしょうか。仕上げも良いし、音質と金額のバランスも良いです。意外とデメリットは無いです。
総合評価★★★★★4.3★★★★★4.8
比較の結論
低音~高音まで全域でバランスも良く、どんなジャンルも良い音で聴くことができます。適度な音場、柔らかい低音、高い解像度、濃厚なのに優しい繊細で美しい抜けの良い中高音域。音楽に包み込まれるような「Performer7」に軍配かな!

音圧が強く、押しの強い低音と、まとまり感がありクールな中高音が好きな方はWhaleSharkは非常にコストパフォーマンスの高い商品です。







■TRNの元祖変態イヤホン TRN-VX Pro と比較してみる

初めて買ったTRNの有線イヤホンTRN-VX Proと比較してみます。
金額的にもドライバー構造にしてもWhaleSharkの方がかなりハイスペックではあるのですが、VX Proには未だ手放せない魅力があるのです。スマートフォンと有線イヤホンは3.5㎜ アンバランスで接続し比較しました。

それでは比較してみます

性能比較WhaleSharkTRN-VX Pro
デザイン何とも不気味なDARK BLUE
正直怖いです。「ジンベエザメからインスピレーションを得た」とありますが「なぜ?」と思いました。
シンプルに美しいネイビー
ツルっとして面と曲線の融合が美しくコンパクトで耳にフィットします。TRNの中では一番普通のデザインです。
ドライバ(低音用) 10.5mm DDx1
(中音用) 8mm DDx1
(高音用) 6mm DDx1
(超高音用) 6mm PDx1
(低音用) 10 mm DDx1
(中音用) BAx4
(高音用) BAx4
同じメーカーなのにドライバーの配置方法は全く違います。
インピーダンス16Ω22Ω
感度
110 dB/mW
106 dB/mW
周波数応答範囲
10Hz-40,000Hz
力強い重低音~高音域
7Hz-40,000Hz
深い重低音~シルキー中高音
本体素材金属(多分アルミ合金)金属(多分アルミ合金)
コネクター標準2pinQDC 2pin
フィット感少し微妙良い
リケーブル★Amazon:TRN T2 Pro リケーブル 2Pin(ブラック)★Amazon:TRN T2 Pro リケーブル ODC 2Pin(ブラック)
イヤーチップ★Amazon:AZLA SednaEarfit MAX(ML)★Amazon:AZLA SednaEarfit MAX(ML)
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格19,450円前後
★Amazon:WhaleShark
価格10,000円前後
★Amazon:TRN-VX Pro
生産終了しているようです。
後継機はTRN-VX Pro plus
音質比較
音場
★★★★★4.5
普通の音場です。しかし、パフォーマー7と比べるとタイトに感じます。高音域・超高音域の広がりで音場を作っている感じがします。
★★★★★4.8
金属筐体とBA型ドライバーが生み出す、「ファ~」と広がる美しい音場が広すぎず心地よい。
音圧★★★★★5.0
相当エージングをしイヤーチップも密閉し過ぎない物を選択しないと暴力的な音圧が出ます。まさにshark(笑
★★★★☆4.5
10㎜のダイナミックドライバーが1基なのですが、ノズルの方向に直接音を出す構造の様で、シッカリとした低音圧を感じます。
解像度★★★★☆4.0
高音域の超高音域の解像度は高いです。その反面中音域の解像度が甘く感じます。
★★★★★5.0
帯域を細分化した8BA型ドライバーにより中音~超高音の解像度は非常に高いです。
高音★★★★★5.0
延びのが良く、美しくクリアで空気感もあります。柔らかいシャリシャリ感よりも硬質な空気感を表現します。耳に刺さらず疲れません。
★★★★★5.0
高解像度、シルキー、柔らかい、繊細、透明感、抜け感、キラキラ感。BA型ドライバーの特徴をシッカリと感じます。
中音★★★★☆4.0
非常にシッカリとした中音域でギターやバイオリン、ピアノなど弦楽器もシッカリ出ています。ボーカルも美しく表現します。パフォーマー7に比べると繊細さに欠け抜けの悪さを感じます。この辺りはBA型ドライバーの有無にも感じます。
★★★★☆5.0
高解像度、シルキー、柔らかい、繊細、透明感、抜け感、キラキラ感。BA型ドライバーの特徴をシッカリと感じます。
中音域~超高音域まで、違和感なく無段階で繋がっている感じです。段付きなし!チューニングが良いと思います。
低音★★★★★5.0
圧のある重低音まで出てます。キレもあり中音域や高音域を邪魔しません。アコースティックでも電子楽器でも打ち込みでも、迫力の低音を出してくれます。
★★★★★5.0
10㎜のダイナミックドライバーが1基が生み出す重低音~低音は素晴らしいです。シンプルに低音だけを受け持っています。少しウオーム感の低音が少し金属的な中音~超高音の土台となり全体をまとめます。
打楽器★★★★★5.0
繊細なシンバル、アタック感あるドラムス、迫力のバスドラなど切れ味もありますが、ボーカルなどの邪魔をしません。
★★★★★4.5
バスドラ、ドラムス、シンバル、どれも美しく出しますが、パンチ力はあまりないかもしれません。
ボーカル★★★★★4.5
男女ボーカルもシッカリと存在感があります。女性ボーカルの高音域はクリアでスッキリとした美しさがあります。どちらかと言うと硬質です。
★★★★★5.0
男女ボーカルもシッカリと美しいです。特に女性ボーカルが綺麗です。全体的に柔らかで心地の良いボーカルです。何時までも聴いていた。
相性の良い
楽曲ジャンル
EDM、ロック、ポップス、フュージョン、ジャズ、クラシックなど色々聴けます。ただ、どちらかと言うと音圧で訴えてくるような音質なので、EDMやロックなどが特に相性が良いかもしれませんEDM、ロック、ポップス、フュージョンなど色々聴けます。しっとりとしたバラードもいいしアップテンポなロック・ポップスもいいです。アコースティックなジャズやクラシックは少し合わないかも。
一押しポイント低音~超高音までストレートに押してくる
塊感のある重低音~中音域にクリアな高音~超高音域がプラスされ音圧が押し寄せてきます。
「工夫を重ねて、試行錯誤しながら、低音・中音・高音の全てを全力でだす!」そんな意気込みを感じます。高い音圧で低音・中音・高音がストレートに押し寄せてきます。この価格で、この音質は見事です。個性的な音が好きな方にはお勧め!
美しいドンシャリ
音は意外とシンプル!濃厚な重低音~低音と繊細な中音~超高音のみ!
力強いレスポンスのダイナミックドライバー1基と8基のBA型ドライバーが生み出す世界観はシンプルにして美しいのです。そして金属筐体が生み出す共鳴の美しさは他のイヤホンでは味わえません。凄いコストパフォーマンスだと思います。良いイヤホンです。
デメリットと感じる所やはり重さとノズルの長さから来るイヤーチップ選びのむつかしさでしょうか。冬場装着する時に「冷っ」とするくらいで。意外とデメリットは無いです。
総合評価★★★★★4.3★★★★★4.8
比較の結論
将来、どちらイヤホンを手放すか想像してみたら・・・。多分、手元に残すのは「TRN-VX Pro」だと思います。深い低音と美しい中音~高音のシンプルな組み合わせは癖になります。一言で言うと「心地よい」のです。

イメージとしては「WhaleShark」は目の前の真ん中に大きな塊があって、そこから低音~超高音がグイグイ沸きあがってくる感じです。「TRN-VX Pro」はこじんまりとした空間に中高音域が降り注ぎ下の方から深い低音が沸きあがる感じでしょうか。どちらも独特な世界観があります。基本音質は違うのですが、どちらも良い感じです。これが、TRNらしさでしょうか?

「WhaleShark」の価格は「TRN-VX Pro」の倍以上します。個人的には「お値段が高いほどいい音がする傾向ではある」と言う考えを持っていますが、まれに「TRN-VX Pro」の様に安いのに手放せないイヤホンも存在します。











【総括】

TRN WhaleSharkの音造りには何時も感心します。独創的なハードウェアなのに音質は非常に好みなのです。TRNは常に一歩先を行っている気がします。ただ、デザインだけは凡人には難しいです。(笑

※ケーブル交換、ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いだけでも音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。参考程度にお読みいただければ幸いです。