2026年4月17日金曜日

HIDIZS(ハイディズ)AP80 PRO MAX Pure Copper Edition 久々に買ったAP80 PROシリーズ、音質使い勝手の進化はいかに!簡単に評価レビューしてみました。

 

HIDIZS AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
【はじめに】

久々にHIDIZS のプレイヤー「AP80 PRO MAX Pure Copper Edition」を買いました。
最後(2021年3月)に買った、AP80 Pro Titanium Alloyから実に5年ぶりです。AP80 Proは音質は非常に好みだったのですが、あまりにも標準プレイヤーの操作性が悪かったのと「スマートフォン+Bluetooth ヘッドホンアンプ レシーバー」及び「スマートフォン+完全ワイヤレスイヤホン」の時代へスライドして行ったため、随分と前に手放してしまっています。

なのに、何故またAP80 Proシリーズの購入に至ったか

①「Bluetooth ヘッドホンアンプ レシーバー」として利用できる
②ESS Technology社製DAC(ES9219C)の音が好き
③Pure Copper Edition(純銅)筐体の音が好き。

しかも数量限定、と言うのが主な理由です。
本当に満足できるかどうかは賭けですが、買いました。

AmazonHidizs AP80 PRO MAX MP3 プレーヤー Bluetooth 5.1 2.4G WiFi ハイレゾストリーミング再生 DLNA & AirPlay ワイヤレス MQA 16X ネイティブDSD256 & 32bit/384kHz PCM APTX LADC 対応 デュアルESS9219C Dac チップ DAP 3.5mm 4.4㎜ USB-C 接続 

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AP80 PRO MAX の主な特徴

2.95インチ (360×640) HD タッチスクリーン- スムーズで応答性の高い操作
デュアル ES9219C DAC + X1600E SoC - 高精度で高性能なオーディオアーキテクチャ
両面ガラス付きプレミアムアルミニウム CNC ボディ- エレガントで耐久性のあるデザイン
ネイティブ DSD256 および PCM 32bit/384kHz サポート- 純粋でロスレスな再生
MQA 16X ハードウェア デコーディング- どこでもスタジオ品質のサウンド
3.5mm SE (70mW + 70mW @ 32Ω) および
 4.4mm BAL (190mW + 190mW @ 32Ω) - パワフルで汎用性の高い出力
HiByOS オーディオ システム- シームレスな Hi-Fi パフォーマンスに最適化
双方向 USB DAC - DAC として使用、または外部 DAC/アンプに接続
双方向 Bluetooth 5.1 - LDAC、aptX、AAC、SBC、UAT をサポート
2.4GHz Wi-Fi 接続- Tidal から直接ストリーミング、 Qobuz、DLNA、AirPlay対応
DLNAおよびAirPlayワイヤレス対応- 簡単なネットワーク再生
電子書籍機能- 歌詞やちょっとした読書に最適
ハイレゾおよびハイレゾワイヤレス認証取得済み- 優れた音質が公式に認められています


AP80 PRO MAX の主な仕様

ブランド:Hidizs
モデル名:AP80 PRO MAX
ハウジング:Pure Copper Edition(純銅)
カラー:レッド・カッパー

・CPU:Ingenic X1600E

・DAC:ESS Technology社製 ES9219C ×2
・MQA:16倍速ハードウェアデコード
・ネイティブDSD256 & PCM 32bit/384kHz対応
・ディスプレイ:2.95 インチ (360×640) HD タッチスクリーン
・オペレーティングシステム:HiBy OS
・ボタン:サイドボタン
・ボリューム:日本ALPS社製ボリュームノブ
接続技術:Bluetooth V5.1、 Wi-Fi(2.4GHz)
WiFi Support:WiFi / Tidal / Qobuz / DLNA / AirPlay
・コーデック:AAC, FLAC, MP3, WAV, DSD, APE, M4A, PCM
・インターフェイス:USB TypeC(USB2.0 /データ転送)
推奨メディア/file:microSDカード
・最大メモリ容量(GB):2 TB(FAT32システムのみ)
・3.5 ステレオ出力 出力電力:70mW+70mW@32Ω
 S/N Ratio 0.0007% (1kHz)
 SE Dynamic Range 120dB (±2dB)
・2.5 バランス出力 出力電力:190mW+190mW@32Ω
 THD+N 0.0005% (1kHz)
 BA Dynamic Range 122dB (±2dB)
・使用可能時間:平均30時間
・出力:3.5mmステレオミニ、4.4mmバランス
・質量:81g
・寸法:(D x W x H)1.6奥行き x 5.1幅 x 8.3高さ cm
※詳しい仕様はメーカーホームページをご覧ください。







【開封】

箱はシンプルです。あえて専用の保護フィルムを購入したのですが、標準で貼ってありました。ムカついたので保護フィルムの上に保護フィルムを貼りました(笑
また、AP80 PRO MAX には安価なケースが売っていなく、純正ケースはAmazonで5000円~7000円します。高額だし、スイッチ操作側の保護は全くされていない様なので、今回は裸で利用します。




840番


ボリュームです非常に回転が軽いので
ポケットから出すときにスグ回りそうです。




256GBメモリを挿入します。昔使っていたmicro-SDカードが数枚あったので助かりました。2026年4月時点で、メモリ関係は昔の3倍から10倍くらいの金額になっていますから。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル






【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。


■プレイヤー
AP80 PRO MAX Pure Copper Editionを使用します。基本的音源はパソコン用のアプリ「MusicBee」で管理しています。パソコンにAP80 PRO MAXを接続し、音源やプレイリストをmicroSDカードに転送します。



■AP80 PRO MAXの基本的な音質を確認します

まず、最近はプレイヤーを購入した時に使うテスターイヤホン
下記理由で「FIIO(フィーオ) FP3 Rosewood(ローズウッド)」に決めています。

(理由) 主に平面駆動ドライバーである事
・帯域表現にムラが少なく、プレイヤー音質性能を評価しやすい
 ドンシャリ傾向なのか、フラットなのか分かりやすい
・インピータンスも高く比較的プレイヤーを選ぶので、
 良い音が鳴る・鳴らないが比較的わかりやすい。

FIIO FP3 Rosewoodの基本的な音質)
昔の平面駆動ドライバーの様に癖はありません。確かに全帯域の音が同一線上から一気に立ち上がる感覚はありますが、非常に自然でありレスポンスも良いのです。低音~高音域まで深く切れの良い低音、見通しの良い中音域、煌めきと空気感も美しく、解像度も高いです。広すぎず、狭すぎない、非常に聴きやすいです音場で、位置も安定しています。
・ドライバー:14.5mm平面磁界型ドライバー
・周波数特性:10Hz-40kHz
・インピーダンス:36Ω(@1kHz)
・感度:105dB/mW(@1kHz)



(AP80 PRO MAX Pure Copper Editionの基本音質)
ESS TechnologyのDACらしいキラキラした良い音質だと思います。

・音場が広がります
・奥行きがでます
・音圧もシッカリあります
・比較的フラット
・抜けの良く乾いたクリア感のある中高域
・高い解像度、鮮明で煌めきのある高音域
・切れがありスピード感もあります
・深く濃厚な包み込むような低音(銅の効果)



★AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
 + 
FP3 Rosewood の相性はどうか

(相性は◎)
FIIO FP3 Rosewoodは、フラットな音を出しますが、AP80 PRO MAXで聴いた音も比較的フラットな表現です。ただ、キラキラと全体的に抜けの良い中高音と、切れの良い低音が鳴ります。音圧もシッカリあり平面磁界型ドライバーは聞きごたえのある音を出します。相性は非常によくFIIO FP3 Rosewoodの音がワンランク上がった感じです。相性は良いです。






■その他、お気に入りのイヤホンでも聴いてみる


AFUL (アフー) Performer 5+2(Performer7) 以下Performer7と呼びます
比較的フラットな再生周波数帯域です。特に高音域の繊細な音が魅力です!低音~高音域まで素晴しいつながりで、多ドライバーとは思えないバランスです。低音域用に2基の6mmダイナミックドライバーを搭載しており粘りのある比較的タイトで切れの良い低音も魅力です。また、「フェースプレート」のカラーと模様は他に例を見ない美しさです。インピータンスが低いので鳴らしやすいイヤホンです。

・2DD+4BA Drivers +1 MicroPlanar Driverハイブリッド構成
ダイナミック・ドライバー2基+バランスド・アーマチュア4基+マイクロ・プラナー・ドライバー1基(2つの6mmダイナミック・ドライバー、Knowles 30095と、3mm x 4mm x 1.95mmのプラナー・ドライバーを搭載)

 低音域用:6mmダイナミックドライバー×2
 中音域用:BAドライバー×2
 高音域用:BAドライバー×2
 超高音域用:Micro-planarドライバー×1

・周波数特性:10Hz-35kHz
・インピーダンス:15Ω±20%
・感度:109dB@1kHz


★AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
 + 
Performer7 の相性はどうか

(相性は〇)
FP3 Rosewoodから、Performer 5+2(Performer7)に交換して音を聴いた瞬間「音の前に薄~い膜が一枚あって曇っている」そんな音質に感じました。FP3 Rosewoodの抜け感・クリア感の凄さを改めて実感しました。ただ、少し聴いているうちにPerformer 5+2(Performer7)の音に慣れてゆきます。タイトなスピード感のある低音がハートを揺さぶります。中高音域もクッキリと持ち上がります。






AFUL (アフー)Performer8(パフォーマーエイト)
一般的にハイレゾ対応とされるのは、周波数応答範囲「 20Hz-40kHz (またはそれ以上)ステレオ システム、コンポーネント」となっています。しかし、Performer8の周波数応答範囲は「 5Hz-35kHz 」とハイレゾ対応範囲から外れています。「ハイレゾ対応」と言う冠を無視してまでも最適なチューニングを行っています。実際、タイトで存在感のある低音、抜けの良い中音域、透き通るような高音域は周波数応答範囲の数値では測る事の出来ない美しいを音を奏でるのです。
7BA+1DD高性能ハイブリッド構成
 8mmダイナミックドライバー、バイオロジカルダイアフラム搭載
 カスタマイズされた高性能バランスド・アーマチュア・ドライバー

 低音域用:8mmダイナミックドライバー×1
 低音域用:BAドライバー×2
 中音域用:BAドライバー×2
 高音域用:BAドライバー×3

・周波数特性:5Hz-35kHz
・インピーダンス:30Ω
・感度:115dB@1kHz


★AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
 + 
Performer8 の相性はどうか

(相性は◎)
低音の質感が濃厚になり、中高音域の解像度も上がり抜けも良くなりました。Performer8を色々なプレイヤーで聴いてきましたが、最も中高音域が煌めいています。音場はあまり広くないですが、程よく広がり美しさも増しました。




DUNU(ドゥヌ)Da Vinci(ダビンチ)
重低音~超高音まで全開で表現します。再生周波数帯域はかなり広いです。しかも、「本当に多ドライバーなの?」と思ってしまうほど、低音・中音・高音の繋がりが良く高いレベルでバランスしています。また、非常に乾いた抜けの良い音質は他のイヤホンでは中々味わえないです。インピータンスが高いので若干プレイヤーを選ぶかもしれません。また、「不規則なフェースプレートテクスチャー」は素晴らしく美しいのです。思わずもう一個買って柄の違いを楽しみたくなります。
・ドライバー:ダイナミック×2、バランスド・アーマチュア×4

 (低音用)10 mmダイナミックドライバーx1
 (低音用) 8 mmダイナミックドライバーx1オーディオクロスオーバー
 (中音用) BA型ドライバーx2
 (中高音用) BA型ドライバーx1
 (高音用) BA型ドライバーx1

・周波数特性:5Hz-40kHz
・インピーダンス:35Ω1 kHz
・感度:109 dB/mW (@ 1 kHz), 122 dB/Vrms (@ 1 kHz)


★AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
 + 
Da Vinci の相性はどうか

(相性は◎)
もともと、どんなプレイヤーに持って来ても、乾いて抜けの良い低音~超高音まで良い音を出すDa Vinciですが、更に音場と奥行き、煌めき。シットリ感がプラスされ、何時までも聴いていたい良い音質になりました。ただ、ビックリしたことに楽曲によっては高音域が耳に刺さり気味になる事がありました。(高音出すぎ?)でも、エージングをして行くと取れました。低音にも深みが出て素晴らしいです。ボーカルも美しいです。相性は良いですね!





AFUL (アフー)Performer8S(パフォーマーエイト エス)
個人的には「Performer8S」は「Performer8」の後継機ではなく、ブラッシュアップ追加バージョンと考えています。深く比較的やわらかい低音とスーッと伸びてゆく煌めく高音域、美しい音場に広がるバランスの良い世界観がが魅力です。柔らかめの重低音・低音は優しく中音域辺りまでを包み込み、煌めく高音・超高音域はスーッと伸びてゆきます。すべての楽曲がゴージャスになります。プレートデザインは他のメーカにはない物ですが個人的には微妙。切れのある低音重視が好きな方はPerformer8もいいと感じます。

・ドライバー構成:1DD + 6BA + 1Passive Radiator + 1Micro Planar
  ダイナミックドライバー(DD)×1
  バランスド・アーマチュア(BA)×6
  パッシブラジエーター×1
  マイクロプラナー×1

・周波数特性:10Hz-35kHz
・インピーダンス:26Ω±20%
・感度:108dB@1kHz


★AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
 + 
Performer8S の相性はどうか

(相性は△
Performer8Sは簡単に言うとPerformer8をブラッシュアップしベントを設けて、音場や奥行きを広げ音に空気感をプラスした感じの音質です。なんとAP80 PRO MAXの出す音質に比較的似ているように感じます。なので、AP80 PRO MAXとPerformer8sの組合せは「少し情報過多、音が多すぎる」と感じてしまいました。更にAP80 PRO MAXのエージングが進んでない事もあり音の輪郭が雑に感じました。
ただ、AP80 PRO MAXのエージング後完了後にもう一度音質を確認します。




DUNU(ドゥヌ)DN 242
DUNU(ドゥヌ)DN 242の特徴としては、広い抜けの良い音場、圧倒的な解像度の高さ、濃厚な太い重低音、どこまでも抜けてゆく高音域、存在感のある中音域、圧倒的な音の厚み・深み、洗練された音質です。味付けは比較的フラットでモニタ用としても使えそうな精密な音です。しかし、フラットと言ってもドンシャリ傾向のイヤホンに勝るとも劣らない、全帯域に対してシッカリと存在感のある音質・音圧・音場は満足のゆけるものです。
乾いた良い音と、他人と被らないプレートが気になる方は④「Da Vinci」、空気感のある高音域とプレートの赤が気になる方は「DN 242」がおすすめです。。

・ドライバー構成

 (低音用)10 mmダイナミックドライバーx1
 (低音用) 8 mmダイナミックドライバーx1
 (中音用) カスタム BA型ドライバーx2
 (中高音用)カスタム  BA型ドライバーx2
 (高音用) カスタム マイクロプラナーツイーターx2

・周波数特性:5Hz-40kHz
・インピーダンス:35Ω
・感度:110dB/mW (@ 1 kHz), 125dB/Vrms (@ 1 kHz)


★AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
 + 
DN 242 の相性はどうか

(相性は△
DN 242は簡単に言うとDa Vinciをブラッシュアップしベントを設けて、音場や奥行きを広げ高音域に煌めきと空気感をプラスした感じの音質です。⑤で説明したPerformer8sとPerformer8の関係とよく似ており、なんと音質についても同じような結果になりました。

DN 242自身の出す音質がAP80 PRO MAXの出す音質に比較的似ているように感じるのです。なので、AP80 PRO MAXとDN 242の組合せは「少し情報過多、音が多すぎる」と感じてしまいました。更にAP80 PRO MAXのエージングが進んでない事もあり音の輪郭が雑に感じました。ただ、AP80 PRO MAXのエージング後完了後にもう一度音質を確認します。







Bluetooth ヘッドホンアンプ レシーバー

実は今回、最もAP80 PRO MAXに期待しているのは「Bluetooth ヘッドホンアンプ レシーバー」機能です。

■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

音源はSONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)で、プレイヤーアプリはXperia 1 Ⅶに標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」です。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。





■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。



対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps


■AP80 PRO MAXと接続します
 
AP80 PRO MAXとSONY Xperia 1 Ⅶは LDACで接続されます。

(ペアリング)
AP80 PRO MAXのメニューから「無線」を選択
②「Bluetooth」のアイコンを選択
③「Bluetoothオーディオ入力」を選択
④そのまま待機
Xperia 1 Ⅶの設定画面から「接続設定Bluetooth、ペア設定」を選択
⑥「+新しいデバイスとペア設定」を選択
⑦リストに「AP80 PRO MAX」が出てきたら選択
⑧接続完了
 
「AP80 PRO MAXの名前の横の歯車をクリックしLDACになっていることを確認」

(2回目以降のペアリング)
①②③④⑤⑦⑧の作業でOKです。



操作性、音質ともに素晴らしいです。
AP80 PRO MAX(microSDカード)から聴く音質と遜色ありません。プレイヤーの操作性も良いし言うことないです。私にはこの使い方が最も合っています。ただ、たまに接続が切れることがありました。多分電波干渉だと思います。その時は再度ペアリング作業が必要です。(不要な場合もある)






【他のBluetooth ヘッドホンアンプ レシーバーと比べてみた

現在使っているお気に入りの「Bluetooth ヘッドホンアンプ レシーバー」は「iFi Audio(アイファイオーディオ) xDSD Gryphon(エックスディーエスディ グリフォン)」と「FiiO(フィーオ)BTR17」です。音質をAP80 PRO MAX Pure Copper Editionと比べてみると、全部音が良い!個性は「三者三様!」いずれも「いい音だぁ~」となります。なので、気分い応じて使い分け出来ます。

■FiiO BTR17
 (以下BTR17)
DACはESS Technology社製ですが、アンプがTHX AAA 78+なので、ES系の内臓アンプの音質とは違います。ノイズの無いクリアで深いスッキリした音質に感じます。比較的フラットで、色々なイヤホンの素材を生かした音を鳴らします。
非常にコンパクト軽く持ち出しやすいです。

・DACチップ:ES9069Q×2
・アンプ回路:THX AAA 78+
・USBレシーバーチップ:XMOS XU316
・USB DAC:PCM 768kHz/32bit、DSD512(Native)、MQAフルデコード対応
・USB DAC動作モード:USB Audio Class 1.0モード(ドライバー不要)
・USB Audio Class 2.0モード(ドライバーインストールが必要、フルスペック再生可能)
・Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.4
・Bluetoothチップ:QCC5181
・Bluetoothコーデック
 AAC/SBC/aptX/aptX LL/aptX Adaptive/aptX Lossless/aptX HD/LDAC
・サイズ:約16.3×41.2×86.6mm
・重量:約73.4 g


■iFi Audio xDSD Gryphon (以下Gryphon)
バーブラウン製DACチップ、非常に出力の高いアンプ。素直なDACの音と「何これ昔ながらのアナログアンプ?」と思ってしまう上質はアンプがワンランク上の濃厚な安定した音を出します。楽曲でも古いが曲でも分け隔てなく良い音になります。クリアで濃厚な空間に響く深い低音域に感動します。
しかし音質重視なので大きく重い、持ち出すときにはちょっと気になります。

・DACチップ:バーブラウン製DACチップ
・Bluetooth 5.1対応コーデック
   aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA, AAC, SBC
   ※aptX Adaptive(48kHz/24bit)
・対応フォーマット
 DSD512/256/128/64
 PCM 768/705.6/384/352.8/192/176.4/ 96/88.2/48/44.1kHz
 MQAフルデコード対応(~352.8/384kHz)
 Bluetooth(~96kHz)
・出力端子:バランス4.4mm、シングルエンド3.5mm
・出力パワー:
 バランス:1000mW @ 32Ω、74mW @ 600Ω、6.7V max. @ 600Ω
 シングル:320mW @ 32Ω、40mW @ 300Ω、3.5V max. @ 600Ω
・出力インピーダンス:バランス1Ω以下、シングルエンド1Ω以下
・S/N比:バランス116dB(A)以下、シングルエンド115dB(A)以下
・サイズ:123x75x19 mm
・重量:215g
(簡単比較)
・音質: Gryphon = AP80 PRO MAX = BTR17
・デザイン: Gryphon = BTR17 > AP80 PRO MAX
・存在感: Gryphon = AP80 PRO MAX > BTR17
・ボリューム: Gryphon > BTR17 >> AP80 PRO MAX(すぐ回る)
・重量サイズ: Gryphon > AP80 PRO MAX > BTR17
・操作性: BTR17 > Gryphon > AP80 PRO MAX(ソフトが悪い)
・機動性: BTR17 > AP80 PRO MAX > Gryphon





【総括】

個人的にAP80 PRO MAXは「Bluetooth ヘッドホンアンプ レシーバー」と考えています。日常はにこの形で利用します。そして、スマホの電源がやばい時や、たまに音楽をランダムに流しっぱなしにするときには、本体のプレイヤーを利用します。
そんな使い方が出来るAP80 PRO MAXはコストパフォーマンスの高い商品だと感じます。コンパクトで音質もいい。気になった方は検討してみては如何でしょうか?。

※内容はあくまでも個人的な考えですのでご了承ください。お手持ちのスマートフォン・イヤホン・ケーブル・イヤーチップなど、その他諸々の環境によっても音質は変わってきますので、参考程度にお読みいただければ幸いです。



2026年3月29日日曜日

Technics(テクニクス)評価の高いEAH-AZ100 価格もこなれてきたので買ってみた。業界初の磁性流体ドライバーがいったいどんな音を出すのか?簡単にレビュー評価してみます。

 

Technics EAH-AZ100
【はじめに】

以前から「Technics EAH-AZ100」が気にはなっていたのですが、1年以上経過してしまい、買いそびれたまま、今に至ります。そして先日「SONY WF-1000XM6 」を購入しました。「WF-1000XM6 」のエージングも終わった頃、不意に「EAH-AZ100って、いったいどんな音だったのかなぁ~」と気になってきました。何といっても「ありのままの音が生きる、生音質へ。 業界初、磁性流体ワイヤレス。」と言うワクワクするキャッチコピー

「EAH-AZ100」音質想像
・10 mmダイナミック ・・・・深い低音と広い音場 ・特殊アルミニウム振動板 ・・金属系により中音/高音が硬質で煌めく ・磁性流体ドライバー ・・・・振動版の安定ストロークによりムラの無い帯域再生

「こんな、感じかなぁ~」と思いを巡らせながら、アマゾンで購入しました。


【メーカー情報

https://jp.technics.com/products/tws/az100/index.html

・磁性流体+極薄エッジ+特殊アルミニウム振動板による新次元の高音質 ・新開発のアダプティブノイズキャンセリング、さらに心地良い静けさを提供 ・よりコンパクトになった「コンチャフィット」デザイン ・さらに進化した、通話音質へ。「Voice Focus AI」を搭載 ・接続も切替えもストレスフリー。「3台マルチポイント接続」

生音質。それはTechnicsが目指す、新次元の高音質。

音楽に込められた作り手の想いや1音1音へのこだわりまでも、ありのまま伝えるために。独自開発した磁性流体ドライバーを、業界で初めて*完全ワイヤレスイヤホンに採用。音の純度を限りなく高め、今までのワイヤレスとは一線を画す“生きる音”を追求しました。Technicsは、こうした音作りのこだわりを生音質という言葉に込めています。

業界初*の「磁性流体ドライバー」

高い剛性を持ち、高解像な音を実現する特殊アルミ振動板に加えて、AZ100ではボイスコイル部の磁気キャップに磁性流体を充填。振動板のストローク運動を正確に制御することで、今までにないほど正確でクリアなサウンドを実現しました。さらに、極薄エッジにより臨場感ある豊かな低音表現も可能になりました。
*完全ワイヤレスイヤホンにおいて、初めて磁性流体を用いたドライバーを搭載。

当社調べ。2025年1月23日発売商品。

音の広がりまでリアルに表現する

「アコースティックコントロールチャンバー&ハーモナイザー」

ドライバーの前後に空間を設けることで空気の流れを精密にコントロール。イヤホンで聴いているとは思えない、音の広がりや奥行きを感じる心地のよいサウンドを実現。ステレオスピーカーなどの開発で培ってきたアナログ技術のアプローチを高いレベルで応用しています。

音の劣化を極限まで防ぐ「ダイレクトモード」

イコライザーがOFFの状態でもEQブロックを通ることでどうしても生じてしまう音の劣化を防ぐため、ブロックの内部処理を可能な限りシンプル化。本来の音に近づけます。


業界最高クラス*のノイズキャンセリング。

従来モデルのノイズキャンセリング性能からノイズ除去力が進化。業界最高クラス*を実現しています。これまでの「デュアルハイブリッド ノイズキャンセリング」から「アダプティブ ノイズキャンセリング」へ。周囲の環境や一人ひとりの耳形状に合わせたノイズキャンセリングをお届けします。


3台の機器まで同時接続マルチポイント。面倒な切替え不要。

パソコンやスマホなど複数の端末の切替えが操作不要で行える「マルチポイント接続」機能を搭載。Technicsなら、最大3台まで機器を素早く切替えでき、会話や作業を遮りません。iOS端末でも、Android端末でも、面倒な切替えが不要で、ストレスフリーに使用できます。

※「LE Audio接続設定」が”LE Audio優先”設定のとき、マルチポイントは動作しません。





【購入】

Amazonテクニクス Technics ワイヤレスイヤホン EAH-AZ100-K ブラック ノイズキャンセリング 3台マルチポイント ハイレゾ音質再生


仕様

製品名:EAH-AZ100
カラー:ブラック
形状:カナル型
ドライバー:10 mmダイナミックドライバー(特殊アルミニウム振動版)
Bluetoothバージョン:5.3
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP、TMAP、PBP
対応コーデック:LDAC、SBC、AAC、LC3
再生周波数帯域:20Hz〜40KHz
再生時間(本体のみ):最大10時間 (NCオン) / AAC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大28時間 (NCオン) / AAC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大24時間 (NCオン) /SBC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大18時間 (NCオン) / LDAC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大15時間 (NCオン) / LC3接続時
充電方法:USB充電 / ワイヤレス充電
マルチポイント:対応
重量:(本体)約5.9g x 2 (ケース)42g
通常価格:39,600
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください





開封】

箱は小さいです。想像よりケースもイヤホン本体も小さいです。色はゴールドとブラックで悩んだのですが、黒にしてよかったです。艶ありブラックは高級感があります。ロゴのオレンジも素敵です。





【イヤーチップ交換(AZLA(アズラ) SednaEarfit MAX)】

耳垢フィルターを装備した「医療用シリコン」を利用したイヤーチップです。
EAH-AZ100はノズルにフィルターは無いし、特殊な形状なので少し心配しましたが無事装着できました。サイズは(L)です。装着ごケースにも問題なく入ります。少々粗目ですが無いよりはいいと思います。でも基本は常日頃シッカリと耳の穴掃除をする必要があります。



【取り出し】

SONY WF-1000XM5程ではないですが、意外と取り出しにくいかも、親指で軽く起こしてから指で摘まんで取り出します。でも小さくてツルツルなので、落としてしまう可能性も高いです。歩きながら、取り出さないよにした方が良いです。



【装着&タップ】

ノズルの部分が若干楕円になっている為、耳に装着して前後にグリグリ動かして自分ポジションを探るのはやめた方がよさそうです。自然にスッと入れて安定したところが定位置です。ボーズもそうなのですが、なぜノズルを楕円にするのか良く分かりません。耳の穴の形状は千差万別なので普通に円で良いと思うのですが・・・。
私の耳に装着すると若干タップ面が下を向くので、タップする時は意識して下の方からタップします。反応は良いのですが、よくタップ面を外します。あと私の耳に合わないのか長時間装着していると少し耳が痛くなります。

タップ右
(1回)一時停止/再生(2回)曲送り(3回)曲戻し(長押し)アシスタント
タップ左
(1回)一時停止/再生(2回)曲送り(3回)曲戻し(長押し)ノイキャン

左右の操作性は基本同じにしています。他メーカーのイヤホンもほぼ同じ操作性にしています。右イヤホンを長押しするとGeminiが起動します。そして押したまま、話をするとGeminiが対応してくれます。






【ノイズキャンセリングについて】

経験上ノイズキャンセリングはウレタン系のイヤーチップの方が良く効くと思います。私の場合は全てのイヤホンでイヤーチップにシリコンを使いますので、あまりノイズキャンセリングに期待をしていません。ただ、全てのイヤホンが同条件のシリコンイヤーチップなので、ノイズキャンセリングの性能の比較はできます。
EAH-AZ100のノイズキャンセリングは不快な音などは上手くカットされて悪くはないのですが、音楽を一時停止してみると、意外と普通に人の声とか、トイレットペーパーのカラカラとか、換気扇の音とかが普通に聴こえています。ノイズキャンセリングのON/OFF時の音質にも変化はありませんが、外音が混ざっていることになります。
スターバックスでは店内で流れる音楽と、スマホからの音楽の両方が聴こえます。少しスマホのボリュームを上げたくなります。
また、歩いている時にどうしても上下振動でイヤホンが動いたりするので「トントン」と振動を感じたりするや、あくびをしたりすると耳の中で「ガサガサ」と擦れ合う音を感じる事が時々あります。

はやりノイズキャンセリングはWF-1000XM6がダントツに良いです。あくびをした時の耳の中の「ガサガサ」と擦れ合う音も感じません。ちなみにEAH-AZ100とWF-1000XM6は全く同じイヤーチップでサイズも同じ(L)です。ノズルの長さは、ほんの少しWF-1000XM6が長いですがほぼ同じです。装着時の密閉感もほぼ同じです。イヤホンを抜く時両イヤホンとも、傘が裏返ります。そう考えるとやはりノイズキャンセリングの性能差と考えられます。








【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。



対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



 
接続設定

EAH-AZ100とXperia 1 Ⅶとの接続ですが、アプリ Technics Audio Connect の設定は「マルチポイント(OFF)」「接続モード(音質重視)ヘッドホンのLDAC」にしています。この「ヘッドホンのLDAC」と言う意味がイマイチ分からないのですが、多分イヤホン側が「ACCやSBCに音質を落とさずにLDACのみを使う」と理解しています。Xperia 1 Ⅶ側についてはデフォルトで「LDAC ベストエフォート(アダプティブビットレート)」にしています。電波干渉があった場合ビットレートが自動で可変し音切れは減ります。



ファーストインプレッション

冒頭で「EAH-AZ100」音質想像として
・10 mmダイナミック ・・・・深い低音と広い音場
・特殊アルミニウム振動板 ・・金属系により中音/高音が硬質で煌めく
・磁性流体ドライバー ・・・・振動版の安定ストロークによりムラの無い帯域再生
と書いたのですが、ほぼあたっていました。しかし、体感音質は想像以上でした。

まず、低音ですが10 mmというサイズは十分に生かされています。シッカリとした低音量もあり「極薄エッジ」により何とも言えない柔らかく深い低音域表現です。中音域~高音域にかけて、抜けの良い煌めくような繊細な粒感を感じる音質です。驚いたのはアルミニウムと言う金属系の音質すぎない事です。大抵、金属系は固くキンキンになる事が多いいのですが、以外にもそういった部分が抑えられていました。さて、未体験の「磁性流体ドライバー」ですが、これは良いです。全ての音が無理なく自然に出ています。どんな小さな音であっても音源に忠実に振動版が滑らかにストロークしている感じです。他のイヤホンだったら飛んでしまいそうな音階もきちんと出ています。

まだ、エージング0時間なので「甘い輪郭と解像度、見通しが悪い、音場は広いが上下が狭い、ボーカルが少し遠い、低音が左寄り?、若干輪郭が立っており高音域が少しシャリシャリ・・」と諸々あるのですが、この辺りはエージングで解消すると思います。

エージングほぼ0時間

低音域
深く包み込むような低音を出すφ12mmの複合素材ダイナミックドライバーを持つSOUNDPEATS H3に匹敵する豊かな低音です。音圧もあり音場の底辺を包み込むようなマイルドなのにシッカリ締まりのあるベースやバスドラを聴かせてくれます。低音部門では1位・2位を争う良い音です。小刻みに連打するようなベースランニングも音が潰れることなく認識できます。

中音域
エージング0時間なので、輪郭の甘さや、見通しの悪さを感じますが、解像度の高さ、表現帯域の広さは抜群です。中音域がシッカリしているので低音域と高音域の境目も感じず自然に帯域が繋がっています。男女問わずボーカルも美しいです。Edifier NeoBuds Planarの様に限りなく平面駆動型ドライバーのような立ち上がりの良さも感じます。

高音域
特殊アルミニウム振動板と磁性流体ドライバーの効果を感じます。スーッと伸びる高音域、粒感、空気感を感じます。かといって超高音域が耳に刺さることもありません。また、音場の広さにも寄与してます。ただ、やはりアルミニウム素材の振動版なので、クラシックギターやハープなどに使われる、ガット(羊の腸)、ナイロン(合成樹脂)の弦に関しても若干金属系の響きを感じます。個人的には好きですが、「楽器(弦)本来の響きか?」と言われると微妙に綺麗過ぎるかもしれません。

音圧
磁性流体ドライバーと言う響きから「優しすぎるのでは?」と思っていましたが、心配なしでした。しっかりとした、押しのある存在感のある音圧です。

解像度
エージング0時間でも高い解像度を感じます。LDACの高ビットレートではハッキリと解像度の高さを感じます。しかし、サンプルレートの低いACCやMP3の音源を聴くと「おーい、あの素敵な音はどこに行ったんですかぁ~!」と言いたくなるほど解像度が低く音がボヤケます。この辺りはSONY WF-1000XM6の「DSEE Extreme」が秀逸です。ACCやMP3の楽曲もアップリンクし自然な解像度に仕上がります。

音場
20人程度が入る小さなライブ会場の様な自然な広さの音場です。ボーカルは常に中心に位置しシッカリと左右に各楽器の音が分かれ、空間は広いけれども音が散乱してスカスカになる事も全くありません。どこでどんな楽器の音が鳴っているかもハッキリと分かります。また、美しい共鳴や空気感を感じます。現在、若干上下の狭さを感じますが、エージング後を期待です。



エージング約50時間

低音域
音圧もあり音場の底辺を包み込むような、比較的柔らかい低音です。しかし、ベースランニングの一音一音がボケることなくシッカリとした締まりのある音階を聴かせてくれます。バスドラも柔らかく「ずしっ」ときます。全体的に低音域量は充分迫力がありますが、「前に出すぎないけどシッカリとした存在感」と言った感じです。

中音域
特殊アルミニウム振動板と磁性流体ドライバーの効果を感じます。金属系の振動板が素早く小刻みにストロークしている感覚があります。かといって尖ったキンキンの音ではありません。大量の情報をいとも簡単に自然に表現します。見通しも良く、切れもよく、繊細なスピード感があります。音の一音一音が粒だって聴こえます。耳に繊細な余韻が「まとわりつく」様に感じます。この感覚は高音域~超高音域まで段付きなく続いてゆきます。

高音域
特殊アルミニウム振動板と磁性流体ドライバーの効果を感じます。スーッと伸び広がってゆく高音域に粒感、空気感を感じます。音場の隅々まで届いていそうです。比較的金属系の音を感じさせませんが時折、弦楽器、ピアノの中高音域の鍵盤をピアニッシモで叩く時に若干の硬さを感じることもありました。ただ、不自然な感じは全くありません。

音圧
磁性流体ドライバーと言う響きから「優しすぎる?」と思っていましたが、心配なしでした。激しすぎない体全体に静かに押し寄せるような存在感のある音圧です。

解像度
安定した高い解像度です。

音場
0時間から左右の広さは安定しています。上下の広さも適度になり違和感は無くなりました。ボーカルも各楽器に埋もれることは在りません。同位置か少し前にあります。
また、例えば一昔前の「Bluetooth レシーバー」+「有線イヤホン4.4㎜バランス」の組み合わせに比べても、遜色のない音場を感じます。



エージング約100時間

振動版がかなり馴染んで来て、高音域の解像度が更に高くなった感じです。合わせて音場も広がりました。ただ、楽曲によってギリギリ耳に刺さり気味に感じます。更にエージングが進むと落ち着くと思うのですが・・。低音域の切れも更に良くなりました。

※安定してるのでエージング感想はひとまず終了です。今後変化があったら追記します。








 【比べてみる】

さて、最強のライバルSONY WF-1000XM6とEAH-AZ100を比べてみます。
スマホは SONY Xperia 1 VIで行っています。

それでは比較してみます
EAH-AZ100とWF-1000XM6を聴き比べながら書いていますので、WF-1000XM6については以前の評価とは変わっているかもしれません。ご了承ください。

性能比較EAH-AZ100WF-1000XM6
デザインコンチャフィット(耳甲介)
一般的なお手本のようなカナル型デザインでアルミの削り出しのような高級感があります。楕円形のノズルで若干人を選ぶ可能性もあります。長時間装着していると耳が痛くなります。
流線形(楕円形)
エルゴノミック・サーフェス・デザイン。最初見たときは「ダサッ」て思ったけど、艶消しのブラックは中々お洒落で段々と可愛いと思えてくる。長時間装着しても耳が痛くならない。
ドライバΦ10mm Dynamic driverx1
・特殊アルミニウム振動板
・磁性流体ドライバー
Φ8.4mm Dynamic driverx1
・複合カーボンファイバー
・エッジに新しいノッチ形状
BluetoothBluetooth Ver.5.3
SoC:不明
Bluetooth Ver.5.3
SoC:統合プロセッサーV2
コーデックSBC,AAC,LDAC,LC3SBC,AAC,LDAC,LC3
ホワイトノイズなしなし
ノイズ
キャンセリング
あり(効き目:弱い
ON/OFF音質変化:ほぼ無し

楽曲停止時に
「耳を澄まさなくても外音が聞こえる」例えば、車に乗ってエンジンをかけるとETCやレーダーからアナウンスが流れるが、普通に聞こえて、ある意味安全
あり(効き目:自然で抜群
ON/OFF音質変化:ほぼ無し

楽曲停止時に
「よく耳を澄ますと外音が聞こえるかな?」例えば、車に乗ってエンジンをかけるとETCやレーダーからアナウンスが流れるが、ほぼ聞こえず、危険
電波干渉時の挙動まれにある
(ブツッと切れそうになる)
まれにある
(切れそうにはならない)
ビットレートの変動
あまり感じない
あまり感じない
マルチポイントあり(3台)あり(2台)
タッチスイッチ
の操作性
タップ反応:良い
タッチ面の角度が微妙
タップ反応:良い
タッチ面も広く外さない
周波数特性
20Hz-40,000Hz
20Hz-40,000Hz
DAC・アンプ不明統合プロセッサーV2
ノイキャンプロセッサーQN3e
Qiワイヤレス充電対応対応
装着センサー対応対応
フィット感普通良い
イヤーチップ★AmazonAZLA(アズラ) SednaEarfit MAX[Lサイズ]
★AmazonAZLA(アズラ) SednaEarfit MAX[Lサイズ]
バッテリー単体 約10時間
ACC/NCオン
単体 約8時間
LDAC/NCオン
防滴仕様IPX4相当IPX4相当
着脱時の落下率
人によって状況は違い
ますが、いずれも気を
抜くと落ちる可能性は
高まります
落下の可能性:高い
本体の塗装はツルツルで更に小さく滑りやすくケースからサクッと取り出せない。耳から外す時や、ケースに入れるときもポロっと落ちそうになる。
落下の可能性:低い
本体の塗装素材が比較的ザラザラで、更に指で摘まめる凹みがあるのでケースからサクッと取り出せる。ケースの蓋もサクッと開いて、本体を楽に戻せる。
重量
約5.9g約6.5g
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格39,600円前後
★AmazonEAH-AZ100
価格44,550円前後
★AmazonWF-1000XM6
音質比較
音場
ワイヤレスイヤホンは
ビットレートの関係か、
たいてい場が頭の周りで
”こじんまり”広がります
それを基本3とします。
音場レベル5
ダイナミックドライバーにしては広い部類に入ると思います。ヘッドホン並みに広く感じます。上下より左右が広く感じるのでライブ会場を思わせます。高音域の共鳴が素晴らしく、空気感も感じ音場の美しさを更に演出します。
音場レベル5
ダイナミックドライバーらしい左右・上下にこじんまりとした広さがあります。左右の高音の伸びは耳の真横まで広がる感じです。目の前で展開される演奏には感動です。各楽器の位置もつかみやすく、奥行きも感じます。高音域の共鳴も自然です。
音圧音圧レベル4.8
十分な音圧を感じます。迫力満点です。アコースティックな楽曲~EDM、ロック・ポップスまでシッカリとしたパワーを感じます。湧き上がる様な音圧。
音圧レベル5
十分な音圧を感じます。迫力満点です。アコースティックな楽曲~EDM、ロック・ポップスまでシッカリとしたパワーを感じます。張りのある音圧。
解像度解像度レベル5
全帯域において高い解像度を持ちます。特に中高音域の高い解像度は平面駆動型ドライバー並みに高く、ダイナミックドライバー1基の解像度としてはNO1かもしれません。
解像度レベル5
特に低音域と高音域の解像度が素晴らしいです。ただ、十分ではあるのですが、EAH-AZ100に比べると低音・高音が強いので中音域の解像度が少しタイトに感じる時もあります。
クリア感
抜け感
レベル5
アルミ系の振動版なのに「クリア感・抜け感」は抜群です。金属系の振動版の場合硬すぎたり、シャリついたりする事が多いのですが、そのような傾向がみられません。
レベル5
カーボン樹脂系の振動版なのに「クリア感・抜け感」は抜群です。カーボン樹脂系の振動版の場合、クリア感や抜け感が微妙なのですが、そのような傾向がみられません。
高音レベル5
アルミ系の振動版らしく高音域は「柔らかい・煌めき・伸び・抜け」が抜群です。しかも、ありがちな耳に刺さる感覚もありません。音の粒が見える様です。空気感も感じます。
レベル5
カーボン樹脂系の振動版とは思えない「クリア感・伸び・抜け」は抜群です。共鳴は伸び過ぎずスーッと適度に収束します。ある意味非常に切れがいいです。空気感も感じます。
中音レベル5
比較的ドンシャリで「中音域をベースにし低音域と高音域が存在する」と言った感じです。WF-1000XM6に比べると更にg広く感じます。
レベル5
ある意味ドンシャリで「低音域と高音域の真ん中にある中音域」と言った感じですが、エージングにより非常にバランスの良い中音になります。
低音レベル5
深く「ド~ン」「ズ~ン」「グワ~ン」と言った感じの低音です。かといって低音の輪郭は甘くなく最高です。
レベル5
張りのある「ドン」「ズン」「グワン」と言った感じの低音です。ベースの弦の弾きやバスドラの切れ味など最高です。
打楽器レベル5
切れ味、レスポンス、圧ともに素晴らしいです。ただし、WF-1000XM6とは若干種類が違います。「ドン!」シャランと言った比較的伸びがある。
レベル5
切れ味、レスポンス、圧ともに素晴らしいです。ただし、EAH-AZ100とは若干種類が違います。「ドン!」スパッと弾力と切れがあります。
ボーカルレベル4.5
ボーカルの位置は、楽器とほぼ同一線上で、特に女性ボーカルの高音域は美しいですが、男性ボーカルはもう少し男らしくても良い。古いビットレートの低い楽曲の場合ボーカルが楽曲に埋もれ気味になる事もある。
レベル5
ボーカルの位置は、ほぼ目の前で男性女性ボーカル問わず存在感と繊細な高音域も出し美しいです。古いビットレートの低い楽曲であってもこの傾向は変わりません。力強く美しい存在感のあるボーカルです。
相性の良い
楽曲ジャンル
EDM、ロック、ポップス、フュージョンなどオールラウンドEDM、ロック、ポップス、フュージョンなどオールラウンド
一押しポイント美しい音の波に身を任せる
業界初、自開発、磁性流体ドライバーは本物でした。デメリット無し!次世代イヤホンです。
的確にストロークする振動板から生まれる高い解像度と自然な音質は素晴らしいです。中・高音域は若干の金属音を感じますが、柔らかく存在感のある低音域が包み込み相殺します。
存在感のある美しい音の世界
この価格帯ではSONY史上最高音質でしょう!間違いなく次世代を名乗れます。
兎に角、繊細なモニタライクの音質に張りのある上品なドンシャリを融合させたようなリスニング音質です。どんな楽曲を聴いても存在感を美しさを提供してくれます。
デメリットと感じる所ノイズキャンセルが弱いです。スターバックスに居ても周りの音が丸聴こえです。トイレに入るとBGMやペパーのカラカラ音がよく聞こえます。良い音に集中出来ない事もあります。WF-1000XM5からデメリットを排除したと思われ、デメリットが見つかりません。しいて言うならデザインが「黒く煮込んだソラマメ?」でも見ているとダンダンと愛着が沸きます。
総合評価★★★★★4.9★★★★★5.0
比較の結論

■抜け感・解放感
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音の柔らかさ
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音の乾き
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■音の繊細さ
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■音場:左右への広さ 
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■音場奥行 
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音場上下 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■解像度の高さ
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■スピード感・レスポンス
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■低音の深み 
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■中音の帯域の広さ
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■中音のキメの細かさ
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■高音のキメの細かさ
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■高音の煌めき
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■高音の余韻・共鳴 
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■押しの強さ・迫力 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■音質のナチュラル度 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■音質のトータルバランス 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■没入感
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■楽曲への感動
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音の存在感
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■ノイズキャンセリング性能
EAH-AZ100 <<< WF-1000XM6

■古い楽曲のリフレッシュ度
EAH-AZ100 << WF-1000XM6

■遮音性
EAH-AZ100 <WF-1000XM6

■コストパフォーマンス
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■個人的な好み
EAH-AZ100 =<WF-1000XM6


若干方向性が違いますが、EAH-AZ100もWF-1000XM6も次世代の音と言って過言は無いでしょう。いずれもダイナミックドライバーx1でここまでの音が出るとは、ハイブリットは不要です。
お金に余裕のある方は「EAH-AZ100」と「WF-1000XM6」の両方を買う手もあります。どちらの音を聴いても幸せになれます。

ただ、EAH-AZ100のノイズキャンセリングが比較的弱いので過度の期待は禁物です。まあSONYが凄すぎるのですが、
WF-1000XM6(NC-OFF) = EAH-AZ100(NC-ON)に近いです。

上記比較をするにあたり下記の楽曲を聴き込みました(勿論FLAC音源)

Monika XYZ – Electric Haze

いきなり力強いドラムスとベースランニングから入ってきます。リードギターが入り女性ボーカルが入ります。優しく歌い上げますが、芯のあるクリアな声が魅力です。こちらもシンセサイザー&PC打ち込みと思います。

EDM/ダンス系の表現がどうかに焦点を当てて聴きました。

   

 

Sting – Englishman In New York

ご存じスティングの名曲です。クラリネットかサックス?から演奏が始まります。アコースティックな演奏としわがれた声が魅力です。思わず歩きたくなるようなリズムですが、どこか切ないメロディーと歌詞に聴き入ってしまいます。

古いアコースティックな電子楽器と男性ボーカルを中心に聴きました。

   

 The Garland Band – Englishman in New York

スティングの名曲「Englishman in New York」のカバーです。繊細な美しいクラシックギター?から演奏が始まります。バイオリンが入ります。唸るようなWoodベース?が入ります。ドラムスの静かな刻み、美しい弦の音に聴き惚れます、鳥肌物です。ピアノやハープ?も入ってきます。女性ボーカルが入ります。声も良く歌い方のセンスが抜群です。ジャズクラシックのムードがありますが、全ての音に存在感があり引き込まれてゆきます。ぶっちゃけ世界一美しい「Englishman in New York」ではないでしょうか?

アコースティック弦楽器の音、ピアノの音、ベースの音がどうか?ボーカルが感動的か?などに焦点を当てて聴きました。

 


Twisted Reality(ツイステッド・リアリティ)

ゴシックホラーに出てきそうな悲しげな少女のクラウン(道化師)のシリーズ?Twisted Realityの楽曲はメタル系の楽曲が多いいのですが、このシリーズは美しいメロディーに乗せ、子供の唄声の様で、切なくも少しホラーな悲しい世界に引き込まれます。どこかで聴いたことがあるような楽曲です。ボーカルの声が素敵です。

多分PC打ち込み又はシンセサイザーによる、ピアノ、バイオリン、ドラムス、ベースが中心のダークバラードです。官能的なスモーキーボイスのボーカルが感動的か?などに焦点を当てて聴きました。今一番好きな声です。この歌手が誰なのか一切分かりません。AIではないと思うのですが。

 











【総括】

EAH-AZ100 は約一年前の商品ですが、十分に次世代イヤホンとして2026年も通用する音質です。いつでも、美しい音楽を聴くことが出来る事は素晴らしいと思います。SONYのWF-1000XM6共々、ジャパンイヤホンとして胸を張れると思います。今、1万~2万円程度のイヤホンをお探しの方は、もう少し奮発してEAH-AZ100 を購入しても後悔は無いと思います。

ただ、ノイズキャンセリングを重視される方は、現在SONY WF-1000XM6 一択となると思います。EAH-AZ100はノイズキャンセリングが弱いのでソフトウェアアップデートで改善されることを期待です。

最後にイヤーチップのチューニングで音質は変わってきます。わたしは、Technics EAH-AZ100 の標準イヤーチップを使っておりません。私のブログは(EAH-AZ100+AZLA SednaEarfit MAX[Lサイズ]シリコンイヤーチップ)の評価であり、メーカーがチューニングした(EAH-AZ100+標準イヤーチップ)本来の音質の評価にはなっていません。ご了承ください。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いや、イヤーチップのサイズによっても音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。