2026年2月8日日曜日

AFUL (アフー)Performer8S(パフォーマーエイト エス)は、今でも色褪せない音質のPerformer8のスペシャルモデルなのか?それとも後継機種なのか?。レビュー評価してみます。

AFUL Acoustic Performer 8S

 【はじめに】


以前2023年11月に「7BA+1DD搭載のAFUL (アフー)Performer8(パフォーマーエイト)」を購入しました。そして2026年2月に「Performer8の後継機?」とも言われている「Performer8S(パフォーマーエイト エス)」を購入しました。内容的にはPerformer8をベースに更にドライバー変更等のチューニングを行いブラッシュアップをしたような感じです。イヤホン本体(筐体)のサイズ感はほぼ同じです。個人的にはPerformer8の低音には満足していましたが、若干高音域不足が気になっていたのでMicro Planarを追加したPerformer8Sには期待は大です。更にPerformer8Sにはベントがあるようなので低音域の変化も気になります。また、ネーミングをPerformer9ではなく8Sにしたという事はそんな劇的な変化はないのかもしれません。


メーカーホームページの説明


フェイスプレートのインスピレーション  木星の響き

ジュノー探査機が木星の北極上空で捉えた渦巻く嵐と真珠のような雲の帯は、デザイナーの想像力をかき立てた。Performer 8Sは惑星そのものを再現しようとするのではなく、宇宙の壮大さ、大気の秩序ある混沌、そして古代の力の象徴を思わせる輪状のオーラを捉えている。




≪RESInators マイクロ共振技術

従来のマルチドライバーIEMは、ドライバー間の精密な統合を実現できず、各ドライバーの音響的欠点を補うことができないため、多くの人が単純な「ドライバーの積み重ね」とみなす結果を招いている


RESInatorsテクノロジーは、超高精度3Dプリントされたマイクロ共振チャネルを用いて非理想的なドライバー特性を補正し、低域・中域・高域ドライバーの音響特性をマッチング・ブレンドします。これにより深いレベルの整合性が実現され、総合的な音響性能が大幅に向上。マルチドライバー構成に真の意味をもたらします。


≪RLCネットワーク クロスオーバー補正

基本的なRCクロスオーバーが周波数分割のみを調整するのとは異なり、AFULのRLCシステムはドライバー間の統合性を高め、各ドライバーの音響特性を改善します。これにより、マルチドライバー構成においてより高いレベルのリアリズムと一貫性が実現されます。


≪調整可能なパッシブユニット + 圧力バランス調整

パッシブラジエーターには開閉式ベントが搭載されており、ユーザーは好みや音楽スタイルに合わせて音質を調整できます。ベントを閉じると低音はより安定し、力強く、コントロールされた音質になります。ベントを開くと低音の弾力性が増し、より深い低域再生が可能となり、滑らかで柔らかな特性が得られます。


従来のスイッチが低音の量だけを変化させるのとは異なり、このベントシステムは二つの全く異なる低音の質感を創り出す。


≪真のハイファイ・アコースティック・レスポンス正確なフルレンジ再生

AFUL独自の音響工学により、Performer 8Sは極めて洗練された応答性と歪み性能を実現し、全周波数帯域にわたって真に高忠実なサウンド特性を提供します。


≪サウンドシグネチャー 画期的な性能

オリジナルのPerformer 8と比較して、Performer 8sはより豊かで壮大、そしてわずかに温かみのある音質を実現しています。全周波数帯域にわたるバランスの取れたチューニングにより、広大なステージ感と鋭さのない高い解像度を備えた、安定かつ自然なサウンドを提供します。ボーカルはリアルでありながら滑らかで、低音は弾力性があり確かなインパクトを伴い、同クラスの競合製品を上回る性能を発揮します。


≪異なるリスニングスタイルに対応したデュアルベースモード

Performer 8sはダイナミック+パッシブ設計により2種類の低音スタイルを提供します。長い低音チューブがサブベースを強化し、高減衰ベントが質感向上に寄与します。


・クローズド:重厚で雰囲気があり安定感に優れる。

・オープン:より深い低域拡張と柔らかく弾力性のある特性で、オーケストラ音楽に最適。


≪おすすめの組み合わせと音楽

Performer 8Sはあらゆるジャンルに対応できる十分な技術的性能を備えています。ポップスとの相性は抜群ですが、クラシックやオーケストラ作品のような要求の厳しい音楽も難なくこなします。多様な音源と良好に連携し、様々なシステム構成にもスムーズに適応します。


≪人間工学に基づき、軽量で、快適

AFULは広範な3D耳データを分析し、ほとんどの耳形状に精密にフィットするPerformer 8Sを設計しました。洗練されたオーバーイヤーデザインと軽量構造により、密閉感を低減しながら確実な装着感を実現。高品質樹脂は滑らかで温かみのある肌触りであり、独特の快適さと肌への優しさを提供します。 


≪Easy to Drive High Headroom

先進的な設計により、Performer 8Sは非常に駆動しやすいです。高品質な音源で真価を発揮しますが、ポータブルDACやプロ向け音楽プレーヤーと組み合わせても、印象的なサウンドを実現します。


≪ケーブル

本ケーブルは、銀メッキを施した4N単結晶銅線に加え、単結晶銅線6本撚り392芯構造を採用しています。0.78mmの着脱式設計により優れた柔軟性を実現し、ユーザーは音楽スタイルや個人の好み、使用シーンに合わせてケーブルを簡単に交換できます。




【購入】


Amazon:HiFiGo AFUL Acoustic Performer 8S

HiFiGo AFUL Performer 8S イヤモニ モニターイヤホン 有線 イヤホン1DD +6BA +1Passive Radiator +1Micro Planar HiFi音質 2pin着脱式 (Performer 8S-4.4mm)

https://amzn.to/4adQaUn



仕様

■PERFORMER 8S

■ドライバー構成:1DD + 6BA + 1Passive Radiator + 1Micro Planar
 ・ダイナミックドライバー(DD)×1

 ・バランスド・アーマチュア(BA)×6
 ・パッシブラジエーター×1
 ・マイクロプラナー×1

■調整可能なパッシブラジエーター
(高減衰空気圧バランスシステム)

■高精度3Dプリント音響チューブ構造

■RLCネットワーク周波数分割補正技術

■インピーダンス: 26Ω±20%

■感度:108dB@1kHz

■周波数応答範囲: 10Hz-35kHz

■動作音圧レベル:20~105dB


■ケーブル
 コネクタ:2ピン(0.78mm)、ケーブル長:1.2m、プラグ端子:3.5mm または 4.4mm

※詳細はメーカーホームページをご覧ください






【開封】
若干色褪せ感があり渋いです。
中の箱は黒でシンプルで好感が持てます。Performer8と比べると一回り大きいです。AFUL のフェイスプレートはモデル毎に渋派手で個人的には好きです。












【ケーブルとイヤーチップを交換】
有線イヤホンのチューニングで一番重要なのは「ケーブルとイヤーチップ」だと考えています。後にPerformer8との音の違いも確かめたいのでケーブルとイヤーチップ」はPerformer8と全く同じ定番の構成とします。


イヤーチップを取り付けます
Performer8と同じ引っ掛かりの無いツルツルノズル

ノズルの穴はメッシュのプレートが綺麗です。
Performer8は仕上げが酷く汚かったのでかなりの進化です。

シッカリと押し込みます

ケーブルを取り付けます。
ここもPerformer8と同じ2pinです。
本体側の穴は少しキツイので、ピンを折らないように
ゆっくり、確実に、垂直にグイッと押し込みます。





高減衰ベントついて】
説明には「・・・・ベントを開くと低音の弾力性が増し、より深い低域再生が可能となり、滑らかで柔らかな特性が得られます。・・・」とあり、オープン・クローズが簡単に変更できる画期的な仕組みと思っていました。

さて「どうやるのかな?」と、この真ん中の部分が「押すと開いて、再度オスと閉じる」みたいなスイッチになっていると思っていました。しかし、いくら押しても押せません。で、虫眼鏡でよーく見るとなんと・・・・!

「何やら横にテープ貼ってある、まさかなぁ~・・・」爪をかけて剝がしてみると「あ。。穴が・・」
一瞬固まりました。「ベントの切り替え毎に、剥がしたり貼ったりするの?のりが直ぐダメになりそうだし、貼ったまま使用していると、何時か剥がれてシール無くなるよな?特に夏場なんかダメじゃない?」と心でつぶやきました。」・・・こんな価格で、こんなチープな仕組みを平気で<機能の売り>にするとは、ビックリです。心が折れました。


結論から言うと私は常にシールを取った状態で使う事にします。
理由の一つとして最大のライバルと思われれる「DUNU DN 242」には堂々とベントがあります。中途半端にテープで塞いだりしません。ベント自体がチューニングの重要な一部と考えているからだと思います。なので、以降の諸々の評価はテープ無しのベントオープンとします。
Performer8Sのベント

DUNU DN 242のベント





【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。

対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



■利用Bluetooth レシーバー

FiiO(フィーオ) FIIO BTR17に4.4㎜コネクタで有線接続します。
DAC:ES9069Q×2、アンプ:THX AAA 78+、Bluetoothチップ:QCC5181
・QCC5181搭載による最新鋭のワイヤレス性能でロスレスオーディオにも対応
・詳細な音質調整を可能にする10バンドの高精細ロスレスPEQを搭載
・デュアル「ES9069Q」DACによる高品位な音質再現
・「THX AAA 78+」アンプによる強力な出力と優れた音質
・4.4mmバランス出力:650mW (32Ω、THD+N<1%)
・周波数特性:20Hz~80kHz(<3dB)
・高音質かつクリーンにこだわった精密な電源設計
・業界最新のBluetooth5.4に対応
・主要な高音質コーデックを網羅
 aptX Lossless:1200 kbps
 LDAC:990 kbps
 aptX HD:576 kbps
 aptX Adaptive:420 kbps
 AAC:328 kbps

aptX Lossless対応:CD音源がBluetooth無線において有線接続と遜色ない音質で聴ける
最近ではperformer8や他の有線イヤホンに関してもスマホ+BTR17」の組合せで利用しています。現在ではこの組み合わせが私のスタンダードです。



■聴く前のエージング
個人的にイヤホンのエージングは絶対に必要と思っています。特にダイナミック型ドライバーと平面駆動ドライバーは振動版が馴染んで安定するまでに、最低でも50時間以上、理想は100時間程度だと思っています。エージングには「パソコン+FIIO KA15」を利用します。

パソコンのプレイヤーはMUSIC Bee
DACアンプはFIIO KA15
通常聴く時のボリュームの10%程度の音量で50時間流しっぱなしにします。
50時間エージング完了



ファーストインプレッション
エージング50時間越え(Bluetooth aptX Lossless接続、4.4㎜バランス接続)

Performer8Sの音を初めて音を聴きました。
パット聞いただけでPerformer8の音質と比べて違和感は全くありませんが、表現力が明らかに違います。深く沈んだ低音スーッと抜けるような高音域、音場も広く空気感がある。しかし、全ての音がシッカリと聞き取れます。

商品的に見ても、音質の違いから見ても、前回紹介した「DN 242」と「Da Vinci」の関係性と酷似していると感じました。後継ではなく「姉」「弟」みたいな立ち位置です。「どちらも同じDNAを持ち、趣味や性格はよく似ているのに、声が違う」みたいな。今回のPerformer8とPerformer8Sもそんな感じがしました。

ボディー筐体も全く一緒です。多分内部の構造も全く一緒ではないでしょうか?
Performer8はBA型ドライバーが7基、Performer8SはBA型ドライバーが6基です。何故1基少ないのか。多分BA型ドライバーを1基外し、代わりにMicro-planarを1基入れたのだと思います。Micro-planarには大きく2種類あります。ダイナミックドライバーの様に円形をしたタイプとBA型ドライバーと同じ格好をした小さく四角いタイプです。Performer8Sは後者を搭載していると思われます。なので見た目の違いはベントの有無だけだと思われます。




ベントの有無


性能比較 Performer8S Performer 8
デザイン お洒落な色使いと大胆なライン
耳に良くフィットするデザイン。木星のイメージらしい。ステンドグラスみたいで綺麗。
まるで高級重箱の美しさ
耳に良くフィットするデザイン。ハンドペイントの美しいフェイスカバーが魅力です。
ドライバ
(低音用) DDx1
(低音用) Passive Radiatorx1
(中高音用) BAx6
(超高音用) Micro-planarx1
※メーカーでは詳しい情報が公開されていません。私の個人的な考えです。
(低音用)8mm DD×1
(低音用)BA×2
(中音用)BA×2
(高音用)BA×3
インピーダンス 26Ω±20% 30Ω
感度
108dB@1kHz
115 dB/mW
周波数応答範囲
10Hz-35,000Hz
バランスの良い低音~高音域
5Hz-35,000Hz
低音よりのチューニング
本体素材 樹脂?厳密には素材は不明
ノズルは本体一体の樹脂?
樹脂?厳密には素材は不明
ノズルは本体一体の樹脂?
コネクター 標準2pin 標準2pin
フィット感良い 良い
リケーブル ★Amazon【KBEAR 4989】4芯6N単結晶銅ケーブル(パープル) ★Amazon【KBEAR 4989】4芯6N単結晶銅ケーブル(ブルー)
イヤーチップ ★AmazonAZLA Sedna Earfit MAX(L) ★AmazonAZLA Sedna Earfit MAX(L)
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格62,980円前後
★AmazonPerformer8S
価格56,055円前後
★AmazonPerformer 8
音質比較
音場
★★★★★5.0
ベントとMicro-planarの効果は絶大です。バランスがよく音場が広がります。広いといっても音が拡散して音圧が低くなるわけではありません。スーッと伸びて行く感覚です。この辺りが最もPerformer8との違いでしょう。
★★★★★4.8
適度な音場があります。ボーカルを中心において左右に広がります。上下はそう広くありません。中音域が安定しているので非常に聴きやすく、左右に伸びてゆく高音域の音もしっかしと聴き取れます。
音圧 ★★★★★5.0
音圧はプレイヤーのアンプ性能比左右されますが、ダイナミック型ドライバー1基とは思えない音圧です。また、ベントによる音圧低下は感じません。
★★★★★5.0
音圧はプレイヤーのアンプ性能比左右されますが、Performer 8はダイナミック型ドライバーx1ですが、シッカリとした音圧です。
解像度 ★★★★★5.0
細分化された多ドライバーにより解像度は非常に高いです。特に中高音域の解像度は半端なく繊細です。
★★★★★5.0
細分化された多ドライバーにより解像度は非常に高いです。特に中高音域の解像度は半端なく繊細です。
高音 ★★★★★5.0
個人的にPerformer8に「もう少し高音の煌めきが欲しい」という思いがあったのですが、その部分が見事にアップグレードしています。ただ、繊細化はPerformer8かな。
★★★★☆5.0
若干柔らかく耳当たりのいいスッキリとした高音です。BA型ドライバーの特徴的なシャリシャリ・キラキラ感があまりありません。
中音 ★★★★★5.0
Performer8Sは一つのBA型ドライバーをMicro-planarに変更している関係でしょうか、若干ですが解像度が低いかもしれません。ただ、これはPerformer8とジーっと比べた時に感じるくらいなので実質は問題ない中音域です。
★★★★★5.0
中音域は若干低音寄りです。解像度も高く、ボーカルも濃厚です。ギターやバイオリン、ピアノなど弦楽器の繊細さと美しさが素晴らしいです。
低音 ★★★★★5.0
Performer8に比べると深く太い少し広がりのある低音です。子の辺りはベントが関係しています。グッと引き締まった低音が好きならPerformer8でしょうか。
★★★★★5.0
比較的どんな楽曲においても安定して、深く、広がりのある低音が鳴ります。やはり低音用ドライバー(DDx1、BAx2)は凄いです。
打楽器 ★★★★★5.0
バスドラ、ドラムス、シンバル、木琴、大太鼓色々聞いてみましたが、全部切れも良くスピード感もあります
★★★★★5.0
バスドラ、ドラムス、シンバル、木琴、大太鼓色々聞いてみましたが、全部切れも良くスピード感もあります
ボーカル ★★★★★5.0
男女ボーカルもシッカリと美しいです。特に女性ボーカルが綺麗です。全体的に柔らかで心地の良いボーカルです。何時までも聴いていた。
★★★★★5.0
男女ボーカルもシッカリと美しいです。しかも濃厚、全体的に柔らかで心地の良いボーカルです。何時までも聴いていたい。
相性の良い
楽曲ジャンル
EDM、ロック、ポップス、フュージョン、ジャズ、クラシックなど色々聴けます。しっとりとしたバラードもいいしアップテンポなロック・ポップスもいいしオールラウンドに活躍します。 EDM、ロック、ポップス、フュージョン、ジャズ、クラシック色々聴いてみましたがどれも素晴らしいです。アコースティック~電子楽器までオールラウンドです
一押しポイント 重低音~超高音まで高バランス
深く比較的やわらかい低音とスーッと伸びてゆく煌めく高音域、美しい音場に広がるバランスの良い世界観がが魅力!

柔らかめの重低音・低音は優しく中音域辺りまでを包み込み、煌めく高音・超高音域はスーッと伸びてゆきます。すべての楽曲がゴージャスになります。好みになりますが、特にスピード感とパンチと切れを望むならPerformer8もいいと感じます。
重低音&低音寄りの中音が魅力
重低音が包み込み中音域が全体をまとめ、更に高音域が彩る。そんな世界観が魅力!

重低音・低音の表現は押し出しが少し強く、逆に高音・超高音域は若干大人しい。多ドライバーなのに一体感が素晴らしく、すべての帯域において、深みがありシットリとした音を出します。「フェイスプレート」は高級感もあり素晴らしい。
デメリットと感じる所 やはり価格の高さと、ベントのあまりにもチープな切り替え構造でしょう。構造とは言えないけど(笑 3Dプリントで作成されたせいか、個体差でしょうが仕上に雑なところがあります。
総合評価 ★★★★★5.0 ★★★★★4.8
比較の結論
「Performer8S」はとにかく美しく音楽を感動的に演出してくれます。特にボーカルは煌めきます。
現在「Performer8」をお持ちなら、手放さずに「Performer8S」と両方もっておくのが得策でしょう。ロックやハードロックやパンク系で音楽をスピード感を持ってダイレクトに感じたい方、そしてコストパフォーマンスを重視するなら、「Performer8」の選択肢もいいと感じます。


「Performer8」と「Performer8S」は全くの別物では無く少し味付けを変えた商品と思います。ただ、ちょっと金額が高すぎでは?個人的には、「国と国の間の大人の事情」としか思えません。




【最大のライバル DUNU DN 242 と比べてみる】

DN 242は、2基のダイナミックドライバー、4基のバランスドアーマチュア、2基のマイクロプラナードライバーを搭載。 8基のドライバー、3種類の構造、5ウェイ周波数分離によって、ユ ニットの境界を超えた音響の探求を実現。 更に超低域から超高域まで、完全独立の5チャンネル構成。 音導+電子クロスオーバーによるデュアルシステムが、各帯域を精密に制御。 優れた位相整合と滑らかな音のつながりを実現します。


DUNU DN 242のシステム構成、音質の考え方など非常にPerformer8Sと似ています。
発売日は「DUNU DN242:2025年11月21日」「AFUL Performer8S:2026年2月15日」となっています。AFUL Performer8Sの方が後発となっています。ただ、時期はそんなに離れていません。また、DN 242はDa Vinciの、Performer8SはPerformer8の筐体とドライバーを利用しつつブラッシュアップした製品だと思われます。 個人的には前モデルのDa VinciとPerformer8が真っ向ライバル関係だったので順当な流れだと感じています。

利用するプレイヤーとDAC&アンプはXperia1ⅦFIIO BTR17です。

性能比較AFUL Performer8SDUNU DN 242
デザインお洒落な色使いと大胆なライン
耳に良くフィットするデザイン。木星のイメージらしい。ステンドグラスみたいで綺麗。
宝石の様な美しいレッド
Da Vinciとはまた違った美しさがあります。完熟トマトと言うかルビーと言うか、Da Vinciがとても地味に見えます。
ドライバ
(低音用) DDx1
(低音用) Passive Radiatorx1
(中高音用) BAx6
(超高音用) Micro-planarx1
※メーカーでは詳しい情報が公開されていません。私の個人的な考えです。
(低音用)10mm DDx1
(低音用) 8mm DDx1
(中音用) カスタムBAx2
(中高音用) カスタムBAx2
(高音用) カスタムPlanarx1
インピーダンス26Ω±20%35Ω
感度
108dB@1kHz
110 dB/mW
周波数応答範囲
10Hz-35,000Hz
5Hz-40,000Hz
ベント
あり
あり
本体素材樹脂?厳密には素材は不明樹脂?厳密には素材は不明
コネクター(0.78mm2pin差し込み式)
★Amazon6N単結晶銅ケーブル
(0.78mm2pin差し込み式)
Amazon6N単結晶銅ケーブル
フィット感良い良い
イヤーチップ★AmazonAZLA SednaEarfit MAX(L)★AmazonAZLA SednaEarfit MAX(L)
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格62,980円前後
★AmazonPerformer8S
価格53,699円前後
★AmazonDUNU DN 242


Performer8S+FIIO BTR17 バランス接続の音質評価
重低音~超高音まで高バランスしており、深く比較的やわらかい低音とスーッと伸びてゆく煌めく高音域、美しい音場に広がるバランスの良い世界観がが魅力です!

高音:繊細で美しいです。「煌めき・クリア・共鳴・余韻」全てが素晴らしい。
中音:男女問わずボーカルの安定感が半端ないです。打楽器・弦楽器も素晴らしい。
低音:厚みがあり、濃厚で深い低音が出ます。暴力的ではない切れの良い低音です。
音場:音の広がりは、まるで小宇宙の様です。しかも、ギュッと全ての音が濃厚。
音圧:余裕の音圧です。ボリュームを絞っていてもシッカリと存在感があります。
解像度:DAPへの有線バランス接続時の解像度と比べても遜色ありません。


DN 242+FIIO BTR17 バランス接続の音質評価
圧倒的な解像度の高さ、濃厚な太い重低音、どこまでも抜けてゆく高音域、ボーカルの吐息や空気管まで感じます。存在感のある中音域、音の厚み・深み、洗練された音質です。

高音:超高音の最後の端まで聴こえます。かといって耳に刺さることもありません。
   「煌めき・クリア・共鳴・余韻・空気感」全てが素晴らしく美しく繊細です。
中音:男女問わずボーカルに安定感がある美しい。シンバルの繊細な響きも凄い。
低音:厚みがあり、濃厚で深い低音が出ます。暴力的ではない切れの良い低音です。
音場:音の広がりは、まるで小宇宙の様です。しかも、ギュッと全ての音が濃厚。
音圧:余裕の音圧です。ボリュームを絞っていてもシッカリと存在感があります。
解像度:DAPへの有線バランス接続時の解像度と比べても遜色ありません。

まとめ:DN 242はPerformer8Sに比べると比較的フラットです。しかし、低中高までしっかりと存在感があります。どちらが良いか、好みになるので非常にむつかしいです。多少ドンシャリ気味で低音が厚めで押しが強くスッと広がる高音域が好きなら「Performer8S」。比較的フラットで全体域において美しく繊細、そしてシッカリと存在感のある低音と優しく繊細に煌めき空気感も感じる高音域が好きな方は「DN242」でしょう。私はどちらも好きなのであしからず(笑。



【総括】
やはり「Performer8S」は「Performer8の後継機」ではなく、ブラッシュアップ追加バージョンでしょう。現在「Performer8」をお持ちの方は買い増しをして、音の聞き比べをするのも楽しいでしょう。ただ、上記にも書きましたが金額が高いので、安くなるまで待ってもいいと思います。あと、ベントのテープが気にならなければ買いでしょう!(涙

※ケーブル交換、ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いだけでも音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。参考程度にお読みいただければ幸いです。