2026年3月5日木曜日

SONY(ソニー) WF-1000XM6 確実に音質は良くなっている。ドライバー/DAC/アンプ/通信/ノイズキャンセリングまで自社開発の希少な完全ワイヤレスイヤホンです。簡単にレビュー評価してみます。

 

SONY(ソニー) WF-1000XM6 
【はじめに】

2023年9月頃に購入した、「SONY WF-1000XM5」ですが、3年前ほどの商品になります。当時としては低音域~高音域まで繊細で柔らかく非常に美しい音質のイヤホンでした。しかし、時の流れと言うものが残酷です。技術の進化は止まらず、上を行く完全ワイヤレスイヤホンが続々と発売されました。あれほど魅力的だったSONY WF-1000XM5ですが、新しい商品の音質の中で「低音に迫力が無い」「音圧が低い」「インパクトに欠ける」「切れが無い」と感じはじめ、利用頻度は激減。残念ですが現在は手放しています。
※あくまでも個人的な感覚・意見です

現在、3機種の完全ワイヤレスイヤホンが手元に残っています。いずれも個性があり、素晴らしい音質です。毎日ランダムローテーションで使っています。朝の気分に合わせてイヤホンを選ぶのではなく適当に手に取って聴きます。つまり全てがお気に入りで順列を付けるのが不可能なイヤホン達なのです。個人的にこの3機種を「三羽烏(さんばがらす)」と呼んでます。

ドライバーの組合せも全く違う3機種ですが、いずれも「深い低音」「シッカリとした音圧」「高解像度」「美しい中高音」はキッチリ押さえており「音楽で感動」する事が出来ます。

NeoBuds Planar 高い解像度、切れのある低音、美しい高音には空気感も

 (全帯域)φ12mm平面磁界型ドライバーx1

Air5 Pro Plus 切れのある重低音と非常に繊細な高域のバランスが絶妙

 (低域)φ10mmダイナミックドライバー (中域~高域)MEMSドライバー

H3 柔らかく深い包み込むようなズシッとくる重低音と美しい中高音が魅力!

 (低域)φ12mmダイナミックドライバーx1[ 特製PU+ウール複合素材振動板 ]
 (中域)高性能BAドライバー x1 (高域)高性能BAドライバー x1

三羽烏(さんばがらす)

さて、今回のWF-1000XM6 が三羽烏の音質と同等か、又は超える事が出来るのかどうか?。Japanクオリティーが復活するかどうか、興味深い所です。価格は強気の約4万4千円!これは、ほぼ全てを自社開発と言う事もありますので、SONYを日本を応援すると言う事で妥当な価格と考えています。しかし、統合プロセッサーV2チップは多分WF-1000XM5と同じ物です。現在のWF-1000XM5の価格が約3万5千円ですから、ちょっと高いかなとも感じます。


【メーカー情報

https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM6/index.html

WF-1000XM6 専用設計ドライバーユニット

ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造で、柔らかいエッジが沈み込む低音域を、軽量高剛性のドームが伸びのある高音域を再現します。エッジに特許出願済みの新しいノッチ形状を入れることで、高域共振を制御し、より滑らかな再生を可能にします。

統合プロセッサーV2による「アダプティブNCオプティマイザー」

統合プロセッサーV2により、「アダプティブNCオプティマイザー」を完全ワイヤレスモデルで初搭載。装着者の耳形状の違いや、外部の騒音や装着状況をリアルタイムで分析し、常に最適なノイズキャンセリングを提供します。周囲の状況や個人の耳特性なとが差が生まれやすい高音域まで高精度に適応。あらゆるシチュエーションで周囲の影響を受けず、心地よく音楽に没入できます。

高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3e

WF-1000XM6から新たに高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3eを搭載し、前モデルの約3倍の処理速度を実現しました。これにより全てのマイクを正確に制御し、ノイズを打ち消すことが可能になりました。

片耳4個、計8個のマイクを制御する「マルチノイズセンサーテクノロジー」

片側2個のデュアルフィードバックマイクに加え、前モデルでは1個だったフィードフォワードマイクが2個に増加。片耳あたり合計4個、計8個のマイクを搭載することで、周囲のノイズをより正確に捉え、的確に打ち消します。特に中高音域のノイズキャンセリング性能が大幅に向上。電車や飛行機、カフェなど、さまざまな環境に含まれる中高音ノイズを効果的に低減し、これまでにない静寂を実現します。さらに、新搭載のフィードフォワードマイクと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3eの組み合わせにより、SN比(信号対雑音比)も改善。静かな環境下でも、より深い静けさを体感できるようになりました。

新しい通気構造による快適な装着感とデザイン

新しい通気構造によりイヤホン本体から耳への通気量が増えたことで、自らの足音や咀嚼音などの体内ノイズが大幅に減少しました。また膨大な耳の形状データを収集・分析。人間工学に基づいたエルゴノミック・サーフェス・デザインにより長時間使用時も快適な装着感を実現しました。WF-1000XM6では音質と快適な装着性を追求したミニマルなデザインを採用しています。

風ノイズを限りなく低減する、角の少ない流線形状

角の少ない流線形の本体形状に加え、マイク部は微細孔加工を施した凹凸のないデザインを施すことで高級感のあるデザインを実現するとともに風ノイズも低減します。また空気の乱れを低減する構造を内部に持つことで、限りなく風ノイズの発生を抑制しています。

圧縮音源を手軽に高音質で楽しめる機能「DSEE Extreme」

ストリーミングなどの圧縮音源を膨大な楽曲データを学習しているAI(人工知能)技術により、リアルタイムに分析。楽曲のジャンルや楽器などの情景に合わせて最適にハイレゾ級の高音質にアップスケーリングします。圧縮により失われた音源本来の周波数特性をより高精度に再現することで、臨場感あふれる高音質をお楽しみいただけます。AI技術の最先端であるディープ・ニューラル・ネットワーク(DNN)技術を駆使して再生している音の解析を行い、ボーカルに対してはボーカル向けのアップスケーリングを、打楽器に対しては打楽器向けのアップスケーリングをリアルタイムに切り換えながら適用できるようにしています。これによりボーカルの声を美しく響かせながら、同時に打楽器の迫力ある立ち上がりを再現します。

アンテナと本体構造の最適化

混雑した場所など、通信を遮る障害物が多い環境下でもリスニングが邪魔されないよう、筐体に内蔵されているアンテナサイズを前モデル比で約1.5倍大きくしました。またアンテナをさまざまな耳の形状でも干渉しにくい位置に配置することで、より多くの装着者に途切れにくく安定した接続性能を実現しました。加えて筐体内部もアンテナ特性に影響を与える部品の構造を見直し、最適化を図っています。





【購入】

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仕様

製品名:WF-1000XM6
カラー:ブラック
形状:カナル型
ドライバー:Φ8.4 mmダイナミックドライバー
Bluetoothバージョン:5.3
対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP
対応コーデック:SBC, AAC, LDAC, LC3
再生周波数帯域:20Hz〜40KHz(LDAC 96 kHz sampling 990 kbps)
電池持続時間(連続音声再生時間):最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ)
電池持続時間(連続通話時間):最大5時間 (NCオン) / 最大5.5時間 (NCオフ)
充電方法:USB充電 / ワイヤレス充電 (ケース使用)
マルチポイント:対応
重量:約6.5g x 2 (イヤーピース(M)含む)
通常価格:44,550円(税込)※ソニーサイトメーカー保証内容3年標準
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください


仕様については意外と不明な部分が多いいです。あまり多くのスペックを出さない感じで、同じオーディオメーカーのBose(ボーズ)と同じような感じになってきていると思います。




【開封】

箱はシンプルで良い感じです。本体はサラサラの「艶消しブラック」で渋いです。本体ケースと本体は、シンプルでギラギラ感は皆無。SONYらしい独特の世界感を感じます。ただ、時間が経って塗装が剥げたり、手ぶらが付かないか心配です。






もはやSONY伝統、フィルタ一切なし!



【イヤーチップ交換(AZLA(アズラ) SednaEarfit MAX)】

耳垢フィルターを装備した「医療用シリコン」を利用したイヤーチップです。
SONY標準のウレタンでは耳の穴が痒くなるので交換です。AZLAなら痒くなりません。
サイズは(L)です。装着ごケースにも問題なく入ります。少々粗目ですが無いよりはいいと思います。でも基本は常日頃シッカリと耳の穴掃除をする必要があります。
引き締まった低音と美しい高音が望めます。
ただホコリは良くつきます。
カーペットの上に落としただけで
これだけホコリが付きます。
定期的にウェットティッシュで拭きます。



【取り出し】

前回のWF-1000XM5に比べると格段に取り出しやすいです。丁度人差し指の辺りに窪みがあり、簡単に取り出せ落下の危険性も低くなります。









【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。


対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



 

ファーストインプレッション
WF-1000XM6とXperia 1 Ⅶとの接続ですが、ソニーのアプリ Sound Connect の設定は「マルチポイント(OFF)」「接続(音質重視)」「DSEE Extreme(ON)」「イコライザー(OFF)」にしています。

WF-1000XM5は美しく繊細で非常に柔らかな美しい音質でした。しかし、正直「グッ」と来る迫力に欠けており「刺激的ではない」というのが正直なところでした。しかし、WF-1000XM6 は違います。まだ、エージング0時間なので「甘い輪郭と解像度、見通しが悪い、振動版が馴染んでいないのか中低音が時折変な挙動・・」と諸々あるのですが、WF-1000XM5の「美しく繊細で非常に柔らかな音質」をベースに低音・中音・高音の全てがバランスよく出ています。音圧もあるし音場も広い。切れもいいしレスポンスも良い、特に沈み込むように切れのある迫力の低音域には驚きます。なのに中高音域もキッチリ出ています。
また、ボリュームの取り方にによって音質が格段に変わります。少しずつボリュームを上げてゆくとある段階で劇的に刺激的になります。この辺りはエージングが進むにつれて変わってくるかもしれません。

低音域
少し迫力に欠けるWF-1000XM5の低音を知っている方ならその進化の素晴らしさを体験するでしょう。沈み込むような低音、切れのある低音、唸るような低音、あらゆるジャンル、あらゆる楽曲の低音を表現してくれます。個人的に低音フェチなので個人的には100点満点の十分な低音量です。しかも、非常に押しの強い低音なのに、中音域や高音域を全く邪魔しません。また、長時間聴いても「低音疲れ」しませんでした。

中音域
エージング0時間なので、輪郭の甘さや、見通しの悪さ、解像度の低さを少し感じます。それでも、存在感のあるボーカルは丁度いい中間地点にあり男女問わず美しい声を聴かせてくれます。また、打楽器についても切れが良く繊細なシンバルの音までシッカリと聴こえます。ただ、現状、「他のイヤホンでは聴きとれる楽器の音が、少し聴こえない」とか有ります。この辺りはエージングで改善されることを期待しています。

高音域
WF-1000XM5もそうでしたが、シングルドライバーとは思えないくらい繊細で柔らかく伸びがあり煌めくような超高音まで出ています。しかも耳に刺さりません。楽曲の余韻・共鳴・空気感をしっかりと味わう事が出来ます。素晴らしいです。

音圧
48kHz/24bitや96kHz/24bitのハイレゾ音源の場合、WF-1000XM5では味わえなかった、押しのある存在感のある音圧です。公開していませんが、S/N比、DACやアンプ性能が更に良くなっている気がします。ただ、WF-1000XM5とWF-1000XM6とでは、同じ「統合プロセッサーV2」を使用しているので、はやり新ダイナミックドライバー自体の性能や通気口(ベント)の効果なのでしょうか?

解像度
48kHz/24bitや96kHz/24bitのハイレゾ音源の場合、高い解像度を感じます。また、サンプルレートの低い44.1kHz/16bit  の楽曲も「DSEE Extreme」でアップリンクし自然な解像度に仕上がっていると感じます。古い楽曲も良い音で聴くことができます。「DSEE Extreme」に関しては長く使われているSONYの技術で安心できます。

音場
こちらも48kHz/24bitや96kHz/24bitのハイレゾ音源の場合、空間は有線イヤホンと専用DAPをバランス接続したような、シッカリと左右に各楽器の音が分かれた音場です。空間は広いけれども音が散乱してスカスカになる事も全くありません。どこでどんな楽器の音が鳴っているかもハッキリと分かります。そしてボーカルは常に中心に位置します。
この比較的広い空間も「通気口(ベント?)」効果の様な気がします。抜けが良いというか、振動版が良く動いている様に感じます。

更なるエージングによる音の変化があったらご報告します。



【ここが気になる】

①「マルチポイントはOFF」にし「LDAC音質有線」にしていますが電波干渉による音切れが良く起きます。やはり良い音で過ごしたいのでこの設定は変えたくありません。
三羽烏(さんばがらす)イヤホンは全てクアルコムのaptX Adaptiveを使用している為、電波干渉があった時にビットレートを自動調整し音切れを防いでいます。 しかし、「LDAC音質有線」設定にすると自動調整が効かず音切れになっているのだと思います。最悪、「LDAC接続優先(自動)」にしてブツ切れを防ぐかなぁ~

②車に乗っているときXperia1Ⅶは車のAndroidオートのカープレイヤーとBluetooth接続させています。その状態でWF-1000XM6とXperia1Ⅶを接続します。そしてその状態で車のエンジンを切ると、WF-1000XM6のボリュームが最小になってしまいます。そうなるとボリュームを上げても反応しません。Xperia1Ⅶ本体側のBluetooth自体を再起動すると治ります。
これはWF-1000XM6が悪いのかXperia1Ⅶが悪いのか分かりません。





「三羽烏(さんばがらす)」との戦いは・・・】

さて、冒頭でお知らせした「三羽烏(さんばがらす)」とWF-1000XM6 を比べてどうだったかをお知らせします。

三羽烏(さんばがらす)

WF-1000XM6

結論から言うと、ドライバーの組合せも全く違う4機種ですが、いずれも「深い低音」「シッカリとした音圧」「高解像度」「美しい中高音」はキッチリ押さえており「音楽で感動」する事が出来ます。

■ WF-1000XM6 深い低音、繊細で柔らかい中高音域、十分な音圧と高解像度

 (全帯域)Φ8.4 mmダイナミックドライバーx1

NeoBuds Planar 高い解像度、切れのある低音、美しい高音には空気感も

 (全帯域)φ12mm平面磁界型ドライバーx1

Air5 Pro Plus 切れのある重低音と非常に繊細な高域のバランスが絶妙

 (低域)φ10mmダイナミックドライバーx1 (中~高域)MEMSドライバーx1

H3 柔らかく深い包み込むようなズシッとくる重低音と美しい中高音が魅力!

 (低域)φ12mmダイナミックドライバーx1[ 特製PU+ウール複合素材振動板 ]
 (中域)高性能BAドライバー x1 (高域)高性能BAドライバー x1


まず、通常のダイナミックドライバーの特性を簡単に上げてみます。
一般的にフルレンジのダイナミックドライバーは「低音域が強すぎ中高音を埋もれさせる(解像度の低下)」や「高音域では振動板の重さにより繊細な描写が苦手で、刺さるような音になりやすい」事があげられます。また、この傾向はダイナミックドライバーの直径Φサイズが大きくなればなるほど顕著に出てきます。

ダイナミックドライバーの高音域を補う為にハイブリット型のイヤホンが登場
ハイブリット型イヤホンは、ダイナミックドライバーを低音用にチューニングし、中高音様にBA型ドライバーやMEMSドライバーを使います。そうして安定した低音~高音を実現しています。

ダイナミックドライバーとは似て非なる平面駆動ドライバー
ダイナミックドライバーは構造上円の中心部で高音を出し外に行くほど低音になって行きます。しかし、平面駆動ドライバーは全く構造が違い低音も中音も高音も同じ一枚の板から、位置に関係なく出ます。逆に平面駆動ドライバーは中高音が強く低音が出にくいとも言われています。

WF-1000XM6はダイナミックドライバーなのになぜ低音も高音も出るのか
さて、それではなぜWF-1000XM6はフルレンジのダイナミックドライバーにも関わらず低音のみならず中高音も良い音なのか? 簡単に言うとWF-1000XM6のドライバーは見た目一つのダイナミックドライバーはなのですが、実は低音用の素材部分と高音用の素材部分を引っ付けています。つまり低音と高音は違う素材部分で、それぞれ音が出ている感じです。このタイプは近年増えて来ています。WF-1000XM5もこのタイプでした。更に今回のWF-1000XM6は「エッジに特許出願済みの新しいノッチ形状」を入れ高音域がより綺麗になるようになっているようです。

「三羽烏(さんばがらす)」とWF-1000XM6 を比べた
さて、この「三羽烏(さんばがらす)」とWF-1000XM6 を比べた時に二つのことを感じました。

一つ目は、全帯域の鳴り方です。WF-1000XM6 はシングルドライバーらしく低音~高音の帯域の段差を感じず、低音~高音域まで音の立ち上がりにムラがありません。どちらかというと一般的なダイナミックドライバーよりも平面駆動ドライバーの鳴り方に近くNeoBuds Planarと感覚が少し似ています。

二つ目は、シッカリとした重低音と耳に刺さらない驚くほど繊細な高音域が「ダイナミック+MEMSドライバー」のAir5 Pro Plusとよく似ている事です。

結論ですが、 (NeoBuds Planar+Air5 Pro Plus)÷2=WF-1000XM6 という方程式になりました。つまりWF-1000XM6は「三羽烏(さんばがらす)」と何ら遜色なくローテーション入りとなります。そして「三羽烏(さんばがらす)」は解散し・・・何時しか「四天王(してんのう)」となりました。(笑

四天王(してんのう)






【総括】

久々に永く楽しめるイヤホンだと思います。デザインもシンプルで高級感があり飽きが来ません。イヤーチップのチューニングで低音の出方は変わってきます。低音を効かす場合は大き目のイヤーチップを入れると良いでしょう。

クアルコムのチップセットを利用しない、全てがSONYオリジナル!しかも、音が良い!それだけでも応援する価値があります。

個人的な意見ですが、現在、WF-1000XM4またはWF-1000XM5をお持ちの方は買い替えで無く買い増しでOKだと思います。私はWF-1000XM5を下取りに出して買いました。まぁまぁ良い金額で買い取ってもらいました。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いや、イヤーチップのサイズによっても音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。