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| JVC HA-FX850 ハイレゾ対応ウッドドームイヤホン |
ウォークマンZX1〈walkman NW-ZX1〉を購入した今、やはりハイレゾ対応のHA-FX850がどうしても欲しくなりました。 そして、とうとう「JVC HA-FX850 ハイレゾ対応ウッドドームイヤホン」が手元に!
結論からザックリ申しますと、JVC HA-FX700の後継上位と思っていたのですが、これは後継上位とかいう生易しいもんではありません。確かにウッドドームの放つ重 低音は似てはおりますが、全てにおいて次元が違います。 これぞダイナミックと言わんばかりの迫力です。しかし、ただ迫力があるだけではありません、ウッドらしい音の暖かみや優しさを持ち、そして、HA-FX700がどうしても表現できなかった中・高音域、「これが本当にウッドドームなのか?」と疑いたくなるほど、艶やかで伸びのある中・高音を聴かせてくれます。
「心に響く音を聴かせてくれる」という点では間違いなくHA-FX700の後継ですけれどもネ!
また、同じハイレゾ対応のSONYのXBA-H3ハイブリッドイヤホンとも一味違うサウンドを聴かせてくれます。
低音域・中音域・高音域の全てにおいて、音の表現情報が豊富で、迫力があり、各音もクッキリとした輪郭でボケていません。高音域のシンバルンなどは耳に刺さります。この刺さり、ウッドドームとは思えません。エージングで更なる変化をすると思います。
HA-FX850 主な仕様
| 型式 | ダイナミック型 |
| ハイレゾ対応 | 〇 |
| ユニット径 | φ11.0㎜ |
| 出力音圧レベル | 106dB/1mW |
| 再生周波数帯域 | 6Hz~45,000Hz |
| インピーダンス | 16Ω |
| 最大許容入力 | 200 mW(IEC ※) |
| コード | 1.2m(Y型)OFC(MMCX着脱式) |
| 入力プラグ | φ3.5㎜24金メッキ、ステレオミニプラグ、メタルスリーブ採用 |
| 質量 | 13.0g(コード含まず) |
| 付属品 | イヤーピースS、M、L 各2個、低反発イヤーピースS、M 各2個、コードキーパー、クリップ、キャリングケース |
※ IEC(国際電気標準会議)規格による測定値です。
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箱はJVC HA-FX700とほぼ同じ高級感があります
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おおぉ~
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JVC HA-FX700とほぼ同じケース付き
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中にイヤーチップ各種
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ケーブルは1.2mと長い(SONY XBA-H3と同じ)
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フロントに小さな穴
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MMCX端子を使用した着脱式コード、太くて存在感があります
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デザイン的にはHA-FX700が好きかなぁ~ 色、木目もHA-FX700が好みです
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HA-FX850の方が長いです。この長さの違いが音の迫力・響きなどに。大きな影響を与えていると思います。
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リアのエア抜き、ここからシッカリ音漏れします。(もちろん外の音も聞こえます)
これがあるから音場の空間・抜け感が表現できるようです。音漏れとはトレードオフですね!ただ、常識レベルのボリュームであればそんなに周りに迷惑をかけることは無いと思います
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ワンランク上のウォークマンと音源を聴いているよう!パワーもありボリュームを1つ小さくしてしまった!この迫力には正直ビックリしました。大人のドンシャリといった感じでしょうか?ただ、これはエージング後変わってくると思います。
ただ残念ながらNW-M505やスマートフォンでは、HA-FX850の性能を十二分に引き出すには、役不足です。
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ウォークマンZX1〈walkman NW-ZX1〉で
おおぉ~ 素晴らしい!低音~高音までよどみなく再生します。 第一印象は SONY XBA-H3 に迫力をプラスした感じ!今まで聴こえてこなかった音が聴こえてきます。しかし、低音はもちろんの事、ウッドでこんなに高音域が綺麗に出るなんて感動です。
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★イヤーチップは私にとっての定番
お気に入りのイヤホンと比較してみました
比較その1(仕様)
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JVC HA-FX850 |
JVC HA-FX700 |
SONY XBA-H3 |
| 型式 |
ダイナミック型 |
ダイナミック型 |
BA型+ダイナミック型 |
| ドライバーユニット |
ウッドドームユニット |
ウッドドームユニット |
ハイブリッド 3ウェイ |
| ハイレゾ対応 |
〇 |
× |
〇 |
| ユニット径 |
φ11.0㎜ |
φ10mm |
φ16mm
(ダイナミック部) |
| 出力音圧レベル |
106dB/1mW |
104 dB/1 mW |
107dB/mW |
| 再生周波数帯域 |
6Hz~45,000Hz |
6 Hz~26,000 Hz |
3Hz-40,000Hz |
| コード |
1.2m(MMCX着脱式) |
0.8 m |
1.2m(着脱式) |
※詳しい詳細については各メーカーページをご確認ください
・
JVC HA-FX850メーカーページ
・
JVC HA-FX700メーカーページ
・
SONY XBA-H3メーカーページ
比較その2(個人的評価レビュー)
標準のシリコン系のチップは高音域が上がりますが、低音域が痩せます。
個人的に低音が好きなので、全てイヤーチップを音漏れも軽減できる
「
コンプライ イヤホンチップ Tx-シリーズ(Lサイズ)」に交換しての評価です
Tx-シリーズは耳垢防止のフィルターが付いているタイプで多少高音域に影響が
でます(低音域がUPし高音域が少しマイルドになります)
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JVC HA-FX850 |
JVC HA-FX700 |
SONY XBA-H3 |
| 高音 |
◎ 情報量の多い高音 |
○ 情報量が少ない高音 |
◎ 情報量の多い高音 |
| 中音 |
◎ 情報量の多い中音 |
○ 情報量が少ない中音 |
◎ 情報量の多い中音 |
| 低音 |
◎ 引き締まった低音 |
◎ 深く広がる低音 |
〇 バランスの良い低音 |
| ボーカル |
○ 女性ボーカルが美しい
ボーカルが前面にグッと出てくる
↓
◎ 更に透明感と音の伸びが
プラスされ感動! |
◎ 優しく温かい HA-FX850
をスケールダウンした感じ |
◎ 繊細でよく聞き取れる
全体的にフラットに聴こえる |
| 細やかな音 |
◎ ボーカルの後ろに埋もれ
そうで埋もれない絶妙の
鳴り方をしている |
△ 聴こえているが気がつかない |
◎ ボーカルと同等に良く聴き
とれる。この辺りHA-FX850
と方向性が違う |
| 音の輪郭 |
◎ 低中高と輪郭がクッキリ |
○ 輪郭は多少ボケ気味 |
○ 輪郭はフラット |
| 音の迫力 |
◎ 解像度が高くダントツの
迫力!低中高音の全域に
おいてダイナミックらしい音圧。
デカイボディーが生み出す
迫力は圧巻の一言 |
○ 中音域は低音域に埋もれ
がちだが、低音を中心に
マイルドな心に響く迫力。 |
○ 上品、高中音は繊細
低音が全体をまとめ良い
しかし、迫力は不足気味 |
| 音の質 |
◎ 表現が妥当かどうかだが
音に艶がある大人のドンシャリ |
○ ウッドらしいマイルド感
中高音は足りないが優しい |
○ 一番原音に近い音を再生
優秀だが色気がイマイチ |
| 音の広がり |
○ 左右の広がりはあるが
奥行き感がもう一つ
↓
◎ XBA-H3には及ばないが
音空間が少し広くなった |
◎ コジンマリとではあるが
広がり奥行き空間を感じる |
◎ 前後左右
空間の広さはダントツ |
| 音のまとまり |
○ 各音の輪郭がクッキリ
しているため、少しばら
ついているように感じる
↓
◎ ばらつき感も無くなり
臨場感のあるまとまりに |
◎ 中高音は不足しているが
全体のまとまりは良い |
◎ 楽器の位置にバラツキを
感じるが程よいバランス |
| 高音の刺さり |
△ シンバル等高音が刺さる
ウッドとは思えないシャリシャリ音
↓
○ 音の刺さりも無くなり
伸びの良い自然な高音に |
○ 購入当時から刺さらない
高音が出てないから? |
○ 購入当時から刺さらない
BAだから? |
| サイズ感・見た目 |
○ 少しデカイが高級感もあり
恥ずかしくない |
◎ サイズ感は小ぶりで良い
木の質やデザインはNo1 |
× デカイしデザインが・・・
スタバに行くの恥ずかしい |
| 装着感 |
○ 通常タイプ:重心がケーブル
の辺りにある気がする
↓
○ コンプライをLサイズに
してから安定感がでた |
◎ 通常タイプ:軽いバランス
が良く、装着感は良い |
◎ 耳かけタイプ、慣れると
大きいが安定している |
| タッチノイズ |
○ 少し気になる
(柔らかく交換可能) |
△ 結構気になる
(ケーブル堅い交換不可)
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◎ ビックリするほど無い
(かなり柔らかいケーブル) |
COMPLY
(コンプライ)
イヤホンチップ |
Tx-400シリーズ
(M & Lサイズ) |
Tx-400シリーズ
(Mサイズ) |
Tx-200シリーズ
(M & Lサイズ) |
| 音漏れ |
△ 設計上漏れる
↓
△ コンプライをMからLサイズに
変更後、すこし音漏れ軽減 |
△ 設計上少し漏れる |
○ 漏れ少ない |
| 感想 |
HA-FX700の弱点である
高音域・中音域及び音の抜け・
切れ味等、モロモロを克服。
迫力の低音から繊細な高音まで
何時までも聴いていたくなる。
この力強いサウンドには感動!
リケーブル後、更に変化が! |
中高音域が少し弱いため、
低音が特に強調される。
しかし、エージングがシッカリ
済めば、全体の輪郭のボケた
感じが取れ、中高音の抜けや
メリハリもアップし心地よい。
日常使いとしてはHA-FX850
より気軽に使える。
NW-505やXperia Z Ultra、
NW-ZX1との相性が良い! |
バランスの良い優等生
まとまりも良く個人的には
他社比較の基準としている。
HA-FX700・HA-FX850に
比べると低音はボワッと
して迫力に欠け切れも無い。
最近ではあまり出番がない。 |
| 評価点(10) |
7点 (エージング:未)
↓
9点 (エージング:軽く済)
↓
9.5点 (リケーブル後) |
7.5点 (エージング:軽く済)
↓
8.5点 (エージング:済) |
7点 (エージング:軽く済) |
個人的に上記3つのイヤホンがお気に入りです。気分によって使い分けていきたいと思います。
【総括】
流石ハイレゾ対応!原音をかなり忠実に再現していると思います。BAタイプに引けを取らない繊細さと、BAタイプには無いグッと来る深い迫力を持ち合わせていると思います。しかし、1つのフルレンジ・ウッドコーンでここまで低音域から高音域まで再生させるとは、相当の工夫とスキルが必要だと思いました。HA-FX700の不満を研究し克服した結果なのだと感じました。
ただ、原音再生を追求していると思われる為、悪い音源や程度の悪いプレイヤーで再生すると、音割れやノイズなどの酷い音まで忠実に再生してしまう事があり、逆に耳が疲れる事も!
正直なところウォークマンZX1〈walkman NW-ZX1〉以外のプレイヤーでHA-FX850を使用する気があまりしない。ZX1とFX850の組み合わせは「ホッ」とするのです。
また、NW-ZX1ではクリアオーディオプラスを切っています。クリアオーディオプラスをONにすると全体の迫力は確かにアップするのですが、逆に高音域が刺さってきます。ZX1とFX850の組み合わせでは、音を何もいじらない設定が良いと感じました。
個人的ではありますが、JVC HA-FX700を所有しており「低音が好きなんだけど、少し高音中音域に不満もある」「もう少し迫力が欲しい」と言う方、又は「低音が好きで、一味違う大人のダイナミック型イヤホンを好まれる方」にはお勧めの商品です。
よく、知り合いに「お勧めのイヤホンは何だ?」と聞かれますが、イヤフォンの音の好き好きには個人差があり、相性があります。
だからこう言います「最低2時間は店に居座り、目を付けたイヤフォンを聴き比べて、耳から離したくない!と思ったイヤフォンを買うべし!(笑」と・・・。
是非、お近くのオーディオコーナーでHA-FX850を聴いてみていただきたい。(出来れば良い音源と良いアンプで!)
数ヵ月後エージング終了後どんな音に変化しているか楽しみでなりません。金額は高いですがケーブルも交換でき、音の変化も楽しめ、長く使える商品だと思います。
HA-FX850の性能をフルに発揮!更に美しい音に!
NW-ZX1とHA-FX850の組み合わせで、個人的に大変幸せな気分になる楽曲たちのご紹介です。もしよろしければ御覧ください。