2026年4月26日日曜日

SOUNDPEATS(サウンドピーツ) UU2イヤーカフ イヤホンをPOPClip2買った。LDAC対応で低音も出るという。簡単にレビュー評価してみます。

 

SOUNDPEATS UU2(POPClip2)
【初めに】

2025年4月現在、所有しているお気に入りのカフス型のイヤホンは「JVCKENWOOD Victor HA-NP1T」と「Bose Ultra Open Earbuds」とです。Victor HA-NP1Tはオフィス用で、Ultra Open Earbudsは自宅でネットフリックスやAmazonプライムビデを見たりする専用としています。しかし、Ultra Open Earbudsは別としてVictor HA-NP1Tはとても音楽を聴く気にはなれない音質で通話用にしか使っていません。さて、今回のUU2はLDAC対応で低音に自信があり低価格と非常に興味をそそられます。SOUNDPEATS は「Air5 Pro Plus」「H3」を所有していますがいずれも低音表現は素晴らしいです。なのでUU2にも期待してます。

主な購入ポイント

①LDACによるハイレゾ対応、特に低音
②音量やマイク性能、カスタマイズ操作性に優れていること
③操作が簡単で、手袋をしたままでも利用できること
④頻繁に着脱を繰り返す眼鏡やマスクに対応できること
⑤耳につけっぱなしで回りの声が聞こえ会話も普通に出来ること

以上、5つのポイントをベースに検討しました。


【購入】

AmazonSOUNDPEATS(サウンドピーツ) UU2イヤーカフ イヤホン LDAC対応/ハイレゾ/最大42時間再生/Bluetooth6.0/12mm径チタンコーティング振動板/ デュアルマグネット/物理ボタン/アプリSOUNDPEATS対応 3Dオーディオ マルチポイント接続 IPX5防水 耳挟み式 開放型 ワイヤレスイヤホン オープンイヤーイヤホン POPClip2 (ブラック)


主な特徴

・オープンイヤーなのに、想像を超える低音体験

・進化したU字型デザイン|極上装着感のイヤーカフ

・長時間再生&物理ボタンで、毎日がもっと使いやすく

・Bluetooth 6.0 & アプリ「SOUNDPEATS」対応、スムーズな使用体験

・ダイナミック EQ、プライバシーモード、空間オーディオなど

AI 通話ノイズキャンセリング×AeroVoice風切り音低減テクノロジー



仕様


名称:UU2イヤーカフ イヤホン

型番:POPClip2 (ブラック)

カラー:ブラック


・ドライバー:12mmデュアルマグネットドライバー(チタンコーティング)

・周波数特性:20Hz〜20kHz(AAC,SBC)

       20Hz~40kHz(LDAC使用時 最大24bit/96kHz)

・Bluetoothバージョン:Bluetooth 6.0

・コーデック:AAC,SBC,LDAC

・通信距離:約10m(見通し距離)

・バッテリー容量:500mAh(ケース)50mAh*2(イヤホン)

・最大再生時間:約10時間、約42時間 (充電ケース併用)

・急速充電対応、10分充電で2時間再生可能

・充電ポート:Type C

・防滴仕様:IPX5

・本体寸法(L*W*H):64.8*51.8*29mm(ケース込み)

・重量:約5g(イヤホン/片側) 約47g(充電ケース+イヤホン両側)

・付属品:充電ケース、TYPE-C充電ケーブル、取扱説明書

※詳しくはメーカーホームページをご覧ください







【開封】

箱は小さいです。コストダウンの為でしょう、若干箱の段ボールが柔いです。後本体ケースも樹脂がチープに感じます。ケースのふたも少し滑って開けにくいです。カフスは取り出し易く、終い易いです。耳への装着も良好です。





装着感は良いです。強すぎず弱すぎないU型デザインでフィットします。ずれも少ないです。丸い球の方の位置によって音質が随分と変わります。最初は自分なりの位置をシッカリと把握する必要があります。



後ろから見たところです。驚いたのはマスクの着脱が比較的容易に出来ます。「JVCKENWOOD Victor HA-NP1T」や「Bose Ultra Open Earbuds」でマスクをすると、ほぼ100%スッとんで行くか、マスクの紐にぶら下がりますが、UU2はマスクの外し方を間違わなければ、60%の確率でスッと外せます。これは意外でした。


メカニカルスイッチの位置ですが、本体の下部にあります。非常に浅いスイッチで少し押しにくいです。作業用手袋などをしている場合は押せないかもしれません。静電タッチでない所は評価できるのですが、このボタンでは少しストレスが溜まるかもしれません。








【聴いてみる】

評価の前に一言
評価の音質に関しては「カフス型イヤホン」という事が大前提です。よくあるカナル型のイヤホンの音質とは土俵が違うという事はご了承ください。個人的にはあまりボリュームを上げず、BGM的に良い音を楽しむのが良いと感じます。

■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。



■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でコーデックはフル対応です。


対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



 
接続設定

スマートフォンとの接続は良好ですが、デフォルトはマルチポイントの設定になっているので注意が必要です。マルチポイントではコーデックが(SBC/ACC)となるため、アプリケーションからLDACを選択する必要があります。LDACを選択するとマルチポイントは利用できません。この辺りは諸々トレードオフになりますので、UU2をどういう使い方をするのかを考えておく必要があるでしょう。私は音楽専用と考えているのでLDAC一本の設定とします。

また、LDACにすると「空間音響エフェクト」「ゲームモード」「ダイナミックEQ」は選択不可となります。つまり、ソフトウェアで音質に飾り付けはできませんので、メーカーのデフォルトソフトウェア設定とハードウェアから出る音質で勝負となります。
アプリのバッテリ残量表示が雑(笑


ファーストインプレッション

仕様から見る音質の想像
・12mmダイナミック ・・深い低音と広い音場に期待
・デュアルマグネット ・・力強いレスポンスと音圧が期待
・チタンコーティング ・・金属系により中音/高音が硬質で煌めく
と予測します。



エージング0時間なので「全体の音が硬い、甘い輪郭と解像度、若干輪郭が立っており高音域が少し耳に刺さる・・」と諸々あるのですが、この辺りはエージングで解消すると思います。それでは聴いてみます

エージングほぼ0時間

低音域
低音にとっては「ドライバーのΦサイズの大きいのが正義!」と思っています。サイズφ12mmのダイナミックドライバーから生まれる低音域は間違いなく迫力があります。
ハードウェア筐体の大きさからみても奥行や音場はどうしてもありませんが、オープンなカフス型イヤホンとしては素晴らしいと思います。また、デュアルマグネットにより的確な振動とチタンコーティングにより張りのある低音が生まれています。SOUNDPEATSらしい低音だと思います。 

中音域
エージング0時間なので、輪郭の甘さや、見通しの悪さを感じますが、表現帯域の広さは抜群です。中音域がシッカリしているので低音域と高音域の境目も感じず自然に帯域が繋がっています。男女問わずボーカルも美しいです。デュアルマグネットとチタンコーティングによりレスポンスが高く抜けも良いです。

高音域
エージング0時間なので、すこしエッジが立っており楽曲によっては耳に刺さります。あまり繊細な音は聴こえないように思えます。また、高音域の伸びや共鳴感はあまり感じず、スッと就職します。ただ、カフス型と考えると驚異の高音域でしょう、LDACならではでしょう。

音圧
デュアルマグネットとチタンコーティング、そしてΦ12㎜というサイズから生まれる音圧はカフス型の中ではトップクラスでしょう。周りが静かな環境で音を聴いたらカフス型とは思わないかもしれません。ただ、ボリュームを上げ過ぎると音割れや、耳への刺さり、音漏れもおこります。

解像度
エージング0時間で100%では無いのでしょうが、それでもハイレゾをしっかり感じます。LDACの高ビットレートではハッキリと解像度の高さを感じます。

音場
思ったより広くは無いです。ただ、音質はハウジングのサイズやハードウェア的にはあまり多くは望めず、構造上音は軽く深みはありません。音場の広がりや奥行きや深みもあまりありません。ただ、ソフトウェアである程度は雰囲気は出せると思います。



主な購入ポイントの結果

【はじめに】の部分で述べた購入ポイントについてです

①LDACによるハイレゾ対応、特に低音
カナル型イヤホンとは比べられませんが、カフス型としては、低音~高音域まで期待通りのハイレゾ音質でした。低音も十分によく出ています。

②音量やマイク性能、カスタマイズ操作性に優れていること
音量も取りやすくマイク性能も良かったです、スイッチのカスタマイズは左右個別に設定する事が出来て〇です。

③操作が簡単で、手袋をしたままでも利用できること
メカニカルスイッチが小さく、少し固めでダブルタップやトリプルタップなど、小刻みに「カチカチッ」と押さなくてはいけません。少しコツもいります。ごつい手袋では細かな操作が出来ませんでした。

④頻繁に着脱を繰り返す眼鏡やマスクに対応できること
 焦らず、外し方を間違わなければ比較的マスクも大丈夫でした。
 ただ、やはり気を抜くとマスクの紐にぶら下りました。

⑤耳につけっぱなしで回りの声が聞こえ会話も普通に出来ること
 普通に外音が聴こえます。


今後エージングが進み音質に大きな変化があったら追記報告します。






【比べてみる】

音質にこだわった他のカフス型イヤホンと比べてみます
Bose Ultra Open Earbuds(ボーズ ウルトラ オープン イヤーバッズ)です。かれこれ2年前の商品になりますが、未だに独特の世界観があります。実はBose Ultra Open Earbudsは初めて買ったカフス型のイヤホンです。とかくBoseは秘密主義でドライバーの構成や再生周波数帯域の情報はほぼ公表されません。「いい音を提供するので、数値は関係ない、と言う事なのかな?」といつも思ってます。
昔からBoseは独自の音響技術は素晴らしく「何でこんなに小さいのにこんな低音が出るんだ?」といつも驚かせられます。そして近年はプラスしソフトウェアによる音響技術が素晴らしいのです。

(仕様)

■Bose Ultra Open Earbuds
・商品モデル番号 ‎881046-0020
・カラー ‎ホワイトスモーク
・Bluetooth:バージョン5.3(最長9.1m)
・対応コーデック:SBC/AAC/aptX Adaptive
・ドライバー構成:不明
・再生周波数帯域:不明
    (個人的には20Hz-20,000Hz程度ではないかと憶測)



比較

サイズ:ほぼ同サイズ
装着感:どちらも良い
音 場:Earbudsの方が広い
音 圧:Earbudsの方がある
深 み:Earbudsの方がある
抜け感:UU2の方がある
低 音:Earbudsの方がある
中 音:UU2の方がある
高 音:UU2の方がある
スイッチ:操作性はEarbudsは100点満点
デザイン:Earbudsがオリジナリティーにあふれ質感も100点満点
価 格:Earbudsは最近30,000円を切っているが高い、
    コストパフォーマンスはダントツにUU2です。

UU2は低音~高音まで帯域が広く音は良く出ていますが、全体的に軽い質感です。Earbudsは低音~中音が得意でシットリと深い音が出ます。日常的に使うのであればUU2、自宅で映画を見たりするときはEarbudsかなと思います。
また、Earbudsは外で落とすと泣きますが、UU2は落とした、また買えばいいかなとショックは少ないです。Earbudsは高価なので「良いとが出て当たり前」と言う先入観もあります。UU2は「安いのにこんなに良い音なの?」と思ってしまいます。




AIでUU2(POPClip2)の装着イメージ動画を勝手に作って楽しんでいます。
チョイチョイおかしい所がありますが、あくまでも御愛嬌という事でご了承ください。
最初の動画はどうも踊りながら歩いてきたので片方を落としたようです。(笑










【総括】

UU2(POPClip2) 間違いなくカフス型の中ではコストパフォーマンスがNo1の商品だと思います。音質も良くカフス型では中々出にくい低音をしっかり出し、尚且つハイレゾ音質で楽しめます。カフス型のイヤホンをお探しで、音質が良く価格もリーズナブルな商品をお探しの方にお勧めです。商品の品質も悪くありませんし、デザインは悪目立ちしないので個人的には好きです。外音も聞きながら、いい音楽も聴く、是非ご検討しては如何でしょうか?

ただし、本気でよい音を聴くなら、カフス型ではなくカナル型の「SONY WF-1000XM6」か「Technics EAH-AZ100」がよろしいかと、高価ですが音質に関しては間違いないです。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いや、イヤーチップのサイズによっても音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。