Victor HA-NP1T Vs. SONY LinkBuds Open |
2024年11月現在、所有しているお気に入りのオープンタイプのイヤホンは「Bose Ultra Open Earbuds」「JBL SOUNDGEAR SENSE」「Cleer ARC II Sports Edition」です。これらは、オフの日専用で自宅でネットフリックスやAmazonプライムビデを見たりする専用としています。さて、今回はビジネスで主に「電話やWebミーティング」用として検討しました。
主な購入ポイント
①耳につけっぱなしで回りの声が聞こえ会話も普通に出来ること
②見た目も重要!お洒落であること
③音量やマイク性能、操作性に優れていること
④操作が簡単で、手袋をしたままでも利用できること
⑤頻繁に着脱を繰り返す眼鏡やマスクに対応できること
⑥コーデックの種類や低音に期待はしないが、できれば音のいい商品
以上、6つのポイントをベースに検討しました。そして「Victor HA-NP1T」と「SONY LinkBuds Open」まで絞りましたが、迷いに迷って2使うことに(笑
【購入】
両方ともAmazonで購入しました
Victor HA-NP1T カラーマルーン SONY LinkBuds Open カラーブラック |
◆Victor HA-NP1T マルーン
仕様
名称:HA-NP1T
型番:HA‐NP1T-T
カラー:マルーン
・ドライバー:10mm
・周波数特性:20Hz~20kHz
・Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.3 / Power Class
・コーデック:SBC, AAC
・通信距離:約10m(見通し距離)
・電池持続時間:最大約8時間(イヤホン本体) / 最大約16時間分(充電ケース)
・充電時間:約2時間、充電ケース:約2.5時間
・防滴仕様:IPX4
・重量:イヤホン(片耳):約4.9g、充電ケース:約30g
・付属品:充電ケース、充電用USBケーブル、ロゴステッカー
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください
ケースカバーと本体カバーを同時に買いました
★Amazon:LinkBuds Open用ケースカバー アッシュブルー
★Amazon:LinkBuds Open用 エアフィッティングサポーターアッシュブルー
仕様
名称:LinkBuds Open
型番:WF-L910 BZ
カラー:黒
・ドライバー:11m(高磁力ネオジウムマグネット)
・周波数特性:20 Hz - 20,000 Hz (44.1 kHz sampling)
・Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.3
・プロファイル:A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP
・コーデック:SBC, AAC, LC3
・通信距離:約10m(見通し距離)
・電池持続時間:最大約8時間(イヤホン本体) / 最大約14時間分(充電ケース)
・連続音声再生時間:最大8時間
・連続通話時間:最大4.5時間
・待受時間:最大13時間
・重量:約5.1g x 2 (フィッティングサポーター含む)
・充電方法:USB充電 (ケース使用)
・付属品:USBケーブル、保証書
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください
【デザイン】
結論から言うと、デザインは Victor HA-NP1T の圧勝です。360度どこから見ても完璧でイヤークリップタイプの中では最も癖がなく美しいと感じました。基本的なデザインもですが選べるカラーが素晴らしいのです。個人的にはグリーンとマルーンで迷いました。
SONY LinkBuds Open は個人的には残念ながらデザイン的に見るべきところは在りません。せめて付け替えできるカバーが慰めですが、それでも筐体に美しくは在りません。ただ、他に類を見ない機能美はあると感じます。
◆Victor HA-NP1T マルーン
デザインが素晴らしいです。本体カラーとアーム部分のカラーの組み合わせや、4色あるカラーも魅力。もう一個欲しくなるかも?!また、しっかりとニッパー君がいます。
◆SONY LinkBuds Open ブラック
デザインはともかく、わたしの常識を覆すドーナッツ状のドライバーには度肝を抜かれます。最初は「これで本当に音が出るの?」と思いました。きっと特許ですよね?!ソニーでしか作れない技術と感じました。中国にパクられないように!奇抜なアイデアとデザイン性のバランスの難しさを感じます。【装着感 眼鏡&マスク】
◆Victor HA-NP1T マルーン
装着感ですが素晴らしいです。全く耳が痛くありませんし、軽いのでつけていることを忘れます。アーム部が広がるので装着するときも楽ちんです。・眼鏡について
全く干渉せず問題ありません
・マスクについて
マスクを着脱するとき、クリップタイプの形状からしてどうしても、耳の裏に回り込んだ本体部分が気になります。ゆっくり意識してマスクを外せば問題ないのですが、乱暴にマスクを外すと「ニッパー君」が飛んでゆきます。また、どうしても軽さがあだとなり、つけていることを忘れて乱暴にマスクを着脱してしまいます。10点中6点でしょうか。
◆SONY LinkBuds Open ブラック
装着は慣れるまで少し苦労します。ポジションが決まると耳から落ちることもありません。ただし余り耳の穴に押し込むと耳の穴が痛くなります。個人的には耳の穴に無理やり押し込まない絶妙の位置を模索する必要があると感じました。・眼鏡について
全く干渉せず問題ありません
・マスクについて
全く干渉しません。素晴らしいです。
【操作性】
◆Victor HA-NP1T マルーン
メカニカルスイッチが素晴らしいです。手袋していても利用できます。100点満点!
◆SONY LinkBuds Open ブラック
振動スイッチで赤丸のあたりをタップすると機能します。素晴らしいです。手袋していても利用できます。100点満点!技術的には200点です。【聴いてみる&音漏れ】
評価に使う楽曲
プレイヤー
いつもの「Neutron Music Player」を使用します。
設定等が複雑ですが、機能が多く音質が良いです。WindowosPC版も存在しており、私の手持ちの全ての端末で統一できます。
イコライザー(OFF)に設定
プレイヤーはスマートフォン「SONY Xperia 1 VI」を使用。
コーデックについては「HA-NP1T」「LinkBuds Open」ともにAACとなります。
◆Victor HA-NP1T マルーン
明るく抜けの良い中高音域が魅力です
◆SONY LinkBuds Open ブラック
音圧のあるしっかりとした中低音が魅力です
Victor HA-NP1T も SONY LinkBuds Open も通話に適した音を出します。しかし、音楽を本気で楽しむには向いていません。音楽に関しては、あくまでも「BGMを心地よく」程度に考えておいた方がいいでしょう。おまけ【オープンイヤホン 頂上決戦】
上左)Bose Ultra Open Earbuds 上右)Cleer ARC II Sports Edition 下左)SONY LinkBuds Open 下右)Victor HA-NP1T |
◆Bose Ultra Open Earbuds ホワイトスモーク
◆Cleer ARC II Sports Edition ブラック
高音質コーデック「aptX Lossless」「aptX Adaptive(24bit/96kHz)」に対応。接続性・低遅延・音質の基準をクリアしたQualcomm「Snapdragon sound」認証取得
◆SONY LinkBuds Open ブラック
◆Victor HA-NP1T マルーン
独断と偏見の結果発表!
★音質・未来感 No1
はやり、驚きと感動のBoseでしょう!音質のバランスよさは素晴らしくイマーシブオーディオには未来を感じました。
★迫力満点 No1
巨大なダイナミック型ドライバーはまるでヘッドフォンの様な音です。良い音が直線的に耳に入ってきます。この迫力は無敵でしょう。★マスク対応 No1
マスクの着脱に一切怯えることなく、一日を過ごすことが出来ます。この安心感は、他のオープンイヤホンを寄せ付けません。申し分なしです。★デザイン No1
見た目に重きを置くとこれになります。デザイン性・カラーリングのセンスは抜群です。また、ビクターのマスコットニッパー君もかわいいです。【最後に】
◆Victor HA-NP1T マルーン
良いところ
・デザイン
・操作性
・長時間付けていても耳が痛くならない
・ケースに収めるとき「かしゃッ」と心地よく収まる
悪いところ
・気を抜くとマスクが飛ぶ・軽いので、付けていることも、落としたことも気が付かないかも
・私の耳の問題でしょうが、右が少しゆるい
◆SONY LinkBuds Open ブラック
良いところ
・眼鏡やマスクを気にしなくていい
・ドーナツからでる音が自慢
・音が耳の中へ直接なるので音圧がある
悪いところ
・長時間装着していると、耳な穴が痛くなる。・あまり耳に押し込むと、耳のあなが広がりそう
・きちんと装着しないと落ちる
・エアフィッティングサポーターがあまりに着けにくくて、イライラする
・あまり長時間耳に入れておくと、中耳炎になるかも
総括
マスク重視なら SONY LinkBuds Open 一択でしょう。
マスクを重要視しないなら Victor HA-NP1T がおすすめです。