2024年4月14日日曜日

Bose Ultra Open Earbuds(ボーズ ウルトラ オープン イヤーバッズ)はカナル型イヤホンとは全く次元の違う世界観だった。簡単にレビュー評価してみました。

 

Bose Ultra Open Earbuds
(ボーズ ウルトラ オープン イヤーバッズ)

【はじめに】

Bose Ultra Open Earbudsは、耳の中に入らないオープンタイプの<カフス型イヤホン>です。以前<カフス型イヤホン>を買いましたが「密閉タイプの<カナル型イヤホン>の様に真剣に音楽を聴くものではない」と言うのが正直な感想でした。なので、正直買う気はなかったのですが、色々Bose Ultra Open Earbudsの資料を調べているうちに、知らない間に購入してました(笑

※イヤホンのタイプ
・カナル型(密閉):イヤーチップなどを装着し耳栓のようにノズル部分を耳の中に入れるタイプで外部との遮断率が高い。各ドライバーの性能がはっきりと分かる。
・インナーイヤー型(カナルとオープンの中間):イヤーチップを持たず耳の窪みに引っ掛けるパターン。開放的な音だが音漏れが多く個人的にはBGM的な使い方になると思う。
・オープン型(開放):インナーイヤーよりも更に外に位置するタイプが多い。ただ、近年音質向上と音漏れを防ぐ、ハード的ソフト的制御を搭載しどんどん進化している。カフス型のように耳に挟むタイプと耳の上にかぶせるようなタイプが多い。


【Bose Ultra Open Earbudsnpのポイント

外の世界にも耳を澄ませる: 豊かな空間オーディオを楽しみながら、周囲との繋がりも保つリスニング体験。オープンイヤーデザインのワイヤレスイヤホンは、「周りとの繋がりも大切にしている」というメッセージを発信する一方で、OpenAudioテクノロジーが高品質のプライベートサウンドを実現します。


・オープンオーディオ技術
Ultra Open Earbudsは、ボーズ独自のオープンオーディオ技術により、高品質なオーディオを提供します。このエンジニアリングにより、強力なトランスデューサーをしっかりと制御された音響構造と組み合わせ、クリアなサウンドをほぼ周囲に漏れないように耳に正確に届けることで、あなただけが音楽のビートを聴き取り、感じることができます。

・Boseイマーシブオーディオ
ボーズ独自のデジタル信号処理ソフトウェアとオンボードのIMU(慣性計測装置)によって駆動されるUltra Open Earbudsは、Bose イマーシブオーディオも搭載。これにより、従来よりも音楽の本来の音に近づけ、まるでイヤーバッドの外で生演奏されているかのように、音響のスイートスポットに座っているかのような臨場感を提供します。「静止」または「移動」の2つのモードを備えています。「静止」モードは、移動していないときに最適なモードで、音がその場に留まるため、座っている時など、音が特定の位置に固定されているかのように感じたい時に適しています。「移動」モードは、音があなたと共に移動するように設定されており、移動中に没入感を保ちたいときに最適なモード

・物理的操作ボタン
耳の後ろに置かれるバレルの上部に使いやすい操作ボタンを備えています。このボタンを使って再生、一時停止、曲送り、音量調整などが簡単に行えます。

・Snapdragon Soundテクノロジーに対応
SBC/AACに加え、最新のaptX Adaptiveコーデックにも対応。オーディオストリーミングにおいて、ロスレスと低遅延機能が提供

・ペアリング
Androidデバイスと簡単にペアリングでき、利便性を向上させるGoogle Fast Pairも提供され、Bluetooth 5.3に対応(現在マルチポイントには非対応)

・IPX4環境規格準拠の防滴仕様
IPX4を備え、湿気やゴミはアコースティックメッシュがシャットアウト。快適に極上のリスニング体験を途切れることなくお楽しみいただけます。

・装着感
心地よく、しっかりフィット: Bose Ultra Open Earbudsのジョイント部分は柔軟かつ超軽量設計。この快適なイヤホンを耳にさっとかけるだけで、周りとの繋がりを保ちながら音楽も楽しむことができます。



【購入】

Bose Ultra Open Earbudsのカラーには「黒」と「白」があります。
今回はこのライトグレーっぽい「‎ホワイトスモーク」にしました。お洒落です。

AmazonBose Ultra Open Earbuds
Bose Ultra Open Earbuds 完全ワイヤレス オープンイヤー イヤホン 空間オーディオ Bluetooth接続 マイク付 最大7.5時間再生 防滴 ホワイトスモーク


(仕様)

■Bose Ultra Open Earbuds
・商品モデル番号 ‎881046-0020
・カラー ‎ホワイトスモーク

・素材
 イヤホン : ソフトで柔軟なシリコン、プラスチック、
 メタリック仕上げ、ゴールドメッキ、防滴仕様(IPX4)
 ケース : 硬質プラスチック

・バッテリー
 バッテリー持続時間 : 最長7.5時間
 イヤホンの充電時間:最長1時間
 充電ケースの充電時間 : 最長3時間
 クイック充電時間 : 10分の充電で2時間使用可能
 バッテリー充電方法 : USB-C
 バッテリータイプ (イヤホン) : リチウムイオン
 バッテリータイプ (ケース) : リチウムイオン

・マイク内蔵
 4つ(左右に2つずつ)

・Bluetooth:バージョン5.3(最長9.1m)

・対応コーデック:SBC/AAC/aptX Adaptive*
    *Snapdragon Sound認証デバイスを使用している
  Androidユーザーのみご利用いただけます。

・ドライバー構成:情報なし
    (個人的には6㎜程度のダイナミックドライバー、または
  平面駆動ドライバー一基ではないかと憶測。バランスド
  アーマチュアや
MEMSドライバーではないような気がします。
  いつもの事ですが、とにかくBOSEは秘密が多いのです)

・再生周波数帯域:情報なし
    (個人的には20Hz-20,000Hz程度ではないかと憶測)

・同梱物
 2 x Bose Ultra Open Earbuds
 充電ケース
 USB-C® (A → C) ケーブル (30 cm)
 クイックスタートガイド
 セーフティシート
 外形寸法 / 本体質量
 イヤホン:1.9 cm (H) x 1.7 cm (W) x 2.7 cm (D)
 充電ケース:4.2 cm (H) x 6.5 cm (W) x 2.6 cm (D)
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください


【開封】

ケースはコンパクトです。高級感はないです。ホワイトスモークは思った通りの落ち着いた白です。これなら汚れも目立たず。耳につけても馴染みがよく浮いたりしないと思います。

10秒程度長押しするとリセットします。(説明書)
2秒ほど押すとペアリングモード、簡単に色々なデバイスに接続できます。

隣にティッシュペーパーを並べました
ホワイトスモークの雰囲気が分かるでしょうか?
おお~!これはカッコいい!


少し浮いてます。カッコいい!

給電の接点、ケースに軽く戻すと磁石でパチッとケースに戻ります。
「スパッ!カチッ!」とケースに戻る時の感覚に少し萌えます。(笑

ケースのブルーの保護シートが中々剝がれなかった。
Boseのロゴは控えめ。装着した時には言えない部分です。
個人的にはこの演出は好きです。

柔らかく程よい弾力と戻る力があります。
これにより優しく耳を挟むようです。
耐久性はどうか少し心配です。何年か後に
切れたり挟む力が弱って耳から落ちたりしないでしょうか?

操作するための物理ボタンです。
静電タッチのように誤動作することもなく使いやすいです。

横長のスリット(装着すると上に向きます)
外部の音を収集解析し逆位相の音で音漏れを防ぐようです。
ノイズキャンセリングの逆パターンでしょうか?さすがボーズです

短く少し大きめのスリット(装着すると耳の穴の方向に向きます)
耳の穴の入り口の下部に音を流し込むような形状になっている感じです。

装着してみました。思っていた通り比較的自然に収まります
マスク、眼鏡をかけても全く干渉なし
ただ、マスクをはずす時は要注意です。
雑に外そうとすると引っかかってこんな感じになります。
そのままマスクを取ると「ポーン」と飛んで行って、
溝に落ちたり、道路に転がっていったら一巻の終わりです。
私の場合は、まず、ゴムを上下に広げ、
下側から後ろに引っ張り、Bose Ultra Open Earbudsに
紐が引っかかっていないか意識しながら
マスクを外します。意外と神経すり減ります。




【聴いてみる】

評価に使う楽曲

評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLAC又はAACです。


プレイヤー

いつもの「Neutron Music Player」を使用します。
設定等が複雑ですが、機能が多く音質が良いです。WindowosPC版も存在しており、私の手持ちの全ての端末で統一できます。

ノーマライゼーション(OFF)
イコライザー(OFF)に設定




接続プレイヤー(スマートフォン)について

Bose Ultra Open Earbudsの対応コーデックは「SBC/AAC/aptX Adaptive」となっています。まずはメインスマホの「Google Pixel 8 Pro」に接続してみました。AptX HDで接続すると思いきやAAC接続になりました。これは興味深いです。aptX AdaptiveはAptX HDを含んでいないということでしょうか?「motorola razr 40 ULTRA」に接続すると普通にaptX Adaptiveで接続しました。マルチポイントを持たないので、パソコンやBluetoothトングルなど5機種くらいにペアリングしました。残念なのはAmazon様のFire TV Stick 4K Maxには接続できませんでした。
音は「Google Pixel 8 Pro」と「motorola razr 40 ULTRA」であまり変わらなかったので、音質チェックは「Google Pixel 8 Pro」で行います。


聴いてみる(AAC)

もともと耳を塞がないオープン型(カフス型)は「外の音を聞くことや電話をする事がメインで、音楽を聴くことは二の次、又はオマケ」という発想から生まれているように感じていました。なので私が買った歴代のカフス型は音質は酷いもので大変に残念に思っていました。何個買ってもすぐに使わなくなる、そういう中で今回Bose Ultra Open Earbudsの期待を込めてのファーストインプレッションです。

「なんだ?・・これは?・・普通に音楽として聴くことができるじゃないか!」確かに「ボーズだから凄い低音が出る」と過度の期待を持ってはいけませんが、他のカフス型の低音と比べると雲泥の差です。しっかりと低音と認識できるのです。同じように中音も高音もちゃんとしてます。確かにカナル型とまではいきませんが、まともに音楽を聴けるのには驚きました。しかし、驚くのはここからです。

イマーシブオーディオ
効果は絶大です。音場というか音の空間にビックリです。耳の左右から前方にかけて頭を包み込むように音場が存在します。これはソフト的に行っているのでしょうが非常に自然です。更にすごいのは音は私の前方に位置しています。首を左右に振ると若干のずれを起こしながら前方に音が移動します。空を見上げると空から音がなっています。
更に更に、モードを変更すると目の前に位置した音場が固定されます。たとえは首を右に90度動かすと音の中心は左90度に残ったままです。つまりライブ会場の右端にいる感覚です。次に体ごと180回転すると想像通り音は真後ろから聴こえるのです。もうこれはミステリーです。映画鑑賞などは絶対にイマーシブオーディオONが良いと感じました。ただ、通常バッテリー最長7.5時間再生の所、(イマーシブオーディオON)だと最長4.5時間となります。

中音域
ボーカルのシッカリとした存在感です。全く不満は無いです。驚くのは外の会話を聞き取れるくらいにボリュームを絞っても、しっかりとボーカルが聞き取れる事です。

低音域
重低音こそ出ませんが下手なカナル型イヤホンよりお出ています。チープな感じは無いです。静かな場所でボリュームを上げると、ジャズやEDMもいい感じの低音が出ます。

高音域
こちらもリスニングイヤホンとして普通に使える高音域が出ます。下手な安物のカナル型よりいいかも。

音圧
開放型なので音圧はあまり感じません。

解像度
オープン型にしてはしっかりと解像度の高さを感じます。aptX Adaptiveに対応しています。しかし、これは解像度を上げハイレゾを出すというよりも音の遅延に考慮したものではないでしょうか?私はテレビにaptX Adaptive対応のBluetoothトングルをつけていますがBose Ultra Open Earbudsを接続したときに声などの遅延をほとんど感じません

音場
これは凄いです。体験していただかないと伝わらないかもです。


気になるところ
やっぱり、マスク派としては、外出時に気を使います。たぶんお家用になるかな!。

あと、ペアリングですが、ペアリング済みのデバイスで一番最後に起動したデバイスにペアリングします。例えばスマホで音楽を聴いていて、ペアリング済みのPCを起動すると、スマホとコネクションが切れ、PCとペアリングしてしまいます。「えッ?」となります。

解決策としては、スマホでもう一度Bose Ultra Open Earbudsを選択してペアリングを取り戻します。実はスマホと接続しているときにアプリケーションが使えるようになるのですが、その中で面白い操作ができました。メニューの中に「ソース」を選択できるページがあります。

接続したいデバイスを選ぶと、そのまま接続できます。これが意外と便利です。



【オープンイヤー ライバル

現在、「Bose Ultra Open Earbuds」を含め「JBL SOUNDGEAR SENSE」と「Cleer ARC II」の計3台のオープンイヤーを所有しています。簡単に比べてみます。

AmazonBose Ultra Open Earbuds

・ドライバーの構造不明
・ボーズ独自のイマーシブオーディオ搭載
・対応コーデック:SBC/AAC/aptX Adaptive

AmazonJBL SOUNDGEAR SENSE

・16.2mmダイナミックドライバー
・Bluetooth:バージョン5.3 
・対応コーデック:SBC、AAC (LE Audio対応予定)
音漏れを抑え、音質も妥協しない"OpenSoundテクノロジー"。独自のBASSエンハンスメント(低音強化アルゴリズム)によりJBLらしいパワフルな低音域とクリアな高音域の両立

AmazonCleer ARC II Sports Edition

・16.2mmの超・大口径ドライバー、デュアルサイド・チャンバー構造
・周囲への音漏れを可能な限り抑制するダイレクトサウンド構造
・Qualcomm製最新SoC「QCC3071」搭載。
高音質コーデック「aptX Lossless」「aptX Adaptive(24bit/96kHz)」に対応。接続性・低遅延・音質の基準をクリアしたQualcomm「Snapdragon sound」認証取得




デザインについて

Bose Ultra Open Earbuds:後にも先にもこんなデザインは見たことがありません。個人的には非常に独創的でカッコいいと感じています。そしてコンパクト唯一無二のデザインでしょう。

JBL SOUNDGEAR SENSE:JBLらしくオーソドックスな耳掛けタイプです。耳掛けでは少したためるギミックでコンパクトだと思います。

Cleer ARC II:耳掛けタイプでは派手な部類です。耳にかけた時のバランスもいいです。

(結論)デザインについてははやり「Bose Ultra Open Earbuds」がダントツにカッコいいと思います。


操作性について

Bose Ultra Open Earbuds:ケースから取り出す時、ケースに戻す時、でさえカッコよく、失敗は全くありません。耳に挟むときも慣れればあっという間に終わります。また、各操作スイッチがメカニカルスイッチになっています。また、軽いのでつけていることを忘れます。

JBL SOUNDGEAR SENSE:耳掛けフックを少しひねって回して装着しますが、コツをつかむまでは、装着しているときにセンサースイッチをタッチしてしまう事もよくあります。タッチ操作は安定しています。

Cleer ARC II:耳掛けタイプでは非常にバランスよく装着できます。少し重いですが、重量バランスは悪くありません。タッチ操作は少しな慣れがいります。

(結論)操作性についてもはやり「Bose Ultra Open Earbuds」がダントツにいいです。装着感も「Bose Ultra Open Earbuds」が一番良かったです。ただ、どの機種も気を抜くと、落ちるので注意が必要です。



音質について

Bose Ultra Open Earbuds:とにかく小さな穴から想像もつかない音が出ます。音空間の凄さ、程よい低音から高音までしっかりと出ます。解像度も高く音圧もしっかりあります。「小さいのに凄い音を出す」流石Boseです。

JBL SOUNDGEAR SENSE:大きなドライバーを包み隠さず見せています。見た目通り、非常にナチュラルで温かみのある柔らかいJBLらしい音質で鳴ります。他のイヤホンに比べると筐体の厚みがあり、豊かな低音に貢献していると思います。長時間聴いても疲れません。ACCでここまで良い音なのでAptX対応でないのが残念です。

Cleer ARC II:とにかく音圧や迫力はダントツでしょう。JBLに比べると少し硬質な音質で長時間聴いていると若干疲れます。低音はJBLに、高音はARCに軍配が上がります。音場や空間は広く、ライブや映画を見る時には特に良いです。

(結論)音質に関しては三種三様
音質はどれも満足のいくものでした。あとは、メインの使い方でしょう。ドラマや映画やライブを見る時には「Bose Ultra Open Earbuds」「Cleer ARC II」、音楽やyoutube(音楽)の場合は「JBL SOUNDGEAR SENSE」が良いかなと感じています。また、3機種とも外音は普通によく聞こえますが、それなりにボリュームを上げると会話などは聞き取れません。
※「JBL SOUNDGEAR SENSE」に関してはまだ、LE Audioが実現できていませんので、音質については今後もう少し評価が変わるかもしれません。







【総括】

個人的な使い方ベスト2


①外を散歩するときに使う
自然の中で、鳥のさえずりと好みの音楽が融合。一人でのんびり散歩したり、桜見ながらベンチでボーっとする時にホント最適です。しかも、安全で見た目もお洒落なのです。



②映画を見るときに使う
夜中でも近所に気兼ねなく、大迫力の音で映画に没頭できます。
実は既にオープンイヤホンの<Cleer ARC II >と<Bluetooth トランスミッター>にて映画鑑賞を楽しんでいます。今回、ここにBose Ultra Open Earbudsが加わります。このトランスミッターは2台同時にBluetooth接続可能なので更に楽しめるのです。

現在、Bose Ultra Open Earbudsの最大のライバルは、このCleer ARC II でしょう。16.2mmという大口径ドライバーを搭載したオープンタイプのイヤホンです。迫力も満点なのです。
※JBL SOUNDGEAR SENSEは低遅延にも対応した「aptX Adaptiveコーデック」に対応していないので、今回の検証に参加していません。

Cleer ARC IIは見た目のサイズからして迫力のある音が想像できると思うのですが、Bose Ultra Open EarbudsはこのサイズでCleer ARC IIと同等か同等以上の迫力のある音が出るのです。更に音の空間表現も抜群なのです。
Cleer ARC IIについてですが、まれに「音割れに近いような音」を感じる時があります。トランシーバー側のボリュームの問題かもしれません。また、接続にムラがあり若干電波障害に弱い様です。

重量は、「Bose Ultra Open Earbuds:6.5g」「Cleer ARC II:12.5g」となっています。装着しているとCleer ARC IIは存在を感じますが、Bose Ultra Open Earbudsはしばらくすると存在感を全く忘れてしまいます。

少し心配だった遅延についてでしが、映画やドラマであれば問題なかったです。
「Bose Ultra Open EarbudsとCleer ARC II は(aptX Adaptive)コーデック」、「Bluetoothトランシーバーは(低遅延aptx LL )コーデック」です。
現在のクアルコム最新コーデックに(aptx LL)は存在しません。(aptX Adaptive)の中に低遅延(aptx LL)相当のコーデックを搭載しており、自動的に(aptx LL)と(aptX Adaptive)が低遅延で接続できるようになっています。
トランスミッターにはBluetooth接続ボタン①と②があります
それぞれ①Bose Ultra Open Earbuds 
②leer ARC IIを
ペアリングしています。押すだけで接続できます。
二人でも使えるし、①のイヤホンのバッテリー切れになったら、
即座に②のイヤホンを使用することができます。これは便利!


・16.2mmの超・大口径ドライバー、デュアルサイド・チャンバー構造
・周囲への音漏れを可能な限り抑制するダイレクトサウンド構造
・Qualcomm製最新SoC「QCC3071」搭載。
高音質コーデック「aptX Lossless」「aptX Adaptive(24bit/96kHz)」に対応。接続性・低遅延・音質の基準をクリアしたQualcomm「Snapdragon sound」認証取得

光デジタル 同軸 coaxial 3.5mm AUX RCA 接続をサポート。
2台同時接続 aptx HD aptx LL 低遅延

4月現在「『ゴジラ-1.0』 豪華版 4K Ultra HD Blu-ray (-Cも同梱)」を注文しています。届いたらBose Ultra Open Earbudsで鑑賞しようと思います。今から興奮してます。
※余談ですが、ゴジラを注文した翌日にAmazon Prime Videoで「5月より、ゴジラ一挙放送(もちろんゴジラ-1.0含む)」が発表されました!さすがAmazon様やることがエグイ!でも私はUDH版はキャンセルしません!(笑泣

★GWにGを見る
さて、ゴールデンウイークは大好きな映画(UHD版)を一気に見ました。
Bose Ultra Open Earbudsがどんな感動を与えてくれるか楽しみです。

【1997年9月頃の作品】リュック・ベッソン監督の作品です。ミラ・ジョヴォヴィッチの美しく・可愛ゆく・面白いこと!相当古い作品ですが、UHDになることで画質も良く、何より音がいい。ミラは確かこれで売れて、後のバイオハザードへ続いて行ったと思う。

【2019年2月頃の作品】ジェームズ・キャメロンの作品です。文句なしに面白い。無敵のアリータの目が大きくてビックリしたけどすぐ慣れてきた。チョコレイトを頬張るシーンが可愛い!なぜが続編が出来ない?そろそろ作ってほしい。

【2014年10月頃の作品】壮大なスケール、ブラックホール・4次元・時間・空間の世界観とかを分かりやすく具体的に映像化してくれた作品に感じます。娘との絆、何度見ても目頭熱く感動してしまいます。ショートカットのアン・ハサウェイが美しいだけの魅力に留まらない。

【2017年8月頃の作品】ワイルドスピードの時のガル・ガドットは「足細っそ!お尻無い」とモデル体型でしたが、ワンダーウーマンでは体を鍛え上げ、パワーアップ!がっちりとした太ももの健康美がワンダーウーマンのイメージにぴったりです!文句なしにかっこいい。

AmazonLUCY/ルーシー
【2014年8月頃の作品】リュック・ベッソンのぶっ飛んだ作品です。スカーレット・ヨハンソンがこれまた良い!脳がどんどん進化してゆき最後はどこに行ったのでしょう!テンポもいいし相変わらず車のアクションも凄いし、「人類の進化とは?」をテーマとした奇想天外なSF娯楽作品でしょう!

AmazonM3GAN/ミーガン
【2023年1月頃の索引】実は「チャッキー」や「アナベル」的な人形ホラーかと思ってしばらく見ていなかったのですが、実際はSFですねこれは!怨念とかという話ではなく「人間に危害を加えてはいけない」と言う人工知能の原則を超えてしまった立派なSFでしょう。AIロボットがプライマリーユーザーを守るためには何でもやってしまう恐ろしさを描いてます。クネクネダンスが何度見ても良い!個人的にはミーガンが大好きになってしまいました。多分、現在頭脳はクラウドに逃げ込んでいるので、ミーガン2に期待したい。

Amazonアバター
【2009年12月頃の作品】ジェームズ・キャメロンの作品です。何度見てもあの世界に引き込まれます。

【2022年12月頃の作品】アバターの続編です。水中の美しさが半端ありません。話のテーマは家族でしょうか?全体の話としては1作目のほうがよかったです。また、シガニー・ウィーバーがチラホラ出てきますが13年前と変わらない姿でした。本人に見えますが、やっぱりフルCGでしょうか?

【2023年11月頃の作品】初めてゴジラが登場する場面では、一瞬あのアメリカ版の超駄作「GODZILLA (1998)」のジュラシックパークに出てくる恐竜の様なスタイルに見えて心配しました。でも心配ありませんでした(笑。 水爆実験で大きくなったG-1.0ゴジラは実に恐ろしくデザインも素晴らしいです。ストーリーは非常にバランスがよく流石だと感じました。あっという間に終わった感じです。個人的にはゴジラ映画、歴代1位にしてもいいかなと思っています。ただ、少し残念なのは、主演の神木隆之介さんです。お芝居がイマイチで全体を通して映画に集中できない時もありました。

G-1.0は初代ゴジラの戦闘セオリーをしっかりと受け継いでいると感じました。基本あまり役に立たない小さな手、G攻撃の基本は「物をかじる」「火を噴いて壊す」「尻尾で壊す」「踏みつぶす」だと思っています。また、あくまでも個人的な感想ですが、ゴジラは敵の怪獣が登場し始めてからダメになってゆきました。「戦う=プロレスごっこ」になっていったからです。そして子供向けに・・。 ラストでGの残骸がボコボコと変化する場面を見るに続編も考えられます。今後、山崎貴さんが2作目・3作目を作るとしたら、相手怪獣との戦い方をどうしてゆくのか?気になるところではあります。また、絶対死んだと思った「典子」さんのうなじの辺りの黒いシミを一瞬アップにしたシーンがありました。・・「G細胞?」なんか気になります。

あと、顔の怖さですが、ほぼ満点です!ただ、たまに「ヘルメットを被ったワンちゃん」みたいに愛おしく見える時がありました。もっと頭を薄くゴツゴツさせて極悪にしてもいいのではと感じました。
ゴジラは映画ごとに顔が違います。G-1.0の顔も怖いですが、はやり「初代ゴジラは超えられない」と感じます。初代ゴジラの「ゴツゴツとひん曲がった頭、白目をむいて、ゆがんだ顎でおたけびを上げる」その何とも言えない「整っていない顔」は恐怖しかありません。小さな子供が見たらトラウマになること間違いなし!個人的には額(前頭葉)を小さく、頭全体を小さく、口から頭にかけてなるべく段差を無くし薄くし全体にゴツゴツさせると怖くなると感じました。



2作目の「ゴジラの逆種」では顔が若干違う気がします。でも怖いです。

米国版ゴジラ」は、口から背びれまで段差が少ないのです。更に太い首が頭を小さく見せ、怖さより強さとカッコよさが際立っていると思います。




★2025.10.31  1年半ぶりに「お家トランスミッター」のアップグレードを行いました。

(オープン・イヤホン)
Cleer ARC II Sports Edition【国内正規品】オープンイヤー型 完全ワイヤレスイヤホン aptX Lossless aptX adaptive IPX5 防水 水洗い スポーツ ワークアウト ランニング ウォーキング ジム (メタルブラック)

(トランスミッター)
1Mii Bluetooth 5.2トランスミッター テレビ用 2台同時接続 aptx HD aptx LL 低遅延 USB給電 光デジタル 3.5mm 同軸デジタル テレビから Bluetooth ヘッドフォン スピーカーへのワイヤレス オーディオ トランスミッター B06TX

にそれぞれアップグレードしました。

筐体は一回り小さいです。インターフェースはほぼ同じです。
バッテリーを持たず電源アダプター(type-C)で給電するタイプは
この2機種くらいしか見当たりません。


Cleer ARC 3(Music)のケースは液晶になっています。
個人的にはCleer ARC II Sports Editionのケースが好きです。

Cleer ARC 3(Music)が若干コンパクト

なぜかケースの蓋を開けた時に(R)(L)の置き場所が逆です。


1年半ぶりのアップグレードの効果は小さいけど大きいです。(笑
以前の組合せは「映画やドラマを見る時に、遅延はあるけれども何とか気にならないレベル」
だったのが、新システムでは「遅延はほぼ感じず、違和感などは全くない」でした。

特に「Avantree Audikast 3トランスミッター」と「Cleer ARC 3(Music)」との相性は抜群で、スパッとつながりノイズや音切れは皆無でした。やはり、共にクアルコムのSoCを搭載しており、共にaptX Adaptiveに対応しているからだと思われます。








最後に

映画(UHD版)を見終わった後に感じたのは、音質が良く、没頭感が半端なく、常に均一にどこの場所に居ても迫力のサウンドが頭の周りを包み込みます。空気感さえ感じるその感覚は映画館よりもいいと思います。イマーシブオーディオONによる映画鑑賞は、これからの新しいスタンダードになると感じました。実際もう普通のステレオとかには戻れませんね(笑 バッテリ時間は4.5時間程度になりますが、映画2本は鑑賞できるので問題ないです。

Bose Ultra Open Earbudsは高価ですが、私の様に「メイン映画観賞」など、使い方によっては安い買い物になると感じました。
その昔、小さな筐体から10倍大きな筐体のJBL並みの重低音を出すスピーカを出した時には驚きました。その後のノイズキャンセリングの性能しかり、いつもBose の技術力は神がかってます。やっぱり凄いです。


※内容はあくまでも個人的な考えですのでご了承ください。
 参考程度にお読みいただければ幸いです。