2023年11月3日金曜日

Google Pixel 8 Pro(グーグルピクセル8プロ)もはや定着したpixel デザインは更にブラッシュアップ!簡単にレビュー・評価してみます。

 

Google Pixel 8 Pro
【はじめに】

Google Pixel 7 Pro → Google Pixel 8 Pro への買い替えです。
近年、Googleの下取りの罠にまんまと乗っかり毎年買い替えてます。今回は色で悩みました。Google Pixel 7 Proの時は迷わず「ヘーゼル」で即決だったのですが・・、今回は悩みました。ブルーはあまり好きな「青」では無かったので却下、黒は基本買わないので残るは「ポーセリン」どう見ても白なんですけど白とは書いていません。以前持っていたGoogle Pixel 6 Proと被るのですが今回は「ポーセリン」にしました。
Google Pixel 7 Pro

Google Pixel 6 Pro


Google Pixel 8 Pro

デザインやカラーは無難にまとまっており、Pixel7Proのヘーゼルの時のような衝撃はありませんでした。ただ、個人的には下記の5個のスペックが地味に嬉しいポイントでした。
Pixel 7Proからすると今まで不満だった基本性能がアップしています。これだけでも買う価値はありました。

仕様

型式:Google Pixel 8 Pro
カラー:Porcelain(ポーセレン・ポースリン・ポースレン)

個人的に気になっているところ5個のみ記載


①ストレージの容量・アクセススピードアップ

 12 GB LPDDR5X RAM
 256 GB UFS 3.1 ストレージ

・以前のPixel7Proは128GBだったため、オーディオやビデオのデータが入りきらず、不便であった。Pixel8Proからは容量を気にすることもなく、データの書き込みスピードも速くなっていると期待。

②プロセッサの性能アップ

 Google Tensor G3
 7 年間提供される OS

・以前のPixel7ProはTensor G2だったが、実際私の使い方では不便はなかったが、G3になれば、全体の動作やAI回り、カメラの動作などが更に早くなると期待。

③転送スピードのアップ

 USB Type-C 3.2

・オーディオデータの転送にパソコンを使うが、Pixel7Proは比較的転送スピードが意外と遅くイライラすることも多々あった。そのあたり解消されることを期待。

④無線の規格アップ、スピードアップ

 Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2x2+2x2 MIMO
 Bluetooth v5.3 対応およびデュアル アンテナ(信号品質と接続の強化)

・完全ワイヤレスイヤホンとBluetoothをLDACで接続したときの音質と安定性に期待。

⑤とうとうドコモの5G(79)への対応

 5G Sub-623: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28
  / 30 / 38 / 40 / 41 / 66 / 71 / 77 / 78 / 79

・とうとうn79に対応した、私はIIJのドコモSIMを使っていますがPixel7Proはn79に対応していなかった為、実はガックリ来ていた。今後、n79の恩恵を感じるかどうかは分かりませんが、対応が無いよりは有った方が良いです。
※n79:5Gの周波数帯(バンド)の1つで、4.5GHz帯のこと。NTTドコモだけに割り当てられており、衛星通信の干渉をあまり受けずエリア整備がしやすい。

詳しいスペックはホームページをごください




【開封】

サイズ感やぱっと見デザインは「Google Pixel 7 Pro」とそんなに変わりません。しかし、色は「白」では無いですね!非常に薄い「ベージュ?」または「ピンク?」みたいな色です。しいて言うなら女性が使う化粧品の明るめの「ファンデーション」みたいな感じでしょうか?

















【比べてみた】

「Google Pixel 7 Pro」と「Google Pixel 8 Pro」を少し比べてみました。一番変わったのは裏面の素材でしょうか?、7Proはツルツルだったのですが8Proはサラサラです。ここは好き嫌いが分かれると思います。

8Proの方が角が丸いです

カメラ部分の出っ張りが8Proの方があります
7Proの方がスリムにスッキリして見えます

画面も7Proのサイドが歪曲している以外あまり変わりません

こうやって見るとヘーゼル良いですよね!
正直手放したくはないんですが・・・

【Porcelainという色】
Pixel 7 Proの(ヘーゼル)という色は「グレー+グリーン」のまさにヘーゼルナッツ色でした。さて、今回のPixel 8 Proの(Porcelain:ポーセリン)という色は分かりにくいです。ググってみると「磁器:中国から渡来した陶磁器の藍色の彩色に用いられる釉薬の色。 青絵の焼物で親しまれる呉須色。」とありました。でもPixel 8 Proの(Porcelain:ポーセリン)は青系ではありません。どちらかというと、「肌色」「極薄ピンク」でしょうか?そう考えると「明るい色の陶磁器」ではないかと想像します。
写真の右上の2つのツボ、この辺りの色ではないでしょうか?
ありました!Amazonでポーセリンを検索したら、ファンデーションにPorcelainの文字がありました。やはり、Googleの言う所の(Porcelain:ポーセリン)は明るい肌色ということでしょう!





【充電をしようとしたら・・・】

まず、充電をしようとUSB-Cケーブルを刺しました。すると電源が入り初期設定がはじまりました。「まあ、仕方ないな」と設定を行っていくと、なんと(7Pro← →8Pro)転送がはじまりました!ケーブルで繋いで無いのに!ビックリです。
(´ε`;)ウーン…(6Pro← →7Pro)の時はケーブルで繋いでコピーだったような?転送スピードは意外と速いです。このスピードならBluetooth接続ではなくWi-Fiダイレクトかな?

(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!なんかはじまった!

これはもうやり切るしかない!
バッテリが切れたらいけないので慌てて7Proも電源に刺しました

比較的短時間でコピーが終わりました。非常に楽ちんです。必要な変更作業はありますが、(6Pro← →7Pro)の時とほぼ同じです。Suicaは引っ越しの手続き、Googleウオレットの再登録、銀行系のワンタイムパスアプリなど。
また、以前少し面倒だった、2段階認証(Google Authenticator、Microsoft Authenticator)サービスはアカウントに紐づいている為、ほぼそのまま使えました。




【保護ケース&フィルム】
Pixel6Pro、Pixel7Proの指紋認証問題で学習したので、今回もガラスではなく薄めの非ガラスフィルムを購入。ケースは今回もクリアタイプです。

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【Porcelainという色の合わせやすさ】
今回のPorcelainという色は「明るい微かな肌色系」なので服などで相性の悪い色はまずないでしょう。どんな服装にも合うので良いのですが、個人的には「冒険心が足りない」とも言えます。でも、Porcelainカラー、ずっと触っていると愛着がわいてくるから不思議です。












【写真を撮ってみる】
Pixel7Proの時から全く不満はありませんでした。今回も相変わらず綺麗です。
最大望遠&ズームはPixel7Proよりも綺麗かもしれません。
















光学5倍+ズーム=30倍

光学5倍

2倍

1倍

.5x


【音楽を聴いて見る】

■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

■オーディオプレイヤーは
プレイヤーは「Neutron Music Player」を使用します。
操作は難しいですが、機能も多く音質も良いです。
※ノーマライゼーション(OFF)・イコライザー(OFF)に設定


■対応コーデック
対応コーデックにですが、 SoCがTensor G3(サムスンのSoCベース)になったのでひょっとして、aptX Adaptiveに対応していないか少し期待していたのですが、ヤッパリ駄目ですね!対応はaptxまででした。(aptX Adaptiveはスナップドラゴンサウンドに対応したクアルコムのSocでないと無理です)高音質コーデックはLDACのみでした。わかってはいましたが残念です。なのではやりPixel8ProはLDAC専用です。

aptX Adaptive対応イヤホンを接続するがaptXでしか接続できない


LDAC対応イヤホンを接続するとLDACで接続



■完全ワイヤレスイヤホン
高音質の完全ワイヤレスイヤホンはLDACのみで接続します。お気に入りのLDAC対応イヤホンは「AVIOT(アビオット)TE-Z1PNK」と「SONY(ソニー) WF-1000XM5」となります。音質はPixel7Proの時の変わりませんので書くイヤホンのページをご覧ください。
AVIOT(アビオット)TE-Z1PNK
SONY(ソニー) WF-1000XM5


【eSIMにしてしまった】

もう数年間、IIJのSIMをつかっています。先日IIJから「IIJmioギガプラン タイプD(ドコモ網)の音声eSIM提供開始のお知らせ」がどうでも良いとメールを捨てていました。しかし、10月末に思い出したように「ドコモの音声eSIM」にしました。レスポンスや接続は全く問題ありません。 motorola razr 40 ultraも「ドコモのデータeSIM」にしていますし、これで手持ちのスマートフォンから物理SIMが完全になくなりました。
物理SIM、SIMいずれもメリット・デメリットはありますが、一年後か二年後の機種編の時にはこのeSIMの選択が「良かったのか?悪かったのか?」わかるでしょう!





【総括】
今回、Pixel7ProからPixel8Proに変え変えて良かったのかどうか少し複雑です。個人的に良かったポイントは「ストレージの容量UP」「ドコモ回線 n79への対応」「全体的な動作が速い」くらい。逆に失ったもの「ヘーゼル色」です。あの、ヘーゼル色はエロ渋いです。
しかし、Pixel8ProはPixel7Proから確実に進化しています。劇的ではありませんが着実に進化しています。私はGoogle好き、新しもの好きなのでPixel8Proの購入に全く後悔はしていません。
これから、初めてGoogleスマートフォンを検討の方には迷わずお勧めします。迷惑電話の防止やカメラ機能AI機能、どれをとっても他社より一歩も二歩も進んでいます。実際一度Pixelシリーズに手を出すと中々抜け出せれません。


※内容はあくまでも個人的な考えですのでご了承ください。
 参考程度にお読みいただければ幸いです。