2023年9月9日土曜日

motorola razr 40 ULTRA(モトローラ レーザー フォーティー ウルトラ)をSnapdragon Sound(スナップドラゴン サウンド)専用のオーディオビジュアルプレイヤーにする

 

motorola razr 40 ULTRA

現在までに、Snapdragon Sound(スナップドラゴン サウンド)専用スマートフォンとして「XiaomiのMi 11 Lite 5G」→「ASUS Zenfone 9」を使用してきました。今回は第三弾として「motorola razr 40 ULTRA」をチョイスしました。SoCはZenfone9と同じSnapdragon 8+ Gen 1となりますが、折り畳みと言うコンパクトな筐体を持ちます。また、今回は機動力アップの為、「いつでも・どこでも」ストリーミングも楽しめるようIIJのeSIMを投入しました。
※eSIM:IIJタイプD データ通信(4G)のみ

■型番:PAX40020JP/A
■カラバリ:インフィニットブラック

■ディスプレー(メイン):6.9型有機EL(22:9)165Hz対応
■ディスプレー(サ ブ):3.6型有機EL(約1:1)144Hz対応
■画面解像度(メイン):1080×2640
■画面解像度(サ ブ):1066×1056
■サイズ(オープン):約73.95×170.83×6.99mm
■サイズ(クローズ):約73.95×88.42×15.1mm

■CPU:Snapdragon 8+ Gen 1
■内蔵メモリー:8GB
■内蔵ストレージ:256GB
■外部ストレージ:なし
■OS:Android 13

■カメラ(メイン):約1200万画素 + 約1300万画素(超広角+マクロ)
■カメラ(イン):約3200万画素

■対応バンド
 5G NR:n1/3/5/7/8/20/28/38/41/66/77/78/79
 LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41/42/43/48/66
 W-CDMA:1/2/4/5/8、4バンドGSM
 無線LAN:Wi-Fi 6E
■Bluetooth:5.3

■バッテリー容量:3800mAh(30W対応)
■ワイヤレス充電Qi:○
■FeliCa/NFC:非対応/対応(おさいふ非対応)
■防水/防塵:非対応/△対応(IP52)
■生体認証:対応(側面指紋、顔)
■SIM:nanoSIM+eSIM
■USB端子:Type-C
■イヤホン端子:なし

■重量:約188g
■サイズ(高さx幅x厚さ) : 約170.83mm x 73.95mm x 6.99mm(最薄部)
■サイズ(折りたたみ時) : 約88.42mm x 73.95mm x 15.1mm)



【開封】
箱はブラックでシンプル。本当はViva Magentaの色が欲しかったのですが、日本での販売はインフィニットブラックのみらしく少し残念だったのですが、これはこれで質感も高くカッコいいです。折り畳み部分の凹みはそう気になりません。折りたたんだり開いたりするときは昔の二つ折りガラケーのように片手で開くことは難しそうです。丁寧に両手で開閉するのが良いと思います。





















【motorola razr 40 ULTRAを見ていて思い出したこと】
インフィニットブラックを見ていて「カーボン系のグレーっぽさが渋いな!」と思って愛用のThinkPadと一緒に写真を撮りました。中々良い感じです。・・・が、この二つのブランドにまつわる悲しいある事を思い出してしまいました。




そう、ThinkPadとMotorolaは元々アメリカのメーカーであり、当時先進的な商品で世界をリードしていました。現在は両者は「中国Lenovo」となっています。(涙

※ThinkPad
ThinkPad(シンクパッド)は、1992年にアメリカ合衆国のIT企業「IBM(International Business Machines)」が発売したビジネスノートパソコン。しかし、IBMは2005年にパソコン事業から撤退し、同部門を中国Lenovoに譲渡しました。

※Motorola
Motorolaは1928年にアメリカで設立されたメーカー、世界で初めて片手で持てる「携帯電話」を市場に売り出した企業だが、現在、Motorolaのモバイル事業は「Lenovo」の傘下。





【保護フィルム】
折り畳みの場合、メインディスプレイた折れるので保護フィルムをどうするかが大きな問題点です。貼るべきか、貼らないべきか・・。基本は貼りたいのですが、保護フィルムと折り畳みの部分で液晶に歪が出たり壊れたりしないか気になって仕方ありません。
悩んでいて画面を見ていると「なんか保護フィルムが貼られているのでは?」と思えています。取りあえず「液晶画面コーティング剤」で細目にメンテナンスする事にしました。
サブディスプレイには通常のフィルムを貼りました。

★AmazonHAKUBA スマ-トフォン タブレット用 液晶画面コーティング剤





【ケース】
ブラックなので色々なケースで着せ替えを楽しむことにしました。
カラフル・白・グレー・黒・透明を揃えました。



裏は傷がつかないようになっています


折りたたむとヒンジ部分はカバーでは守れません
一応フィルムを貼りました


再度はズレも無くパチンとハマります



グレー







透明

面白いのはこの部分上下が外れない
ようにヒンジで連結されています
開くとヒンジも動きます。


透明のメリットはモトローラのロゴとrezrの文字
が見える所にあります。本当は「ビバマゼンダ」
を買って透明ケースに入れるつもりだったのですが
日本発売はブラックのみでした。ブラックだと
透明ケースもパッとしないんで出番は少ないかも


可愛いの



エロ渋







【セットアップ】
現在メインのPixel7ProとUSB-Cで接続しクローンコピーをしました。ディスプレイの(メイン)(サブ)の設定以外の部分はPixel7Proと同じ操作性です。問題なくコピーが完了しました。おさいふ携帯非対応を除いてプレーンのAndroidOSに近いと思いました。
ただ、セキュリティーに顔認証とピンの認証は有るのですパターン認証がありませんでした。何故でしょうかね?

IIJのeSIMの設定も超簡単
申し込みしてほぼ速攻で開通する



アイコン・文字等はメイン&サブディスプレイともにMAXです。もう少しサブディスプレイのアイコンや文字が大きくできると良いのですが。





【カメラ】
あまり使う事は無いですが、カメラも試してみます。
まあ、普通メモ撮りとかには良いと思います。
1倍










ズーム


マクロ・ポートレート





現在、折りたたんだままカメラを起動し写真を撮る練習をしています。折りたたんだ状態で手に持ち左右に素早く2度回転させませます。するとカメラが起動します。音量キーを押すとシャッターが切れます。ただ、折りたたんだままでは被写体にちゃんと向きがあっているかどうか確認できません。訓練が必要ですが、楽しいです。
もちろん設定も色々できます
慣れないと、何が何だかわからない写真になります





【携帯性・操作性はどうか】
携帯性については二つ折りと言う事で抜群です。ズボンのサイドポケットにも胸ポケットにもスッポリ入ります。これはデカイPixel7Prpに比べると神レベル!
しかも。、私の必要アプリはほぼ全てサブディスプレイで操作可能です。つまり全くスマホを広げずに電源ON~電源OFFまでを行えるという事です。
しかし、感心するのは音量です。折り畳みでは当たり前なんでしょうが、オープン時とクローズド時でちゃんと+-が逆転してくれています。開こうが閉じようが、下のボタンは(音量を下げる)上のボタンは(音量を上げる)になります。

初回はピンコードでログイン
ログイン後はシャットダウンするまで指紋認証
または顔認証でログインできます
通常のフル画面同様に画面を指で上から下に
スライドさせると色々なスイッチが出てきます

その画面からシャットダウンもできます
ロック解除後のホーム画面

サブディスプレイで許可したアプリ
右上の鉛筆アイコンからアプリを追加
定番お気に入りオーディオプレイヤーアプリ
「Neutron Music Player」もフルに使えます

ロック画面

折りたたんだ時のサイズ感


通知もチャンと来ます






【オーディオプレイヤーとしてはどうか】
日常生活で、スマートフォンとしての基本利用はPixelシリーズに任せ、オーディオ関連専用マシンとしてmotorola razr 40 ULTRAを利用します。理由としては、「その①スマホが沢山欲しい」、「その②PixelシリーズではaptX Adaptiveが使えないから」です。

■コーデック
色々探したのですが、motorola razr 40 ULTRAの詳細なコーデック対応の記載が見当たりませんでした。しかし、本体の設定を確認して一安心です。必要なコーデックは一通り対応しているようです。

≪簡単なコーデックとサンプリング・ビットレートの関係≫
コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit        192kbps
AAC 48kHz/16bit        非公開
aptX 48kHz/16bit        384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC         96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless           44.1kHz/16bit     最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit         16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps




■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。




オーディオプレイヤーは
プレイヤーは「Neutron Music Player」を使用します。
操作は難しいですが、機能も多く音質も良いです。
※ノーマライゼーション(OFF)・イコライザー(OFF)に設定



■色々なイヤホンに接続して聴いてみる
手持ちのお気に入りのイヤホンで音を聴いてみました。
aptX Adaptive・aptX Lossless ・LDAC等対応のイヤホンで聴いてみましたが、問題なく聴けます。イヤホンの評価は各レビューをご覧ください。
SONY(ソニー)  WF-1000XM5

SONY (ソニー) WF-1000XM4

AVIOT(アビオット)TE-Z1PNK

AVIOT(アビオット)TE-BD21j-ltdpnk

Nura(ニューラ) NuraTrue Pro707

Victor(ビクター) HA-FW1000T 

Noble Audio(ノーブル オーディオ)FALCON ANC






【Bluetoothの電波干渉が・・・特にLDACが影響を受ける?】
個体差かもしれませんが、私のmotorola razr 40 ULTRAは電波干渉を受けやすい気がします。調子の良い時は良いのですが、どこかで電波が発生すると症状が出はじめます。
aptX Adaptive対応のイヤホンでは問題ないのですが、問題はLDACで接続した時です。
SONY WF-1000XM5(LDAC接続)の時も外を歩いている時などは「バリッ」と音が途切れたりすることがあります。でも、比較的頻度は少なくそんなに気にはなりません。

しかし、特にAVIOT TE-Z1PNK(LDAC接続)とは相性が悪い気がします。重低音と超高音が売りのZ1PNKですが、たまに低音がスカスカの高音が耳に刺さる事があります。これは明らかにビットレートが低くなっていると思われます。これはペアリング状態が良くなかったと思われ、BluetoothをON/OFFすれば改善します。問題はチャンと良い音が出ている時です。室内に置いて、私自身が動いていると、時々低音が”ふらつく”又は”ゆれる”事があります。音場も広がったり戻ったりもします。ビットレートが小刻みに変動している感じです。

(実験1)motorola razr 40 ULTRAのスタイルを色々変えてテスト
フルオープン

ハーフオープン

クローズド

ケースを素材の違うものに変えて見ました

色々スタイルを変えて見ましたが、そう変わりませんでした。また、Pixel7Proでは全く問題ないので、やはりmotorola razr 40 ULTRAの問題なのかもしれません。


(実験2)SocやBluetoothのバージョン
あまり気にした事は無いのですが、SocやBluetoothバージョンの相性の問題もあるのかもしれません。イヤホン側が下位のBluetoothバージョンの場合あまり相性が良くないのでしょうかね?そんな気もしました。もし、そうなら「アップデートで治るのか?」取りあえず現状対策としては打つ手はありません。

本体のSoC及びBluetoothバージョン
・40ULTRA:(SoC)Snapdragon 8+ Gen 1 (Bluetooth)5.3
・Pixel7Pro:(SoC)Google Tensor G2 (Bluetooth)5.2
イヤホンのSoC及びBluetoothバージョン
・WF-1000XM5:(SoC)V2[MediaTek MT2822?] (Bluetooth)5.3
・TE-Z1PNK:(SoC)不明? (Bluetoothバージョン)5.2


(実験3)プレイヤーアプリの情報をクリアにする
まれにアプリケーション自身が不具合を起こすことがあります。そういう場合はアプリケーションのストレージとキャッシュをクリアにします。音楽データは消えませんが、アプリの環境設定等は全てクリアになります。1~設定を行います。個人的には半年に一度くらいはやったほうが良い気もします。ただ、これをやっても今回の「音切れ」「音揺れ」には関係ありませんでした。



(実験4)プレイヤーアプリのバッテリー設定
オーディオは電源が命です。バッテリーセイバーで音に”ゆらぎ”などの影響が出るかもしれません。常に安定した電力がNeutron Playerアプリに供給されるように、バッテリーセイバーなどの影響を受けないようにします。Android自体が低消費電力モードになってもNeutron Playerは安定的に動作する。・・・はず。ただ、これをやっても今回の「音切れ」「音揺れ」には関係ありませんでした。


(実験5)LDACの設定を変更してみる
大抵の場合、LDACのコーデックの初期設定は「ベストエフォート」になっています。これは最大限良い音を提供するために状況に応じてビットレートを変化させます。
多分(990/909/660/606/330/303)の間を変化するのだと思います。razr 40 ULTRAとTE-Z1PNK(LDAC接続)を接続した時に起こる音の揺らぎは、このビットレートの変化によるものだと思います。どうもrazr 40 ULTRAは一生懸命良い音をお届けするために常に変化が起こっているのではないでしょうか?

今回はこの「ベストエフォート」を外し「音質と接続の品質のバランスを確保(660kbps/606kbps)」に変更してみます。これが当たりです!大きな音の揺れや音切れが無くなりました。しばらく使てみないと分かりませんが、多分ここの設定が大きいと感じました。やっぱり音が安定して出るのは精神衛生上良いです。

中には「何故(990kbps/909kbps)に固定しないのか?」と思われるかもしれません。実はテストをしています。(990kbps/909kbps)にしてしまうとマシンが動かなくなります。現在「マルチポイント」でPixel7Proにも接続しています。多分ですが、マルチポイントの為に帯域を予約しているのだと思います。なので最大値の(990kbps/909kbps)にしてしまうと「帯域が足りない問題」が出るのではないでしょうか?

マルチポイントは非常い便利な機能ですが、「良い音を聴く」ことと「便利な機能」はもろ刃の剣となっている気がしました。「良い音を聴くならマルチポイントを切る方が良いかな?」と最近感じています。

TE-Z1PNK(LDAC接続)はPixel7Pro と razr 40 ULTRA にマルチポイントで接続してます。ちなみPixel7Proは「ベストエフォート」、razr 40 ULTRA「音質と接続の品質のバランスを確保(660kbps/606kbps)」の設定に指定しています。






(実験6)年の為に他のBluetoothトングルを確認してみる
電波干渉のハードを探ります。特に怪しいのが先日購入した「1Mii  aptx adaptive トランスミッター(B10)」です。


電源ON/OFFスイッチ付きこたつタイプケーブルの電源をOFFにし、完全に遮断してみました。症状は変わらずでした。Bluetoothトングルとはあまり干渉はないようです。
後はルーターをチェックするくらいかなぁ~?


(実験7)「殿!敵は内にあり」とうとう見つけました。
LDACがバチバチ切れる原因はこいつです!そう言えば昔、2.4GHz帯を使うSwitchbotの調子が悪くなって調べていたらルーターがアップデート待機中でなんか変になっていたことがありました。今回も確認したらアップデートが来ていました。早々アップデートをしました。

アップデート再起動後、razr 40 ULTRA と TE-Z1PNK(LDAC接続)において「ひどく音が切れる」現象はなくなりました。


(実験8)LDACの設定を「ベストエフォート」に戻してみる
razr 40 ULTRAのLDACコーデック設定を「ベストエフォート」に戻してみました。すると、再びTE-Z1PNK(LDAC接続)において「音の揺らぎ」起こり始めました。やはり、ビットレートの変化が起こっています。(-ω-;)ウーンもう後はこの実験しか残っていません。。


(実験9)マルチポイントを止める
razr 40 ULTRAとPixel7Proとのマルチポイントを解除します。これによりコーデックの帯域はより広く確保できるはずです。それでは確認します。
①音が良くなった
②揺らぎが止まった。

「WF-1000XM5」も「TE-Z1PNK」もマルチポイントを解除したことにより音質は爆上げになりました。ビットレートの小刻みな変動による「音の揺らぎ」が無くなりました。
結論としては「LDAC接続で音質重視で行くならマルチポイントは邪魔」という事に。


(実験10)aptX Adaptiveであればマルチポイントは問題なし
aptX Adaptiveコーデック対応の完全ワイヤレスイヤホンであれば、razr 40 ULTRAとPixel7Proとのマルチポイントは問題ないように感じます。aptX Adaptiveは帯域の変動制御が上手なのでLDACの様な事は起こりにくく感じます。
個人的に今後は
・aptX Adaptiveコーデック対応ワイヤレスイヤホンはマルチポイント接続
・LDACコーデック対応ワイヤレスイヤホンはマルチポイントは使わない
 ただし、電話は必要なのでLDACイヤホンはPixel7Proのみで使用することに。
2023年10月現在LDACはPixel8Proに接続し使用
AVIOT TE-Z1PNK
SONY WF-1000XM5






【バッテリーの持ちはどうか】
折り畳んだまま、サブディスプレイのみで操作し、ほとんど音楽を聴いています。朝から使って夜には大体バッテリー残量40%、正直バッテリーの持ちはあまり良いとは言えないと思います。ただ、一日は使えそうです。ワイヤレス充電は便利です。






【総括】
ポケットにスッポリ入るコンパクトなボディーで、いつでもどこでもSpotifyもYouTubeもNetFlixもAmazon Prime videoも良い音で堪能できます。便利で可愛い奴です!



サブディスプレイでほぼすべての操作ができ、いざとなればフル画面も利用できます。ガジェット好きな方、目新しいスマホが好きな方にお勧めの逸品です。



※内容はあくまでも個人的な考えですのでご了承ください。
 参考程度にお読みいただければ幸いです。