2026年10月17日土曜日

radius(ラディウス) USB-C接続 ポータブルヘッドホンアンプ RK-DA70C を購入しました。簡単に評価レビューしてみます。

 

radius RK-DA70C
【はじめに】

今回は、3.5㎜アンバランス有線イヤホンをいい音で聴く為の、専用のポータブルヘッドホンアンプの紹介です。実は現在「radius RK-DA60C」を所有しており今回の「radius RK-DA70C」は上位(後継)?モデルとなります。

購入のポイントは

・持ち運びの邪魔にならない
・音質が良い
・価格もリーズナブル

この3点です。
「radius RK-DA60C」はこの3点の条件を満たしていまが、今回の「radius RK-DA70C」はどのような結果になるでしょうか。




【メーカー情報】

https://www.radius.co.jp/products/rk-da70c/

USB-C接続の超小型ハイレゾDAC/AMP

日本オーディオ協会のハイレゾマークを取得しており、楽曲再生時のビットレート/サンプリングレートは、CD音源(16bit/44.1kHz)の約17.4倍もの情報量を持つ32bit/384kHzまで対応しています。DSD再生の場合、最大5.6MHzのDoP再生が可能です。 ※32bit/384kHzを超える音源は、32bit/384kHzにダウンコンバートして再生されます。 ※5.6MHzを超えるDSD音源は、16bit/352.8kHzにPCM変換して再生されます。

高水準のオーディオ特性を実現する「ES9270C」搭載

High level of audio performance with ES9270C SoCとしてESS Technology社製「ES9270C」を搭載。同社の特許技術である「Hyperstream™ DAC」と「タイムドメイン‧ジッターエリミネーター回路」を備え、高水準のオーディオ特性を実現します。 一般的にオーディオ特性は、定格負荷のもと単純信号波形(正弦波や方形波)の入力時に得られる出力特性である「静特性」が指標とされます。しかし、実際の楽曲再生時は入力信号波形の振幅や周波数が一定ではないため、非周期的な定常ノイズが発生し、特性を悪化させています。

「Hyperstream™ DAC」は、独自のノイズシェービング技術により楽曲再生時の出力特性である「動特性」における定常ノイズを除去することができます。 さらに、「タイムドメイン・ジッターエリミネーター回路」により、D/A変換を行う際に発生しうるオーディオマスタークロックの時間軸上でのブレを補正することで、より高精度な信号変換を実現。定位の安定した非常にクリアなサウンドを再生します。


省電力かつ再現性の高いG級アンプ Efficient power supply with Class-G amplifier 「ES9270C」はG級アンプを備えています。再生する楽曲などの音声信号レベルが低いときは、より低い電源電圧を使用し、信号レベルが増加すると、自動的に適切な電源電圧に切り替わります。信号レベルの大きさに合わせて効率良く動作することで、接続端末の電源使用量を最適化し、省電力ながらも音声の出力レベルを問わず常に再現性の高い楽曲再生が可能です。

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仕様 ・品番 :RK-DA70CK ・SoC:ESS Technology社製「ES9270C」G級アンプ内蔵 ・ビットレート/サンプリングレート  PCM : 最大32bit/384kHz  DSD : 最大1bit/5.6MHz ・周波数特性 :10Hz-160,000Hz(@fs=384kHz) ・S/N比 :130dB(@16Ω負荷、A-weight) ・最大出力:0.7Vrms(@16Ω負荷)、1.0Vrms(@32Ω負荷) ・対応ヘッドホンインピーダンス:16Ω-600Ω ・コネクタ:入力 : USB-Cプラグ、出力 : φ3.5mmステレオミニジャック(3極) ・電源:バスパワー駆動 ・寸法:100mm(全長) ・質量:7g ・対応機種  USB-Cを搭載し、iOS 17.0.2(iPhone 15シリーズ)、  iPadOS 15、AndroidOS 12、MacOS 13.2、  Windows10以降に対応するデバイス  ※全てのUSB-Cデバイスでの動作を保証するものではありません。 ・詳しくはメーカーホームページをご覧ください。




【開封】

非常にコンパクトな可愛い箱です。RK-DA60C本体の驚異的に小さい3.5㎜ミニジャック(メス)コネクタと比べると少し大きいですが、許容範囲です。音質とのトレードオフと信じたい。

RK-DA70C

RK-DA70C RK-DA60C Xperia1Ⅷ 


RK-DA70Cの3.5㎜ミニジャック(メス)

RK-DA60Cの3.5㎜ミニジャック(メス)






【音を聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

■オーディオ管理「Music Bee」

音源の管理、プレイリストの管理、デバイスへの転送作業はパソコンの「Music Bee」と言うアプリケーションで行います。使い慣れてしまうともう手放せません。


■音源スマートフォン & オーディオ再生アプリケーション

・音源スマートフォンにはXperia1Ⅷを使用します。


・プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅷ(エイト)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。「Music Bee」で編集したプレイリストも完ぺきに利用可能です。機能性・操作性・安定性において文句のつけようがありません。音質についても素晴らしく、ウォークマンにも搭載されているDSEE Ultimate / DSEE HXと言う、圧縮音源(MP3やストリーミングなど)をAI技術でハイレゾ相当の高音質にアップスケールする機能も搭載しています。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。



■評価イヤホンはTRN WhaleShark(ティーアールエヌ ホエールシャーク)

最近購入したばかりのTRN WhaleSharkを使ってRK-DA70Cの評価をします。
(WhaleSharkの仕様)
・ドライバーユニット
 低音域:10.5mmベリウムコーティング振動板ダイナミックドライバーx1
 中音域:8mm軽量PET振動板ダイナミックドライバx1
 高音域:6mmチタンコーティング振動板ダイナミックドライバ
 超高音域:6mm小型平面磁気ドライバ
・再生周波数帯域:10Hz-40kHz
・インピーダンス:16 Ω
・感度:110 dB


まずは、RK-DA70Cの比較対象として「Xperia1Ⅷの3.5㎜オーディオ端子へ直接接続」でWhaleSharkの音を聴きます。
Xperia1Ⅷは希少価値の3.5㎜オーディオ端子を搭載しています。DACも搭載しWalkmanで培った技術は素晴らしく音質は本当に良いです。余裕でWhaleSharkを鳴らすことが出来ます。


低音域
アコースティックなベースやバスドラも、PC打ち込みのベースやバスドラであっても、迫力と切れのある低音を聴かせてくれます。迫力があるのに中音域や高音域を邪魔しません。

中音域
非常に抜けも良く、男性ボーカルも女性ボーカルの綺麗です。打楽器のレスポンスも良く弦楽器の繊細な音までよく聴こえます。ボーカルの位置は中央で各楽器と同位置か少し前に聴こえます。非常にバランスが良いです。

高音域
クールでもありキラキラ感もあります。耳に刺さることもありません。美しいです。


超高音域
空気感や共鳴感は少し控えめです。超高音の伸びですが、スーッと広がってスッと収まるような感じです。楽曲によってはキラキラ感や柔らかさも感じました。

音圧
必要十分だと思いますが、アンバランス接続なのでバランス接続よりもパワーに欠けます。また、どうしてもバランス接続に比べるとボリュームを上げ気味にしてしまします。

解像度
高いです。外部DACやアンプを接続せずに、スマートフォン標準装備でこの解像度をWhaleSharkから引っ張り出せるXperiaは凄いと感じます。本当に下手な外部DACアンプよりも解像度は高いと感じます。

音場
凄い広いわけでもありませんが、程よく音場はあります。左右に楽器の位置が良く分かります。上下にも空間を感じます。自然な奥行も感じます。

まとめ
「WhaleSharkをXperia1Ⅷの3.5㎜オーディオ端子へ直接接続する」これは「あり」です。重低音~超高音域まで全ての帯域が喧嘩もせず主張します。抜けも良く、見通しも良く軽快で十分に聴きごたえのある音楽を聴くことが出来ます。多ドライバーのWhaleSharkを平気で鳴らします。流石XPERIA。

上記の「Xperia1Ⅷ(3.5㎜)+WhaleShark」を評価の基準にします。



次に、「Xperia1Ⅷ(TypeC)+RK-DA70C接続」でWhaleSharkの音を聴きます。
さて、RK-DA70Cで聴いて見ます。
・SoC:ESS Technology社製「ES9270C」G級アンプ内蔵
・周波数特性 :10Hz-160,000Hz(@fs=384kHz)
・S/N比 :130dB(@16Ω負荷、A-weight) 
・最大出力:0.7Vrms(@16Ω負荷)
の性能はどうでしょうか?期待に胸が膨らみます。


Xperia1Ⅷ(TypeC)+RK-DA70Cでの音質

Xperia1Ⅷで聴いたTRN WhaleSharkの音を基準に変化した部分を評価します。

これは凄い
・解像度が高い
・音圧が爆上げ
・切れが良く抜けも良くレスポンスも凄い
・低音が深く濃厚で切れも良い。
・中音域の解像度が爆上げ
・高音域の解像度、伸び、広がりが素晴らしい
・音場が少し広くなります。
・全体的な音質が(軽快)から(濃厚に軽快に)に変化します。
・ボリューム調整は必要
これです、昔しから私が知っているESS Technologyの音質です。Xperia1Ⅷとの直接接続とは、全く別物の音質と言っていいでしょう!聴きごたえがあります。







【総括】

RK-DA70C低音~高音域までESSらしい非常にいい音質でした。コンパクトなボディーにもかかわらず本格的なポータブルヘッドフォンアンプと言っていいと思います。コンパクトで使いやすくコストパフォーマンスの高い良い商品でした。
USB-C接続のポータブルヘッドホンアンプですが、上を見れば切りがありません。RK-DA70Cはコンパクトで音質も良く持ち運びもしやすい、非常にバランスの良い商品でした。現在、検討中の方にはお勧めです。


※ケーブル交換、ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いだけでも音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。参考程度にお読みいただければ幸いです。