2026年2月8日日曜日

AFUL (アフー)Performer8S(パフォーマーエイト エス)は、今でも色褪せない音質のPerformer8のスペシャルモデルなのか?それとも後継機種なのか?。レビュー評価してみます。

AFUL Performer 8S

 【はじめに】


以前2023年11月に「7BA+1DD搭載のAFUL (アフー)Performer8(パフォーマーエイト)」を購入しました。そして2026年2月に「Performer8の後継機?」とも言われている「Performer8S(パフォーマーエイト エス)」を購入しました。内容的にはPerformer8をベースに更にドライバー変更等のチューニングを行いブラッシュアップをしたような感じです。イヤホン本体(筐体)のサイズ感はほぼ同じです。個人的にはPerformer8の低音には満足していましたが、若干高音域不足が気になっていたのでMicro Planarを追加したPerformer8Sには期待は大です。更にPerformer8Sにはベントがあるようなので低音域の変化も気になります。また、ネーミングをPerformer9ではなく8Sにしたという事はそんな劇的な変化はないのかもしれません。


メーカーホームページの説明


フェイスプレートのインスピレーション  木星の響き

ジュノー探査機が木星の北極上空で捉えた渦巻く嵐と真珠のような雲の帯は、デザイナーの想像力をかき立てた。Performer 8Sは惑星そのものを再現しようとするのではなく、宇宙の壮大さ、大気の秩序ある混沌、そして古代の力の象徴を思わせる輪状のオーラを捉えている。




≪RESInators マイクロ共振技術

従来のマルチドライバーIEMは、ドライバー間の精密な統合を実現できず、各ドライバーの音響的欠点を補うことができないため、多くの人が単純な「ドライバーの積み重ね」とみなす結果を招いている


RESInatorsテクノロジーは、超高精度3Dプリントされたマイクロ共振チャネルを用いて非理想的なドライバー特性を補正し、低域・中域・高域ドライバーの音響特性をマッチング・ブレンドします。これにより深いレベルの整合性が実現され、総合的な音響性能が大幅に向上。マルチドライバー構成に真の意味をもたらします。


≪RLCネットワーク クロスオーバー補正

基本的なRCクロスオーバーが周波数分割のみを調整するのとは異なり、AFULのRLCシステムはドライバー間の統合性を高め、各ドライバーの音響特性を改善します。これにより、マルチドライバー構成においてより高いレベルのリアリズムと一貫性が実現されます。


≪調整可能なパッシブユニット + 圧力バランス調整

パッシブラジエーターには開閉式ベントが搭載されており、ユーザーは好みや音楽スタイルに合わせて音質を調整できます。ベントを閉じると低音はより安定し、力強く、コントロールされた音質になります。ベントを開くと低音の弾力性が増し、より深い低域再生が可能となり、滑らかで柔らかな特性が得られます。


従来のスイッチが低音の量だけを変化させるのとは異なり、このベントシステムは二つの全く異なる低音の質感を創り出す。


≪真のハイファイ・アコースティック・レスポンス正確なフルレンジ再生

AFUL独自の音響工学により、Performer 8Sは極めて洗練された応答性と歪み性能を実現し、全周波数帯域にわたって真に高忠実なサウンド特性を提供します。


≪サウンドシグネチャー 画期的な性能

オリジナルのPerformer 8と比較して、Performer 8sはより豊かで壮大、そしてわずかに温かみのある音質を実現しています。全周波数帯域にわたるバランスの取れたチューニングにより、広大なステージ感と鋭さのない高い解像度を備えた、安定かつ自然なサウンドを提供します。ボーカルはリアルでありながら滑らかで、低音は弾力性があり確かなインパクトを伴い、同クラスの競合製品を上回る性能を発揮します。


≪異なるリスニングスタイルに対応したデュアルベースモード

Performer 8sはダイナミック+パッシブ設計により2種類の低音スタイルを提供します。長い低音チューブがサブベースを強化し、高減衰ベントが質感向上に寄与します。


・クローズド:重厚で雰囲気があり安定感に優れる。

・オープン:より深い低域拡張と柔らかく弾力性のある特性で、オーケストラ音楽に最適。


≪おすすめの組み合わせと音楽

Performer 8Sはあらゆるジャンルに対応できる十分な技術的性能を備えています。ポップスとの相性は抜群ですが、クラシックやオーケストラ作品のような要求の厳しい音楽も難なくこなします。多様な音源と良好に連携し、様々なシステム構成にもスムーズに適応します。


≪人間工学に基づき、軽量で、快適

AFULは広範な3D耳データを分析し、ほとんどの耳形状に精密にフィットするPerformer 8Sを設計しました。洗練されたオーバーイヤーデザインと軽量構造により、密閉感を低減しながら確実な装着感を実現。高品質樹脂は滑らかで温かみのある肌触りであり、独特の快適さと肌への優しさを提供します。 


≪Easy to Drive High Headroom

先進的な設計により、Performer 8Sは非常に駆動しやすいです。高品質な音源で真価を発揮しますが、ポータブルDACやプロ向け音楽プレーヤーと組み合わせても、印象的なサウンドを実現します。


≪ケーブル

本ケーブルは、銀メッキを施した4N単結晶銅線に加え、単結晶銅線6本撚り392芯構造を採用しています。0.78mmの着脱式設計により優れた柔軟性を実現し、ユーザーは音楽スタイルや個人の好み、使用シーンに合わせてケーブルを簡単に交換できます。




【購入】


Amazon:HiFiGo AFUL Acoustic Performer 8S

HiFiGo AFUL Performer 8S イヤモニ モニターイヤホン 有線 イヤホン1DD +6BA +1Passive Radiator +1Micro Planar HiFi音質 2pin着脱式 (Performer 8S-4.4mm)

https://amzn.to/4adQaUn



仕様

■PERFORMER 8S

■ドライバー構成:1DD + 6BA + 1Passive Radiator + 1Micro Planar
 ・ダイナミックドライバー(DD)×1

 ・バランスド・アーマチュア(BA)×6
 ・パッシブラジエーター×1
 ・マイクロプラナー×1

■調整可能なパッシブラジエーター
(高減衰空気圧バランスシステム)

■高精度3Dプリント音響チューブ構造

■RLCネットワーク周波数分割補正技術

■インピーダンス: 26Ω±20%

■感度:108dB@1kHz

■周波数応答範囲: 10Hz-35kHz

■動作音圧レベル:20~105dB


■ケーブル
 コネクタ:2ピン(0.78mm)、ケーブル長:1.2m、プラグ端子:3.5mm または 4.4mm

※詳細はメーカーホームページをご覧ください








【開封】
若干色褪せ感があり渋いです。
中の箱は黒でシンプルで好感が持てます。Performer8と比べると一回り大きいです。AFUL のフェイスプレートはモデル毎に渋派手で個人的には好きです。












【ケーブルとイヤーチップを交換】
有線イヤホンのチューニングで一番重要なのは「ケーブルとイヤーチップ」だと考えています。後にPerformer8との音の違いも確かめたいのでケーブルとイヤーチップ」はPerformer8と全く同じ定番の構成とします。


イヤーチップを取り付けます
Performer8と同じ引っ掛かりの無いツルツルノズル

ノズルの穴はメッシュのプレートが綺麗です。
Performer8は仕上げが酷く汚かったのでかなりの進化です。

シッカリと押し込みます

ケーブルを取り付けます。
ここもPerformer8と同じ2pinです。
本体側の穴は少しキツイので、ピンを折らないように
ゆっくり、確実に、垂直にグイッと押し込みます。





高減衰ベントついて】
説明には「・・・・ベントを開くと低音の弾力性が増し、より深い低域再生が可能となり、滑らかで柔らかな特性が得られます。・・・」とあり、オープン・クローズが簡単に変更できる画期的な仕組みと思っていました。

さて「どうやるのかな?」と、この真ん中の部分が「押すと開いて、再度オスと閉じる」みたいなスイッチになっていると思っていました。しかし、いくら押しても押せません。で、虫眼鏡でよーく見るとなんと・・・・!

「何やら横にテープ貼ってある、まさかなぁ~・・・」爪をかけて剝がしてみると「あ。。穴が・・」
一瞬固まりました。「ベントの切り替え毎に、剥がしたり貼ったりするの?剥がしたシールはどこに置いておくの?粘着がホコリでダメになりそうだし、貼ったまま使用していると、何時か剥がれてシール無くなるよな?特に夏場なんかダメじゃない?」と心でつぶやきました。・・・こんな価格で、こんなチープな仕組みを平気で<機能の売り>にするとは、ビックリです。心が折れました。
ここが画期的なベント開閉装置部分です。


結論から言うと私は常にシールを取った状態で使う事にします。
理由の一つとして最大のライバルと思われれる「DUNU DN 242」には堂々とベントがあります。中途半端にテープで塞いだりしません。ベント自体がチューニングの重要な一部と考えているからだと思います。なので、以降の諸々の評価はテープ無しのベントオープンとします。
Performer8Sのベント

DUNU DN 242のベント







【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。

対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



■利用Bluetooth レシーバー

FiiO(フィーオ) FIIO BTR17に4.4㎜コネクタで有線接続します。
DAC:ES9069Q×2、アンプ:THX AAA 78+、Bluetoothチップ:QCC5181
・QCC5181搭載による最新鋭のワイヤレス性能でロスレスオーディオにも対応
・詳細な音質調整を可能にする10バンドの高精細ロスレスPEQを搭載
・デュアル「ES9069Q」DACによる高品位な音質再現
・「THX AAA 78+」アンプによる強力な出力と優れた音質
・4.4mmバランス出力:650mW (32Ω、THD+N<1%)
・周波数特性:20Hz~80kHz(<3dB)
・高音質かつクリーンにこだわった精密な電源設計
・業界最新のBluetooth5.4に対応
・主要な高音質コーデックを網羅
 aptX Lossless:1200 kbps
 LDAC:990 kbps
 aptX HD:576 kbps
 aptX Adaptive:420 kbps
 AAC:328 kbps

aptX Lossless対応:CD音源がBluetooth無線において有線接続と遜色ない音質で聴ける
最近ではperformer8や他の有線イヤホンに関してもスマホ+BTR17」の組合せで利用しています。現在ではこの組み合わせが私のスタンダードです。



■聴く前のエージング
個人的にイヤホンのエージングは絶対に必要と思っています。特にダイナミック型ドライバーと平面駆動ドライバーは振動版が馴染んで安定するまでに、最低でも50時間以上、理想は100時間程度だと思っています。エージングには「パソコン+FIIO KA15」を利用します。

パソコンのプレイヤーはMUSIC Bee
DACアンプはFIIO KA15
通常聴く時のボリュームの10%程度の音量で50時間流しっぱなしにします。
50時間エージング完了



ファーストインプレッション
エージング50時間越え(Bluetooth aptX Lossless接続、4.4㎜バランス接続)

Performer8Sの音を初めて音を聴きました。
パット聞いただけでPerformer8の音質と比べて違和感は全くありませんが、表現力が明らかに違います。深く沈んだ低音スーッと抜けるような高音域、音場も広く空気感がある。しかし、全ての音がシッカリと聞き取れます。

商品的に見ても、音質の違いから見ても、前回紹介した「DN 242」と「Da Vinci」の関係性と酷似していると感じました。後継ではなく「姉」「弟」みたいな立ち位置です。「どちらも同じDNAを持ち、趣味や性格はよく似ているのに、声が違う」みたいな。今回のPerformer8とPerformer8Sもそんな感じがしました。

ボディー筐体も全く一緒です。多分内部の構造も全く一緒ではないでしょうか?
Performer8はBA型ドライバーが7基、Performer8SはBA型ドライバーが6基です。何故1基少ないのか。多分BA型ドライバーを1基外し、代わりにMicro-planarを1基入れたのだと思います。Micro-planarには大きく2種類あります。ダイナミックドライバーの様に円形をしたタイプとBA型ドライバーと同じ格好をした小さく四角いタイプです。Performer8Sは後者を搭載していると思われます。なので見た目の違いはベントの有無だけだと思われます。




ベントの有無


性能比較 Performer8S Performer 8
デザイン お洒落な色使いと大胆なライン
耳に良くフィットするデザイン。木星のイメージらしい。ステンドグラスみたいで綺麗。
まるで高級重箱の美しさ
耳に良くフィットするデザイン。ハンドペイントの美しいフェイスカバーが魅力です。
ドライバ
(低音用) DDx1
(低音用) Passive Radiatorx1
(中高音用) BAx6
(超高音用) Micro-planarx1
※メーカーでは詳しい情報が公開されていません。私の個人的な考えです。
(低音用)8mm DD×1
(低音用)BA×2
(中音用)BA×2
(高音用)BA×3
インピーダンス 26Ω±20% 30Ω
感度
108dB@1kHz
115 dB/mW
周波数応答範囲
10Hz-35,000Hz
バランスの良い低音~高音域
5Hz-35,000Hz
低音よりのチューニング
本体素材 樹脂?厳密には素材は不明
ノズルは本体一体の樹脂?
樹脂?厳密には素材は不明
ノズルは本体一体の樹脂?
コネクター 標準2pin 標準2pin
フィット感良い 良い
リケーブル ★Amazon【KBEAR 4989】4芯6N単結晶銅ケーブル(パープル) ★Amazon【KBEAR 4989】4芯6N単結晶銅ケーブル(ブルー)
イヤーチップ ★AmazonAZLA Sedna Earfit MAX(L) ★AmazonAZLA Sedna Earfit MAX(L)
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格62,980円前後
★AmazonPerformer8S
価格56,055円前後
★AmazonPerformer 8
音質比較
音場
★★★★★5.0
ベントとMicro-planarの効果は絶大です。バランスがよく音場が広がります。広いといっても音が拡散して音圧が低くなるわけではありません。スーッと伸びて行く感覚です。この辺りが最もPerformer8との違いでしょう。
★★★★★4.8
適度な音場があります。ボーカルを中心において左右に広がります。上下はそう広くありません。中音域が安定しているので非常に聴きやすく、左右に伸びてゆく高音域の音もしっかしと聴き取れます。
音圧 ★★★★★5.0
音圧はプレイヤーのアンプ性能比左右されますが、ダイナミック型ドライバー1基とは思えない音圧です。また、ベントによる音圧低下は感じません。
★★★★★5.0
音圧はプレイヤーのアンプ性能比左右されますが、Performer 8はダイナミック型ドライバーx1ですが、シッカリとした音圧です。
解像度 ★★★★★5.0
細分化された多ドライバーにより解像度は非常に高いです。特に中高音域の解像度は半端なく繊細です。
★★★★★5.0
細分化された多ドライバーにより解像度は非常に高いです。特に中高音域の解像度は半端なく繊細です。
高音 ★★★★★5.0
個人的にPerformer8に「もう少し高音の煌めきが欲しい」という思いがあったのですが、その部分が見事にアップグレードしています。ただ、繊細化はPerformer8かな。
★★★★☆5.0
若干柔らかく耳当たりのいいスッキリとした高音です。BA型ドライバーの特徴的なシャリシャリ・キラキラ感があまりありません。
中音 ★★★★★5.0
Performer8Sは一つのBA型ドライバーをMicro-planarに変更している関係でしょうか、若干ですが解像度が低いかもしれません。ただ、これはPerformer8とジーっと比べた時に感じるくらいなので実質は問題ない中音域です。
★★★★★5.0
中音域は若干低音寄りです。解像度も高く、ボーカルも濃厚です。ギターやバイオリン、ピアノなど弦楽器の繊細さと美しさが素晴らしいです。
低音 ★★★★★5.0
Performer8に比べると深く太い少し広がりのある低音です。子の辺りはベントが関係しています。グッと引き締まった低音が好きならPerformer8でしょうか。
★★★★★5.0
比較的どんな楽曲においても安定して、深く、広がりのある低音が鳴ります。やはり低音用ドライバー(DDx1、BAx2)は凄いです。
打楽器 ★★★★★5.0
バスドラ、ドラムス、シンバル、木琴、大太鼓色々聞いてみましたが、全部切れも良くスピード感もあります
★★★★★5.0
バスドラ、ドラムス、シンバル、木琴、大太鼓色々聞いてみましたが、全部切れも良くスピード感もあります
ボーカル ★★★★★5.0
男女ボーカルもシッカリと美しいです。特に女性ボーカルが綺麗です。全体的に柔らかで心地の良いボーカルです。何時までも聴いていた。
★★★★★5.0
男女ボーカルもシッカリと美しいです。しかも濃厚、全体的に柔らかで心地の良いボーカルです。何時までも聴いていたい。
相性の良い
楽曲ジャンル
EDM、ロック、ポップス、フュージョン、ジャズ、クラシックなど色々聴けます。しっとりとしたバラードもいいしアップテンポなロック・ポップスもいいしオールラウンドに活躍します。 EDM、ロック、ポップス、フュージョン、ジャズ、クラシック色々聴いてみましたがどれも素晴らしいです。アコースティック~電子楽器までオールラウンドです
一押しポイント 高バランス・比較的ドンシャリ
深く比較的やわらかい低音とスーッと伸びてゆく煌めく高音域、美しい音場に広がるバランスの良い世界観がが魅力!

柔らかめの重低音・低音は優しく中音域辺りまでを包み込み、煌めく高音・超高音域はスーッと伸びてゆきます。すべての楽曲がゴージャスになります。切れのある低音重視が好きな方はPerformer8もいいと感じます。
重低音&低音寄りの中音が魅力
重低音が包み込み中音域が全体をまとめ、更に高音域が彩る。そんな世界観が魅力!

重低音・低音の表現は押し出しが少し強く、逆に高音・超高音域は若干大人しい。多ドライバーなのに一体感が素晴らしく、すべての帯域において、深みがありシットリとした音を出します。「フェイスプレート」は高級感もあり素晴らしい。
デメリットと感じる所 やはり価格の高さと、ベントのあまりにもチープな切り替え構造でしょう。構造とは言えないけど(笑 3Dプリントで作成されたせいか、個体差でしょうが仕上に雑なところがあります。
総合評価 ★★★★★5.0 ★★★★★4.8
比較の結論
ドンシャリで元気なのに全体域のバランスが良い「Performer8S」はとにかく美しく音楽を刺激的に演出してくれます。特にボーカルは煌めきます。
現在「Performer8」をお持ちなら、手放さずに「Performer8S」と両方もっておくのが得策でしょう。ロックやハードロックやパンク系で確かな低音を感じながら、スピード感を持ってダイレクトに感じたい方、そしてコストパフォーマンスを重視するなら、「Performer8」の選択肢もいいと感じます。


「Performer8」と「Performer8S」は音質は似ていますが、味付けが違います。8Sは8に比べるとライブホール的な空間を感じます。ただ、ちょっと金額が高すぎではと思います。




【最大のライバル DUNU DN 242 と比べてみる】

DN 242は、2基のダイナミックドライバー、4基のバランスドアーマチュア、2基のマイクロプラナードライバーを搭載。 8基のドライバー、3種類の構造、5ウェイ周波数分離によって、ユ ニットの境界を超えた音響の探求を実現。 更に超低域から超高域まで、完全独立の5チャンネル構成。 音導+電子クロスオーバーによるデュアルシステムが、各帯域を精密に制御。 優れた位相整合と滑らかな音のつながりを実現します。


DUNU DN 242のシステム構成、音質の考え方など非常にPerformer8Sと似ています。
発売日は「DUNU DN242:2025年11月21日」「AFUL Performer8S:2026年2月15日」となっています。AFUL Performer8Sの方が後発となっています。ただ、時期はそんなに離れていません。また、DN 242はDa Vinciの、Performer8SはPerformer8の筐体とドライバーを利用しつつブラッシュアップした製品だと思われます。 個人的には前モデルのDa VinciとPerformer8が真っ向ライバル関係だったので順当な流れだと感じています。

利用するプレイヤーとDAC&アンプはXperia1ⅦFIIO BTR17です。

性能比較AFUL Performer8SDUNU DN 242
デザインお洒落な色使いと大胆なライン
耳に良くフィットするデザイン。木星のイメージらしい。ステンドグラスみたいで綺麗。
宝石の様な美しいレッド
Da Vinciとはまた違った美しさがあります。完熟トマトと言うかルビーと言うか、Da Vinciがとても地味に見えます。
ドライバ
(低音用) DDx1
(低音用) Passive Radiatorx1
(中高音用) BAx6
(超高音用) Micro-planarx1
※メーカーでは詳しい情報が公開されていません。私の個人的な考えです。
(低音用)10mm DDx1
(低音用) 8mm DDx1
(中音用) カスタムBAx2
(中高音用) カスタムBAx2
(高音用) カスタムPlanarx1
インピーダンス26Ω±20%35Ω
感度
108dB@1kHz
110 dB/mW
周波数応答範囲
10Hz-35,000Hz
5Hz-40,000Hz
ベント
あり
あり
本体素材樹脂?厳密には素材は不明樹脂?厳密には素材は不明
コネクター(0.78mm2pin差し込み式)
★Amazon6N単結晶銅ケーブル
(0.78mm2pin差し込み式)
Amazon6N単結晶銅ケーブル
フィット感良い良い
イヤーチップ★AmazonAZLA SednaEarfit MAX(L)★AmazonAZLA SednaEarfit MAX(L)
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格62,980円前後
★AmazonPerformer8S
価格53,699円前後
★AmazonDUNU DN 242


Performer8S+FIIO BTR17 バランス接続の音質評価
重低音~超高音まで高バランスしており、深く押しのある低音とスーッと伸びてゆく煌めく高音域、比較的硬質で切れが良い味付け、美しい音場に広がるバランスの良い世界観がが魅力です!

高音:繊細で美しいです。「煌めき・クリア・共鳴・余韻」全てが素晴らしい。
中音:男女問わずボーカルの安定感が半端ないです。打楽器・弦楽器も素晴らしい。
低音:厚みがあり、濃厚で深い低音が出ます。暴力的ではない切れの良い低音です。
音場:音の広がりは、まるで小宇宙の様です。しかも、ギュッと全ての音が濃厚。
音圧:余裕の音圧です。ボリュームを絞っていてもシッカリと存在感があります。
解像度:DAPへの有線バランス接続時の解像度と比べても遜色ありません。


DN 242+FIIO BTR17 バランス接続の音質評価
圧倒的な解像度の高さ、濃厚な太い重低音、どこまでも抜けてゆく高音域、ボーカルの吐息や空気管まで感じます。比較的柔らかいシルキーな味付け、存在感のある中音域、音の厚み・深み、洗練された音質です。

高音:超高音の最後の端まで聴こえます。かといって耳に刺さることもありません。
   「煌めき・クリア・共鳴・余韻・空気感」全てが素晴らしく美しく繊細です。
中音:男女問わずボーカルに安定感がある美しい。シンバルの繊細な響きも凄い。
低音:厚みがあり、濃厚で深い低音が出ます。暴力的ではない切れの良い低音です。
音場:音の広がりは、まるで小宇宙の様です。しかも、ギュッと全ての音が濃厚。
音圧:余裕の音圧です。ボリュームを絞っていてもシッカリと存在感があります。
解像度:DAPへの有線バランス接続時の解像度と比べても遜色ありません。

まとめ:DN 242はPerformer8Sに比べると各帯域の押し出しが比較的フラットです。しかし、低中高まで全体域しっかりと存在感があります。どちらが良いか、好みになるので非常にむつかしいです。
多少ドンシャリ気味で全体的に切れと圧があり、低音が厚めで押しが強くスッと広がる高音域が好きなら「Performer8S」。比較的フラットで全体域において美しく繊細、そしてシッカリと存在感のある低音と優しく繊細に煌めき空気感も感じる高音域が好きな方は「DN242」でしょう。私はどちらも好きなのであしからず(笑。




最強イヤホンを決めるべきか否か
自慢ではありませんが、意外と有線イヤホンを買います。買い替えが多く、買い増しはあまりしません。しかし、新しいイヤホンを買うときにどうしても手放せない有線イヤホンがあります。

■現在、手元にある手放せない有線イヤホン
① AFUL :Performer8S(1DD + 6BA +1Micro Planar+Vent
② AFUL:Performer8(1DD+7BA)
③ AFUL:Performer7(2DD+4BA+1 MicroPlanar)
④ DUNU:DN 242(2DD+4BA+2Planar+Vent
⑤ DUNU:Da Vinci(2DD+4BA)
⑥ FIIO:FP3 Rosewood(14.5mm in-ear planar driver)

そして、今回手持ちのイヤホンの中から「NO1最!強イヤホンを決めるべきか否か」悩んでいます。③はいい意味で低音寄りで「バランス」と言う意味では他に道を譲ります。⑥は平面駆動型ドライバ(1基)と言う事で今回の論争から外します。残るは①②④⑤になります。ここまでは絞れますが・・・この先が難しいです。この4機種は音質は確かに音質は違うのですが、大きくかけ離れていることもありません。4機種を順番に聴きまわしても、どれを聴いても「これ、ええわぁ~」となるのです。分類するとすれば①④は「ベントとPlanar」効果により広い空間と音の抜け間のバランスが絶妙で音楽に引き込まれてゆきます。逆に②⑤は「ベントとPlanar」を持ちません。程よい空間と引き締まった切れと圧の中で音楽に引き込まれてゆきます。

残念ながらこの①②④⑤4機種は、絶妙に違う味付けで、全てが人を感動させる音質に違いないのです。よって「NO1最!強イヤホンを決めるべきではない」と言う結論に達しました。全部良い!悪しからず(笑

ただ、①②④⑤の中からフェイプレートのNo1は決められます。
やはりダントツは⑤のDUNU Da Vinciでしょう。
※DUNU Da Vinciのフェイスプレートは何通りの組み合わせがあるのか分かりませんが、商品が届くまでプレートの色柄が分かりません。私に届いたプレートは完璧に私のハートを射抜きました。世界一綺麗な柄で美しい色でしょう!(親バカ)


フェイプレートNo1

1位
2位
3位
4位
※順位はあくまでも好みの問題です。





AIでPerformer8Sの装着イメージ動画を勝手に作って楽しんでいます。
チョイチョイおかしい所がありますが、あくまでも御愛嬌という事でご了承ください。
Reケーブルの長い事長い事(笑
・プレイヤーはHIDIZS(ハイディズ)AP80 PRO MAX Pure Copper Edition
・SmartwatchはCMF by Nothing(シーエムエフ バイ ナッシング)








【総括】
やはり「Performer8S」は「Performer8の後継機」ではなく、ブラッシュアップ追加バージョンでしょう。トータル的な音質の完成度は高いです。ただ、現在「Performer8」をお持ちの方は手放さずに、買い増しをして音の聞き比べをして楽しむことを事をお勧めします。
ただ、「Performer8S」は上記にも書きましたが金額が高いので、安くなるまで待ってもいいと思います。もう少し価格が安くて良い音を望まれるのなら「Performer8」という選択肢もあると思います。あと、音が良いのでチープなベントのテープは許しましょう。(笑

※ケーブル交換、ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いだけでも音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。参考程度にお読みいただければ幸いです。


2026年1月9日金曜日

DUNU(ドゥヌ)DN 242「2DD+4BA+2Planar」片側8基のドライバー、5Wayクロスオーバー構成の美しいイヤホン。前作、Da Vinciの音質を超えているのか?簡単にレビュー評価してみます。

 

DUNU(ドゥヌ)DN 242

【はじめに】


以前2024年12月に「6ドライバー搭載のDUNU(ドゥヌ)Da Vinci(ダビンチ)」を購入しました。そして2026年1月に「Da Vinciの後継機?」とも言われている「DUNU(ドゥヌ)DN 242」を購入しました。内容的にはDa Vinciをベースに更に多ドライバー化しチューニングしたような感じです。イヤホン本体(筐体)のサイズ感はほぼ同じです。個人的にはDa Vinciで大変満足しており別に買わなくても良かったのですが「Da Vinciの次に来る音ってどんなの?」と気になってしまい購入しました。


メーカーホームページの説明


≪多ドライバーが織りなす音響の饗宴≫

DN 242は、2基のダイナミックドライバー、4基のバランスドアーマチュア、2基のマイクロプラナードライバーを搭載。 8基のドライバー、3種類の構造、5ウェイ周波数分離によって、ユ ニットの境界を超えた音響の探求を実現。 すべては、音の細部への飽くなきこだわりのために。

≪ 精緻を極めたデュアルシステム5ウェイ構成≫ 超低域から超高域まで、完全独立の5チャンネル構成。 音導+電子クロスオーバーによるデュアルシステムが、各帯域を精密に制御。 優れた位相整合と滑らかな音のつながりを実現します。

 ≪沈み込みと透明感のバランスが際立つ低域≫ 10mmダイナミックドライバーが担う超低域は、この“音響交響曲”の土台。 過度な重低音を狙うのではなく、深海の海流のように静かで力強く、バスドラムの沈み込みは深くもキレがあり、ベースの低域も自然に伸びる。複雑な編曲の中でも低域の輪郭が鮮明に描かれます。

8mmダイナミックドライバーによる低域は、まるで繊細なフィルターのように余分な濁りを取り除き、ドラムの余韻やエレキベースの粒立ちをクリア に再現。 この2基のダイナミックドライバーによる役割分担が、「低域が強い=もっさりしている」という先入観を覆し、教科書的とも言える低域のレイヤー表現を実現しています。

≪繊細で温かみのある中高域≫ 4基のバランスドアーマチュアの協調によって、中高域はまさにボーカルと楽器の舞台。ボーカルは中央にしっかり定位し、密度がありながら硬さのない音像。男性ボーカルの厚みある質感も、女性ボーカルの繊細なブレスも、歌い手の感情まで正確に再現。

歯擦音の処理も絶妙で、耳に刺さらない自然なバランスを実現。楽器の表現も抜群で、バイオリンの高域ハーモニクスは明るくも鋭すぎず、ピアノの中音域には明瞭な粒立ちが感じられ、サックスの中域の厚みも余すことなく描写。

BAドライバーの高い解像力が遺憾なく発揮されつつも、“解像度のための解像度”には陥らず、音楽としての自然さと余裕がしっかりと保たれています。

≪空気感を纏う、極高域の描写≫ 極高域では、2基の高性能マイクロプラナードライバーがまさに音の「仕上げ」。無理に明るさを強調するのではなく、薄霧のように軽やかに広がる。トライアングルの倍音は自然に伸び、シンバルの余韻は儚く、録音に含まれる微細な空気感までも捉える精度を備えています。

主張しすぎることなく、しかし空間全体に「透明な空気感」をもたらし、サウンドステージに奥行きと広がりを加える――まさに音楽の空間表現における決定的な一手です。


【購入】

AmazonDUNU DN 242( 2DD+4BA+2Planar)片側8ドライバー 有線イヤホン

仕様

■製品:DUNU DN 242

■カラー:レッド(マーブル模様のある深みのある赤)

■ドライバー:

 (低音用)10 mmダイナミックドライバーx1

 (低音用) 8 mmダイナミックドライバーx1

 (中音用) カスタム BA型ドライバーx2

 (中高音用)カスタム  BA型ドライバーx2

 (高音用) カスタム マイクロプラナーツイーターx2

■インピーダンス: 35Ω

■感度:110dB/mW (@ 1 kHz), 125dB/Vrms (@ 1 kHz)

■周波数応答範囲: 5Hz-40kHz

■コネクター:標準2pin 0.78mmピン

■重量:約8.1 g (片側)

■付属:高純度4芯銀メッキ単結晶銅ケーブル。3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス(Q-Lock Mini クイックスイッチモジュラープラグシステム)、S&Sイヤチップ4サイズ、Candyイヤチップ3サイズ、バランスイヤチップ3サイズ、イヤホンケース、クリーニングブラシ、標準プラグアダプタ

※詳細はメーカーホームページをご覧ください






【開封】
アニメ好きな方が喜びそうなパッケージです。
中の箱は黒でシンプルで好感が持てます。(Da Vinciと同じ箱です。)実際のイヤホンの色を見て「おっ」と思いました。Da Vinciとはまた違ったインパクトです。筐体はDa Vinciとほぼ同じで、高級感もあり造りもシッカリしていました。あくまでも個人的なイメージですが、「Da Vinciは非常に価値のある渋い骨董品で同じ柄を持っている人とは出会わない」DN242は「鮮やかなキラキラ宝石だが、他にも持っている人も確実にいる」と言った感じでしょうか。






ベントがあります
「低音の歪み軽減、クリアで自然な音質、高域の繊細な伸びや余韻」効果が期待されます。






【ケーブルとイヤーチップを交換】
有線イヤホンのチューニングで一番重要なのは「ケーブルとイヤーチップ」だと考えています。後にDa Vinciとの音の違いも確かめたいのでケーブルとイヤーチップ」はDa Vinciと全く同じ定番の構成とします。

Amazonアズラ(AZLA) SednaEarfit MAX [イヤーピース Lサイズ2ペア] テーパード構造 医療用シリコン スタンダード設計 一体型シリコンフィルター搭載 細軸ノズルアダプター付属 低刺激 快適フィット

AmazonTripowin Alteaアップグレードされた6N-OCC Litz 4コアHIFIイヤホンケーブル 高純度(99.9999%)6N単結晶銅ケーブル(0.78mm2pin差し込み式, 4.4mm)

まずイヤーチップの取り付け





ケーブルの取り付けをして完了







【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。

対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



■利用Bluetooth レシーバー

FiiO(フィーオ) FIIO BTR17に4.4㎜コネクタで有線接続します。
DAC:ES9069Q×2、アンプ:THX AAA 78+、Bluetoothチップ:QCC5181
・QCC5181搭載による最新鋭のワイヤレス性能でロスレスオーディオにも対応
・詳細な音質調整を可能にする10バンドの高精細ロスレスPEQを搭載
・デュアル「ES9069Q」DACによる高品位な音質再現
・「THX AAA 78+」アンプによる強力な出力と優れた音質
・4.4mmバランス出力:650mW (32Ω、THD+N<1%)
・周波数特性:20Hz~80kHz(<3dB)
・高音質かつクリーンにこだわった精密な電源設計
・業界最新のBluetooth5.4に対応
・主要な高音質コーデックを網羅
 aptX Lossless:1200 kbps
 LDAC:990 kbps
 aptX HD:576 kbps
 aptX Adaptive:420 kbps
 AAC:328 kbps

aptX Lossless対応:CD音源がBluetooth無線において有線接続と遜色ない音質で聴ける
最近ではDa Vinciや他の有線イヤホンに関してもスマホ+BTR17」の組合せで利用しています。現在ではこの組み合わせが私のスタンダードです。



■聴く前のエージング
個人的にイヤホンのエージングは絶対に必要と思っています。特にダイナミック型ドライバーと平面駆動ドライバーは振動版が馴染んで安定するまでに、最低でも50時間以上、理想は100時間程度だと思っています。エージングには「パソコン+FIIO KA15」を利用します。

パソコンのプレイヤーはMUSIC Bee
DACアンプはFIIO KA15
通常聴く時のボリュームの10%程度の音量で50時間流しっぱなしにします。
50時間エージング完了



ファーストインプレッション
エージング50時間越え(Bluetooth aptX Lossless接続、4.4㎜バランス接続)

DN 242の音を初めて音を聴きました。
正直「Da Vinciと何が違うの?」が率直な感想です。しばらくDN 242を聴いてからDa Vinciを聴きました。しばらくDa Vinci聴いてから再度DN 242を聴きなおしました。

性能比較DUNU DN 242Da Vinci
デザイン宝石の様な美しいレッド
Da Vinciとはまた違った美しさがあります。完熟トマトと言うかルビーと言うか、Da Vinciがとても地味に見えます。
どんな柄が届くか分からない
耳に良くフィットするデザイン。天然木目五つ葉カエデのスタビライジングウッドフェースプレートが魅力です。
ドライバ

(低音用)10mm DDx1
(低音用) 8mm DDx1
(中音用) カスタムBAx2
(中高音用) カスタムBAx2
(高音用) カスタム
Planarx1
超低域から超高域まで、完全独立の5チャンネル構成

(低音用)10mm DDx1
(低音用) 8mm DDx1
(中音用) BAx2
(中高音用) BAx1
(高音用) BAx1
高精度 3D プリント音響チャンバー
インピーダンス35Ω35Ω
感度
110 dB/mW
109 dB/mW
周波数応答範囲
5Hz-40,000Hz
5Hz-40,000Hz
ベント
あり
なし
本体素材樹脂?厳密には素材は不明樹脂?厳密には素材は不明
コネクター(0.78mm2pin差し込み式)
★Amazon6N単結晶銅ケーブル
(0.78mm2pin差し込み式)
Amazon6N単結晶銅ケーブル
フィット感良い良い
イヤーチップ★AmazonAZLA SednaEarfit MAX(L)★AmazonAZLA SednaEarfit MAX(L)
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格53,699円前後
★AmazonDUNU DN 242
価格51,490円前後
★AmazonDa Vinci


圧倒的な解像度の高さ、濃厚な太い重低音、どこまでも抜けてゆく高音域、存在感のある中音域、圧倒的な音の厚み・深み、洗練された音質です。

高音:繊細で美しいです。「煌めき・クリア・共鳴・余韻」全てが素晴らしい。
中音:男女問わずボーカルの安定感が半端ないです。打楽器・弦楽器も素晴らしい。
低音:厚みがあり、濃厚で深い低音が出ます。暴力的ではない切れの良い低音です。
音場:音の広がりは、まるで小宇宙の様です。しかも、ギュッと全ての音が濃厚。
音圧:余裕の音圧です。ボリュームを絞っていてもシッカリと存在感があります。
解像度:DAPへの有線バランス接続時の解像度と比べても遜色ありません。


DN 242+FIIO BTR17 バランス接続の音質評価
上記、Da Vinciの音質をベースに高音域と空気感がブラッシュアップされている様に感じました。逆に気が付いたのはDa Vinciの音質は「目の細かい乾いた音なんだなぁ~」と言う事です。

低音域
若干エージング不足を感じますが、ほぼ同じ感覚の低音です。
更なるエージングで良くなると思います。

中音域
Da Vinciに比べると更に繊細で高い解像度を感じます。

高音域
Da Vinciの高音域に微細な共鳴が加わり空気感を感じます。

音場
楽曲によっては高音域のラストがスッと広がり空気感が加わります。ベントが非常にバランスの良い空間創りに一役買っていると感じます。

音圧
Da Vinciとそう変わりません

解像度
そんなに違わないですがよく聴くと、Da Vinciに比べると中音域・高音域の解像度が高くなっていると感じます。4BA+2Planarの効果が高いです。また、実質Da Vinciよりドライバーを1基多く搭載しているのに、価格差を約3,000円アップ!非常にリーズナブルです。








【多ドライバー構成が似ているイヤホンと比較する

Linsoul(リンソウル) 7Hz(セブンヘルツ)Aurora(オーロラ)」と比べます。こちらのドライバー構成も激しいです。「1DD+2BA+1Planar」とDN242と比べるとドライバーの数は少ないのですが内容が凄い、(低音域:12mmダイナミック型ドライバーx1、中音域:BA型ドライバーx2、高音域:6mm平面駆動振動型ドライバーx1)大きなDynamicDriverとPlanarは本格的な円形の大きな平面駆動型ドライバーなのです。役割分担も種類ごとに分かれています。
12mm複合ダイナミックドライバーx1
ダブルコイルシステムを搭載
低音を特にチューニングしたドライバー
カスタム調整バランスド・アーマチュアx2
ダイナミックドライバーとプレーナー・ドライバーの
間のギャップを埋めるカスタムのフルレンジ
6mm平面駆動型ドライバーx1
ドライバーへの気流を調整することで、
効果的に40kHzを超える高音域を伸ばします。
円形の振動版を両面磁石で挟み込んだ
本格的形状の平面駆動型ドライバーです。




Linsoul(リンソウル) 7Hz(セブンヘルツ)Aurora(オーロラ)

平面駆動型ドライバーの音をベースに味付け
強さと美しさを兼ね備えたイヤホンだと感じました。
ただ、一般的な「ダイナミック+多BA型ドライバー」のハイブリットとは全く違う世界観の音質です。そう言った音質が好きな方には向かないかもしれません。

7Hz Auroraは平面駆動型ドライバーの音質が好きで、重低音が好きで、超高音が好きな方には是非おすすめ出来る商品と感じました。平面駆動型ドライバーの音質の傾向をそのまま、フルレンジBA型ドライバーと重低音用のダイナミックドライバーが飾り付けし押し上げた感覚でしょうか、一度聴いてほしい逸品です。

■製品:7Hz Aurora
■カラー:ブラック+不規則なフェースプレートテクスチャー
■ドライバー:ダイナミック×2、バランスド・アーマチュア×4
 (低音用)12mm複合ダイナミックドライバーx1
 (中音用) カスタム調整バランスド・アーマチュアx2
 (高音用) 6mm平面駆動型ドライバーx1
■インピーダンス: 30Ω
■感度:105dB(at 1KHz/mW)
■周波数応答範囲: 5Hz-40kHz

医療用シリコン、フィルタ付き:遮音性アップ、引き締まった低音域、自然な高音域が魅力。また、耳が痒くならない優れもの。
超高純度の無酸素銅で、純度は99.9999%です
特殊な鋳造方式により結晶粒界(結晶同士の隙間)をなくした導電性に優れる素材です
純度は「N(Nine=9)」の数で表記され、現在「8N」までみられ、限りなく100%に近づいてゆきます。

DUNU DN 242と7Hz Auroraの比較
7Hz Auroraは平面駆動型ドライバーの音質をベースに「低音域・中音域・高音域の全体域をバランス」させてイヤホンだと思います。ただ、DN 242に比べ感度が低く、大きめのダイナミックドライバーと平面駆動ドライバーを搭載しているためボリュームを少し上げ気味にしないと音圧が取りにくく本領を発揮できません。
DUNU DN 242はダイナミックドライバーとBA型ドライバーを中心にPlanarで味付けをしバランスさせた音作りです。DN 242は感度も高めでボリュームは非常に取りやすいです。

両者を聴き比べた時に、7Hz AuroraにはDN 242を絶対に超えられていない壁があります。DN 242は「重低音・低音・音圧・音場・空気感」が圧倒的なのです。また、DN 242は比較フラットにバランスした音質に聴こえるのですが「低音・中音・高音」の全ての帯域の音質に対する存在感があるのです。そして、空気感も感じ、音場も広く、全ての音が繊細でなのです。今、このDUNU DN 242お音質に同等又は勝てるのはDaVinciだけでしょう。

◆まとめ
・7Hz Aurora「参考価格:Amazon(69,480円前後 税込)
・DUNU DN 242「参考価格:Amazon(53,699円前後 税込)
7Hz Auroraの場合平面駆動型ドライバーの音質が好みの方には選択肢になりますが、個人的には、素直に「FIIO(フィーオ) FP3 Rosewood(ローズウッド)」をお勧めします。
ドライバー方式にこだわらず、この価格帯で良い音を望むなら「DUNU DN 242、又はDaVinci」がお勧めです。









【シングルドライバーなのに負けていないイヤホンと比較する

FIIO(フィーオ) FP3 Rosewood(ローズウッド) 平面駆動型ドライバーx1搭載」と比べます。こちらのドライバー構成はシンプルです。「14.5mm平面磁界型ドライバーユニット」を一基のみ搭載しています。「振動板は0.055mmという極細のプリントパターン」「N52高性能ネオジム磁石を左右に7個ずつ均等に配置」「低音域の音響を向上させる特許技術(F.T.B.S)を採用」などにより、基本的に音の在り方は違うのですが、DN242と比べても遜色のない美しくも存在感のある世界を提供してくれます。低音域~高音域までドライバー一基とは思えない音です。また、トッププレートのローズウッドの美しさはDN242と通じるものがあります。


FIIO(フィーオ) FP3 Rosewood(ローズウッド)

コストパフォーマンスに優れた本格的平面駆動型ドライバーイヤホン
この価格で平面駆動型ドライバーのみを搭載し、癖の無い、シッカリとした低音~美しい超高音までキッチリ表現するイヤホンは中々ないと思います。も出る強さと美しさを兼ね備えたイヤホンだと感じました。

平面駆動型ドライバーの音質が好きな方、好きでない方でも聴きやすいイヤホンです。平面駆動型ドライバーは普通低音域に弱いのですが、そこはアイデアと技術でカバー、ダイナミックドライバーと遜色のない低音が出ます。もちろんムラの無い解像度の高い中音域~高音域はそのままです。コストパフォーマンスも高く、一度聴いてほしい逸品です。

■製品:FIIO FP3 Rosewood FIO-IEM-FP3-R
■カラー:Rosewood(ローズウッド)
■ドライバー:14.5mm平面磁界型ドライバー
■インピーダンス: 36Ω
■感度:105dB(at 1KHz/mW)
■周波数応答範囲: 10Hz-40kHz

医療用シリコン、フィルタ付き:遮音性アップ、引き締まった低音域、自然な高音域が魅力。また、耳が痒くならない優れもの。
超高純度の無酸素銅で、純度は99.9999%です
特殊な鋳造方式により結晶粒界(結晶同士の隙間)をなくした導電性に優れる素材です
純度は「N(Nine=9)」の数で表記され、現在「8N」までみられ、限りなく100%に近づいてゆきます。

DUNU DN 242とFP3 Rosewoodの比較
FP3 Rosewoodは平面駆動型ドライバーx1のみで「低音域・中音域・高音域」の全体域をカバーします。平面駆動型ドライバーの強みは「低音域・中音域・高音域」が同一線上から一気に立ち上がります。正確な音質で揺らぎやズレなどが少なく、ダイナミックドライバーに慣れていると違和感を感じる場合もあります。ただ、そこが個性であり、ハマる人にはハマります。逆に、DN 242の様な「奥行・厚み・空気感・色気」は感じません。また、ボリュームを少し上げ気味にしないと音圧が取りにくく本領を発揮できません。

両者を聴き比べた時の正直な感想は「方向性の違う両社ですが、いずれも良い音で手放せない」です。最近では「FP3 Rosewood」リセット用イヤホン」としてもよく利用します。良い音の「FP3 Rosewood」をしばらく聴き、他のイヤホンやDN 242を聴くと「やっぱりこれ良いねぇ~」もしくは「おぉ~やっぱり低音が凄いなぁ~」とか再認識できるのです。

◆まとめ
・FP3 Rosewood「参考価格:Amazon(17,000円前後 税込)
・DUNU DN 242「参考価格:Amazon(53,699円前後 税込)
FP3 Rosewoodの場合平面駆動型ドライバーですが、そんなに癖も無い良い音です。コストパフォーマンスが良いので一つ持っていても良い気もします。最近では扱いやすそうなType-Cコネクタケーブルタイプ(FP3 TC)も出ているで、気軽に良い音が効けるような気もします。6万円前後のイヤホンとなると現状はやはり「DUNU DN 242、又はDaVinci」がお勧めです。





AIでDUNU DN 242の利用イメージ動画を勝手に作って楽しんでいます。
プレイヤーの大きさとか、イヤホン周りなど、チョイチョイおかしい所がありますが、あくまでも御愛嬌という事でご了承ください。






【総括】
「DN 242」は「Da Vinciの後継機」ではなく、Da Vinci Brother」という位置づけの方がシックリきました。個人的にはDa Vinciの後継を作るのではなくDa Vinciシリーズを横方向にラインナップを追加する方向性の方が良かったのではないかと思います。例えば「Da Vinci」は「Da Vinci original」、「DN 242」は空気感をプラスしたので「Da Vinci Air+」、超重低音志向の「Da Vinci DARK」とか、そしたら私は買い替えるのではなく、買い増しすると思います。(笑

DUNU(ドゥヌ)のイヤホンの特徴としては、「DN 242」も「Da Vinci」も低・中・高はガッツリ出てますが、比較的フラットな味付けです。モニタ用としても使えそうな精密な音です。しかし、フラットと言ってもドンシャリ傾向のイヤホンに勝るとも劣らない、全帯域に対してシッカリと存在感のある音質・音圧・音場は満足のゆけるものです。乾いた良い音と、他人と被らないプレートが気になる方はDa Vinci」、空気感のある高音域とプレートの赤が気になる方は「DN 242」がおすすめです。

それでも「私はドンシャリ傾向の強い、良い音で迫力のあるイヤホンが良い!」と思われる方には少しお高いですが「Performer8」や「Performer8S」も検討してはいかがでしょうか。


※ケーブル交換、ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いだけでも音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。参考程度にお読みいただければ幸いです。