2026年3月29日日曜日

Technics(テクニクス)評価の高いEAH-AZ100 価格もこなれてきたので買ってみた。業界初の磁性流体ドライバーがいったいどんな音を出すのか?簡単にレビュー評価してみます。

 

Technics EAH-AZ100
【はじめに】

以前から「Technics EAH-AZ100」が気にはなっていたのですが、1年以上経過してしまい、買いそびれたまま、今に至ります。そして先日「SONY WF-1000XM6 」を購入しました。「WF-1000XM6 」のエージングも終わった頃、不意に「EAH-AZ100って、いったいどんな音だったのかなぁ~」と気になってきました。何といっても「ありのままの音が生きる、生音質へ。 業界初、磁性流体ワイヤレス。」と言うワクワクするキャッチコピー

「EAH-AZ100」音質想像
・10 mmダイナミック ・・・・深い低音と広い音場 ・特殊アルミニウム振動板 ・・金属系により中音/高音が硬質で煌めく ・磁性流体ドライバー ・・・・振動版の安定ストロークによりムラの無い帯域再生

「こんな、感じかなぁ~」と思いを巡らせながら、アマゾンで購入しました。


【メーカー情報

https://jp.technics.com/products/tws/az100/index.html

・磁性流体+極薄エッジ+特殊アルミニウム振動板による新次元の高音質 ・新開発のアダプティブノイズキャンセリング、さらに心地良い静けさを提供 ・よりコンパクトになった「コンチャフィット」デザイン ・さらに進化した、通話音質へ。「Voice Focus AI」を搭載 ・接続も切替えもストレスフリー。「3台マルチポイント接続」

生音質。それはTechnicsが目指す、新次元の高音質。

音楽に込められた作り手の想いや1音1音へのこだわりまでも、ありのまま伝えるために。独自開発した磁性流体ドライバーを、業界で初めて*完全ワイヤレスイヤホンに採用。音の純度を限りなく高め、今までのワイヤレスとは一線を画す“生きる音”を追求しました。Technicsは、こうした音作りのこだわりを生音質という言葉に込めています。

業界初*の「磁性流体ドライバー」

高い剛性を持ち、高解像な音を実現する特殊アルミ振動板に加えて、AZ100ではボイスコイル部の磁気キャップに磁性流体を充填。振動板のストローク運動を正確に制御することで、今までにないほど正確でクリアなサウンドを実現しました。さらに、極薄エッジにより臨場感ある豊かな低音表現も可能になりました。
*完全ワイヤレスイヤホンにおいて、初めて磁性流体を用いたドライバーを搭載。

当社調べ。2025年1月23日発売商品。

音の広がりまでリアルに表現する

「アコースティックコントロールチャンバー&ハーモナイザー」

ドライバーの前後に空間を設けることで空気の流れを精密にコントロール。イヤホンで聴いているとは思えない、音の広がりや奥行きを感じる心地のよいサウンドを実現。ステレオスピーカーなどの開発で培ってきたアナログ技術のアプローチを高いレベルで応用しています。

音の劣化を極限まで防ぐ「ダイレクトモード」

イコライザーがOFFの状態でもEQブロックを通ることでどうしても生じてしまう音の劣化を防ぐため、ブロックの内部処理を可能な限りシンプル化。本来の音に近づけます。


業界最高クラス*のノイズキャンセリング。

従来モデルのノイズキャンセリング性能からノイズ除去力が進化。業界最高クラス*を実現しています。これまでの「デュアルハイブリッド ノイズキャンセリング」から「アダプティブ ノイズキャンセリング」へ。周囲の環境や一人ひとりの耳形状に合わせたノイズキャンセリングをお届けします。


3台の機器まで同時接続マルチポイント。面倒な切替え不要。

パソコンやスマホなど複数の端末の切替えが操作不要で行える「マルチポイント接続」機能を搭載。Technicsなら、最大3台まで機器を素早く切替えでき、会話や作業を遮りません。iOS端末でも、Android端末でも、面倒な切替えが不要で、ストレスフリーに使用できます。

※「LE Audio接続設定」が”LE Audio優先”設定のとき、マルチポイントは動作しません。





【購入】

Amazonテクニクス Technics ワイヤレスイヤホン EAH-AZ100-K ブラック ノイズキャンセリング 3台マルチポイント ハイレゾ音質再生


仕様

製品名:EAH-AZ100
カラー:ブラック
形状:カナル型
ドライバー:10 mmダイナミックドライバー(特殊アルミニウム振動版)
Bluetoothバージョン:5.3
対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP、TMAP、PBP
対応コーデック:LDAC、SBC、AAC、LC3
再生周波数帯域:20Hz〜40KHz
再生時間(本体のみ):最大10時間 (NCオン) / AAC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大28時間 (NCオン) / AAC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大24時間 (NCオン) /SBC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大18時間 (NCオン) / LDAC接続時
再生時間(本体+ケース含む):最大15時間 (NCオン) / LC3接続時
充電方法:USB充電 / ワイヤレス充電
マルチポイント:対応
重量:(本体)約5.9g x 2 (ケース)42g
通常価格:39,600
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください





開封】

箱は小さいです。想像よりケースもイヤホン本体も小さいです。色はゴールドとブラックで悩んだのですが、黒にしてよかったです。艶ありブラックは高級感があります。ロゴのオレンジも素敵です。





【イヤーチップ交換(AZLA(アズラ) SednaEarfit MAX)】

耳垢フィルターを装備した「医療用シリコン」を利用したイヤーチップです。
EAH-AZ100はノズルにフィルターは無いし、特殊な形状なので少し心配しましたが無事装着できました。サイズは(L)です。装着ごケースにも問題なく入ります。少々粗目ですが無いよりはいいと思います。でも基本は常日頃シッカリと耳の穴掃除をする必要があります。



【取り出し】

SONY WF-1000XM5程ではないですが、意外と取り出しにくいかも、親指で軽く起こしてから指で摘まんで取り出します。でも小さくてツルツルなので、落としてしまう可能性も高いです。歩きながら、取り出さないよにした方が良いです。



【装着&タップ】

ノズルの部分が若干楕円になっている為、耳に装着して前後にグリグリ動かして自分ポジションを探るのはやめた方がよさそうです。自然にスッと入れて安定したところが定位置です。ボーズもそうなのですが、なぜノズルを楕円にするのか良く分かりません。耳の穴の形状は千差万別なので普通に円で良いと思うのですが・・・。
私の耳に装着すると若干タップ面が下を向くので、タップする時は意識して下の方からタップします。反応は良いのですが、よくタップ面を外します。あと私の耳に合わないのか長時間装着していると少し耳が痛くなります。

タップ右
(1回)一時停止/再生(2回)曲送り(3回)曲戻し(長押し)アシスタント
タップ左
(1回)一時停止/再生(2回)曲送り(3回)曲戻し(長押し)ノイキャン

左右の操作性は基本同じにしています。他メーカーのイヤホンもほぼ同じ操作性にしています。右イヤホンを長押しするとGeminiが起動します。そして押したまま、話をするとGeminiが対応してくれます。






【ノイズキャンセリングについて】

経験上ノイズキャンセリングはウレタン系のイヤーチップの方が良く効くと思います。私の場合は全てのイヤホンでイヤーチップにシリコンを使いますので、あまりノイズキャンセリングに期待をしていません。ただ、全てのイヤホンが同条件のシリコンイヤーチップなので、ノイズキャンセリングの性能の比較はできます。
EAH-AZ100のノイズキャンセリングは不快な音などは上手くカットされて悪くはないのですが、音楽を一時停止してみると、意外と普通に人の声とか、トイレットペーパーのカラカラとか、換気扇の音とかが普通に聴こえています。ノイズキャンセリングのON/OFF時の音質にも変化はありませんが、外音が混ざっていることになります。
スターバックスでは店内で流れる音楽と、スマホからの音楽の両方が聴こえます。少しスマホのボリュームを上げたくなります。
また、歩いている時にどうしても上下振動でイヤホンが動いたりするので「トントン」と振動を感じたりするや、あくびをしたりすると耳の中で「ガサガサ」と擦れ合う音を感じる事が時々あります。

はやりノイズキャンセリングはWF-1000XM6がダントツに良いです。あくびをした時の耳の中の「ガサガサ」と擦れ合う音も感じません。ちなみにEAH-AZ100とWF-1000XM6は全く同じイヤーチップでサイズも同じ(L)です。ノズルの長さは、ほんの少しWF-1000XM6が長いですがほぼ同じです。装着時の密閉感もほぼ同じです。イヤホンを抜く時両イヤホンとも、傘が裏返ります。そう考えるとやはりノイズキャンセリングの性能差と考えられます。








【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。



対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



 
接続設定

EAH-AZ100とXperia 1 Ⅶとの接続ですが、アプリ Technics Audio Connect の設定は「マルチポイント(OFF)」「接続モード(音質重視)ヘッドホンのLDAC」にしています。この「ヘッドホンのLDAC」と言う意味がイマイチ分からないのですが、多分イヤホン側が「ACCやSBCに音質を落とさずにLDACのみを使う」と理解しています。Xperia 1 Ⅶ側についてはデフォルトで「LDAC ベストエフォート(アダプティブビットレート)」にしています。電波干渉があった場合ビットレートが自動で可変し音切れは減ります。



ファーストインプレッション

冒頭で「EAH-AZ100」音質想像として
・10 mmダイナミック ・・・・深い低音と広い音場
・特殊アルミニウム振動板 ・・金属系により中音/高音が硬質で煌めく
・磁性流体ドライバー ・・・・振動版の安定ストロークによりムラの無い帯域再生
と書いたのですが、ほぼあたっていました。しかし、体感音質は想像以上でした。

まず、低音ですが10 mmというサイズは十分に生かされています。シッカリとした低音量もあり「極薄エッジ」により何とも言えない柔らかく深い低音域表現です。中音域~高音域にかけて、抜けの良い煌めくような繊細な粒感を感じる音質です。驚いたのはアルミニウムと言う金属系の音質すぎない事です。大抵、金属系は固くキンキンになる事が多いいのですが、以外にもそういった部分が抑えられていました。さて、未体験の「磁性流体ドライバー」ですが、これは良いです。全ての音が無理なく自然に出ています。どんな小さな音であっても音源に忠実に振動版が滑らかにストロークしている感じです。他のイヤホンだったら飛んでしまいそうな音階もきちんと出ています。

まだ、エージング0時間なので「甘い輪郭と解像度、見通しが悪い、音場は広いが上下が狭い、ボーカルが少し遠い、低音が左寄り?、若干輪郭が立っており高音域が少しシャリシャリ・・」と諸々あるのですが、この辺りはエージングで解消すると思います。

エージングほぼ0時間

低音域
深く包み込むような低音を出すφ12mmの複合素材ダイナミックドライバーを持つSOUNDPEATS H3に匹敵する豊かな低音です。音圧もあり音場の底辺を包み込むようなマイルドなのにシッカリ締まりのあるベースやバスドラを聴かせてくれます。低音部門では1位・2位を争う良い音です。小刻みに連打するようなベースランニングも音が潰れることなく認識できます。

中音域
エージング0時間なので、輪郭の甘さや、見通しの悪さを感じますが、解像度の高さ、表現帯域の広さは抜群です。中音域がシッカリしているので低音域と高音域の境目も感じず自然に帯域が繋がっています。男女問わずボーカルも美しいです。Edifier NeoBuds Planarの様に限りなく平面駆動型ドライバーのような立ち上がりの良さも感じます。

高音域
特殊アルミニウム振動板と磁性流体ドライバーの効果を感じます。スーッと伸びる高音域、粒感、空気感を感じます。かといって超高音域が耳に刺さることもありません。また、音場の広さにも寄与してます。ただ、やはりアルミニウム素材の振動版なので、クラシックギターやハープなどに使われる、ガット(羊の腸)、ナイロン(合成樹脂)の弦に関しても若干金属系の響きを感じます。個人的には好きですが、「楽器(弦)本来の響きか?」と言われると微妙に綺麗過ぎるかもしれません。

音圧
磁性流体ドライバーと言う響きから「優しすぎるのでは?」と思っていましたが、心配なしでした。しっかりとした、押しのある存在感のある音圧です。

解像度
エージング0時間でも高い解像度を感じます。LDACの高ビットレートではハッキリと解像度の高さを感じます。しかし、サンプルレートの低いACCやMP3の音源を聴くと「おーい、あの素敵な音はどこに行ったんですかぁ~!」と言いたくなるほど解像度が低く音がボヤケます。この辺りはSONY WF-1000XM6の「DSEE Extreme」が秀逸です。ACCやMP3の楽曲もアップリンクし自然な解像度に仕上がります。

音場
20人程度が入る小さなライブ会場の様な自然な広さの音場です。ボーカルは常に中心に位置しシッカリと左右に各楽器の音が分かれ、空間は広いけれども音が散乱してスカスカになる事も全くありません。どこでどんな楽器の音が鳴っているかもハッキリと分かります。また、美しい共鳴や空気感を感じます。現在、若干上下の狭さを感じますが、エージング後を期待です。



エージング約50時間

低音域
音圧もあり音場の底辺を包み込むような、比較的柔らかい低音です。しかし、ベースランニングの一音一音がボケることなくシッカリとした締まりのある音階を聴かせてくれます。バスドラも柔らかく「ずしっ」ときます。全体的に低音域量は充分迫力がありますが、「前に出すぎないけどシッカリとした存在感」と言った感じです。

中音域
特殊アルミニウム振動板と磁性流体ドライバーの効果を感じます。金属系の振動板が素早く小刻みにストロークしている感覚があります。かといって尖ったキンキンの音ではありません。大量の情報をいとも簡単に自然に表現します。見通しも良く、切れもよく、繊細なスピード感があります。音の一音一音が粒だって聴こえます。耳に繊細な余韻が「まとわりつく」様に感じます。この感覚は高音域~超高音域まで段付きなく続いてゆきます。

高音域
特殊アルミニウム振動板と磁性流体ドライバーの効果を感じます。スーッと伸び広がってゆく高音域に粒感、空気感を感じます。音場の隅々まで届いていそうです。比較的金属系の音を感じさせませんが時折、弦楽器、ピアノの中高音域の鍵盤をピアニッシモで叩く時に若干の硬さを感じることもありました。ただ、不自然な感じは全くありません。

音圧
磁性流体ドライバーと言う響きから「優しすぎる?」と思っていましたが、心配なしでした。激しすぎない体全体に静かに押し寄せるような存在感のある音圧です。

解像度
安定した高い解像度です。

音場
0時間から左右の広さは安定しています。上下の広さも適度になり違和感は無くなりました。ボーカルも各楽器に埋もれることは在りません。同位置か少し前にあります。
また、例えば一昔前の「Bluetooth レシーバー」+「有線イヤホン4.4㎜バランス」の組み合わせに比べても、遜色のない音場を感じます。



エージング約100時間

振動版がかなり馴染んで来て、高音域の解像度が更に高くなった感じです。合わせて音場も広がりました。ただ、楽曲によってギリギリ耳に刺さり気味に感じます。更にエージングが進むと落ち着くと思うのですが・・。低音域の切れも更に良くなりました。

※安定してるのでエージング感想はひとまず終了です。今後変化があったら追記します。








 【比べてみる】

さて、最強のライバルSONY WF-1000XM6とEAH-AZ100を比べてみます。
スマホは SONY Xperia 1 VIで行っています。

それでは比較してみます
EAH-AZ100とWF-1000XM6を聴き比べながら書いていますので、WF-1000XM6については以前の評価とは変わっているかもしれません。ご了承ください。

性能比較EAH-AZ100WF-1000XM6
デザインコンチャフィット(耳甲介)
一般的なお手本のようなカナル型デザインでアルミの削り出しのような高級感があります。楕円形のノズルで若干人を選ぶ可能性もあります。長時間装着していると耳が痛くなります。
流線形(楕円形)
エルゴノミック・サーフェス・デザイン。最初見たときは「ダサッ」て思ったけど、艶消しのブラックは中々お洒落で段々と可愛いと思えてくる。長時間装着しても耳が痛くならない。
ドライバΦ10mm Dynamic driverx1
・特殊アルミニウム振動板
・磁性流体ドライバー
Φ8.4mm Dynamic driverx1
・複合カーボンファイバー
・エッジに新しいノッチ形状
BluetoothBluetooth Ver.5.3
SoC:不明
Bluetooth Ver.5.3
SoC:統合プロセッサーV2
コーデックSBC,AAC,LDAC,LC3SBC,AAC,LDAC,LC3
ホワイトノイズなしなし
ノイズ
キャンセリング
あり(効き目:弱い
ON/OFF音質変化:ほぼ無し

楽曲停止時に
「耳を澄まさなくても外音が聞こえる」例えば、車に乗ってエンジンをかけるとETCやレーダーからアナウンスが流れるが、普通に聞こえて、ある意味安全
あり(効き目:自然で抜群
ON/OFF音質変化:ほぼ無し

楽曲停止時に
「よく耳を澄ますと外音が聞こえるかな?」例えば、車に乗ってエンジンをかけるとETCやレーダーからアナウンスが流れるが、ほぼ聞こえず、危険
電波干渉時の挙動まれにある
(ブツッと切れそうになる)
まれにある
(切れそうにはならない)
ビットレートの変動
あまり感じない
あまり感じない
マルチポイントあり(3台)あり(2台)
タッチスイッチ
の操作性
タップ反応:良い
タッチ面の角度が微妙
タップ反応:良い
タッチ面も広く外さない
周波数特性
20Hz-40,000Hz
20Hz-40,000Hz
DAC・アンプ不明統合プロセッサーV2
ノイキャンプロセッサーQN3e
Qiワイヤレス充電対応対応
装着センサー対応対応
フィット感普通良い
イヤーチップ★AmazonAZLA(アズラ) SednaEarfit MAX[Lサイズ]
★AmazonAZLA(アズラ) SednaEarfit MAX[Lサイズ]
バッテリー単体 約10時間
ACC/NCオン
単体 約8時間
LDAC/NCオン
防滴仕様IPX4相当IPX4相当
着脱時の落下率
人によって状況は違い
ますが、いずれも気を
抜くと落ちる可能性は
高まります
落下の可能性:高い
本体の塗装はツルツルで更に小さく滑りやすくケースからサクッと取り出せない。耳から外す時や、ケースに入れるときもポロっと落ちそうになる。
落下の可能性:低い
本体の塗装素材が比較的ザラザラで、更に指で摘まめる凹みがあるのでケースからサクッと取り出せる。ケースの蓋もサクッと開いて、本体を楽に戻せる。
重量
約5.9g約6.5g
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格39,600円前後
★AmazonEAH-AZ100
価格44,550円前後
★AmazonWF-1000XM6
音質比較
音場
ワイヤレスイヤホンは
ビットレートの関係か、
たいてい場が頭の周りで
”こじんまり”広がります
それを基本3とします。
音場レベル5
ダイナミックドライバーにしては広い部類に入ると思います。ヘッドホン並みに広く感じます。上下より左右が広く感じるのでライブ会場を思わせます。高音域の共鳴が素晴らしく、空気感も感じ音場の美しさを更に演出します。
音場レベル5
ダイナミックドライバーらしい左右・上下にこじんまりとした広さがあります。左右の高音の伸びは耳の真横まで広がる感じです。目の前で展開される演奏には感動です。各楽器の位置もつかみやすく、奥行きも感じます。高音域の共鳴も自然です。
音圧音圧レベル4.8
十分な音圧を感じます。迫力満点です。アコースティックな楽曲~EDM、ロック・ポップスまでシッカリとしたパワーを感じます。湧き上がる様な音圧。
音圧レベル5
十分な音圧を感じます。迫力満点です。アコースティックな楽曲~EDM、ロック・ポップスまでシッカリとしたパワーを感じます。張りのある音圧。
解像度解像度レベル5
全帯域において高い解像度を持ちます。特に中高音域の高い解像度は平面駆動型ドライバー並みに高く、ダイナミックドライバー1基の解像度としてはNO1かもしれません。
解像度レベル5
特に低音域と高音域の解像度が素晴らしいです。ただ、十分ではあるのですが、EAH-AZ100に比べると低音・高音が強いので中音域の解像度が少しタイトに感じる時もあります。
クリア感
抜け感
レベル5
アルミ系の振動版なのに「クリア感・抜け感」は抜群です。金属系の振動版の場合硬すぎたり、シャリついたりする事が多いのですが、そのような傾向がみられません。
レベル5
カーボン樹脂系の振動版なのに「クリア感・抜け感」は抜群です。カーボン樹脂系の振動版の場合、クリア感や抜け感が微妙なのですが、そのような傾向がみられません。
切れ味
レスポンス
レベル4.5
比較的音が「スパっ!ピタっ」と収束しない感覚があります。磁性流体の滑りが良すぎて「スパっと振動版を止められていない」そんな風にも感じます。逆にそこが磁性流体の魅力とも言えるのですが。
レベル5
素晴らしいレスポンスと音の切れ味です。余韻の残さないような演奏であっても「スパっ!ピタっ」と決まります。樹脂系の振動版とは思えない素晴らしい「切れ味とレスポンス」です。
高音レベル5
アルミ系の振動版らしく高音域は「柔らかい・煌めき・伸び・抜け」が抜群です。しかも、ありがちな耳に刺さる感覚もありません。音の粒が見える様です。空気感も感じます。
レベル5
カーボン樹脂系の振動版とは思えない「クリア感・伸び・抜け」は抜群です。共鳴は伸び過ぎずスーッと適度に収束します。ある意味非常に切れがいいです。空気感も感じます。
中音レベル5
比較的ドンシャリで「中音域をベースにし低音域と高音域が存在する」と言った感じです。WF-1000XM6に比べると更にg広く感じます。
レベル5
ある意味ドンシャリで「低音域と高音域の真ん中にある中音域」と言った感じですが、エージングにより非常にバランスの良い中音になります。
低音レベル5
深く「ド~ン」「ズ~ン」「グワ~ン」と言った感じの低音です。かといって低音の輪郭は甘くなく最高です。
レベル5
張りのある「ドン」「ズン」「グワン」と言った感じの低音です。ベースの弦の弾きやバスドラの切れ味など最高です。
打楽器レベル5
切れ味、レスポンス、圧ともに素晴らしいです。ただし、WF-1000XM6とは若干種類が違います。「ドン!」シャランと言った比較的伸びがある。
レベル5
切れ味、レスポンス、圧ともに素晴らしいです。ただし、EAH-AZ100とは若干種類が違います。「ドン!」スパッと弾力と切れがあります。
ボーカルレベル4.5
ボーカルの位置は、楽器とほぼ同一線上で、特に女性ボーカルの高音域は美しいですが、男性ボーカルはもう少し男らしくても良い。古いビットレートの低い楽曲の場合ボーカルが楽曲に埋もれ気味になる事もある。
レベル5
ボーカルの位置は、ほぼ目の前で男性女性ボーカル問わず存在感と繊細な高音域も出し美しいです。古いビットレートの低い楽曲であってもこの傾向は変わりません。力強く美しい存在感のあるボーカルです。
相性の良い
楽曲ジャンル
EDM、ロック、ポップス、フュージョンなどオールラウンドEDM、ロック、ポップス、フュージョンなどオールラウンド
一押しポイント美しい音の波に身を任せる
業界初、自開発、磁性流体ドライバーは本物でした。デメリット無し!次世代イヤホンです。
的確にストロークする振動板から生まれる高い解像度と自然な音質は素晴らしいです。中・高音域は若干の金属音を感じますが、柔らかく存在感のある低音域が包み込み相殺します。
存在感のある美しい音の世界
この価格帯ではSONY史上最高音質でしょう!間違いなく次世代を名乗れます。
兎に角、繊細なモニタライクの音質に張りのある上品なドンシャリを融合させたようなリスニング音質です。どんな楽曲を聴いても存在感を美しさを提供してくれます。
デメリットと感じる所ノイズキャンセルが弱いです。スターバックスに居ても周りの音が丸聴こえです。トイレに入るとBGMやペパーのカラカラ音がよく聞こえます。良い音に集中出来ない事もあります。WF-1000XM5からデメリットを排除したと思われ、デメリットが見つかりません。しいて言うならデザインが「黒く煮込んだソラマメ?」でも見ているとダンダンと愛着が沸きます。
総合評価★★★★★4.9★★★★★5.0
比較の結論

■抜け感・解放感
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音の柔らかさ
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音の乾き
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■音の繊細さ
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■音場:左右への広さ 
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■音場奥行 
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音場上下 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■解像度の高さ
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■スピード感・レスポンス
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■低音の深み 
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■中音の帯域の広さ
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■中音のキメの細かさ
EAH-AZ100 > = WF-1000XM6

■高音のキメの細かさ
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■高音の煌めき
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■高音の余韻・共鳴 
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■押しの強さ・迫力 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■音質のナチュラル度 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■音質のトータルバランス 
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■没入感
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■楽曲への感動
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■音の存在感
EAH-AZ100 =< WF-1000XM6

■ノイズキャンセリング性能
EAH-AZ100 <<< WF-1000XM6

■古い楽曲のリフレッシュ度
EAH-AZ100 << WF-1000XM6

■遮音性
EAH-AZ100 <WF-1000XM6

■コストパフォーマンス
EAH-AZ100 = WF-1000XM6

■個人的な好み
EAH-AZ100 =<WF-1000XM6


若干方向性が違いますが、EAH-AZ100もWF-1000XM6も次世代の音と言って過言は無いでしょう。いずれもダイナミックドライバーx1でここまでの音が出るとは、ハイブリットは不要です。
お金に余裕のある方は「EAH-AZ100」と「WF-1000XM6」の両方を買う手もあります。どちらの音を聴いても幸せになれます。

ただ、EAH-AZ100のノイズキャンセリングが比較的弱いので過度の期待は禁物です。まあSONYが凄すぎるのですが、
WF-1000XM6(NC-OFF) = EAH-AZ100(NC-ON)に近いです。

上記比較をするにあたり下記の楽曲を聴き込みました(勿論FLAC音源)

Monika XYZ – Electric Haze

いきなり力強いドラムスとベースランニングから入ってきます。リードギターが入り女性ボーカルが入ります。優しく歌い上げますが、芯のあるクリアな声が魅力です。こちらもシンセサイザー&PC打ち込みと思います。

EDM/ダンス系の表現がどうかに焦点を当てて聴きました。

   

 

Sting – Englishman In New York

ご存じスティングの名曲です。クラリネットかサックス?から演奏が始まります。アコースティックな演奏としわがれた声が魅力です。思わず歩きたくなるようなリズムですが、どこか切ないメロディーと歌詞に聴き入ってしまいます。

古いアコースティックな電子楽器と男性ボーカルを中心に聴きました。

   

 The Garland Band – Englishman in New York

スティングの名曲「Englishman in New York」のカバーです。繊細な美しいクラシックギター?から演奏が始まります。バイオリンが入ります。唸るようなWoodベース?が入ります。ドラムスの静かな刻み、美しい弦の音に聴き惚れます、鳥肌物です。ピアノやハープ?も入ってきます。女性ボーカルが入ります。声も良く歌い方のセンスが抜群です。ジャズクラシックのムードがありますが、全ての音に存在感があり引き込まれてゆきます。ぶっちゃけ世界一美しい「Englishman in New York」ではないでしょうか?

アコースティック弦楽器の音、ピアノの音、ベースの音がどうか?ボーカルが感動的か?などに焦点を当てて聴きました。

 


Twisted Reality(ツイステッド・リアリティ)

ゴシックホラーに出てきそうな悲しげな少女のクラウン(道化師)のシリーズ?Twisted Realityの楽曲はメタル系の楽曲が多いいのですが、このシリーズは美しいメロディーに乗せ、子供の唄声の様で、切なくも少しホラーな悲しい世界に引き込まれます。どこかで聴いたことがあるような楽曲です。ボーカルの声が素敵です。

多分PC打ち込み又はシンセサイザーによる、ピアノ、バイオリン、ドラムス、ベースが中心のダークバラードです。官能的なスモーキーボイスのボーカルが感動的か?などに焦点を当てて聴きました。今一番好きな声です。この歌手が誰なのか一切分かりません。AIではないと思うのですが。

 





AIでEAH-AZ100の装着イメージ動画を勝手に作って楽しんでいます。
チョイチョイおかしい所がありますが、あくまでも御愛嬌という事でご了承ください。
たまに良く分からない言語の歌が流れます。(笑
ポケットのスマホはSONY Xperia 1 Ⅷ
















【総括】

EAH-AZ100 は約一年前の商品ですが、十分に次世代イヤホンとして2026年も通用する音質です。いつでも、美しい音楽を聴くことが出来る事は素晴らしいと思います。SONYのWF-1000XM6共々、ジャパンイヤホンとして胸を張れると思います。今、1万~2万円程度のイヤホンをお探しの方は、もう少し奮発してEAH-AZ100 を購入しても後悔は無いと思います。

ただ、ノイズキャンセリングを重視される方は、現在SONY WF-1000XM6 一択となると思います。EAH-AZ100はノイズキャンセリングが弱いのでソフトウェアアップデートで改善されることを期待です。

最後にイヤーチップのチューニングで音質は変わってきます。わたしは、Technics EAH-AZ100 の標準イヤーチップを使っておりません。私のブログは(EAH-AZ100+AZLA SednaEarfit MAX[Lサイズ]シリコンイヤーチップ)の評価であり、メーカーがチューニングした(EAH-AZ100+標準イヤーチップ)本来の音質の評価にはなっていません。ご了承ください。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いや、イヤーチップのサイズによっても音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。

2026年3月5日木曜日

SONY(ソニー) WF-1000XM6 確実に音質が良くなっている。ドライバー/DAC/アンプ/通信/ノイズキャンセリングまで自社開発の希少な完全ワイヤレスイヤホンです。簡単にレビュー評価してみます。

 

SONY(ソニー) WF-1000XM6 
【はじめに】

2023年9月頃に購入した、「SONY WF-1000XM5」ですが、3年前ほどの商品になります。当時としては低音域~高音域まで繊細で柔らかく非常に美しい音質のイヤホンでした。しかし、時の流れと言うものが残酷です。技術の進化は止まらず、上を行く完全ワイヤレスイヤホンが続々と発売されました。あれほど魅力的だったSONY WF-1000XM5ですが、新しい商品群の音質の中で徐々に「低音に迫力が無い」「音圧が低い」「インパクトに欠ける」「切れが無い」「リスニングとしては弱い」と感じはじめ、利用頻度は激減。残念ですが現在は手放しています。
※あくまでも個人的な感覚・意見です

現在、3機種の完全ワイヤレスイヤホンが手元に残っています。いずれも個性があり、素晴らしい音質です。毎日ランダムローテーションで使っています。朝の気分に合わせてイヤホンを選ぶのではなく適当に手に取って聴きます。つまり全てがお気に入りで順列を付けるのが不可能なイヤホン達なのです。個人的にこの3機種を中華「三羽烏(さんばがらす)」と呼んでます。

ドライバーの組合せも全く違う3機種ですが、いずれも「深い低音」「シッカリとした音圧」「高解像度」「美しい中高音」はキッチリ押さえており「音楽で感動」する事が出来ます。

NeoBuds Planar 切れある低音~超高音の高解像度、抜群のクリア感と空気感

 (全帯域)φ12mm平面磁界型ドライバーx1

Air5 Pro Plus 切れのある重低音と非常に繊細な高域のバランスが絶妙

 (低域)φ10mmダイナミックドライバー (中域~高域)MEMSドライバー

H3 柔らかく深い包み込むようなズシッとくる重低音と美しい中高音が魅力!

 (低域)φ12mmダイナミックドライバーx1[ 特製PU+ウール複合素材振動板 ]
 (中域)高性能BAドライバー x1 (高域)高性能BAドライバー x1

三羽烏(さんばがらす)

さて、今回のWF-1000XM6 が中華「三羽烏(さんばがらす)」の音質と同等か、又は超える事が出来るのかどうか?。Japanクオリティーが復活するかどうか、興味深い所です。価格は強気の約4万4千円!これは、ほぼ全てを自社開発と言う事もありますので、SONYと日本を応援すると言う事で妥当な価格と考えています。しかし、統合プロセッサーV2チップは多分WF-1000XM5と同じ物です。現在のWF-1000XM5の価格が約3万5千円ですから、ちょっと高いかなとも感じます。


【メーカー情報

https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM6/index.html

WF-1000XM6 専用設計ドライバーユニット

ドーム部とエッジ部に異なる素材を組み合わせた振動板構造で、柔らかいエッジが沈み込む低音域を、軽量高剛性のドームが伸びのある高音域を再現します。エッジに特許出願済みの新しいノッチ形状を入れることで、高域共振を制御し、より滑らかな再生を可能にします。

統合プロセッサーV2による「アダプティブNCオプティマイザー」

統合プロセッサーV2により、「アダプティブNCオプティマイザー」を完全ワイヤレスモデルで初搭載。装着者の耳形状の違いや、外部の騒音や装着状況をリアルタイムで分析し、常に最適なノイズキャンセリングを提供します。周囲の状況や個人の耳特性なとが差が生まれやすい高音域まで高精度に適応。あらゆるシチュエーションで周囲の影響を受けず、心地よく音楽に没入できます。

高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3e

WF-1000XM6から新たに高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3eを搭載し、前モデルの約3倍の処理速度を実現しました。これにより全てのマイクを正確に制御し、ノイズを打ち消すことが可能になりました。


高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3e/統合プロセッサーV2

高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3eによりDAC性能が向上し、SN比(信号対雑音比)が改善されたことで音のクリアさと繊細さが向上。より高品位なサウンド体験を届けます。また統合プロセッサーV2が32bitの音声信号処理に対応し、より高精細で豊かな音表現を実現。解像度・ダイナミックレンジ・クリアさがさらに向上し、細部まで息づくような音の広がりを届けます。


片耳4個、計8個のマイクを制御する「マルチノイズセンサーテクノロジー」

片側2個のデュアルフィードバックマイクに加え、前モデルでは1個だったフィードフォワードマイクが2個に増加。片耳あたり合計4個、計8個のマイクを搭載することで、周囲のノイズをより正確に捉え、的確に打ち消します。特に中高音域のノイズキャンセリング性能が大幅に向上。電車や飛行機、カフェなど、さまざまな環境に含まれる中高音ノイズを効果的に低減し、これまでにない静寂を実現します。さらに、新搭載のフィードフォワードマイクと高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3eの組み合わせにより、SN比(信号対雑音比)も改善。静かな環境下でも、より深い静けさを体感できるようになりました。

新しい通気構造による快適な装着感とデザイン

新しい通気構造によりイヤホン本体から耳への通気量が増えたことで、自らの足音や咀嚼音などの体内ノイズが大幅に減少しました。また膨大な耳の形状データを収集・分析。人間工学に基づいたエルゴノミック・サーフェス・デザインにより長時間使用時も快適な装着感を実現しました。WF-1000XM6では音質と快適な装着性を追求したミニマルなデザインを採用しています。

風ノイズを限りなく低減する、角の少ない流線形状

角の少ない流線形の本体形状に加え、マイク部は微細孔加工を施した凹凸のないデザインを施すことで高級感のあるデザインを実現するとともに風ノイズも低減します。また空気の乱れを低減する構造を内部に持つことで、限りなく風ノイズの発生を抑制しています。

圧縮音源を手軽に高音質で楽しめる機能「DSEE Extreme」

ストリーミングなどの圧縮音源を膨大な楽曲データを学習しているAI(人工知能)技術により、リアルタイムに分析。楽曲のジャンルや楽器などの情景に合わせて最適にハイレゾ級の高音質にアップスケーリングします。圧縮により失われた音源本来の周波数特性をより高精度に再現することで、臨場感あふれる高音質をお楽しみいただけます。AI技術の最先端であるディープ・ニューラル・ネットワーク(DNN)技術を駆使して再生している音の解析を行い、ボーカルに対してはボーカル向けのアップスケーリングを、打楽器に対しては打楽器向けのアップスケーリングをリアルタイムに切り換えながら適用できるようにしています。これによりボーカルの声を美しく響かせながら、同時に打楽器の迫力ある立ち上がりを再現します。

アンテナと本体構造の最適化

混雑した場所など、通信を遮る障害物が多い環境下でもリスニングが邪魔されないよう、筐体に内蔵されているアンテナサイズを前モデル比で約1.5倍大きくしました。またアンテナをさまざまな耳の形状でも干渉しにくい位置に配置することで、より多くの装着者に途切れにくく安定した接続性能を実現しました。加えて筐体内部もアンテナ特性に影響を与える部品の構造を見直し、最適化を図っています。





【購入】

Amazonソニー(SONY) WF-1000XM6 ブラック ワイヤレスイヤホン Bluetooth ハイレゾ 世界最高クラスノイズキャンセリング 外音取り込み 高性能マイク 通話品質 LDAC IPX4防滴 マルチポイント ロングバッテリー WF-1000XM6 BZ

仕様

製品名:WF-1000XM6
カラー:ブラック
形状:カナル型
ドライバー:Φ8.4 mmダイナミックドライバー
Bluetoothバージョン:5.3
対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP
対応コーデック:SBC, AAC, LDAC, LC3
再生周波数帯域:20Hz〜40KHz(LDAC 96 kHz sampling 990 kbps)
電池持続時間(連続音声再生時間):最大8時間 (NCオン) / 最大12時間 (NCオフ)
電池持続時間(連続通話時間):最大5時間 (NCオン) / 最大5.5時間 (NCオフ)
充電方法:USB充電 / ワイヤレス充電 (ケース使用)
マルチポイント:対応
重量:約6.5g x 2 (イヤーピース(M)含む)
通常価格:44,550円(税込)※ソニーサイトメーカー保証内容3年標準
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください


仕様については意外と不明な部分が多いいです。あまり多くのスペックを出さない感じで、同じオーディオメーカーのBose(ボーズ)と同じような感じになってきていると思います。




【開封】

箱はシンプルで良い感じです。本体はサラサラの「艶消しブラック」で渋いです。本体ケースと本体は、シンプルでギラギラ感は皆無。SONYらしい独特の世界感を感じます。ただ、時間が経って塗装が剥げたり、手ぶらが付かないか心配です。






もはやSONY伝統、フィルタ一切なし!



【イヤーチップ交換(AZLA(アズラ) SednaEarfit MAX)】

耳垢フィルターを装備した「医療用シリコン」を利用したイヤーチップです。
SONY標準のウレタンでは耳の穴が痒くなるので交換です。AZLAなら痒くなりません。
サイズは(L)です。装着ごケースにも問題なく入ります。少々粗目ですが無いよりはいいと思います。でも基本は常日頃シッカリと耳の穴掃除をする必要があります。

5時間程度あたりから、少しノズルが長いのか長時間装着していると耳の穴の圧迫感が出てきました。更に低音も出過ぎるので(ML)にサイズダウンしました。遮音性も下がることなく、低音量も低下することもなく程よくなりました。耳の圧迫も無くなりました。
当分の間(L)と(ML)を交互に利用してみます。
※AZLA(アズラ)が初めての方は「SednaEarfit MAX [イヤーピース M/ML/Lサイズ各1ペア] 」から初めて、自分サイズを探すのをお勧めします。
引き締まった低音と美しい高音が望めます。
ただホコリは良くつきます。
カーペットの上に落としただけで
これだけホコリが付きます。
定期的にウェットティッシュで拭きます。



【取り出し】

前回のWF-1000XM5に比べると格段に取り出しやすいです。丁度人差し指の辺りに窪みがあり、簡単に取り出せ落下の危険性も低くなります。





【タップ】

前回のWF-1000XM5も良かったですが、更にWF-1000XM6は反応が良く操作しやすいです。

タップ右
(1回)一時停止/再生(2回)曲送り(3回)曲戻し(4回)ボリュームUP
タップ左
(1回)一時停止/再生(2回)曲送り(3回)曲戻し(4回)ボリュームDOWN

左右の操作性は基本同じにしています。他メーカーのイヤホンもほぼ同じ操作性にしています。また、右イヤホンを長押しするとGeminiが起動します。そして押したまま、話をするとGeminiが対応してくれます。





【ケースを購入】

WF-1000XM6 用 シリコンケースを購入しました。比較的厚みがあり、少々落としてもケースをしっかり保護します。ケースのイメージをなるべく壊さないデザインです。しっとり感もありシッカリと保護されています。また、この点の素材は埃が付きやすいのですが、表面は意外とサラサラしていて誇りも意外とつきません。背部のヒンジの部分のシリコンが薄いので耐久性が気になります。








【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。


対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



 

ファーストインプレッション
WF-1000XM6とXperia 1 Ⅶとの接続ですが、ソニーのアプリ Sound Connect の設定は「マルチポイント(OFF)」「接続(音質重視)」「DSEE Extreme(ON)」「イコライザー(OFF)」にしています。

WF-1000XM5は美しく繊細で非常に柔らかな美しい音質でした。しかし、正直「グッ」と来る迫力に欠けており「刺激的ではない」というのが正直なところでした。しかし、WF-1000XM6 は違います。音を聴き始めてすぐわかったのは「音圧もあるし音場も広い」「切れもいいしレスポンスも良い」「沈み込むように深く迫力の低音域、なのに中高音域もキッチリ出ている」です。
まだ、エージング0時間なので「甘い輪郭と解像度、見通しが悪い、振動版が馴染んでいないのか中低音が時折変な挙動・・」と諸々あるのですが、低音・中音・高音の全てがバランスよく出ています。
数値の公開していませんが、間違いなく「S/N比、DAC、アンプ性能」も良くなっています。また、特許のノッチや通気口(ベント)など、新ダイナミックドライバー自体の効果も確実にあると感じます。

エージングほぼ0時間

低音域
少し迫力に欠けるWF-1000XM5の低音を知っている方ならその進化の素晴らしさを体験するでしょう。沈み込むような低音、切れのある低音、唸るような低音、あらゆるジャンル、あらゆる楽曲の低音を表現してくれます。個人的に低音フェチなので個人的には100点満点の十分な低音量です。しかも、非常に押しの強い低音なのに、中音域や高音域を全く邪魔しません。また、長時間聴いても「低音疲れ」しませんでした。新開発の柔らかいエッジとノッチがしっかり沈み込み、的確にストロークしていると感じました。

中音域
エージング0時間なので、輪郭の甘さや、見通しの悪さ、解像度の低さ、表現帯域の狭さを少し感じます。また、低音域と高音域が主張するので中音域の幅が狭く感じます。それでも、存在感のあるボーカルは丁度いい中間地点にあり男女問わず美しい声を聴かせてくれます。また、打楽器についても切れが良く繊細なシンバルの音までシッカリと聴こえます。ただ、現状、「他のイヤホンでは聴きとれる楽器の音が、少し聴こえない」とか有ります。この辺りはエージングで改善されることを期待しています。

高音域
WF-1000XM5もそうでしたが、シングルドライバーとは思えないくらい繊細で柔らかく伸びがあり煌めくような超高音まで出ています。しかも耳に刺さりません。楽曲の余韻・共鳴・空気感をしっかりと味わう事が出来ます。素晴らしいです。超高音域専用のBA型ドライバーを搭載したハイブリッド型イヤホンかと思うくらい煌めく高音が出ます。ちょっとビックリです。

音圧
48kHz/24bitや96kHz/24bitのハイレゾ音源の場合、WF-1000XM5では味わえなかった、押しのある存在感のある音圧です。

解像度
48kHz/24bitや96kHz/24bitのハイレゾ音源の場合、高い解像度を感じます。また、サンプルレートの低い44.1kHz/16bit  の楽曲も「DSEE Extreme」でアップリンクし自然な解像度に仕上がっていると感じます。古い楽曲も良い音で聴くことができます。「DSEE Extreme」に関しては長く使われているSONYの技術で安心できます。

音場
こちらも48kHz/24bitや96kHz/24bitのハイレゾ音源の場合、空間は有線イヤホンと専用DAPをバランス接続したような広さまでは在りませんが、ワイヤレスイヤホンとしては比較的広い部類に入ります。シッカリと左右に各楽器の音が分かれ、空間は広いけれども音が散乱してスカスカになる事も全くありません。どこでどんな楽器の音が鳴っているかもハッキリと分かります。そしてボーカルは常に中心に位置します。
この比較的広い空間も「通気口(ベント?)」効果の様な気がします。抜けが良いというか、振動版が良く動いている様に感じます。


エージング50時間越え
解像度がかなり上がりました。荒ぶる低音は少し穏やかになりました(笑。
音圧量が落ちる事なく、張りのある引き締まって切れのある素晴らしい低音です。楽曲によっては、深みのあるしっとりとした低音だったり、乾いた軽快な低音だったり、SONYの過去最高の低音ではないでしょうか!。中音域にも変化があります。解像度が上り帯域幅も少し広く感じます。繊細になり見通しも良くなってきました。ボーカルの存在感と美しさが更にアップ、ドラムスの余韻やギターの弦の繊細なビビり音まで聴こえてきます。中音域がしっかりしているのでトータル的に安定感のある音質です。高音域も更に繊細に伸びがあります。音場の広がりも広すぎず狭すぎない自然で心地よいクリアな空間になりました。本当にWF-1000XM5の良い所を残し、更に高みを目指した音質です。シングルドライブでここまで良い音が出るとは感動です。

ただ、下記3機種に比べると、
■ NeoBuds Planar:φ12mm平面磁界型ドライバーx1
■ Air5 Pro Plus:φ10mmダイナミックx1、MEMSドライバーx1
■ H3:φ12mmダイナミックx1、高性能BAドライバーx2
多と比べると小さめのΦ8.4 mmダイナミックドライバーでは、やはり中音域の帯域で出にくい音があるのでしょうか。上記3機種ではキッチリ確認できる演奏が、WF-1000XM6では「聴こえるような聴こえないような」そんな感じです。エージングで徐々に馴染めばいいのですが、WF-1000XM6のドーム+エッジは、低音5割・高音3割・中2割という割合の帯域チューニングなのでは?と少し感じました。


エージング80時間越え
ボリュームを絞ってもシッカリと音が良く聴こえます。ドライバーが前後に良く動いている様に感じます。低音と高音域の尖った部分が若干落ち着いた感じがあります。結果、全体的に少し中音域が持ち上がった気がします。バスドラは深く切れがあり、スネアドラムは「パンッ」と抜け「シャラーン」っと繊細に伸びます。ボーカルも若干前に出てきて聴きやすくなりました。
「48kHz/24bit」や「96kHz/24bit」のハイレゾ音源の場合は音場が良く広がり、音圧もワンランク上がり全体的に濃厚になります。「44.1kHz/16bit」の音源の場合ハイレゾに比べるとあっさりとした感じになりますが「DSEE Extreme」によりアップスケーリングされ、他のイヤホン「NeoBuds Planar、Air5 Pro Plus、H3」のaptX Losslessと比べても、そん色のない音質になります。また、YouTubeなどのストリーミングでは「DSEE Extreme」の効果はかなり高いと感じました。
「DSEE Extreme」の設定はAUTOにしてあります。



エージング100時間越え
シッカリした低音域、抜けの良い適度な帯域の中音域、繊細で空気感をも感じる抜けの良い高音域。全体域で段付きも無く安定しました。全体域が繊細でまるでモニター用のイヤホンでもおかしくない上質な音の上に、張りのある唸る深い低音と底から湧き上がるような音圧を加え、リスニングイヤホンに仕上げた、そんな音質です。ほぼエージングは終了したと思われます。



エージング150時間越え
ほぼエージングは終了したと思ったのですが・・・、楽曲にも寄りますが、何と音場が少し広がり、若干タイト目だった中音域が少し広がりました。ある帯域の聴こえにくかった音も良く聴こえます。特に音場は目の前から耳の裏側まで巻くい込むような感覚に聴こえます。170度くらいに感じます。微かな高音域とか左右の耳の横で聴こえる様です。良い!


「この音質なら有線イヤホンと同等なのでは?」と思い下記イヤホンと比べてみました。「DUNU(ドゥヌ)DN 242」「DUNU(ドゥヌ)Da Vinci(ダビンチ)」「AFUL (アフー)Performer8S(パフォーマーエイト エス)」「AFUL (アフー)Performer8(パフォーマーエイト)」結果としては、残念ながら音質・解像度において、まだまだ追いついてないです。
ただ、初めてイヤホンを買う方で「良い音を聴きたい、今は有線イヤホンと無線イヤホンで迷っている」と言う方がいらっしゃるなら、「WF-1000XM6」は自信をもってお勧めでいるイヤホンであります。有線イヤホンで良い音を聴こうとすると、更に色々買わないといけないので、お金もかかります。






【ノイズキャンセリングについて】

経験上ノイズキャンセリングはウレタン系のイヤーチップの方が良く効くと思います。私の場合は全てのイヤホンでイヤーチップにシリコンを使いますので、あまりノイズキャンセリングに期待をしていません。ただ、全てのイヤホンが同条件のシリコンイヤーチップなので、ノイズキャンセリングの性能の比較はできます。
はやりWF-1000XM6がダントツに良いです。「良くノイズが消える」と言うのもありますが、ノイズキャンセリングのON/OFF時の音質に変化がありません。他のイヤホンの場合ノイズキャンセリングをONにすると多少なりと音質に変化があります。この辺りま素晴らしいです。
また、楽曲の切れ間に全くノイズは無く、漆黒の闇から次の曲がいきなり始まります。ドキッとします。

しかし、スターバックスの店内で流れる音楽は聴こえます。店内とスマホの音楽の両方が聴こえます。ただ、店内の比較的小さめに聴こえるので、スマホのボリュームを上げる必要も無く音楽に集中できます。

また、耳の中の擦れ音までノイズキャンセリングしてるのでは?と感じます。例えばあくびをしたりすると多少イヤホンが動き、イヤーチップと耳の穴の中で擦れ合うような音がするのですが、そのあたりの音も消されています。歩いている時にどうしても上下振動でイヤホンが動いたりするので「トントン」と振動を感じたりするとこもあるのですが、そのあたりもかなり軽減されます。例えば「Technics(テクニクス)EAH-AZ100」は、あくびをしたりすると耳の中で「ガサガサ」と擦れ合う音を感じる事があります。


【WF-1000XM6のドライバー構造を見てて思う事】

一般的に、ダイナミックドライバーは、(ドーム)+(エッジ)+(フレーム)で構成されていて、直径サイズΦは一般的に(ドーム)+(エッジ)の部分を指すと言われています。
一般的な(ドーム)+(エッジ)

しかし、WF-1000XM6のドライバーはWF-1000XM5のドライバーのブラッシュアップと思われます。WF-1000XM4もそうでしたが、SONYのドライバーは何時も奇想天外です。「こんなエッジで本当に音が出るの?」と思ってしまします。
WF-1000XM4ドライバー と WF-1000XM5ドライバー

WF-1000XM6のドライバー

・ドーム(センターキャップ)
 振動板の中心部にある盛り上がった部分で、高音域を担当し、軽量かつ剛性が求められます。振動版の厚み・硬さ・素材によっても大きく音質が変わります。
・エッジ(サスペンション)
 ドームの周囲にある、振動板をフレームに固定し、伸縮する薄い縁(ひだ)の部分です。低音域の振幅を担当します。振動版の厚み・硬さ・素材によっても大きく音質が変わります。
※イヤホン用、ヘッドホン用、コンポなどのスピーカー用、などによってドームとエッジの割合サイズなどはまちまちです。また、メーカーによっても異なります。

WF-1000XM6のノッチ付きエッジは一般的な他のイヤホンのエッジと比べて幅が広く感じます。ここで豊かな歪みの無い、切れのある良い低音が出るとは不思議です。
高音域を受け持つドーム部には
従来より剛性を高めた「カーボンファイバーコンポジット素材」が採用されているそうです。耳に刺さらない切れの良い澄んだ高音が出るのは良く分かります。

では、中音域はどこから出るのか?多分ドームとエッジの両方から出てます。それぞれドームとエッジの再生周波数帯域の範囲にも寄ると思いますが、低めの中音はエッジから高めの中音域はドームから出ていると思います。WF-1000XM6の音を聴いていると、まれに「他のイヤホンでは聴きとれる中音域の音がWF-1000XM6では微かに聴こえる?」と言う音があります。これは「ドームとエッジの再生周波数帯域の境目にデッドポイントがあるのでは?」と思ってしまします。ただ、聴こえにくい音は他のイヤホンと比べて初めて分かる事だし、逆に他のイヤホンでも同じことは起きます。それぞれのメーカーの意図によるチューニング・個性なのだと思います。



【ここが気になる】

①「マルチポイントはOFF」にし「LDAC音質有線」にしていますが電波干渉による音切れが良く起きます。やはり良い音で過ごしたいのでこの設定は変えたくありません。
三羽烏(さんばがらす)イヤホンは全てクアルコムのaptX Adaptiveを使用している為、電波干渉があった時にビットレートを自動調整し音切れを防いでいます。 しかし、「LDAC音質有線」設定にすると自動調整が効かず音切れになっているのだと思います。最悪、「LDAC接続優先(自動)」にしてブツ切れを防ぐかなぁ~
※現在は「LDAC接続優先(自動)」にして利用しています。音質も良くブツ切れも無くなりました。

②車に乗っているときXperia1Ⅶは車のAndroidオートのカープレイヤーとBluetooth接続させています。その状態でWF-1000XM6とXperia1Ⅶを接続します。(ヘッドセットが)そしてその状態で車のエンジンを切ると、WF-1000XM6のボリュームが最小になってしまいます。そうなるとボリュームを上げても反応しません。Xperia1Ⅶ本体側のBluetooth自体を再起動すると治ります。これはWF-1000XM6が悪いのかXperia1Ⅶが悪いのか分かりません。

③WF-1000XM6で音楽を楽しみます。イヤホンを外しケースに戻します。しばらくしてもう一と音楽を聴こうとWF-1000XM6をケースから取り出します。Bluetooth接続は出来ているのにWF-1000XM6から音が出ません。BluetoothのON/OFFをしても治りません。AndroidOSからWF-1000XM6のデバイスは認識しているのに、オーディオアプリケーションの出力装置にWF-1000XM6を指定できません。こうなるとXperia1Ⅶ本体の再起動するしか手立てがありません。





「三羽烏(さんばがらす)」との戦いは・・・】

さて、冒頭でお知らせした「三羽烏(さんばがらす)」とWF-1000XM6 を比べてどうだったかをお知らせします。また、エージングは全て150時間以上経過しています。

三羽烏(さんばがらす)

WF-1000XM6

今回、独断評価の為に選んだ楽曲は下記の10楽曲です。

また、下記のポイントを重点的に聴き込み決定します。

・低音域はシッカリと表現できているか?
・ドラムスのレスポンスや切れはどうか?
・中音域の見通しと抜け感はどうか?
・高音域の煌めきはあるか?
・クリア感はどうか?
・音圧はどうか?
・繊細な音の粒が見えるか?
・高音域の空気感を感じるか?
・男性ボーカル、女性ボーカル問わず美しいか?
・しっかしとした音圧はあるか?

※実際の音源は全てハイレゾで聴き決めます


SoundsOfEnigma – Guardian Angel

ボンゴ?タイコ?から入りベースランニングが入ります、アコースティックかPC打ち込みか分かりませんが尺八?の様な笛が入り、男性ボーカルに繋がってゆきます。静かなメローディーが単調に続いてゆきます。独特なエニグマチックなエキゾチックで壮大なサウンドが広がります。

   


Emotional Song – Flowers You Bought Me

軽快なドラムスとオルガン?から入って行きギターとベースランニングが入り、女性ボーカルが入ってゆきます。演奏は非常に精密で正確な演奏が続きますので、シンセサイザーやPCの打ち込みだと思います。美しいメローディーと女性の優しい声が語り掛けるように心に響きます。

   

 

Monika XYZ – Electric Haze

いきなり力強いドラムスとベースランニングから入ってきます。リードギターが入り女性ボーカルが入ります。優しく歌い上げますが、芯のあるクリアな声が魅力です。こちらもシンセサイザー&PC打ち込みと思います。

   

 

Sting – Englishman In New York

ご存じスティングの名曲です。クラリネットかサックス?から演奏が始まります。アコースティックな演奏としわがれた声が魅力です。思わず歩きたくなるようなリズムですが、どこか切ないメロディーと歌詞に聴き入ってしまいます。

   

 

The Garland Band – Englishman in New York

スティングの名曲「Englishman in New York」のカバーです。繊細な美しいクラシックギター?から演奏が始まります。バイオリンが入ります。唸るようなWoodベース?が入ります。ドラムスの静かな刻み、美しい弦の音に聴き惚れます、鳥肌物です。ピアノやハープ?も入ってきます。女性ボーカルが入ります。声も良く歌い方のセンスが抜群です。ジャズクラシックのムードがありますが、全ての音に存在感があり引き込まれてゆきます。ぶっちゃけ世界一美しい「Englishman in New York」ではないでしょうか?

 


SoulSeer - The Abiding Shore

ドラムス、ベース、サックスで静かに始まります。美しい透き通るような歌声が始まります。静かに歌うのに美しい声がスーッと力強く入ってきます。発音がきれい。静かにカッコいいです。頭がトロケソウデス。ボーカルの女性はやっぱりAIですかね?だとすれば非常にクオリティーが高いです。


Twisted Reality(ツイステッド・リアリティ)

ゴシックホラーに出てきそうな悲しげな少女のクラウン(道化師)のシリーズ?Twisted Realityの楽曲はメタル系の楽曲が多いいのですが、このシリーズは美しいメロディーに乗せ、子供の唄声の様で、切なくも少しホラーな悲しい世界に引き込まれます。どこかで聴いたことがあるような楽曲です。ボーカルの声が素敵です。

 


Marina Sway - If heaven has a park

「天国に公園があったら・・」美しくも切ない、ボーカル・メロディー・歌詞、どれだけこの曲に感動できるかがポイントとなります。



ドライバーの組合せも全く違う4機種ですが、いずれも「深い低音」「シッカリとした音圧」「高解像度」「美しい中高音」はキッチリ押さえており「音楽で感動」する事が出来ます。

■ WF-1000XM6 深い低音、繊細で柔らかい中高音域、十分な音圧と高解像度

 (全帯域)Φ8.4 mmダイナミックドライバーx1

■ NeoBuds Planar 切れある低音~超高音の高解像度、抜群のクリア感と空気感

 (全帯域)φ12mm平面磁界型ドライバーx1

■ Air5 Pro Plus 切れのある重低音と非常に繊細な高域のバランスが絶妙

 (低域)φ10mmダイナミックドライバーx1 (中~高域)MEMSドライバーx1

■ H3 柔らかく深い包み込むようなズシッとくる重低音と美しい中高音が魅力!

 (低域)φ12mmダイナミックドライバーx1[ 特製PU+ウール複合素材振動板 ]
 (中域)高性能BAドライバー x1 (高域)高性能BAドライバー x1


まず、通常のダイナミックドライバーの特性を簡単に上げてみます。
一般的にフルレンジのダイナミックドライバーは「低音域が強すぎ中高音を埋もれさせる(解像度の低下)」や「高音域では振動板の重さにより繊細な描写が苦手で、刺さるような音になりやすい」事があげられます。また、この傾向はダイナミックドライバーの直径Φサイズが大きくなればなるほど顕著に出てきます。

ダイナミックドライバーの高音域を補う為にハイブリット型のイヤホンが登場
ハイブリット型イヤホンは、ダイナミックドライバーを低音用にチューニングし、中高音様にBA型ドライバーやMEMSドライバーを使います。そうして安定した低音~高音を実現しています。

ダイナミックドライバーとは似て非なる平面駆動ドライバー
ダイナミックドライバーは構造上円の中心部で高音を出し外に行くほど低音になって行きます。しかし、平面駆動ドライバーは全く構造が違い低音も中音も高音も同じ一枚の板から、位置に関係なく歪みの無い音が出ます。一般的に平面駆動ドライバーは中高音に強く低音が出にくいとも言われています。

WF-1000XM6はダイナミックドライバーなのになぜ低音も高音も出るのか
なぜWF-1000XM6は「フルレンジのダイナミックドライバーにも関わらず低音のみならず中高音も良い音なのか?」上記でも述べましたが新開発の(ドーム)+(エッジ)によるものです。また、このドームとエッジに違う素材や形状を使うタイプは近年増えて来ています。WF-1000XM5もこのタイプでした。

「三羽烏(さんばがらす)」とWF-1000XM6 を比べた
さて、この「三羽烏(さんばがらす)」とWF-1000XM6 を比べた時に二つのことを感じました。

一つ目は、全帯域の鳴り方です。WF-1000XM6 はシングルドライバーらしく低音~高音の帯域の段差を感じず、低音~高音域まで音の立ち上がりにムラがありません。どちらかというと一般的なダイナミックドライバーよりも平面駆動ドライバーの鳴り方に近くNeoBuds Planarと感覚が少し似ています。

二つ目は、シッカリとした重低音と耳に刺さらない驚くほど繊細な高音域のドンシャリ系で「ダイナミック+MEMSドライバー」のAir5 Pro Plusとよく似ている事です。

音質の結論

(NeoBuds Planar+Air5 Pro Plus+α)÷3=WF-1000XM6 という方程式になりました。つまり、WF-1000XM6 >>「三羽烏(さんばがらす)」となります。

三羽カラスを牛耳るWF-1000XM6
「切れのある太い低音と美しい高音を出すAir5 Pro Plus」と「音場も広く繊細で高い解像度、クリアな音場と高音域で空気感を表現するNeoBuds Planar」と「WF-1000XM6」で少し迷いました。
しかし、この中では最も小さいΦ8.4 mmというドライバーながら、高い解像度・深い音圧・案てして聴きやすい音場・引き締まったドッシリとした低音、抜けと存在感のある中音・ダイナミックドライバーとは思えない煌めく超高音域しかも耳に一切刺さらない心地よさ、と、他のイヤホンを寄せ付けない別格の音質です。「WF-1000XM6」を最強としました。




AIでWF-1000XM6の装着イメージ動画を勝手に作って楽しんでいます。
チョイチョイおかしい所がありますが、あくまでも御愛嬌という事でご了承ください。
ポケットのスマホはSONY Xperia 1 Ⅷっぽい奴



























【総括】

久々に永く良い音を楽しめるイヤホンだと思います。デザインもシンプルで高級感があり飽きが来ません。Φ12㎜サイズのダイナミックドライバーにも負けない重低音、平面駆動型ドライバーやBA型ドライバーにも負けない超高音域、乾いた抜けの良い中音域。ズッシリ来る音圧と音が拡散しすぎない音場、本当に非の打ち所がない完全ワイヤレスイヤホンです。世界的に見てもトップに君臨できる実力があると思います。今こそ日本ブランドのイヤホンを応援する時だと感じています。価格は高いけれども、「全てがSONYオリジナル!しかも、音が良い!」それだけでも応援する価値があります。

個人的な意見ですが、WF-1000XM6は「WF-1000XM5をベースに十分リスニング用として感動できる音質に進化」したイヤホンだと思います。初めて音を聴いた時は「ここまで違うのか!」と正直びっくりしました。現在WF-1000XM5はをお持ちの方は、「買い替え」又は「買い増し」でOKだと思います。WF-1000XM6は是非手元に置いておきたい逸品です


最後にイヤーチップのチューニングで音質は変わってきます。SONYの完全ワイヤレスイヤホンは基本的にウレタン系のイヤーチップをベースに音造り、チューニングを行っています。ウレタン系は低音が良く出ますが、高音が吸収され気味になります。シリコン系は「ウレタンほど密閉しないので低音が若干大人しくなりますが、高音は良く伸びます。個人的にはもう十数年シリコン系のイヤーチップを利用しています。

なので私のブログは、WF-1000XM6+シリコンイヤーチップの評価であり、WF-1000XM6+ウレタンイヤーチップ本来の音質の評価にはなっていません。ご了承ください。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いや、イヤーチップのサイズによっても音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。