2022年1月29日土曜日

Anker Soundcore Liberty 3 Pro ハイレゾ対応・LDAC対応・ハイブリッド型の完全ワイヤレスイヤホンを試す。レビュー評価してみます。

「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」を購入しました

「Soundcore Liberty 3 Pro(LDAC対応)」はハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン「SONY WF-1000XM4(LDAC対応)」「AVIOT TE-BD21j-ltd(aptX Adaptive対応)」に続く三機種目となります。
完全ワイヤレスイヤホンはWF-1000XM4以降、音質が飛躍的にアップしたように思います!有線イヤホンでなくても満足できるレベルになってきました。Ankerの製品は急速充電器しか知りませんのでどんな音質なのか楽しみです。


★AmazonAnker Soundcore Liberty 3 Pro

(仕様)
・色:ミッドナイトブラック
・メーカー:アンカー・ジャパン(株)・
・ドライバー(ハイブリッド型)
 10.6mmダイナミックドライバー x1
 バランスドアーマチュアドライバー x1
・Bluetoothバージョン:5.2
・オーディオコーデック:SBC、AAC、LDAC
・最長再生時間(通常):イヤホン単体8時間、ケース込み32時間
・最長再生時間(ANC):イヤホン単体6時間、ケース込み24時間
・ボタン:タッチパネル
・ノイズキャンセリング機能:対応
・自動着脱検知機能:対応
・マルチポイント接続:対応
・防水等級:IPX4
・ワイヤレス充電:対応(ケースのみ)
・付属品
 充電&収納ケース、イヤーチップ4サイズ、説明書
 イヤーウイング4サイズ、USB-C to USB-A充電ケーブル
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください。



■開封
当たり障りのないデザインだと思います。質感はマズマズです。












■イヤーチップ
愛用の「医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360」に交換しました。わたしの耳にはLサイズがジャストでした。スピンフィットは低音も高音も文句なしに良くなります。また、耳が痒くならない優れものなのです。


SpinFit スピンフィット CP360 完全ワイヤレスイヤホン向けイヤーピース 医療用シリコンを採用 (XL/Lサイズ各1ペア)






標準でセットされているイヤーウィングだと耳に密着しないので、一番小さいイヤーウィングに交換しました。結果耳の奥までイヤーチップがシッカリ入り、密閉度が増しました。装着時も安定し、低音もシッカリ出だしました。
「ノイズキャンセリング」及び「外音取り込みモード」の場合後ろのマイクの部分に髪の毛が当たるとタッチノイズが出て気になります。「標準」にしておけばあまり気になりません。



■ケースはスライド式
軽くイヤホンも取り出しやすいです。蓋をスライドさせてあけるとイヤーチップの辺りが点滅しスマホと接続されます。ちょっとカッコいいです。









■ワイヤレス充電対応
ケースはワイヤレス充電に対応しています。


Google Pixel Stand (第 2 世代)でも充電出来ました。




■少し調子が悪い

ケース内の接点とイヤホン(R)が時々接触不良を起こし気味です。個体差があるとおもいますが、私のはよく認識しなくなります。
ケースにイヤホンを閉って蓋を締めても片方が接続したままだったりすることが良くありました。この状態だと電話が掛かってきてもスマホ本体が鳴ることもなく、全く気が付きません。そして、イヤホンは充電されないのでバッテリーが空になります。
Ankerカスタマーサポートに相談したところ、不具合や設定の相談に乗っていただけました。色々チェックした結果、不良という事で商品の交換をしてもらうことになりました。交換品が二日後にAmazonから到着しました。不良品は後日送られてきた「レターパック」にイヤホン本体と付属品のみを送り返しました。
現在、接触不良もなく快適に使えています。音質も良い気がします。Ankerカスタマーサポートの対応は素晴らしく良かったです。サポートが良いと安心です。





■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

■オーディオプレイヤー
プレイヤーは「Neutron Music Player」を使用します。操作は難しいですが、機能も多く音質も良いです。







■聴いてみます。

(1時間程度エージング済み)
第一印象はダイナミック型ドライバー x1、BA型ドライバーx1の2ドライバー構成でスッキリと力強い音が出ます。低音~中音域をダイナミック型ドライバーが受け持ち、高音域をBA型ドライバーが受け持っている印象を受けました。ボーカルの聴きとり易さは手持ちの完全ワイヤレスイヤホン中No1に感じます。全体的に音質は硬めに感じます。
現段階、BA型ドライバーの高音域が良く出ていますが、BA特有の金属的サ行が耳に刺さり気味です。低音域はよく出てますが輪郭がボケています。レスポンスやアタック力が強く楽曲によっては疲れる場合もありました。厳しい言葉で言うなら「音が雑」ただ、ポテンシャルは高そうなので30~100時間くらいエージングで音が変わると思っています。
「BA型ドライバーのエッジ取れ、刺さらない繊細な高音域が出る」「ダイナミック型ドライバーが馴染んで、ハッキリとした輪郭と豊かな低音域」「ダイナミック型ドライバーとBA型ドライバーのバランスも良くなる」に変化するのではと期待してます。

高音:スッキリした高音域です。多少耳に刺さります。
中音:ボーカルの出方は非常に良いです。一歩前に出てます。
低音:良く出てますが音が硬いです。
音場:程よくあります。狭いとは感じません。
深さ:音の深さはあまりありません。
音圧:あります。切れ味&パワーあり!
解像度:高いですが見通しが良くない。



(30時間程度エージング済み)
BA型ドライバーの高音域の刺さりが取れてきました。ダイナミックドライバーも低音が出るようになってきました。そろそろ本領発揮です。

高音:力強いスッキリした高音域です。多少耳に刺さります。
中音:ボーカルの出方は非常に良いです。一歩前に出てます。
低音:切れの良い低音が出ます。
音場:程よくあります。各楽器の位置も良く分かります。
深さ:少し深さを感じます。
音圧:あります。切れ味&パワーあり!
解像度:高いです。見通し抜け感がかなり出て気ました。

※特定の高音域で時折”刺さり”を感じます。
相当長くエージングが必要と感じます。


(50時間以上エージング済み)
BA型ドライバーもダイナミック型ドライバーもかなり馴染んできたようです。高音域の刺さりも無くなり、豊な低音と抜けるようなクリアな高音域が出始めました。全体的に力強くも柔らかい澄んだ音質になってきました。また、長時間聴いても疲れません。購入時当初あった耳刺さりや、音の雑味などはエージングかなり改善されてゆきます。

高音:クリアで抜けるような高音域。
中音:中音域は更に見通しが良くなり、解像度の高さを感じます。
低音:迫力・切れ満足の低音です。
音場:程よくあります。
深さ:程よくあります。
音圧:しっかりあります。
解像度:解像度も少し上がった感じです。



■ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン3機種を比較します。
評価は(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾ音源を使用
性能比較 TE-BD21j-ltd Soundcore
 Liberty 3 Pro
WF-1000XM4



イヤホン
取り出し
✕ 出しにくい
 出しやすい
 出しやすい
ドライバ 8 mm ダイナミックx1
バランスドアーマチュアx2(Knowles社製ユニット)
10.6mmダイナミックx1
バランスドアーマチュアx1(Knowles社製ユニット)
6 mm ダイナミックx1
Bluetooth Bluetooth Ver.5.2 Bluetooth Ver.5.2 Bluetooth Ver.5.2
コーデック SBC,AAC,aptX
aptX Adaptive
SBC, AAC
LDAC
SBC, AAC
LDAC
ホワイトノイズ なし なし なし
電波干渉
時の挙動
ビットレートが可変する。音は途切れず音質を落とす。少し干渉を受けやすい。 挙動は1000XM4と同じですが、少し干渉を受ける気がします。 音が「ブッ」っと切れる。後に音質は変動せず再生に戻る。干渉は少ない。
ノイズ
キャンセリング
なし
イヤーチップが合えばノイキャンが無くても外音はシッカリかッとされます。また、ノイキャンが無い分逆に音質は自然に感じる。
あり
効果はマイルドです。気になるのは首を振ったりしたとき髪の毛が当たる音や、首がポキポキいう音が聞こえて気になる(笑
あり
効果が安定しており音質に影響なくよく効く。流石SONYです。
マルチポイント
2つの端末に同時接続
ありあり(使用するとLDACは使えない) あり(LDACでマルチポイントが使える)
※2022冬にアップデートで対応
タッチスイッチ
の操作性
良い
2タップなどで曲送りなど普通に出来る
普通
上手く操作できない事がある
普通
2タップなどで曲送りなど普通に出来る
周波数特性 不明
aptX Adaptive接続時は多分20Hz-40,000Hzくらいではないでしょうか?
不明
音を聴く限りは20Hz-40,000Hz
と思われる
・20Hz-20,000Hz
(44.1kHz sampling)
・ 20Hz-40,000Hz
(LDAC 96kHz sampling 990kbps)
DAC・アンプ 不明 不明 統合プロセッサーV1
Qiワイヤレス充電 未対応 対応 対応
フィット感 コンパクトで軽く装着が決まると非常に安定する。ただ、1000XM4よりも落下が不安 ラバーのガイドで安定させる仕組み。個人的にはあまり会わない。 コンパクトで耳の中に貼り付くように収まる装着感は良い。落下の不安は意外とない
イヤーチップ 医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP100+
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
高音質時の
バッテリー
(ノイキャンなし)
最⼤9.5時間
 (イヤホン本体のみ)
 最⼤45時間
 (充電ケース使⽤時)
最⼤4時間
 (イヤホン本体のみ)
 最⼤16時間
 (充電ケース使⽤時)
最⼤12時間
 (イヤホン本体のみ)
 最⼤36時間
 (充電ケース使⽤時)
防滴仕様 IPX4 IPX4 IPX4
重量
約5.7 g x2 約7.5 g x2 約5.3 g x2
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
¥17,820- ¥19,800- ¥33,000-
音質比較
音場 シッカリと左右に楽器は配置、中央にボーカルがいます。奥行きはあまりない。
aptX Adaptive(96kHz/24bit)接続時は音場は少し広がります。
広くはありませんが特に狭いとも感じません。各楽器の位置も分かりやすい。ボーカルは中央に位置している。 左右・上下・奥行ともに程よい。ボーカルは中心に集まる。
音圧 十分な音圧です。個人的にはもう少しあっても良い! 流石10.6mmダイナミック。音圧は3機種中一番いいです。 聴きごたえのある音圧です。6㎜とは思えない音圧です。
解像度 非常に高いです。繊細な小さな音まで聴こえます。 解像度は高いです。エージングによりかなり繊細に。 非常に高く濃厚。ワイヤレスイヤホンとは思えない。
クリア感 クリア感5
細分化された2つのBA型ドライバーのおかげで柔らかく繊細。
クリア感5
1つのBA型ドライバーが加わり少し硬めのスッキリとした空間。
クリア感3
BA型ドライバー無しと言う事では頑張っているが、比べてしまうと残念。
高音 高音~超高音域用のBA型x1、キラキラした超高音が魅力。繊細で見通しの良い高音域。 BA型x1で力強くスッキリした高音。繊細と言うより切れのある高音域。 非常によく出ていますが、抜け感がもう少し欲しい。
中音 中音~高音域用のBA型x1とダイナミックの中音域が上手くミックスしている感じです。見通しが良いがボーカルがもう少し強くても良い! スッキリと押しのある中音域です。ボーカるの言葉もシッカリ聴き取れます。3機種中ピカイチです! よく出ている。男女ボーカル共にシッカリと出ている。見通しも良い。
低音 多少マイルドですがシッカリとした低音が出ています。 深み・キレ・パンチのある豊かな低音が出ます。 切れの良い低音が出ます。心地よい圧のある低音です。
打楽器 バスドラからシンバルまで非常にバランスよく切れの良い音を出します。 スピード感があり切れ味も素晴らしいです。お腹に響きそうなバスドラが魅力。 切れも良く、ダイナミック型一発のドライバーらしくパワーを感じます。
ボーカル 全体的に美しいボーカルです。もう少し前に出ても良いかも。 男女共にクッキリと良くでています。少し前に出てきており聴きとりやすい。 男女共にシッカリとでています。少し前に出てきており聴きとりやすい。
電波干渉
時の挙動
電波干渉のある場所ではビットレートがダウンし音質がモノラルの様に悪くなります。10秒から30秒くらいで元に戻ります。 電波干渉のある場所では「ブッ」と音が途切れます。そして又良い音に戻ります。LDACは潔く音が切れ、そしてすぐ復旧します。 電波干渉のある場所では「ブッ」と音が途切れます。そして又良い音に戻ります。LDACは潔く音が切れ、そしてすぐ復旧します。
一押しポイント 繊細で美しいクリアな音質はピカイチ!
音圧やパワー感は右の2機種には及びませんがマルチドライブのチューニングは素晴らしいです。音質の美しさは秀逸です。イヤホン・ケース共に高級感があります。
低音~高音域まで破壊力抜群のパワー
低音と高音の両方を贅沢に味わい方にはお勧めです。また、中音域が優秀なのでボーカルもしっかり出ています。クリアで美しい音質のドンシャリイヤホンです。
完全ワイヤレスイヤホンのリファレンス
ハードウェア、ソフトウエア共に安定している。一つのドライバーで全体的なクリア感は無いものの濃厚な低音~高音域は見事。完全イヤホンを比較する時のリファレンス。
デメリットと感じる所 ケースからイヤホンが出しにくい。ビットレートの可変で音が揺れる。色々なスマホで使いたいのでLDACに早く対応してください。 バッテリの持ちが悪い。デザインが今一。ちょっと耐久性が気になる。個人的にイヤーウイングがいらない。 価格が高い。見合う技術がシッカリ投入されているのは分かりますが、もう5000円くらいは安い方が良い。
コメント トリプルドライーバーのハイブリッド型です。BAドライバーの数が増えていくとチューニングが難しくなるといわれていますが、非常にバランスよくチューニングされています。聴き疲れもせず何時までも音楽に耳を傾けたくなります。世界に通用するイヤホンと感じました。
エージングが進むと低音域が出始めるのでいい意味で少しドンシャリ系になってきます。
ダイナミックx1、BAx1の基本的なハイブリットです。個人的にはこの構成が一番ハイブリットらしさを出せると感じます。ダイナミックとBAのお互いの素材の良いところを出しやすいからです。個人的には迫力のあるドンシャリサウンドで好みです。最初、女性の声で”サ行”やシンバルが耳に刺さる事がありますがエージングで改善されます。 多少マイルドな高音域、低音域も切れ良く圧もあり音の輪郭や見通しも良いです。6㎜のダイナミックドライバでここまで圧のある良い音が出るとはすばらしいです。個人的には完全ワイヤレスイヤホンのハイレゾ・リファレンスと呼ぶにふさわしいと思います。
この先WF-1000XM5にバランスドアーマチュア型ドライバーが追加されたら最強になると思います。
総合評価 ★★★★★5.0 ★★★★★5.0 ★★★★★5.0
比較の結論 3機種中のNo1を決めようと思ったのですが、ドライバーの数とか同一条件ではないのでやめました。また、現在各カテゴリーで一機種づつしかもっていのでそれぞれのカテゴリーでNo1と言う事にしたいと思います。三種三様良い音です。
BD21j「ハイブリッド型(マルチ)」No1
3 Pro 「ハイブリッド型(シンプル)」No1
XM4  「ダイナミック型」No1

今回購入した「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」は後からソフトウエアアップデートでLDACに対応します。LDACに対応すると音質は別物に変わります。バッテリーの持ちも別物に変わります(笑
また、30時間のエージングを超えたあたりから非常にクリアな音場に変わって来ました。クリア感では「AVIOT TE-BD21j-ltd」が群を抜いていたのですが、同等以上のクリア感になりました。

思うのはLDACはライセンスフリーでソフトウェアで対応できるコーデックです。なんとか「AVIOT TE-BD21j-ltd」もソフトウェアUpdateで対応してくれないかなと思います。ただ、LDACが動くときかなりCPUパワーを使うと聞いたことがあるので、再生時間はグッと短くなるでしょう!
あと、いつも気になるのは、SONYは別として残り二つの完全ワイヤレスイヤホンですが、DACやアンプってどこのメーカーでどんな仕様なんでしょうか?単純に知りたいです。





■LDAC同時2台接続、とりあえず試します

LDAC完全ワイヤレスイヤホンの「Anker Soundcore Liberty 3 Pro」と「WF-1000XM4」を同時に接続し両方から音が出るか試します。まず無理なのは分かっているのですが、一応検証しておきます。

両方接続は出来ますが(有効)にした方のみから音が出ます。同時に有効にすることは出来ません。以上。








【総括】
有線イヤホンの場合、ビットレートを圧縮する必要が無い為、音
の情報をそのままイヤホンに伝えます。ハイレゾの場合、今まで聴こえなかった音が聞こえて来ます。解像度の高さ、音質の高さ、音の遅延のなさ、音場・奥行・空気感など音空間の表現などワイヤレスにはまだまだ追いつけないのが現状です。


しかし、ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンの登場で「完全ワイヤレスは音楽を聴くには全く物足りない」そういった概念が徐々に壊れてゆきます。高い解像度・迫力の低音・繊細な高音や音圧など十分に音楽に耳を傾ける事が出来ます。Anker Soundcore Liberty 3 Proも「WF-1000XM4」「TE-BD21j-ltd」に続き、そう思させてくれる完全ワイヤレスイヤホンです。

「バッテリーがあまり持たない」と言う部分を除けば価格的にも音質的にも魅力的でコストパフォーマンスは非常に高いと思います。基本的に、終日外出する場合はAnker Soundcore Liberty 3 Proだけでは不安です。LDACで大体4時間、電話で使用すると3~3.5時間程度しか持たないことがあります。なので必ず「WF-1000XM4」とセットでお出かけします(笑。

ダイナミック型ドライバーの切れの良い低音域とBA型ドライバーのクリアな高音域がシンプルに融合し、そこに中音域のボーカルがシッカリと存在します。音圧も十分にありメリハリのある聴きごたえのある音質です。ハイレゾ対応(LDAC)の完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は選択肢の一つに入れて良いと思います。

Ankerはオーディオ製品としては全くのノーマークでした。AVIOTもそうですが、完全ワイヤレスイヤホンの普及に伴い多方面のメーカーからの参入が増えてきたと思います。良い時代です。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いだけでも音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。参考程度にお読みいただければ幸いです。

2021年12月31日金曜日

Snapdragon Sound ハイレゾサウンドaptX AdaptiveをXiaomi Mi 11 Lite 5Gスマートフォンと完全ワイヤレスイヤホンAVIOT TE-BD21j-ltdで聴いて見る

Qualcomm Snapdragon Sound
aptX Adaptive(96kHz/24bit)
Mi 11 Lite 5 + AVIOT TE-BD21j-ltd

■2021年は ハイレゾ対応 完全ワイヤレスイヤホン元年
2021年6月にSONYのWF-1000XM4が登場し「完全ワイヤレスイヤホンが本気になった年」だと思います。それはSONYが開発したLDACコーデックにより「完全ワイヤレスイヤホン」として初めてハイレゾ対応となったからです。

2021年03月にはQualcommが「Snapdragon Sound」を正式に発表しています。「Snapdragon Sound」は、aptX Adaptiveコーデックによりスマートフォンからワイヤレスでハイレゾ音楽を送信できます。SONYのLDACと同じ(96kHz/24bit)に対応しています。SONYが常に先を行っていましたが、Qualcommがとうとう本気になって追いついてきた感じです。
そして2021年末にはaptX Adaptive対応の「完全ワイヤレスイヤホン」が登場してきました。

個人的にはLDACのWF-1000XM4で十分に満足なのですが・・・・。でも、どうしても「Snapdragon Sound」が気になって仕方ありません!何故なら私のスマホ「Google Pixel6Pro」のSoCがQualcomm製では無く「Snapdragon Sound」に対応していないからです。aptX Adaptiveは本当に音が良いのかどうか気になるのです。そこで今回、実験も兼ねて安価な構成で、しかも最良のaptX Adaptive(96kHz/24bit)サウンドが聴ける環境を揃えたいと思います。
BluetoothオーディオSoC、Qualcommの音声技術を結集したモバイルプラットフォーム。
※SoC(ソック)(エスオーシー):System on a Chipの略。
 CPU、メモリ、ビデオ、I/Oなどの機能統合チップのこと

※LDACによるハイレゾ対応のワイヤレスの歴史は意外と古いです。2017年6月にネックバンドタイプの「WI-1000XM3」を購入しました。イヤホンの交換は出来ないタイプでしたが、LDACコーデック対応で音はとてもよかったのです。
SONYがLDACを発表した2015年頃は、対応機種はSONYのウォークマンやワイヤレススピーカーのみだったのですが「Xperia Z4」に搭載されたあたりから戦略を変更してゆきます。そして、
なんとSONYはLDACのエンコード技術をロイヤリティーフリーにしたのです。確かAndroid8.0辺りからはLDACはSoCに組み込まれ行き、以降Androidの標準コーデックとなってゆきました。また、DAPである「AP80Pro(CPU:Ingenic X1000)(OS:HiBy OS 3.0)」などでもLDACは対応しています。LDACはAndroidやSnapdragonに依存せずは幅広く利用されています。

コーデックとはBluetoothのA2DP(オーディオ用プロファイル)で音楽や音声を無線伝送する時に使用する「音声圧縮変換方式」のことです。コーデックは大きくSBC、AAC、aptX、LDAC の4種類に分かれます。

コーデック     サンプリングレート        ビットレート
                        /ビット深度の上限
SBC             48kHz/16bit     192kbps    基本、対応が広い、遅延が多い
AAC             48kHz/16bit     非公開        高音質で低遅延、aptXと同格
aptX             48kHz/16bit     384kbps    高音質で低遅延、AACと同格
aptX HD     48kHz/24bit     576kbpsにビットレート固定
aptX Adaptive    48kHz/24bit     280kbps~420kbpsでビットレート可変
aptX Adaptive    96kHz/24bit     260kbps~640kbpsでビットレート可変
LDAC         96kHz/24bit     
990kbps/660kbps/330kbpsでビットレート可変
※サンプリングレート・ビット深度・ビットレートについてはググってください。




■まず「Snapdragon Sound」を名乗る為の条件
最低下記3つは必要と思われます。

①対応のスマートフォンとイヤホンが必要
②Snapdragon 8シリーズ以降のモバイルプラットフォームが必要
③FastConnect 6900モバイルコネクティビティシステムが必要

①~③を満たそうとすると
SoCが「Snapdragon 888又は 8 Gen1搭載のスマートフォン」、そして
「Snapdragon Sound」対応の完全ワイヤレスイヤホン「AVIOT TE-BD21j-ltd」が必要になると思われます。(2021年12月現在)
しかし、現在メインスマホは持っているし、Snapdragon 8シリーズのスマホはまだ価格も高く発熱も気になります。「今回はパスかなぁ~!あと、半年くらい様子見かなぁ~!」と諦めかけていた時、あるプラットフォームの仕様に目が釘付けになります。

それは「Snapdragon 780G 5G」と言うプラットフォームです。8シリーズでないのですが仕様をみると、なんと「FastConnect 6900」と「Snapdragon Sound」の文字が見えるのです。これは気になります。

そして、その780Gに対応したスマホを探したところ見つけました!どうも世界で一種類「XiaomiのMi 11 Lite 5G」と言う商品です。しかも、価格は余裕で4万円切り、スペックも程よく高くコストパフォーマンスも良さそうです。「AVIOT TE-BD21j-ltd」と合わせても5万円少々で収まります。この価格なら、仮にaptX Adaptive(96kHz/24bit)が聴けなくても、ショックは最小限で押さえられす。また、Pixel6Proのバックアップスマホにもなるので速攻注文しました。
※噂ではSnapdragon 780Gは供給不足の為「XiaomiのMi 11 Lite 5G」への搭載だけで終わったそうです。希少価値です。




Xiaomi Mi 11 Lite 5G
ファーストインプレッションは「薄くて軽いし動作も軽くサクサク、画面も綺麗だし本当にミドルマシンなのか?」です。このマシンだけしか知らなければ間違いなくハイスペックなスマートフォンと思うはずです。コストパーフォーマンス高すぎ!







★Amazonシャオミ(Xiaomi) Mi 11 Lite 5G
シャオミ(Xiaomi) SIMフリースマートフォン Mi 11 Lite 5G 6+128GB トリュフブラック 【日本正規代理店品】 docomo/au/SoftBank/Rakuten Mobile 回線対応

型式:M2101K9R
カラー:トリュフブラック

<ディスプレイ>
・6.55インチ FHD+AMOLED ドットディスプレイ
・10 ビット色深度
・2400 x 1080、402 ppi
・コントラスト比:5,000,000:1(typ)
・HDR10+
・リフレッシュレート:60/90 Hz
Corning® Gorilla Glass 6

<サイズと重量>
・高さ 160.53 x 幅 75.73 x 奥行き 6.81(mm)
・159 g

<バッテリーと充電>
・4250 mAh バッテリー(typ)
33W 急速充電をサポート

<メモリとストレージ>
・6GB + 128GB搭載 LPDDR4X RAM + UFS 2.2 ストレージ

<プロセッサ>
Qualcomm Snapdragon™ 780G
CPU:Qualcomm Kryo 670、オクタコア CPU、最大 2.4 GHz
GPU:Qualcomm Adreno 642 GPU

<背面カメラ>
・6400万画素 メインカメラ(f/1.79、6P レンズ)
・800万画素 超広角カメラ(119 ° FoV、f/2.2)
・500万画素 テレマクロカメラ(f/2.4、コントラスト AF(3cm~7cm)

<前面カメラ>
・2000万画素(f/2.24)

<センサー>
近接センサー
・周囲光センサー
・加速度計
ジャイロスコープ
電子コンパス
リニアモーター ・IR ブラスタ

<接続性と位置情報>
Wi-Fi 4、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6、802.11a/b/g/n/ac/ax
 WiFi Direct、WiFi Display をサポート
・Bluetooth® v5.2 対応
・NFC(FeliCa / おサイフケータイ対応
・Google Pay対応

<ネットワーク>
・5G NR(Sub-6):n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
・LTE:(FDD)1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66(TDD)38/40/41
・W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
・GSM:2/3/5/8

※デュアル nano-SIM カードに対応
(SIMスロット1+SIMまたはMicro SDカードの排他スロット)
★詳しくはメーカーホームページをご覧ください






■ケース
手帳タイプとシンプルな透明ケースを買いました。日常的には手帳ケースが便利ですが、レビューの間は透明ケースを使います。どちらも良い製品です。

手帳タイプ
非常に丈夫で全体をシッカリと保護してくれます。本体が黒なのでシックなグレーにしました。蓋は磁石でパチッと貼り付きます。今回Mi 11 Lite 5Gはオーディオプレーヤーとしての使い方なので手帳タイプがしっくりきます。


LOOF SKIN Slim Xiaomi Mi 11 Lite 5G ケース 手帳型 カバー 極薄 ベルト無し カード収納 カードポケット 薄い 軽い スタンド機能 手帳型ケース スマホケース シンプル 手帳型カバー (グレー)




透明ケース
色々な設定時やレビュー時にはシンプルケースが良いです。

【ZXZone】MI 11 Lite 5G ケース レンズ保護 耐衝撃 衝撃吸収 防指紋 Mi 11 lite 5g 専用 TPU ストラップホール付 ソフト クリア カバー





■Pixel6proと少し比べてみました。
Pixel6Proと比べてしまうと「デザイン、高級感、トータル的な動作、解像度、画面の発色、スピーカーの音、ピュアAndroidの操作感などの良さ」など多く違いを感じます。しかし、この価格で、十分なスペックと実用性を持ち「おサイフケータイ」にも対応した性能は凄いです。正直Mi 11 Lite 5Gだけで過ごしても全く問題はないと思います。






■AVIOT TE-BD21j-ltd

ファーストインプレッションですが、イヤホンもケースもカッコいいです。ケースの蓋はスライドでガジェット好きにはたまらんです。ただ、兎に角ケースから出しにくです。あと、少しこのまま音を聴いてみましたがイヤーチップ(多分Mサイズ)が全くあっていません。耳からポロリと落ちてしまいそうだし、外の音も良く聴こえるし、低音もスカスカ、相性の良いイヤーチップを選ぶ必要があります。










★AmazonAVIOT TE-BD21j-ltd ワイヤレスイヤホン
型式:TE-BD21j-ltd
カラー:ドーンブルー

Qualcomm社の次世代プラットフォーム「Snapdragon Sound」に対応。
ワイヤレスオーディオ最高レベルの音質を実現するだけでなく、通話音質も劇的に改善。またシステム全体で遅延を減らすことで、ゲームなどへの対応力も高めました。
・96kHz / 24bit Qualcomm aptX Adaptive audioに対応、圧倒的な高解像度と、可聴帯域を超えるワイドレンジ化を実現。(従来の2倍のサンプリングレート)
・32kHz aptX Voiceに対応。クリアな音声品質の通話体験を提供。(従来の2倍のサンプリングレート)
・システム全体で89m(s 0.089秒)の超低遅延で、ゲームユーザーに没入感と軽快な操 作体験を提供

<ヘッドホン部>
ドライバー:ハイブリッド・トリプルドライバー
    ダイナミック型x1(8 mm ネオジウムマグネット
    バランスドアマチュア型x2(Knowles社製ワイドレンジ高品位ユニット
周波数特性:非公開
Snapdragon Sound(ハイレゾ対応)をうたっていますので、多分20Hz-40,000Hzくらいではないでしょうか?

質量 : 約5.7 g x2
充電時間 : 約1.5時間
充電方法 : USB Type-C充電(ケース使用)
電池持続時間:最大9.5時間

<マイク部>
高品位MEMSマイク

<Bluetooth>
通信方式: Bluetooth標準規格 Ver.5.2
マルチポイント機能:同時に2台接続
マルチペアリング対応
対応Bluetoothプロファイル : A2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデック : SBC, AAC, aptXaptX Adaptive
Snapdragon Soundに対応ハイレゾクオリティ(96kHz / 24bit)での音楽再生が可能
Bluetoothオーディオチップ:非公開
※QCC3040以上と思われます。メーカさんに聞いてみたら
「非公開情報なので教えられません」と言われました(笑

<付属品>
USBケーブル : USB Type-C
詳しくはAVIOTホームページまで(ヘルプ





SpinFit(スピンフィット)イヤーチップに交換
最近、愛用の「医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360」に交換しようと思ったのですが、TE-BD21j-ltdはノズル部にBA型のドライバーが2個いるので太く「CP360」が入りません!なのでCP100+」の汎用タイプ(Lサイズ)を付けることにしました。これがジャストフィットなのです。スピンフィットは低音も高音も文句なしに良くなります。また、耳が痒くならない優れものなのです。

SpinFit スピンフィット CP100+ 有線イヤホン向けイヤーピース 医療用シリコンを採用 (ノズルアダプター付1ペア / Lサイズ2ペア)



(耳への装着のコツ)
お尻の尖がった方後ろに向けグイっと押し込む

SpinFit スピンフィットの場合シッカリ押し込むと耳の中でシリコンのチップが耳の穴の角度に沿って押し込まれ密閉度を増します。
突起が後ろに向いた状態が一番しっくりと来ました。音も引き締まり低音が良く出ます。ただ、人によってベストポジションも多少違うと思います。色々お試しください。




■AVIOT TE-BD21j-ltdを取り出す
TE-BD21j-ltdの唯一残念な所は「取り出しにくい」事だと思います。何度もイヤホンを落としそうになります。外で取り出すときは焦らず注意を払う必要があります。外で落としたら洒落になりません。
実際どう取り出すのが正解なのか分かりませんが、私が
近慣れてきた取り出し方です。ご参考までに。
①蓋を開ける

②頭(イヤーチップ)を押す。で、この原理でお尻が少し浮く

③すかさず浮いたお尻の下に指を入れる

④指が入ったらユックリ起こす

④指で摘まんでユックリ出す。同じようにもう片方も出す。
この方法は、爪が長い方や、指の細い方は比較的この方法で行けると思うのですが、私の様に指が太いとたまに失敗します。(笑





■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

オーディオプレイヤーは
プレイヤーは「Neutron Music Player」を使用します。操作は難しいですが、機能も多く音質も良いです。








■さて、まずは aptX(48kHz/16bit)で聴いてみます!
AVIOT TE-BD21j-ltdをPixel6Proに接続します。

「aptX Adaptiveで接続するかも?」という微かな期待をしましたが、「aptX」で接続でした。

それでは、aptXで聴いてみます。
低音から高音までシッカリ出ているし、繊細な音が出ています。確かにハイブリットらしい綺麗な高音ではありますが解像度は低いです。

高音:よく出ています。耳に刺さることもありません。
中音:女性・男性問わずボーカルはシッカリ聞こえます。
低音:不足しています。なってはいますが軽いです。
音場:あまり広くありません。
音圧:音圧はあまりないです。左右のバランスは良いです。

TE-BD21j-ltdのアンプは悪くないと感じました。また、低音~高音域まで比較的フラットに出ています。バランスは良いと感じました。




■本命の「aptX Adaptive(96kHz/24bit)」が聴けるか確認します。
AVIOT TE-BD21j-ltdをMi 11 Lite 5Gに接続します。

aptX Adaptiveに
接続完了!Mi 11 Lite 5Gは「音楽プレイヤー」「Instagram」「ミュージックビデオ再生」「YouTube」専用マシンにするので、デスクトップレイアウトもシンプルにしました。



(コーデックの設定を確認)
設定は「開発者向けオプション」で行います。
設定➡追加設定➡開発者向けオプション➡Bluetoothオーディオ設定各種

※「開発者向けオプション」が出ない場合は

①設定を開き「デバイス情報」を押す


②「すべての仕様」を押す


③「MIUIバージョン」を押す
これで「開発者向けオプション」が表示されるようになります。

再度

設定➡追加設定➡開発者向けオプション➡Bluetoothオーディオ設定各種
を行ってください
Bluetoothコーデック:デフォルトのaptX Adaptiveサンプルレートは(48.0kHz)になっているので、手動で(96kHz)に設定変更します。それでは、聴いてみます。「なんだこれは!」音切れが酷いです。聴くに絶えまん。使い物になりません。
_| ̄|○



■再度設定を見直し比べてみます。
再度サンプルレート(48kHz)及び(96kHz)の設定を行ってみます。


①サンプルレート(48kHz)選択(デフォルト)
サンプルレート(48kHz)を手動で選択します。(48kHz)の状態で色々聴いてみましたが音質は素晴らしくLDACと比べても遜色ないと思います。音切れも全くありません。

ただ、時折音がゆらぎます。音場が広く素晴らしい音が出るかと思えば、モノラルの様な音場が狭くパッとしない音になったりします。電波干渉などによりビットレートが変化しているのだと思いますが、室内でも頻繁に起こり、音の落差が大きくてストレスかも・・。


②サンプルレート(96kHz)選択
今度は、サンプルレート(96kHz)に手動で選択します。そうすると約20秒間隔で音切れします。時折「バリバリ」っと音がしたりします。(96kHz)だと安定せず実用に耐えません。しかも(48kHz)設定時より音が悪いのです。

(96kHz)で音切れ多発、安定しない




音質不安定の症状と対策

【症状】
①aptX Adaptive(48kHz/24bit)接続時
室内で音質が頻繁に変化(ゆらぎ)、音場が広がったり狭くなったりする。モノラルの様な音になる感じ。外を歩いている時の電波干渉ならわかるのですが、部屋の中で電子レンジもつけず、息を殺して寝転んで静かに聴いていても症状が出ます。
aptX AdaptiveはBluetoothの電波状況や伝送量の変化、ワイヤレス帯域の変動に合わせてビットレートを自動変化させる機能があるので、多分音質の変化(ゆらぎ)はこのビットレート変動によるものではないかと想像しています。

②aptX Adaptive(96kHz/24bit)接続時
バリバリと音がしたり、しばらく音が途切れたりします。「大きなデータに対して対応出ず、キャッシュがオーバーフローを起こし、音を上手く出せない」そんな感じに思えました。音も良くなく、まったく使えません。
AndroidOSがQualcomm Snapdragon780Gの制御を上手く行えていないのではないかと思います。


【対策】
Bluetooth経由でデータを出すものを極力カット。不要なパケットを抑え、オーディオ用データのワイヤレスの帯域を確保します。

・マルチポイントを使用しない
 ※使用する場合は「電話」「連絡先の共有」のみに絞る
・各通知の停止
・SIMを入れていないので電話オーディオは停止
・不要なアプリの停止及び削除
・スマホをいじらない(画面を消してそっとしておく)
・アップデートに期待する


【結果】
①aptX Adaptive(48kHz/24bit)接続時
帯域の幅が少し安定したのか、音質も少し良くなった気がします。ビットレートの変化によるの音質の落差も少なくなった気がします。また、時間が経つと音質も良い所で安定して来ます。多少なりとも効果はあると思います。しかし、ビットレートの変化による音質の変動はゼロにはならず。室内で時間帯や場所によっては良く起こります。

②aptX Adaptive(96kHz/24bit)接続時
症状は全く改善されません。基本的に手動の設定では使わないことにします。はやり、AndroidOS自体がSnapdragon 780G 5Gプラットフォームを完全にサポートしておらず、Snapdragon SoundのaptX Adaptive(96kHz/24bit)にも対応してないのでは無いかと推測されます。


■室内で頻繁に起きるビットレート変化(ゆらぎ)の原因が判明!
しばらく前から、室内で使っているルーターにWi-Fi接続した機器が不安定になる事がしばしばありました。その都度ルーターを再起動して再接続させるのですが、しばらくすると切れます。こういった症状を当たり前に過ごしている最中に今回この「Mi 11 Lite 5G」と「TE-BD21j-ltd」を購入したのを思い出しました。

室内の接続がよく切れる機器を調べたところなんと全ての機器が「2.4GHz」を使用した物でした。Bluetoothも2.4GHzを使うので、これは間違いないと思いルータを調査しました。新しいファームウェアが来ていたのでアップデートし再度「2.4GHz」周りの設定を確認・調整して再起動しました。

まる3日ほど様子を見ていますが、「2.4GHz」を使用した機器が切れることもほぼ無くなりました。また、「Mi 11 Lite 5G」と「TE-BD21j-ltd」の接続においても室内に置いては全くビットレートの変化が起きませんでした。しかし、ルーターとかは一度設定すると滅多に中を見ることが無いので、今回は盲点でした。



■MIUIのアップデート
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gは思いのほかAndroidのアップデートに細目に対応してくれます。いつかaptX Adaptive(96kHz/24bit)に対応するのではと期待しています。

●2022.01.18
MIUI 12.5.7.0.RKIJPXM 安定版をインストールしました。

残念ながら手動でaptX Adaptive(96kHz/24bit)に接続した時の「バリっ」と言う音や、再生音が途切れる現象も改善されていません。


●2022.02.18
MIUI 12.5.9.0.RKIJPXM 安定版をインストールしました。

残念ながら手動でaptX Adaptive(96kHz/24bit)に接続した時の「バリっ」と言う音や、再生音が途切れる現象も改善されていません。


●2022.03.12
MIUI-V 13.0.1.0.SKIJPXM 安定版をインストールしました。
MIUI12➡13にバージョンが上がります。(AndroidOSバージョンとしては11➡12)私にとっての興味は一点のみ!aptX Adaptive(96kHz/24bit)対応がどうなるかです。期待が膨らみます。
早速に設定をします。
サンプルレートを手動で96kHz/24ビットにします。
それでは aptX Adaptive(96kHz/24bit)接続で音楽を聴いてみます。

サンプルレート96kHz

(´;ω;`)ウゥゥ 来た来た!きましたよ!
・1時間ほど連続して色々聴いていますが、音切れ全くなし
・バリバリと言ったノイズも全くなし
・高い解像度で安定した高音質、音場も少し広がる


手動でaptX Adaptive(96kHz/24bit)の設定を行い、全く問題なく良い音が出ており「②aptX Adaptive(96kHz/24bit)接続時」の問題点は完全に解消されたと思われます。室内でのBluetoothの干渉による音の(ゆらぎ)もありません。
Android12が完全にQualcomm Snapdragon 780Gに対応したと感じました。これで「Mi 11 Lite 5Gは正式にSnapdragon Soundに対応した」と言っていいのではないでしょうか!?また、余談ですがバッテリーの持ちがかなり良くなっている気がします。



■aptX Adaptive(48kHz/24bit)Vs(96kHz/24bit)
実際にaptX Adaptiveの48kHzと96kHzでは音が変わるのでしょうか?試してみました。音源はサンプルレート96kH以上の物を色々チョイスして聴いてみました。
サンプルレート 192kHz

サンプルレート 96kHz

①aptX Adaptive(48kHz/24bit)で再生

適度な音場と音圧で、低音域から高音域まで高い解像度で表現してくれます。これで十分に美しく満足のいく音質です。

②aptX Adaptive(96kHz/24bit)で再生
音場が半歩ほど広がります。奥行きも少し出て更に解像度が上がります。角のない繊細で少し濃厚な音質になります。そんなに大きくはないですが、サンプルレート・ビットレートのアップによる音の変化を感じます。

ただし、aptX Adaptiveはビットレートが可変するので、音源や環境に応じて48kHzも96kHzも音質にあまり変化を感じない時もありました。日常的にはデフォルトの48kHz/24bitでも十分に良い音質とも感じました。


●2022.05.8
MIUI-V 13.0.3.0.SKIJPXM 安定版にアップデートしました。
aptX Adaptive(96kHz/24bit)も問題なく再生しています。気のせいかもしれませんが、96kHz/24bit以上の音源を再生するとMIUI-V13.0.1.0の時よりも音質が良くなっている感じがします。また、以前はaptX Adaptive(96kHz/24bit)の設定をしても勝手にaptX Adaptive(48kHz/24bit)に戻っていましたが、今回は意外としぶとく変わらない感じです。Bluetoothトの接続も更に安定している感じがしました。どんどん良くなっています。








■TE-BD21j-ltdのレビューを続けます。(エージング約20時間越え)

高音:素晴らしいです。煌めく高音域までよく出ています。
中音:女性・男性問わずよりクリアにズシッと聴こえます。
低音:エージング後素晴らしい切れの良い低音が出ます。不満は無いです。
音場:クリアで抜けが良く適度な広さを持つ音場です。
音圧:音圧は程よいです。シッカリとしていますが、疲れることはありません。

TE-BD21j-ltdのアンプ性能も良く、ドライバーの特性もしっかり生かされています。イヤーチップの相性も良く全域においてしっかりとした音圧を味わえます。音質は、中音域~高音域~超高音域までを2つのBA型ドライバーが中心になって受け持ちダイナミック型ドライバーが低音~中音域をとりまとめ、解像度は高く全体的に繊細な音質です。特に高音域の美しさと、濃厚な低音域、ハイブリット型のイヤホンらしさを余すところなくチューニングしていると感じました。BA型ドライバーは一般的に比較的金属的な音質ですが、TE-BD21j-ltdに関してはバランスが良いおかげか、シャリシャリも非常に心地よいのです。

しかし、このTE-BD21j-ltdは周波数帯域の情報がどこにも出ていません。私の感じる所「20 Hz- 40,000 Hz」は余裕で出ているんじゃないかと感じます。また、このTE-BD21j-ltdはノイズキャンセリングを搭載していません、この事がクリア感と抜け感を生んでいると思いました。ノイズキャンセリングの非搭載は大正解だと思いました。




■マルチポイントの便利さ!
AVIOT TE-BD21j-ltdをMi 11 Lite 5GとPixel6Proに同時に接続します。Mi 11 Lite 5Gで音楽を再生中にPixel6Proに掛かってきた電話をピックアップできます。Mi 11 Lite 5Gを音楽再生専用端末にしている私には理想の機能です。TE-BD21j-ltdは私のツボをシッカリ押してくれる商品です。ただ、若干
Mi 11 Lite 5Gで聴くaptX Adaptive音質が悪くなります。






■さて、比べなくてはならないでしょう!(エージング30時間越え)
エージングもさらに進みTE-BD21j-ltdの音質も安定してきました。ソロソロ比べてみたいと思います。プレイヤーにはXiaomi Mi 11 Lite 5Gを利用します。
※バランスドアーマチュアに関してはあまりエージングはしなくても良いようですが、ダイナミック型ドライバーはシッカリとエージングする方が良いと思います。20時間あたりから低音域の出が変わってきます。

(LDAC x WF-1000XM4)VS (aptX Adaptive x TE-BD21j-ltd)

WF-1000XM4 LDACで接続

TE-BD21j-ltd  aptX Adaptiveで接続

評価は(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾ音源を使用
性能比較 TE-BD21j-ltd WF-1000XM4
イヤホン
取り出し
✕ 出しにくい
 出しやすい
タッチスイッチ
の操作性
良い
2タップなどで曲送りなど普通に出来る
普通
2タップなどで曲送りなど普通に出来る
ドライバ 8 mm ダイナミックx1
バランスドアーマチュアx2(Knowles社製ユニット)
6 mm ダイナミックx1
Bluetooth Bluetooth Ver.5.2 Bluetooth Ver.5.2
コーデック SBC,AAC,aptX
aptX Adaptive
SBC, AAC
LDAC
ホワイトノイズ
・音切れ
ホワイトノイズは無し、首を振っても、部屋でレンチン中も音切れしませんでした。 ホワイトノイズは無し、首を振っても、部屋でレンチン中も音切れしませんでした。
ノイズ
キャンセリング
なし あり(2つのセンサー[マイク]で集音した騒音を打ち消す)
マルチポイント あり(2つの端末に同時に接続できます) あり(LDACでマルチポイントが使える)
※2022年冬に対応
周波数特性 不明
aptX Adaptive接続時は多分20Hz-40,000Hzくらいではないでしょうか?
・20Hz-20,000Hz
(44.1kHz sampling)
・ 20Hz-40,000Hz
(LDAC 96kHz sampling 990kbps)
DAC・アンプ 不明 統合プロセッサーV1
Qiワイヤレス充電 未対応 対応
フィット感コンパクトで軽く装着が決まると非常に安定する。ただ、1000XM4よりも落下が不安
コンパクトで耳の中に貼り付くように収まる装着感は良い。落下の不安は意外とない
イヤーチップ医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP100+
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
医療用シリコンを採用したSpinFit スピンフィット CP360
個人的にジャストフィット!低音~高音まで良く出る。
防滴仕様IPX4 IPX4
重量
約5.7 g x2 約5.3 g x2
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
¥17,820- ¥33,800-
音質比較
音場 シッカリと左右に楽器は配置、中央にボーカルがいます。奥行きはあまりない。aptX Adaptive(96kHz/24bit)接続時は音場は少し広がります。 左右・上下・奥行ともに程よい。ボーカルは中心に集まる。
音圧 十分な音圧です。個人的にはもう少しあっても良い! 聴きごたえのある音圧です。6㎜とは思えない音圧です。
解像度 非常に高いです。繊細な小さな音まで聴こえます。 非常に高く濃厚。ワイヤレスイヤホンとは思えない。
高音BA型ドライバーらしく非常にクリア。見通しの良い美しい高音域です。 よく出ていますが、BA型に比べるとマイルドです。この辺りは好みです。
中音 高音域寄りの中音。非常にクリア。見通しの良い。ボーカルがもう少し強くても良い! よく出ている。男女ボーカル共にシッカリと出ている。見通しも良い。
低音 多少マイルドですがドッシリとした低音が出ています。 切れの良い低音が出ます。心地よい圧のある低音です。
打楽器 バスドラからシンバルまで非常にバランスよく切れの良い音を出します。切れも良く、ダイナミック型一発のドライバーらしくパワーを感じます。
ボーカル 全体的に美しいボーカルです。もう少し前に出ても良いかも。 男女共にシッカリとでています。少し前に出てきており聴きとりやすい。
電波干渉
時の挙動
電波干渉のある場所ではビットレートがダウンし音質がモノラルの様に悪くなります。10秒から30秒くらいで元に戻ります。 電波干渉のある場所では「ブッ」と音が途切れます。そして又良い音に戻ります。LDACは潔く音が切れ、そしてすぐ復旧します。
コメント トリプルドライーバーのハイブリッド型ですが、非常にバランスよくチューニングされています。聴き疲れもせず何時までも音楽に耳を傾けたくなります。世界に通用するイヤホンと感じました。
エージングが進むと低音域が出始めるのでいい意味で少しドンシャリ系になってきます。
多少マイルドな高音域、低音域も切れ良く圧もあり音の輪郭や見通しも良いです。6㎜のダイナミックドライバでここまで圧のある良い音が出るとはすばらしいです。
更にWF-1000XM4にバランスドアーマチュア型ドライバーが追加されたら最強になると思います。
総合評価 ★★★★★5.0 ★★★★★5.0
比較の結論 最初は「どちらが良い音か!」勝敗を決めようかと思ったのですが、どちらも良い音なので無理そうです。「ハイブリッド型」と「ダイナミック型」それぞれ個性があり音の傾向が違うからです。
個人的には、今回はそれぞれ「ハイブリッド型でNo1」「ダイナミック型でNo1」という事になります。

・「TE-BD21j-ltd」低音域~中音域~高音域にかけて繊細でクリアな美しい音をシッカリとした音圧で表現し気分を上げてくれる。

・「WF-1000XM4」高い解像度と豊かな音圧、特に中音~低音が魅力で音楽に没頭してゆきます。ダイナミック型ドライバーらしく非常にボーカルがよい。

また、どちらのイヤホンもオールラウンドですが、しいて言いうならEDMやポップス系を聴く時には「TE-BD21j-ltd」、ダウンテンポやトランス、クラシックやジャズを聴く時には「WF-1000XM4」が気持ちいい気がしました。

共に国産のハイレゾ完全ワイヤレスイヤホンです。世界に通用する良いイヤホンだと思いました。この二つのイヤホンを見ていると「技術のSONY!」「職人のAVIOT!」そんな言葉が当てはまる気がしました。それぞれの次の一手が楽しみです。SONYもAVIOTも頑張って欲しいです!
あと、SONYは「統合プロセッサーV1」が「統合プロセッサーV2」になる時にサラリとaptX Adaptiveにも対応すれば良いと思いました。

■2022.5
FALCON ANCを購入しました。「Snapdragon Sound」aptX Adaptive(96kHz/24bit)対応です。こちらもXiaomi Mi 11 Lite 5Gとセットで使っています。もしよかったらご覧ください。


■2022.5
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 3を購入しました。「Snapdragon Sound」aptX Adaptive(96kHz/24bit)対応です。こちらもXiaomi Mi 11 Lite 5Gとセットで使っています。もしよかったらご覧ください。






【総括】
Snapdragon Soundを「Xiaomi Mi 11 Lite 5Gスマートフォン」と「完全ワイヤレスイヤホンAVIOT TE-BD21j-ltd」で体験してみましたが、コストパフォーマンスもよく満足です。両機とも予想以上に良い商品でした。私のように実験的入門セットを検討されている方にはおすすめの2商品でした。もちろんメインで使用しても問題ないと思いました。

2022年は「WF-1000XM5はハイブリッド型になる?」という情報もチラホラ。更に沢山のハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンが登場してくるでしょう!楽しみです。ハイレゾに対応した「スマホ+完全ワイヤレスイヤホン」の流れはどんどん加速していくと思います。



ミドルレンジ有線イヤホンの憂鬱
今後ミドルレンジの「専用DAP+有線イヤホン」の組み合わせは受難の時代を迎えると思いました。何故なら、私のミドルレンジのお気に入りの組み合わせの音質と肉薄しているからです。その組み合わせとは下記の2つです。

DACには、ESS社製「ES9218P(アンプ内蔵)」をデュアルで搭載
2ドライバー(8mm径ダイナミック型×1、バランスド・アーマチュア型×1)

有線接続の場合、ワイヤレスのように音の情報を圧縮して送る必要が無いため(96kHz/24bit、ビットレート約2,304kbps x 2ch =4,608kbps)の音の情報を基本劣化なしにイヤホンに送ることが出来ます。また、ワイヤレスの場合は現状転送できる情報量がLDACで圧縮し最大でもビットレート990kbpsなのです。この数値の違いだけを見ても「現状ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンには追いつけない」と言われています。また「Bluetoothの特性上、接続の変動による音質の変化」などは現状ついて回ります。

「AP80Pro+N30」の組み合わせの方が「解像度の高さ・音場の広さ・濃厚な音質」など確かに良いのですが、TE-BD21j-ltdの音を聴いてしまうと不思議に「この音でも良い!満足できるし、ワイヤーは要らないんじゃない?」と思ってしまいます。また、TE-BD21j-ltdの内蔵のDACやアンプの仕様は分かりませんがとても良く出来ていると感じました。
将来LDACやaptX Adaptiveの圧縮技術が更に進化しBluetoothも進化しビットレート遅延なく4,608kbpsで転送できたとしたら。その時は動画の伝送も進化しているので、AV業界、ゲーム業界、メタバースにも絡んでモバイルの世界は激変するのかもしれません。LDACやaptX Adaptiveの圧縮効率をもっと良くして、
最大ビットレートを2M~3Mくらいにすれば4,608kbpsに対応できる時代が来る気がします。
さて、私の感では、数年のうちにミドルレンジ「プレイヤー&有線イヤホン」は限りなく「スマートフォン&完全ワイヤレスイヤホン」に置き換わると考えます。私は現在4台の「AP80 Pro」を所有していますが、全く使わなくなりました。




AVIOT完全ワイヤレスイヤホンについて
AVIOTって日本のブランドなんですよね!イヤー凄いです。拍手です。流行のノイズキャンセリング機能を排除し、独自の制御ソフトウェアも無く、純粋に音質のチューニングに絞ったこの商品はコストダウンにもつながっています。「良い音を出す為に、肝心な所にはコストをかけるが、音質に悪影響を及ぼす機能はカットする。」そんな職人の意気込みを感じる商品でした。また、「マルチポイント機能」は外さないユーザー目線の気配りも素晴らしく感じました。最後にサンプルレートやビットレートの数値を物ともしない音の良さを実感しました。本当に良いイヤホンです。
※AVIOT:Audio(オーディオ)Visual(ビジュアル)Internet of Things(インターネット オブ シングス)の頭文字を取ってAVIOTなんです。カッコいいですね!




Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの
Snapdragon Sound対応について
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの購入当時、個体差かもしれませんが、aptX Adaptive(48.0kHz/24bit)では全く問題が無いのですが、aptX Adaptive(98kHz/24bit)にはきちんと対応していない様子でした。
あくまでも想像ですが「サンプリングレート x ビット深度 = ビットレート」のBluetooth送信の制御を受け持つのが「FastConnect 6900」になると思うのです。Xiaomi Mi 11 Lite 5G」に搭載されるAndroid11ベースのOSであるMIUI12では「Snapdragon 780G 5G(FastConnect 6900)のプラットフォームをきちんと制御できなかった」のではと考えてしまいます。


購入当初、どうしても気になるのでXiaomiジャパンカスタマーサービスセンターに問い合わせをしたことがありました。下記がやり取りです。

--------------------------------------------------------------------

(質問)
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gを購入しました。
 
このスマホはQualcomm Snapdragon Sound
aptX Adaptive(96kHz/24bit)に対応しているのでしょうか?
 
aptX Adaptive(96kHz/24bit)対応の完全ワイヤレスイヤホンを購入し接続しています。手動でaptX Adaptive(96kHz/24bit)に設定は出来るのですが、音がまともに出てきません。
 
無音➡3秒ほどして音が出る➡30秒ほどして切れる➡以下繰り返し
 また、aptX Adaptive(48kHz/24bit)に設定すると全く問題なく再生されます。

(回答)
この度は、ご不便をお掛け致しまして誠に申し訳ございません。
 お客様がご使用していただいておりますXiaomi Mi 11 Lite 5Gですが、
aptX Adaptive非対応の製品となります。

--------------------------------------------------------------------
と言ったaptX Adaptive対応完全否定の内容でした。

今となってはですが
「Android12ベースのMIUI13によりaptX Adaptive(96kHz/24bit)にも対応したと思われます。」とサポートの方に教えてあげたい。相変わらず電波干渉は酷いですが(笑



このブログの「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」と「AVIOT TE-BD21j-ltd」の組み合わせにおける色々な問題は個体差もあると思います。あくまでも、わたしの持っているマシンのみで起こった事柄です。あらかじめご了承ください。



Snapdragon Sound ハイレゾサウンドの第二弾!
Snapdragon Sound(スナップドラゴン サウンド) CDロスレス音質 aptX Lossless を Zenfone9スマートフォンと完全ワイヤレスイヤホン NuraTure Pro で聴いて見る」を公開しています。Xiaomi Mi 11 Lite 5Gでの不満が全て解消されており、aptX Adaptiveに完全対応してます。もしよかったらご覧ください。


※内容はあくまでも個人的な考えですのでご了承ください。
 参考程度にお読みいただければ幸いです。