2017年7月28日金曜日

Huawei P10 Plus 5.5インチスマートフォン(VKY-L29)のレビュー・評価してみます。

Huawei(ファーウェイ)P10 Plus
最近、auからSIMフリーに変え、自由の身になった暴れ馬のごとく「あれも欲しい!これも欲しい!」とこの数カ月でスマートフォンを3台も購入してしまった。

HUAWE 8.4型 タブレット MediaPad M3
Huawei 5.9型 スマートフォンMate9
NuAns NEO [Reloaded] (ニュアンス・ネオ・リローデッド)

これは端末自由度のないauのSIMから端末天国のDoCoMo系のSIMになった反動であろう!と、言うわけでこの度4機種目の「Huawei P10 Plus」を購入しました。
デザインはNuAns NEO [Reloaded] (ニュアンス・ネオ・リローデッド)が最高なのですが、やっぱりカメラはHuawei P10 Plusが良いのです。


【仕様】
商品:  Huawei 5.5型 スマートフォンP10 Plus(VKY-L29)
カラー: グリーナリー

《基本機能》
CPU:Kirin960, 16nm,2.4GHz A73+1.8GHZ A53, 64-bit
OS:Android 7.0 + EMUI 5.1
ディスプレイ:約5.5インチ WQHD(2560x1440ドット) IPS 2.5Dゴリラガラス5
メモリ:RAM : 4GB / ROM : 64GB(最大256G Micro-SDスロット)
カメラ リア:Leica2000万画素モノクロ+1200万画素RGBデュアルカメラ,F1.8
カメラ フロント:Leica 800万画素, F1.9, AF
バッテリー容量:3750mAh

《通信方式》
[SIM 1] FDD-LTE : B1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/25/26/28/29
TDD-LTE : B38/39/40/41
キャリアアグリゲーション:2CA/3CA対応
WCDMA : B1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900MHz
[SIM 2] WCDMA, GSMの上記周波数(音声通話のみ)

Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac準拠(2.4/5.0GHz), USB Type C (High Speed/OTG対応), NFC, Nano SIM x 2
BluetoothR v4.2 with BLE,
テザリング最大接続数:8台

《その他》
測位方式:GPS / AGPS / Glonass / Beidou / Galileo
センサー:加速度, コンパス, ジャイロ, 環境光, 近接, HALL, 指紋認証
赤外線リモコン

本体付属品:リモコン付きヘッドセット / ケース / ACアダプタ / USBケーブル ( A to C ) /クイックスタートガイド
※詳しくはこちらをご覧ください


5.5インチですが、非常に持ちやすいです。

他のブランドでは中々見かけない美しいグリーン
CPUはクアルコムではありません。防水機能・テレビ・お財布機能はありません。また、Bluetooth接続のプロトコルやハイレゾ対応についてはボヤっとしています。なので、この辺を目的にされる方には向かないかもしれません。ただ、基本的な機能・操作感・品質は高いレベルにあり快適な利用が出来ると思います。

カメラ専用で使うのでガードと機動性を確保
少しガッチリ目のクリアケースをチョイスしました


片手でシッカリ本体を固定できるようにリングを付けました。

しかし、Huwai もP9(ライカレンズ)から一気に人気が出ましたね!

写真を撮ってみた

あえての逆光、ムードのある画像が撮れます。


ズーム

【総括】
現在気に入っているNuAns NEO [Reloaded] のカメラの使い勝手がよくないので、今回このP10plusをカメラ専用として購入しました。(新しく追加されたポートレート機能が魅力でした。)

基本カメラ専用マシンとして使ってますが、もちろんメインマシンとしても良くできた商品です。オートフォーカスもズバリと決まりますからシャッターチャンスを逃しません。安心して誰でもいい写真が撮れると思います。人物画を撮るときのポートレート撮影機能は素晴らしいです。美白もしてくれるので、女性にはうれしい商品だと思いました。
解像度が高いので静止画や動画も綺麗です。音は普通です。

安定した基本機能と一つ抜けたカメラ機能、防水やテレビは要らないという方にはお勧めです。ただし、P10の頃から見た目の変化が乏しいので目新しさは無いです。価格も決して安くありません。



★2017年12月 HUAWEI Mate 10 Pro を購入しました。

★Amazon HUAWEI(ファーウェイ) コーナー

2017年7月18日火曜日

ZERO AUDIO ハイレゾ対応デュアルダイナミック型イヤホン DUOZA(デュオザ)ZH-DWX10のレビュー・評価をしてみる。

ZERO AUDIO
DUOZA(デュオザ)ZH-DWX10
パソコンやテレビ鑑賞用、リーズナブルで気軽に使え程よく良い音のイヤホンを探していて、デュアルダイナミック型のイヤホンに興味を引かれました。
次の条件を基に商品を探しました。

ドライバーはダイナミック型x2であること
ブランドにこだわらないが、ハイレゾ対応であること
リケーブルができるなら2万円前後、リケーブルできないなら1万円以下

当初はAKGの「AKG N25 ハイレゾ対応 デュアルダイナミック型 イヤホン」を検討していたのですが「リケーブルが出来ない、断線したとこの事を考えると二万円はちょっと高いなぁ~」と断念しました。
色々探してみたのですが「デュアルダイナミック型イヤホン」と言う変わり種が意外となくて、唯一私の理想に合うのが実売8,000円(2017年07月時点)のDUOZA(デュオザ)ZH-DWX10でした。「まあ安いし失敗してもショックは小さいだろう」と考え購入しました。

(仕様)
プラグ:3.5mm金メッキ・ステレオ・ミニプラグ L型
コード:高純度OFCコード(無酸素銅)1.2m Y型
質量:8.3g(コードを除く)
出力音圧レベル:100dB/1mW
再生周波数帯域:7Hz~40,000Hz
ドライバー:デュアルダイナミックスピーカー(前後に配置)
ボディー:アルミ削り出し
最大出力:150mW
インピーダンス:20Ω
付属品:シリコンイヤーピースS・M・L各2個、キャリングバック

※詳しい仕様はこちらをご覧ください。
※構造はこちらをご覧ください

DUOZA(デュオザ)ZH-DWX10
非常に軽く、造りも丈夫です。しかし、ケーブルは細くちょっと頼りないかも!?

イヤーチップにはいつものComply(コンプライ) Tx-200
「ダイナミックスピーカーが縦に並んでいるなぁ~」と一目瞭然のデザイン!嫌いなデザインではないのですが、耳からかなりはみ出るので、室内利用がメインになります。



ハイレゾ音源で評価してみる
デビットボウイのLazarusで評価しました。
・エージング24時間越えています。
NuAns NEO [Reloaded]での評価。
・ハイレゾ再生には、音楽プレイヤーアプリ[NePLAYER]を使用。


■解像度
再生周波数帯域が(7Hz~40,000Hz)とハイレゾを再生できます。解像度にもかなり期待したのですが、悪くは無いですが、物凄く良いわけでもありませんでした。ただ、この辺はプレイヤーやケーブルの性能も影響してきます。

■音場
窮屈ではないですが、広い音場とも言えません。表現すると「普通」、密閉型なのでこじんまりとしています。通常リケーブルをすると、素材によって音場の広がりも期待できますが、DUOZAはケーブル交換できません。エージングでもう少しの広がりを期待したいところです。

■高音
高音周波数帯域40,000Hzでダイナミックとくれば、耳に刺さる高音かと思ったのですが、実際は非常にマイルドで聴きやすい高音です。

■中音
個人的に中音域が少し残念です。二つのダイナミックスピーカーの受け持つ高音域・中音域・低音域の配分やチューニングがどうなっているのか分かりませんが、高音・低音に比べると中音の音がボケているというか解像度は低いというか、見通しが悪いと感じました。不快ではないのですが、もう少しハッキリと切れよく主張しても良いと感じました。

■低音
二つのダイナミックスピーカーにより、低音好きの私としては、かなり期待したのですが、いたって普通でした。不満はありませんが少しボアついてます。もう少し切れが欲しい所です。この辺はもう少しエージングすると変わるかな!

■ボーカル
メインボーカルは音楽に埋もれることなくシッカリと確認できます。大好きな女性ボーカルも美しく非常に聴きやすいです。

■タッチノイズ
ケーブルは細く、タッチノイズは良く抑えられています。心配はケーブルの細さです。絡まったり断線しない様に大切に扱いたいと思います。


NW-WM1Zでハイレゾ音源を聴いてみた

※試しにウォークマンのNW-WM1Zでハイレゾ音源も聴いてみましたが、残念ながら全く役不足と言う状況でした。最低でもAKGのN40HA-FW01クラスでないとNW-WM1Zの良さはでません。


へハイレゾ対応USB-DAC/ヘッドホンアンプで聴いてみる
ヘッドホンアンプ DA-300USB
デノンのHi-Fi技術を駆使したハイレゾ対応USB-DAC
低音・中音・高音全体にスピード感があり解像度の高い良い音で鳴ります。DUOZA(デュオザ)ZH-DWX10には、NW-WM1Zのように濃厚で深く澄んだ音よりも、DA-300USBの乾いた音の方がよく合います。




【総括】
デュアルダイナミックスピーカーと言う仕組みから、「極度のドンシャリ」をイメージしがちですが、実はどうして低音域から高音域まで実は繊細な音を出してくれます。何時まで聴いていても疲れず心地よい音を提供してくれます。願わくばもう少しエージングを重ね中音域の見通しアップと低音の容量アップが出来れば大満足です。
実売8000円クラスでこの音であれば十分にコストパフォーマンスは高いと感じました。
「日常的にスマホやパソコンで気軽に良い音を聴きたい」そんな使い方にはDUOZA(デュオザ)ZH-DWX10はマッチするのではないでしょうか?1万円以下でイヤホンを検討するなら選択肢の一つとして有力だと思いました。

エージング48時間を超えたあたりから、低音は相変わらず強くないですが、中音域の音の抜けと音のコモリが取れた様な気がします。高音域はBA型の様に繊細な音ではありませんが、十分に心地よく気持ちのいい音になりました。