2021年7月24日土曜日

SpinFit(スピンフィット)イヤーピースCP100+を購入!医療用シリコンを採用し、耳が痒くならない。レビュー評価します。

 

SpinFit(スピンフィット)CP100+

有線イヤホンにSpinFit(スピンフィット)
SpinFit スピンフィット CP100+

イヤーピースに関しては永く低音域を重視しコンプライの製品を愛用しています。音楽を聴くのは大抵休みの日です。しかし、最近ワイヤレスイヤホン(Pixel Buds/WF-1000XM4)を購入したことで、インイヤー型イヤホンを付ける頻度が本当に高くなって来ました。今は7月、季節柄、汗もかくことも影響しているのだとは思うのですが、思いのほか耳の穴が痒いのです。また、ニュースなどを見ているとイヤホンのイヤーピースによる炎症や外耳炎になる人が増えているとの事。。
そう言ったこともあり今回一大決心をしました。「私はコンプライを卒業します!(涙」 という事で色々検討した結果SpinFit(スピンフィット)CP100+を使うことにしました。痒みが抑えられ、音はどう変化するのか?レビュー・評価をしてみたいと思います。

手持ちのイヤホン Comply(コンプライ)

RHA T20 Wireless Tsx-400    [ノズル直径4㎜]
RHA CL2 Planar Tsx-400    [ノズル直径4㎜]
FiiO FH7         Tsx-400    [ノズル直径4㎜]
JVC HA-FW1500   Tsx-400    [ノズル直径4㎜]
AKG N5005 Tsx-500    [ノズル直径5㎜]
AKG N30         Tsx-500    [ノズル直径5㎜]
AKG N40         Tsx-500    [ノズル直径5㎜]

コンプライの型番はノズルの直径を表しています。AKG以外は4㎜程度と考えられます。CP100+はノズル直径4.5㎜~5㎜が対応となっているようです。「CP100+だけで全てのイヤホンを網羅できるのか?」冒険ではありましたが、買ってみました。使えなかったら困るので取りあえずLサイズを一つ買いました。

SpinFit スピンフィット CP100+ 有線イヤホン向けイヤーピース 医療用シリコンを採用 (ノズルアダプター付1ペア / Lサイズ2ペア)

【素材】医療安全性規格ISO10993を取得した医療用グレードのシリコンが採用されています。長時間つけていても痛みやかゆみが生じにくく、かなり快適です。
【音質】澄みのある高音が特徴的、細かい音を聴き取りやすいです。また、楽器の表現力更に高くなって、最後の音の響きや残響がよく聞こえます。
【装着】イヤホン本体をしっかりと支えて、耳にぴったりフィットするのでイヤホンが外れる心配がないです。
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください。(CP100+


■装着
まずは、手持ちのイヤホンに合うかどうかテストします。代表でAKG・
RHA・JVCを試してみました。これらが入れば、後は全部OKなはずです。

AKG N5005

RHA CL2 Planar

JVC HA-FW1500

形状はいたって普通です。硬すぎず柔らかすぎない、厚みもそんなに肉厚ではありません。コンプライに慣れているので、「こんなにペラペラで大丈夫かな?」と心配になります。あと、指がパサパサで申し訳ありません。



装着は傘を逆さにして押し込みます。



さて、RHAとJVCは少しきつかったですが、きちんと入りました。AKGは流石に少しノズルが太かったですが、入りました。いずれも抜けることも無くシッカリと装着出来ました。手持ちのイヤホンは全て問題ないと思います。今までイヤーピースは黒色で鳴れていたので半透明なイヤーピースは少し戸惑います。







■遮音性はどうか(JVC HA-FW1500で評価)
スタバで音楽を聴きながらこのブログを書いています。外の音は程よく抑えられています。傘がきちんと密閉してくれているようです。遮音性は非常に高く音楽に集中できます。ただ、遮音性はコンプライの方が高いです。





■耳の”かゆみは”どうか(JVC HA-FW1500で評価)
装着を初めてまだ数日ですが、コンプライとは全然違います。耳の中に装着する時や音楽を視聴中も圧迫を感じず、肌に触れた感覚も優しく感じます。間違いなく”かゆみ”は軽減されていると思います。



■サイズ感はどうか(JVC HA-FW1500で評価)
今回一発勝負で(L)を選びました。これが大正解!シッカリとした密閉感があります。長時間利用しても耳の中は痛くなりません。コンプライの場合長時間利用後にイヤホンを外すと、気のせいかもしれませんが「耳の穴が大きくなった?」と感じることがあります。これは耳の中で膨らんで耳の壁面に圧を与えているからだと思います。CP100+ではそういった感覚はありません。



■音質はどうか(JVC HA-FW1500で評価)
音場:少し広がりました。各楽器の位置もシッカリつかめます
音圧:しっかりとした音圧があります。ボリューム調整は慎重に!
重低音:多少控えめですが、独特の重低音が出ます。
低音:とてもキレがある低音が出ます。
中音:重低音に埋もれず、見通しの良い中音域です。
高音:Woodドライバーでありながら透き通るような高音を出します。
超高音:重低音に埋もれることなく美しい超高音が出ます。
打楽器:切れがいいです。
ボーカル:ボーカルは中央に位置しシッカリと聴き取れます。

正直、このイヤーピースでFW-1500の売りの重低音を、ここまでシッカリと出せるとは思いませんでした。特筆すべきは「音の抜け感」と「切れの良さ」です。FW-1500はウオーム感に溢れる音質が基本ですが、そこに
「音の抜け感」と「切れの良さ」が加わり、トータル的にとても美しい音質になります。


■コンプライと比べるとどうか(JVC HA-FW1500で評価)

(コンプライのメリット)
遮音性が高く、重低音は文句なしに良く出ます。高音域は気持ちマイルド。

(コンプライのデメリット)
耐久性が意外となくコストが悪いです。弾力を失いスポンジ化すると低音の出が悪くなり音質がぼやけます。更に劣化が進むとウレタンがボロボロと崩れる場合もあります。また、耳が痒くなりやすいです。価格が高い。

特に重低音を欲しがるならコンプライに軍配が上がるでしょう。しかし、トータルバランスで考えるとCP100+の勝利となります。程よい遮音性、解像度の高く、切れも良く、透明化があり、低音・
重低音もシッカリあり、中音域~高音域も綺麗です。



■音質アップ!密閉の秘密
SpinFit イヤーピースCP100+は耳の中で高い密生空間をつくりだします。イヤホンノズルから出た音は高い密閉空間の中、音漏れを防ぎ、音をシッカリと鼓膜へ届けます。その秘密はヘッド部分にあります。人の耳の穴は千違万別、CP100+はヘッドが柔軟に動く構造になっており、的確に密閉空間を作り出します。
この部分が全方位柔軟に動きます。


40°くらい傾くようです。


この柔軟な動きが耳の中で高い密閉空間を作り遮音性を高め音質をアップします。




■掃除をする
あまり水分を与えると良くないと聞くウレタン素材のコンプライ、ウエットティッシュで拭くにはとても気を使います。しかし、シリコン素材のCP100+は掃除もラクチンです。基本的には使い終わったら掃除します。

①毛先の柔らかいブラシでホコリを飛ばします。


②ノンアルコールのウエットティッシュで優しくイヤーピース&本体を拭きます。


③傘の裏側もシッカリ拭きます。

④ケーブルも拭きます。しばらく乾かしてからドライのクロスで軽く磨きます。以上で掃除は終わりです。







★★愛用のイヤホン全てにSpinFit CP100+を装着★★
愛用のイヤホン全部をコンプライからCP100+に変更しました。
RHA T20 WirelessRHA CL2 PlanarFiiO FH7JVC HA-FW1500AKG N5005AKG N30AKG N40 軽く評価してみます。
プレイヤーもいつものメンバーです



■RHA T20 Wirelessに装着
グッとくる音圧と深い重低音域と煌めく超高音域が美しいT20ですが、コンプライ時は更に低音域が強くなっていました。CP100+に変更すると重低音・低音域はタイトになりましたが、結果今まで気が付かなかった中音域が良く聴こえます。CP100+に変更することにより全体的に更に見通しのよい音場になりました。相性は良いです。しかし、このイヤホンは本当に良い音だ!






■RHA CL2 Planarに装着
元々CL2は平面ドライバーの為、重低音~超高音域までフラットに立ち上がります。今まではコンプライで低音域を膨らませ、リケーブルで更に低音域と高音域を持ち上げるチューニングにしていました。結果少し立体的な音場になっていました。今回、CP100+にすることにより低音域がタイトになった関係もあり少し音場がフラットになった気もします。ただ、全体的に音質の変化はそうありません。






■Fiio FH7に装着
暴力的な重低音~高音域と音場の広さと音圧の高さが売りのFH7ですが、CP100+にすると意外なことに少し大人しくなりました。しかし、全体的に音質の変化はそうありません。このイヤホンは本体自体の個性が強くオプションパーツの影響をあまり受けないように感じます。






■JVC HA-FW1500に装着
ウオーム感あふれる音質でwoodドライバーらしい深い重低音が売りのFW1500。コンプライ時はその重低音が低音域~中音域まで広がり結果中音域が少し見通しが悪くなっていました。CP100+にすると、重低音は迫力を落とさずに引き締まり低音・中音域も埋もれず表現されています。解像度が一段高くなった感じです。超高音も美しく全体的にクリアな音質になりました。コンプライからの変化の割合が一番大きかったです。また、音場も少し広がりました。どのイヤホンよりも深く味のある重低音を出すニッパー犬に再びハートを掴まれました。




■AKG N5005に装着
引き締まった重低音~煌めく超高音域まで抜け良くサラリとなります。コンプライに比べると低音域が落ちるかと思いましたが全然落ちていません。大きな変化はないと感じました。




■AKG N30に装着
帯域が少し狭く、中音域~高音域が得意です。シッカリとした音圧があるのでボリュームはとり易いです。コンプライ装着時は低音・中音域が膨らみどちらかと言うと高音域が埋もれ全体的に少しコモッタ音になっていました。CP100+に変えるとスッと霧が晴れたように低音域~高音域まで音が出ます。相性はいいです。




■AKG N40に装着
N30とは逆で、重低音域と超高音域が軸になっています。重低音・低音域はダイナミックドライバーが、中音域~超高音域はBAドライバーが受け持つため、独特な美しさを放ちます。その魅力はコンプライからCP100+に変えても変わりません。むしろ重低音が少しタイトになった分、低音域のキレが良くなりました。超高音域は更にキラキラしてます。相性は非常にいいです。ただ随分と年数が経っているので、最近少し低音域が緩んで来た気もします。






完全ワイヤレスイヤホンにもSpinFit(スピンフィット)

SpinFit スピンフィット CP360 完全ワイヤレスイヤホン向けイヤーピース 医療用シリコンを採用 (XL/Lサイズ各1ペア)

耳の中に回してねじ込んだりして固定するために?比較的ノズルの短い完全ワイヤレスイヤホン用「SpinFit スピンフィット CP360(XL/Lサイズ各1ペア)」です。スピンフィットの虜の私としては漏れなく完全ワイヤレスイヤホンもSpinFit にします。



■SONY WF-1000XM4に装着
Lサイズを装着しました。耳から落ちることもなく、着け心地は純正のイヤーピースとそんなに変わりません。肝心の音質ですが、純正イヤーピース時も音質が良いですが、CP360装着時もなかなかのものです。
音場が気持ち広がります。音圧は純正イヤーピースの方が気持ち上です。低音もシッカリ出ており高音域も綺麗です。全体的に純正よりも少し切れが良く音質がクリアに感じます。結論としては純正イヤーピースより音が悪くなったとは感じません。もちろんケースにもそのまま入ります。微妙な音質の違いはありますが、好みの問題だと思います。私はどちらも好きです。あと、耳の痒みが軽減されることを考えると、常用は断然CP360となります。








AVIOT TE-BD21j-ltdに装着
実は、TE-BD21j-ltdはハイブリッド型イヤホンでノズル部にBA型のドライバーが2個いるので太く残念ながら「CP360」が入りませんでした(汗 なので「CP100+」の汎用タイプ(Lサイズ)を取り付ける事にしました。それでもキツクやっとの思いで入れました。
ドッシリとした低音から透けるような美しい高音域まで表現してくれます。ベストマッチです。首を振り回してもイヤホンが落ちることはありません。




Anker Soundcore Liberty 3 Proに装着
Soundcore Liberty 3 Proもハイブリッド型のイヤホンですが、ノズル部にBA型のドライバーが1個のタイプです。「CP360」の(Lサイズ)を取り付ける事にしました。音圧も高く低音から切れのある高音域まで表現します。相性は良いです。もちろん首を振り回してもイヤホンが落ちることはありません。





SENNHEISER CX Plus True Wirelessに装着
テレビ視聴用に用意した完全ワイヤレスイヤホンです。CP360のLサイズを装着しました。密閉度も上がりドラマの小さな話し声も逃しません。もちろんYouTubeも良い音で快適に聴くことができます。








【総括】
特に驚いたのがJVC HA-FW1500の変化です。コンプライ時は重低音は凄いのですが、高音域がウレタンに吸収される為か?中高音域の見通しが良くありません。また、最近コンプライの性能が劣化していた為か音がコモッタ感じになっていました。CP100+に変更してから、重低音は多少タイト(締りのある)になりました。全体的に切れが良く中高音域~超高音域までが非常にレスポンスよく見通しが良くなりました。音場も少し広がった感じです。久々にJVC HA-FW1500の濃厚で繊細な美しい音を聴いた気がします。

圧倒的な重低音と遮音性はコンプライに軍配が上がります。しかし、重低音~超高音域までのトータル的な美しさ、音のクリア感や自然な切れ味はCP100+に軍配が上がります。また、CP100+の耐久性(特に首振りの部分)についてはまだ分かりませんが、コンプライよりは良いと思っています。音質も良く、痒みもなく、価格も比較的リーズナブル、これで耐久性も高ければ、かなりのコストパフォーマンスの高さという事になります。

また、CP360に関しても完全ワイヤレスイヤホンの装着感・密着度・音質をアップグレードしてくれます。完全ワイヤレスイヤホンはイヤーチップで本体をある程度支える必要もあると思います。CP360は十分にその性能も発揮できているように思います。音質UP!装着感UP!耳かゆDown!まさに「360度死角なし」と言った感じです。

イヤホンを利用した後イヤーピースをウエットティッシュで拭きやすく衛生的です。耳の健康と良い音を望まれる方は、検討の一つに入れてみては如何でしょうか?ただ、サイズ選びは重要だと思います。私は一発勝負の(L)でOKでしたが、サイズが合わないと音質に影響してくるかもしれません。


最後に、少しのデメリットをご紹介します。
密閉度が高いためか、素材によるところか分かりませんが、かなりの確率でイヤホンを耳から抜く時にイヤーピースの傘がひっくり返ります。(笑





※内容はあくまでも個人的な考えですのでご了承ください。
 参考程度にお読みいただければ幸いです。