2024年4月23日火曜日

私がディスプレイ16インチ解像度WUXGA液晶 (1920 x 1200)のThinkPad T16 Gen 2 AMDを購入した三つの理由

 

ThinkPad T16 Gen 2 AMD

【初めに】

現在、私は「Adbe PhotoshopCC(2024)」を、マウスコンピュータの「DAIV Z4(i7+RTX 3050)」と「DAIV Z6(i9+RTX 4070)」で使用しています。
高い解像度は美しくキメ細かで、スピードも速く生成AIも堪能しています。
Photoshop以外の部分は、古いデスクトップで永年ライセンス最終版のCS6を使用しています。しかし、このデスクトップが壊れたのです。なので、今回既にノートパソコンが2台もあるのに、更に「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」を買い増ししてしまいました。


(理由①)兎にも角にも、アドビCS6を使い続ける為

CCでCS6と同等のパッケージをサブスプリクションで購入する場合約月額7千円越え、更に今後もAdobe様の怒涛の値上げは続くでしょう。確かに生成AI機能など優れた技術が搭載されており、常に最新のアップデートが約束されているのですが・・・。いかんせん価格が高い!CCの場合年間約84,000円となります。私の現在のスタンスでは、使わない機能があったり、使わない日もあったりします。それを考えるとどうしても前に進めません。下手をすると毎年ノートパソコンが買える金額なんですよね(笑!


(理由②)老眼に優しいディスプレイサイズと解像度

CS6を使い続けようとすると絶望的に大きな問題が存在します。現在私の所有するパソコンはどれも4K対応(Windows11)のパソコンです。CCは高い解像度を持つディスプレイパネルとWindows11に完全対応しており常に最適な視野を約束してくれます。しかし、CS6はどうにもこの部分がまずいのです。Windows10/11で解像度をどんなに下げてもディスプレイパネルの解像度性能に準じてしまいます。なので、4kパネルとかになると、もう全ての表示が「つまようじの先端」くらいの大きさになります。解像度が高く性能が良すぎるパネルのWindows11の制御にCS6は対応していないのです。若く視力もよく老眼もない方には問題ないかもしれませんが、老眼の私にはこの画面はホコリにしか見えず、操作をすることは間違いなくできません。

そこで、サブスプリクションのCCを2年ほど契約すると20万近くなること考えると、WUXGA液晶 (1920 x 1200)のパソコンを買い足ししたほうが安く上がると考えました。さらに、この解像度サイズは近年減ってきており希少でもあります。


(理由③)初めてのRyzen

大昔AMDのマシンを使ったことがあるのですが、あまりも遅くてとてもイメージ悪かったので現在では基本インテルCPUのパソコンを使用しています。ただ近年のAMD Ryzenの評判は良くどうしても使ってみたかったのです。

この三つが今回「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」を購入した大きな理由です。

(上)DAIV Z6
   サイズ:353.7×245.3×18.5 mm 1.60kg
(下)ThinkPad T16 Gen 2 AMD
   サイズ:361.9×255.5×20.5 mm 1.71 kg
実際持ってみるとThinkPad T16 Gen 2 AMDが重く感じます

(上)DAIV Z4
   サイズ:308.8×213×16.8mm ‎1.32 kg
(下)ThinkPad T16 Gen 2 AMD
   サイズ:361.9×255.5×20.5 mm 1.71 kg
DAIV Z6 と ThinkPad T16 Gen 2 AMD
ThinkPadは180度広がります。

ThinkPad T16 Gen 2 AMD と DAIV Z6
 
DAIV Z6

ThinkPad T16 Gen 2 AMD

「DAIV Z6」も「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」も、英数カナJISキーと10キーが搭載されたキーボードです。個人的な感想ですが、入力に関しては「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」の方がリターンキーが大きく全体的に少しゆとりがあります。「DAIV Z6」のタッチパッドは少し大きすぎる気がします。ON/OFFが出来るので便利ですがデザイン的にどうかなと思います。全体的な操作感は「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」に軍配が上がります。


Amazonレノボストア

【仕様】

商品名:ThinkPad T16 Gen 2 AMD

型番:21K7CTO1WW
価格:¥199,496-(2024/4)

・プロセッサー:AMD Ryzen™ 7 PRO 7840U(CPUコア数:8、スレッド数:16)
  (3.30 GHz、最大5.10 GHz、L2キャッシュ合計:8MB、L3キャッシュ合計:16MB)
 (AMD Configurable TDP[cTDP]15-30W、TSMC 4nm FinFET)
・初期導入OS:indows 11 Home 64bit
・導入OS言語:Windows 11 Home 64bit - 日本語版
・Microsoft:ソフトウェア  なし
・オンボードメモリー :32 GB LPDDR5X-6400MHz (オンボード) selected upgrade
・1stストレージ:512 GB SSD M.2 2280
   PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応
・ディスプレイ:16" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応,
 100%sRGB, 400 nit, 60Hz, 省電力, ブルーライト軽減パネル
・グラフィックカード:内蔵
 (Radeon780M、GPUコア数:12、グラフィックス周波数:2700MHz)
・内蔵カメラ:500万画素カメラ、IRカメラ、マイク
・本体カラー:サンダーブラック
・無線LANアダプター:Wi-Fi 6E対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2x2
  & Bluetooth® (Qualcomm NFA725A)、WWAN  なし
・1st イーサネット:有線イーサネット
・NFC:なし
・指紋センサー:指紋センサー
・ポインティングディバイス:クリックパッド
・キーボード:バックライト、ブラック、数値キーパッド付 - 日本語
・ビデオ変換アダプター:なし
・ビデオ変換アダプター2:なし
・イーサネットアダプター:なし
・カード・スロット:なし
・TPMセッティング:TPMあり (TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載)
・BIOS:Absolute BIOS Absolute有効
・バッテリー:4 セル リチウムイオンバッテリー 52.5 Wh
・電源アダプター:65W ACアダプター (2ピン) USB Type-C
・急速充電:急速充電
・プライバシーフィルター:なし
・付属品言語:韓国語/日本語/英語
・標準保証:1 年間 引き取り修理

(別購入)
・商品名:3年間 プレミア サポート+翌日営業日オンサイト
 (商品型番:5WS0T36154)


【NVMeストレージの交換】

購入後しばらくして、運用上、Cドライブ(512GB)&Dドライブ(512GB)のストレージ構成が必要になった為「512 GB SSD(PCIe-NVMe Gen4 M.2 2280)」を1TBに交換しました。交換にあたり、工具等を購入真した。

Amazon特殊ドライバー 30 in 1多機能精密工具ドライバーセット 8種 
高硬度合金鋼CRV素材 ps4 hdd分解工具 家電修理 磁石付き ヘッド 交換DIY iPhone Nintendo Switch Macパソコン時計 プラス マイナ ストルクスドライバー 星型Y型U型三角六角 収納ケース付き メーカー保証1年間

Amazon分解 マルチ・20本組(スマホ、ノートPC等の開腹用ツール 

スマホ/Mac/携帯/switch/PS4修理キット,アイフォン6/7p/8/se/Xr/11掃除,コントローラー/ノートパソコン pc 分解 ヘラ/吸盤/スパッジャー/ケースオープナー付きfor iPad/iPhone 分解ツール,バッテリー/画面交換 工具


⓪事前準備(内蔵バッテリーの無効化)
まず、ACアダプターを外します。次にバッテリーの無効化を行います。
この作業によりバッテリからの電気の供給を止めます。以前だったらバッテリを一度外してから行う作業を行うところですが、今は切り離しが設定だけで可能となります。ちゃんとこれをやっておかないとMVMeが破壊される可能があります。レノボの保守動画を参考にしてください。


①底の蓋を開ける(赤丸の部分のねじを全部外します)

ねじは外しても底蓋から落ちませんので無くす心配はありません。芸が細かいです。


②底の蓋を開ける(ヘラで蓋を開ける

まず、オレンジのヘラを使って蓋を浮かせます。片方のヒンジの部分から蓋の隙間にヘラを当てて、てこの原理で優しくヘラを押すと「ぱかっ」と空きます。反対側も同じようにヘラで蓋を浮かせます。


蓋が浮いたら、再度にピックを差し込み、ねじる様にして蓋と本体をつないでいる爪を外してゆきます。爪がすべて外れたら蓋を優しく取ります。

③NVMeを交換する(純正のMVMeを取り外す

まず、驚いたのは銅の放熱プレートが付いており、熱対策がしっかりされています。このプレートはそのまま使います。まずドライバーでねじを外しプレートを取ります。

プレートを外すとMVMeが見えます。少し引っ付いているのでヘラで軽く浮かせ、指でつまんで抜きます。

③NVMeのクローンを作る(純正512GB→Crucialの1TB

AmazonCrucial(クルーシャル) P3plus 1TB
Crucial(クルーシャル) P3plus 1TB 3D NAND NVMe PCIe4.0 M.2 SSD 最大5000MB/秒 CT1000P3PSSSD8JP メーカー5年保証 国内正規代理店品[2280]


AmazonSSD M.2 NVMe クローン スタンド
SSD M.2 NVMe クローン スタンド USB 3.2 Gen 2 10Gbps クローン機能付 PCIe NVMe M.2 SSD二枚対応 M-Key/B&M-Key PCIe 2230/2242/2260/2280 SSD対応 ダブルベイNVME ハードドライブ エンクロージャー コピー オフラインクローン [8TB サポート]

取り合ずした「純正の512GB(NVMe)」を「Crucialの1TB(NVMe)」に丸ごとコピーします。クローン作製にはPCを使用しません。ボタンを押すだけの簡単操作です。

④NVMeを交換する(Crucial 1TB(NVMe)を取り付け

Crucial 1TB(NVMe)を取り合ずした時の逆に装着してゆきます。純正の銅プレートも問題なく装着できました。

※ThinkPad T16 Gen 2 AMDの色々な保守のやり方がメーカーページに動画で出ています
参考にしてください。交換できるということは長く使えるということです。良いことです。


【総括】

現在、色々なアプリケーションで利用していますが、レスポンス的にもまったく不満もなく動作しています。この16インチという画面サイズ感は私にはベストとも思われます。昔の遅いAMDのイメージは全くありません。サブ機としてAdobeCS6の為だけに購入したといっても過言ではない「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」ですが、普通にメインマシンとして利用できる実用性があります。レノボになったとは言えやっぱりThinkPadは良いですね。

2024年4月14日日曜日

Bose Ultra Open Earbuds(ボーズ ウルトラ オープン イヤーバッズ)はカナル型イヤホンとは全く次元の違う世界観だった。簡単にレビュー評価してみました。

 

Bose Ultra Open Earbuds
(ボーズ ウルトラ オープン イヤーバッズ)

【はじめに】

Bose Ultra Open Earbudsは、耳の中に入らないオープンタイプの<カフス型イヤホン>です。以前<カフス型イヤホン>を買いましたが「密閉タイプの<カナル型イヤホン>の様に真剣に音楽を聴くものではない」と言うのが正直な感想でした。なので、正直買う気はなかったのですが、色々Bose Ultra Open Earbudsの資料を調べているうちに、知らない間に購入してしましました(笑

※イヤホンのタイプ
・カナル型(密閉):イヤーチップなどを装着し耳栓のようにノズル部分を耳の中に入れるタイプで外部との遮断率が高い。各ドライバーの性能がはっきりと分かる。
・インナーイヤー型(カナルとオープンの中間):イヤーチップを持たず耳の窪みに引っ掛けるパターン。開放的な音だが音漏れが多く個人的にはBGM的な使い方になると思う。
・オープン型(開放):インナーイヤーよりも更に外に位置するタイプが多い。ただ、近年音質向上と音漏れを防ぐ、ハード的ソフト的制御を搭載しどんどん進化している。カフス型のように耳に挟むタイプと耳の上にかぶせるようなタイプが多い。


【Bose Ultra Open Earbudsnpのポイント

外の世界にも耳を澄ませる: 豊かな空間オーディオを楽しみながら、周囲との繋がりも保つリスニング体験。オープンイヤーデザインのワイヤレスイヤホンは、「周りとの繋がりも大切にしている」というメッセージを発信する一方で、OpenAudioテクノロジーが高品質のプライベートサウンドを実現します。


・オープンオーディオ技術
Ultra Open Earbudsは、ボーズ独自のオープンオーディオ技術により、高品質なオーディオを提供します。このエンジニアリングにより、強力なトランスデューサーをしっかりと制御された音響構造と組み合わせ、クリアなサウンドをほぼ周囲に漏れないように耳に正確に届けることで、あなただけが音楽のビートを聴き取り、感じることができます。

・Boseイマーシブオーディオ
ボーズ独自のデジタル信号処理ソフトウェアとオンボードのIMU(慣性計測装置)によって駆動されるUltra Open Earbudsは、Bose イマーシブオーディオも搭載。これにより、従来よりも音楽の本来の音に近づけ、まるでイヤーバッドの外で生演奏されているかのように、音響のスイートスポットに座っているかのような臨場感を提供します。「静止」または「移動」の2つのモードを備えています。「静止」モードは、移動していないときに最適なモードで、音がその場に留まるため、座っている時など、音が特定の位置に固定されているかのように感じたい時に適しています。「移動」モードは、音があなたと共に移動するように設定されており、移動中に没入感を保ちたいときに最適なモード

・物理的操作ボタン
耳の後ろに置かれるバレルの上部に使いやすい操作ボタンを備えています。このボタンを使って再生、一時停止、曲送り、音量調整などが簡単に行えます。

・Snapdragon Soundテクノロジーに対応
SBC/AACに加え、最新のaptX Adaptiveコーデックにも対応。オーディオストリーミングにおいて、ロスレスと低遅延機能が提供

・ペアリング
Androidデバイスと簡単にペアリングでき、利便性を向上させるGoogle Fast Pairも提供され、Bluetooth 5.3に対応(現在マルチポイントには非対応)

・IPX4環境規格準拠の防滴仕様
IPX4を備え、湿気やゴミはアコースティックメッシュがシャットアウト。快適に極上のリスニング体験を途切れることなくお楽しみいただけます。

・装着感
心地よく、しっかりフィット: Bose Ultra Open Earbudsのジョイント部分は柔軟かつ超軽量設計。この快適なイヤホンを耳にさっとかけるだけで、周りとの繋がりを保ちながら音楽も楽しむことができます。



【購入】

Bose Ultra Open Earbudsのカラーには「黒」と「白」があります。
今回はこのライトグレーっぽい「‎ホワイトスモーク」にしました。お洒落です。

AmazonBose Ultra Open Earbuds
Bose Ultra Open Earbuds 完全ワイヤレス オープンイヤー イヤホン 空間オーディオ Bluetooth接続 マイク付 最大7.5時間再生 防滴 ホワイトスモーク


(仕様)

■Bose Ultra Open Earbuds
・商品モデル番号 ‎881046-0020
・カラー ‎ホワイトスモーク

・素材
 イヤホン : ソフトで柔軟なシリコン、プラスチック、
 メタリック仕上げ、ゴールドメッキ、防滴仕様(IPX4)
 ケース : 硬質プラスチック

・バッテリー
 バッテリー持続時間 : 最長7.5時間
 イヤホンの充電時間:最長1時間
 充電ケースの充電時間 : 最長3時間
 クイック充電時間 : 10分の充電で2時間使用可能
 バッテリー充電方法 : USB-C
 バッテリータイプ (イヤホン) : リチウムイオン
 バッテリータイプ (ケース) : リチウムイオン

・マイク内蔵
 4つ(左右に2つずつ)

・Bluetooth:バージョン5.3(最長9.1m

・同梱物
 2 x Bose Ultra Open Earbuds
 充電ケース
 USB-C® (A → C) ケーブル (30 cm)
 クイックスタートガイド
 セーフティシート
 外形寸法 / 本体質量
 イヤホン:1.9 cm (H) x 1.7 cm (W) x 2.7 cm (D)
 充電ケース:4.2 cm (H) x 6.5 cm (W) x 2.6 cm (D)
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください


【開封】

ケースはコンパクトです。高級感はないです。ホワイトスモークは思った通りの落ち着いた白です。これなら汚れも目立たず。耳につけても馴染みがよく浮いたりしないと思います。

10秒程度長押しするとリセットします。
2秒ほど押すとペアリングモード、簡単に色々なデバイスに接続できます。

隣にティッシュペーパーを並べました
ホワイトスモークの雰囲気が分かるでしょうか?
おお~!これはカッコいい!


少し浮いてます。カッコいい!

給電の接点、ケースに軽く戻すと磁石でパチッとケースに戻ります。
「スパッ!カチッ!」とケースに戻る時の感覚に少し萌えます。(笑

ケースのブルーの保護シートが中々剝がれなかった。
Boseのロゴは控えめ。装着した時には言えない部分です。
個人的にはこの演出は好きです。

柔らかく程よい弾力と戻る力があります。
これにより優しく耳を挟むようです。
耐久性はどうか少し心配です。何年か後に
切れたり挟む力が弱って耳から落ちたりしないでしょうか?

操作するための物理ボタンです。
静電タッチのように誤動作することもなく使いやすいです。

横長のスリット(装着すると上に向きます)
外部の音を収集解析し逆位相の音で音漏れを防ぐようです。
ノイズキャンセリングの逆パターンでしょうか?さすがボーズです

短く少し大きめのスリット(装着すると耳の穴の方向に向きます)
耳の穴の入り口の下部に音を流し込むような形状になっている感じです。

装着してみました。思っていた通り比較的自然に収まります
マスク、眼鏡をかけても全く干渉なし
ただ、眼鏡をはずす時は要注意です。普通に外すと引っかかって「ポーン」と飛んでゆきます。外で飛んでしまうとなくなる可能性大です。私の場合は、まず、ゴムを上下に広げ、下側から後ろに引っ張り、気を付けながらマスクを外すとうまくいきます。しかし注意が必要です。




【聴いてみる】

評価に使う楽曲

評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLAC又はAACです。


プレイヤー

いつもの「Neutron Music Player」を使用します。
設定等が複雑ですが、機能が多く音質が良いです。WindowosPC版も存在しており、私の手持ちの全ての端末で統一できます。

ノーマライゼーション(OFF)
イコライザー(OFF)に設定




接続プレイヤー(スマートフォン)について

Bose Ultra Open Earbudsの対応コーデックは「SBC/AAC/aptX Adaptive」となっています。まずはメインスマホの「Google Pixel 8 Pro」に接続してみました。AptX HDで接続すると思いきやAAC接続になりました。これは興味深いです。aptX AdaptiveはAptX HDを含んでいないということでしょうか?「motorola razr 40 ULTRA」に接続すると普通にaptX Adaptiveで接続しました。マルチポイントを持たないので、パソコンやBluetoothトングルなど5機種くらいにペアリングしました。残念なのはAmazon様のFire TV Stick 4K Maxには接続できませんでした。
音は「Google Pixel 8 Pro」と「motorola razr 40 ULTRA」であまり変わらなかったので、音質チェックは「Google Pixel 8 Pro」で行います。


聴いてみる(AAC)

もともと耳を塞がないオープン型(カフス型)は「外の音を聞くことや電話をする事がメインで、音楽を聴くことは二の次、又はオマケ」という発想から生まれているように感じていました。なので私が買った歴代のカフス型は音質は酷いもので大変に残念に思っていました。何個買ってもすぐに使わなくなる、そういう中で今回Bose Ultra Open Earbudsの期待を込めてのファーストインプレッションです。

「なんだ?・・これは?・・普通に音楽として聴くことができるじゃないか!」確かに「ボーズだから凄い低音が出る」と過度の期待を持ってはいけませんが、他のカフス型の低音と比べると雲泥の差です。しっかりと低音と認識できるのです。同じように中音も高音もちゃんとしてます。確かにカナル型とまではいきませんが、まともに音楽を聴けるのには驚きました。しかし、驚くのはここからです。

音場というか音の空間にビックリです。耳の左右から前方にかけて頭を包み込むように音場が存在します。これはソフト的に行っているのでしょうが非常に自然です。
更にすごいのは音は私の前方に位置しています。首を左右に振ると若干のずれを起こしながら前方に音が移動します。空を見上げると空から音がなっています。
更に更に、モードを変更すると目の前に位置した音場が固定されます。たとえは首を右に90度動かすと音の中心は左90度に残ったままです。つまりライブ会場の右端にいる感覚です。次に体ごと180回転すると想像通り音は真後ろから聴こえるのです。もうこれはミステリーです。

中音域
ボーカルのシッカリとした存在感です。全く不満は無いです。驚くのは外の会話を聞き取れるくらいにボリュームを絞っても、しっかりとボーカルが聞き取れる事です。

低音域
重低音こそ出ませんが下手なカナル型イヤホンよりお出ています。チープな感じは無いです。静かな場所でボリュームを上げると、ジャズやEDMもいい感じの低音が出ます。

高音域
こちらもリスニングイヤホンとして普通に使える高音域が出ます。下手な安物のカナル型よりいいかも。

音圧
開放型なので音圧はあまり感じません。

解像度
オープン型にしてはしっかりと解像度の高さを感じます。aptX Adaptiveに対応しています。しかし、これは解像度を上げハイレゾを出すというよりも音の遅延に考慮したものではないでしょうか?私はテレビにaptX Adaptive対応のBluetoothトングルをつけていますがBose Ultra Open Earbudsを接続したときに声などの遅延をほとんど感じません

音場
これは凄いです。体験していただかないと伝わらないかもです。


気になるところ
やっぱりマスクはとしては。外出時に気を使います。たぶんお家用になるかな!。

あと、ペアリングですが、ペアリング済みのデバイスで一番最後に起動したデバイスにペアリングします。例えばスマホで音楽を聴いていて、ペアリング済みのPCを起動すると、スマホとコネクションが切れ、PCとペアリングしてしまいます。「えッ?」となります。

解決策としては、スマホでもう一度Bose Ultra Open Earbudsを選択してペアリングを取り戻します。実はスマホと接続しているときにアプリケーションが使えるようになるのですが、その中で面白い操作ができました。メニューの中に「ソース」を選択できるページがあります。

接続したいデバイスを選ぶと、そのまま接続できます。これが意外と便利です。






【総括】

個人的な使い方ベスト2!
①映画を見るときに使う・・夜中でも迫力のある音で没頭感に浸れます。更に突然のAmazon様のピンポンにも気づくことができます。

②外を散歩するときに使う・・自然の中で、鳥のさえずりといい音楽が融合、しかも安全。


現在「『ゴジラ-1.0』 豪華版 4K Ultra HD Blu-ray (-Cも同梱)」を頼んでますが、Bose Ultra Open Earbudsを装着して鑑賞しようと思います。今から興奮してます。
Bose Ultra Open Earbudsは非常に高価ですが、使い方によっては安い買い物と思いました。そういった使い方に興味のある方は是非検討してはいかがでしょうか。

その昔、小さな筐体から10倍大きな筐体のJBL並みの重低音を出すスピーカを出した時には驚きました。その後のノイズキャンセリングの性能しかり、Bose の技術力は神がかってます、やっぱり凄いです。