ThinkPad T16 Gen 2 AMD |
【初めに】
高い解像度は美しくキメ細かで、スピードも速く生成AIも堪能しています。
(理由①)兎にも角にも、アドビCS6を使い続ける為
CCでCS6と同等のパッケージをサブスプリクションで購入する場合約月額7千円越え、更に今後もAdobe様の怒涛の値上げは続くでしょう。確かに生成AI機能など優れた技術が搭載されており、常に最新のアップデートが約束されているのですが・・・。いかんせん価格が高い!CCの場合年間約84,000円となります。私の現在のスタンスでは、使わない機能があったり、使わない日もあったりします。それを考えるとどうしても前に進めません。下手をすると毎年ノートパソコンが買える金額なんですよね(笑!
(理由②)老眼に優しいディスプレイサイズと解像度
CS6を使い続けようとすると絶望的に大きな問題が存在します。現在私の所有するパソコンはどれも4K対応(Windows11)のパソコンです。CCは高い解像度を持つディスプレイパネルとWindows11に完全対応しており常に最適な視野を約束してくれます。しかし、CS6はどうにもこの部分がまずいのです。Windows10/11で解像度をどんなに下げてもディスプレイパネルの解像度性能に準じてしまいます。なので、4kパネルとかになると、もう全ての表示が「つまようじの先端」くらいの大きさになります。解像度が高く性能が良すぎるパネルのWindows11の制御にCS6は対応していないのです。若く視力もよく老眼もない方には問題ないかもしれませんが、老眼の私にはこの画面はホコリにしか見えず、操作をすることは間違いなくできません。
そこで、サブスプリクションのCCを2年ほど契約すると20万近くなること考えると、WUXGA液晶 (1920 x 1200)のパソコンを買い足ししたほうが安く上がると考えました。さらに、この解像度サイズは近年減ってきており希少でもあります。
(理由③)初めてのRyzen
大昔AMDのマシンを使ったことがあるのですが、あまりも遅くてとてもイメージ悪かったので現在では基本インテルCPUのパソコンを使用しています。ただ近年のAMD Ryzenの評判は良くどうしても使ってみたかったのです。
この三つが今回「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」を購入した大きな理由です。
(上)DAIV Z6 サイズ:353.7×245.3×18.5 mm 1.60kg (下)ThinkPad T16 Gen 2 AMD サイズ:361.9×255.5×20.5 mm 1.71 kg 実際持ってみるとThinkPad T16 Gen 2 AMDが重く感じます |
(上)DAIV Z4 サイズ:308.8×213×16.8mm 1.32 kg (下)ThinkPad T16 Gen 2 AMD サイズ:361.9×255.5×20.5 mm 1.71 kg |
DAIV Z6 と ThinkPad T16 Gen 2 AMD ThinkPadは180度広がります。 |
ThinkPad T16 Gen 2 AMD と DAIV Z6 |
【仕様】
商品名:ThinkPad T16 Gen 2 AMD
型番:21K7CTO1WW
価格:¥199,496-(2024/4)
・プロセッサー:AMD Ryzen™ 7 PRO 7840U(CPUコア数:8、スレッド数:16)
(3.30 GHz、最大5.10 GHz、L2キャッシュ合計:8MB、L3キャッシュ合計:16MB)
(AMD Configurable TDP[cTDP]15-30W、TSMC 4nm FinFET)
・初期導入OS:indows 11 Home 64bit
・導入OS言語:Windows 11 Home 64bit - 日本語版
・Microsoft:ソフトウェア なし
・オンボードメモリー :32 GB LPDDR5X-6400MHz (オンボード) selected upgrade
・1stストレージ:512 GB SSD M.2 2280
PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応
・ディスプレイ:16" WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応,
100%sRGB, 400 nit, 60Hz, 省電力, ブルーライト軽減パネル
・グラフィックカード:内蔵
(Radeon780M、GPUコア数:12、グラフィックス周波数:2700MHz)
・内蔵カメラ:500万画素カメラ、IRカメラ、マイク
・本体カラー:サンダーブラック
・無線LANアダプター:Wi-Fi 6E対応 (IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 2x2
& Bluetooth® (Qualcomm NFA725A)、WWAN なし
・1st イーサネット:有線イーサネット
・NFC:なし
・指紋センサー:指紋センサー
・ポインティングディバイス:クリックパッド
・キーボード:バックライト、ブラック、数値キーパッド付 - 日本語
・ビデオ変換アダプター:なし
・ビデオ変換アダプター2:なし
・イーサネットアダプター:なし
・カード・スロット:なし
・TPMセッティング:TPMあり (TCG V2.0準拠,ハードウェアチップ搭載)
・BIOS:Absolute BIOS Absolute有効
・バッテリー:4 セル リチウムイオンバッテリー 52.5 Wh
・電源アダプター:65W ACアダプター (2ピン) USB Type-C
・急速充電:急速充電
・プライバシーフィルター:なし
・付属品言語:韓国語/日本語/英語
・標準保証:1 年間 引き取り修理
(別購入)
・商品名:3年間 プレミア サポート+翌日営業日オンサイト
(商品型番:5WS0T36154)
【NVMeストレージの交換】
購入後しばらくして、運用上、Cドライブ(512GB)&Dドライブ(512GB)のストレージ構成が必要になった為「512 GB SSD(PCIe-NVMe Gen4 M.2 2280)」を1TBに交換しました。交換にあたり、工具等を購入真した。
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この作業によりバッテリからの電気の供給を止めます。以前だったらバッテリを一度外してから行う作業を行うところですが、今は切り離しが設定だけで可能となります。ちゃんとこれをやっておかないとMVMeが破壊される可能があります。レノボの保守動画を参考にしてください。
①底の蓋を開ける(赤丸〇の部分のねじを全部外します)
ねじは外しても底蓋から落ちませんので無くす心配はありません。芸が細かいです。
②底の蓋を開ける(ヘラで蓋を開ける)
まず、オレンジのヘラを使って蓋を浮かせます。片方のヒンジの部分から蓋の隙間にヘラを当てて、てこの原理で優しくヘラを押すと「ぱかっ」と空きます。反対側も同じようにヘラで蓋を浮かせます。
蓋が浮いたら、再度にピックを差し込み、ねじる様にして蓋と本体をつないでいる爪を外してゆきます。爪がすべて外れたら蓋を優しく取ります。
③NVMeを交換する(純正のMVMeを取り外す)
まず、驚いたのは銅の放熱プレートが付いており、熱対策がしっかりされています。このプレートはそのまま使います。まずドライバーでねじを外しプレートを取ります。
③NVMeのクローンを作る(純正512GB→Crucialの1TB)
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取り合ずした「純正の512GB(NVMe)」を「Crucialの1TB(NVMe)」に丸ごとコピーします。クローン作製にはPCを使用しません。ボタンを押すだけの簡単操作です。
④NVMeを交換する(Crucial 1TB(NVMe)を取り付け)
Crucial 1TB(NVMe)を取り合ずした時の逆に装着してゆきます。純正の銅プレートも問題なく装着できました。
※ThinkPad T16 Gen 2 AMDの色々な保守のやり方がメーカーページに動画で出ています
参考にしてください。交換できるということは長く使えるということです。良いことです。
【総括】
現在、色々なアプリケーションで利用していますが、レスポンス的にもまったく不満もなく動作しています。この16インチという画面サイズ感は私にはベストとも思われます。昔の遅いAMDのイメージは全くありません。サブ機としてAdobeCS6の為だけに購入したといっても過言ではない「ThinkPad T16 Gen 2 AMD」ですが、普通にメインマシンとして利用できる実用性があります。レノボになったとは言えやっぱりThinkPadは良いですね。