SONY Xperia 1 VI (scarlet) |
【はじめに】
近年、私のスマートフォン購入ルーティーンはGoogle Pixelとなっており、現在はPixel8Proまで来ています。本来なら次はPixel9と行きたいところですが、Pixel9のデザインがピンとこず残念ながらまったく触手が動きません。SoCはPixel10の「Tensor G5」が本命とも言われています。なので今回はPixel9をお休みします。よってPixel10が発売になるまではPixel8Proを使い続ける予定です。
・・・のはずでした・・・・。
そう思っていた矢先のある日、SONY Xperia 1 VI(ソニー エクスペリア ワン マークシックス)発売の記事が飛び込んできました。あの独特の縦長ディスプレイが普通になってます。あと、Xperiaの将来に「きな臭い噂」が色々あるようです。「ひょっとしたら、これが最後のXperiaになるかもしれない」と思い、速攻で購入しました。もちろんSIMフリーモデルです。今回はSONYショップで購入しても恩恵が何もないのでAmazon様でポイントをガッツリ使って購入です。しかし、SONYのスマートフォンを買うのは9年ぶり・・本当に久しぶりです。
・2011年8月頃「Sony Ericsson Xperia mini pro」
・2013年10月頃「Xperia Z1 White」
・2015年5月頃「Xperia Z Ultra」
しかも、今回の色はスカーレットです。実は赤系のスマートフォンは2012年12月頃に買った「HTC J butterfly HTL21」から実に11年ぶりとなります。基本あまり赤系に飛びつかないのですが、今回の赤は比較的派手でなく速攻で買いました。基本的に服やバックなどや小物で赤系は持っていません。今回のスカーレットは多分ケバケバ・ギラギラしていないので、服などの「差し色」としても広く使えそうです。衝動的にアマゾンでポッチてしまったので、もちろん実機を見たことも触ったこともありません(笑
【購入】
【仕様】
■品名:Xperia 1 VI
■型番:XQ-EC44 R2JPCX0
■カラー:スカーレット
■Soc:Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform
■RAM/ROM:12GB/512GB(SIMフリーモデル)
■外部メモリ:microSDXC(最大1.5TB)
■OS:Android 14
※発売されたタイミングから起算して最大3回のOSバージョンアップが適用されます。
■ディスプレイ
約6.5インチ(有機EL)、フルHD+(1,080×2,340)
スペクト比19.5:9、HDR、リフレッシュレート最大1~120Hz
■メインカメラ
光学ズーム 7倍・テレマクロモード
(超広角)16mm:有効画素数約1200万画素/F値2.2
(広角)24mm:有効画素数約4800万画素/F値1.9
(広角)48mm:有効画素数約1200万画素/F値1.9
(望遠)85-170mm:有効画素数約1200万画素/F値2.3-3.5
■フロントカメラ 有効画素数約1200万画素/F値2.0
■対応SIM:Nano SIM+eSIM
■5G使用:Sub-6
■対応バンド:(5G)n1/n3/n5/n28/n41/n77/n78/n79
(4G)Band1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/
21/26/28/38/39/40/41/42/66
■無線LAN:Wi-Fi 6E(2024年秋以降アップデートでWi-Fi 7対応予定)
■Bluetooth:Ver 5.4、Snapdragon Sound対応
対応コーデック(LDAC,aptX Adaptive、LE AUDIO)
■オーディオ:フルステージステレオスピーカー
3.5mmオーディオジャック、DSEE Ultimate/360 Reality Audio/
■防水・防塵:IPX6/IPX8、IP6X
■生体認証機能:電源ボタン一体型指紋センサー
■外部ポート:USB Type-C、3.5mmオーディオジャック
■おサイフケータイ:対応
■バッテリー容量:5000mAh(4年後残容量80%)
バッテリー性能:いたわり充電、ワイヤレス充電
■サイズ:約74mm×約162mm×約8.2mm
■重量:約192g
※詳細はホームページをご確認ください
【開封】
ワイヤレスイヤホンのWF-1000XM4やWF-1000XM5と同じくプラスティックを利用しない自然に優しいケースです。ケースに過度な高級感を持たせる必要は無いと思っていますので好感が持てます。中身はいたってシンプル、本体と保証書類のみです。
【保護する】
スマホを買ったら、まず保護フィルムとケースを装着です!
今回は下記3点を装着しました。
★Amazon:ケース レンズ保護 透明 耐衝撃 衝撃吸収 防指紋 エクスペリア1 VI SO-51E SOG13 カバー 専用 TPU ストラップホール付 ソフト クリア カバー (Xperia 1 VI)
★Amazon:Xperia 1 VI カメラフィルム ガラス Xperia1VI SO-51E エクスペリア1VI ガラスフィルム カメラ レンズ フィルム ガラス カメラ保護 レンズ保護 カメラレンズ
素材は薄く、デザインにあまり影響が少ないと感じます。ただ、全体的に反射やテカリが出ますので、本来のスカーレットの素材感や色味は変わります。でも、かっこいいです。
保護フィルムを装着
【ワイヤレス充電器を買う】
★Amazon:ワイヤレス充電器 < 2 in 1 > 最大15W出力 Qi認証 Phone/Air-Pods Pro/Galaxy/Xperia 対応 充電スタンド 置くだけ充電 (ホワイト)
普通に充電できました。二つ折りにしてたためるのでかさばりません。【microSDXC】
今回は写真や動画を沢山撮りたいと思いSDをプラス購入。SDはあると便利です。読み込み書き出しのスピードも問題ありませんでした。
【さくっとファーストインプレッション】
・Pxel8Proから持ち帰ると、見た目のサイズはそう変わらないのに「軽く、薄く、持ちやすい」が第一印象、一回り小さく感じます。
・カラーやスタイリングデザインも素晴らしく、久々に所有する喜びにあふれています。
・OS周り、設定関連などの操作性はPixel8のピュアAndroidに近く違和感を感じません。
・有機ELの発色は素晴らしく疲れません。画面サイズ・解像度も私的には完璧です。
・全体的なレスポンスも良く文句なしです。操作もキビキビ行えます。
・無線LAN、Bluetooth接続にも問題はありません。スパッと接続されます。
・カメラもPixel8と比べても特に遜色なく操作できました。やっぱり物理シャッターボタンはいいですね!サクッと起動してサクッと撮影できます。
・IIJのeSIMもスンナ入りと入りました。eSIM便利です。・Xperia 1 VIは顔認証はありません。しかし、指紋認証の精度やレスポンスは素晴らしく非常に信頼性が高いと思いました。指紋認識率はpixel8Proの10倍良いです。ただ、冬場手袋をしているときは顔認証が猛烈に欲しくなるでしょう。
【色合わせチェック】
この夏はポロシャツを沢山着ようと思っています。色合わせしてみます。今回の「スカーレット」は少し「色褪せ・くすみ感」があるので、およそどんな色にも馴染むと思います。
ミディアムグレー |
ライトグレー |
ダークグレー |
サックス |
ブラウン |
ライトブルー |
グリーン |
ブラック |
イエロー |
【カメラチェック】
カメラレンズに保護ガラスを貼っているので、少し写りが気になるのですが、軽くチェックしてみました。カメラの良さはXperia 1 VIの大きな特徴です。特にテレマクロが楽しみです。トラックボールの玉に0.7倍・1倍・2倍・テレマクロと寄ってゆきます。
※撮影はスターバックのテーブルに座り、テーブルサイドにスマホを固定し撮影しました。スマホと被写体の域によって2倍以上の望遠はピントが合いませんでした。
0.7倍 |
【音質チェック】
Xperia 1 VIの大きな売りの一つに音質があります。
本当にXperia に関しては10年ぶりくらいなので非常に興味があります。
まず、現在の私の頑固な固定観念としては
①「スマホのスピーカーで音楽を聴くことは基本ない」
②「スマホのイヤホンジャックにイヤホンを刺したって大した音がしない」
③「スマホには音質重視の外部DAC&アンプ+有線イヤホンがベスト」
④「スマホには完全ワイヤレスイヤホンがベスト」
だと思っています。
★Xperia 1 VIは音質向上のため色々な技術を投入しています。
詳しくは「Xperia スペシャルコンテンツ」をご覧ください。
①「スマホのスピーカーで音楽を聴くことは基本ない」の検証
Xperia 1 VIは受話部分とマイク部にスピーカーがあるようです。
ちなみにPixel8Proは下部の側面に2個並んでいます。
②「スマホのイヤホンジャックにイヤホンを刺したって音が良いわけない」の検証
さて、Xperia 1 VIには3.5㎜イヤホンジャックが搭載されており、専用のDAC/アンプと搭載し、色々良い音の仕組みがあるようです。「でも、所詮はスマートフォン、おまけ程度の音質でスカスカな音、高性能の有線イヤホンはまともには鳴らないだろう。」と言うのが今の考えです。
今回は現在お気に入りの変態イヤホン3機種で音を聞いてみます。いつもは専用DAPやスマホ+外部DAC/アンプで利用しています。また、全て4.4㎜のバランス接続が基本です。まず4.4㎜のプラグを3.5㎜に変換します。私がいつも使っているリケーブルはプラグが交換可能な「TRN T2 Pro リケーブル」という商品です。
今回聴き比べする変態イヤホンは■TRN VX Pro(ティーアールエヌ ブイエックス プロ)ドライバーユニット
10mm二重磁気ダイナミックドライバー x 1
30095中音域バランスドアーマチュアドライバー x 4
50060高音域バランスドアーマチュアドライバー x 4
再生周波数帯域:7Hz~40,000Hz広帯域再生
インピーダンス:22Ω 感度:106dB/mW
■Linsoul(L.Sオーディオ) Kiwi Ears Quintet(キーウィ イアーズ クインテット)
ダイナミック:10mmダイヤモンドライクカーボン(DLC)x1
BA型:バランスド・アーマチュア(Knowles 製)x2
平面磁気:マイクロ・プラナー・トランスデューサー(MPT)x1
圧電(PZT):ボーンコンダクタ(骨伝導)x1
再生周波数帯域:20Hz~30,000Hz広帯域再生
インピーダンス:32Ω 感度:108dB/mW
■AFUL (アフー)Performer8(パフォーマーエイト)
低音域用:8mmダイナミックドライバー×1
低音域用:BAドライバー×2
中音域用:BAドライバー×2
高音域用:BAドライバー×3
再生周波数帯域:5Hz~35,000Hz広帯域再生
インピーダンス:30Ω 感度:115dB/mW
各イヤホンの内容については、それぞれのリンクページをご覧ください。
それでは、聴いてみます。「ん?・・ちょっと待って?」「ええっ~そんな・・マジですか?」全ての変態イヤホンの音質特性がそのままにガッツリと音が出てます。ホワイトノイズもありません。確かに「解像度・音場の広さ・共鳴、深み、奥行き」などは(4.4㎜バランス+専用DAP等)に届きませんが、それでも十分に「いい音だぁ~いつまでも音楽にのめりこめる!」という音質です。
もちろんハイレゾ対応だし、重低音~超高音域まで余裕で出ているし、音圧も申し分ないです。いやこれはもう脱帽です。今となってはケーブルが邪魔だけど毎日聴いてもいいと思える音質です。びっくりです。まあ、思えば最近は完全ワイヤレスイヤホンに良い音のDAC/アンプを積んでいるわけですから、スマホに良い音のDAC/アンプを積むのは分けないですよね!感動です。音設定の中の「再生音質」でオーディオエフェクトがoffでも音質は良いですが、onにすると少し空間がクリアになり、音圧も少し上がる感じです。このあたりのソフトウェアでの音質向上はSONYの得意とするところです。過度に音を変えないところが良いです。
今回は特に「TRN VX Pro」との相性が良かったです。
もともと「重低音が凄い、音場が広すぎ、共鳴が凄い」という感じなのですが、それらが少しづつ抑えられ、ちょうどいい感じなのです。値段も手ごろで最高です。
私の「TRN VX Pro」おすすめセット
★Amazon:TRN T2 Pro リケーブル QDC ケーブル 2.5 3.5 4.4 mm 交換式プラグ イヤホンケーブル 16芯OFC銀メッキ線 イヤモニ バランスケーブル イヤフォン アップグレードケーブル (QDC, ブラック)
③「スマホには音質重視の外部DAC&アンプ+有線イヤホンがベスト」の検証
検証に使用する有線イヤホンには、変態イヤホンである「2DD+1BA トリプルハイブリッドイヤホン 、SHANLING SONO(シャンリン ソーノ)」を使用します
低音域&中音域用:同軸デュアルダイナミックドライバー×1式
・バイオセルロースダイアフラム(低域)x1
高音域用:BAドライバー×1
再生周波数帯域:16Hz~40,000Hz広帯域再生
★Amazon:Astell&Kern AK HC2
DACアンプには「Astell&Kern AK HC2 Midnight Blue([リミテッドカラー 4.4mm5極バランス出力搭載ポータブルUSB-DAC)」を使用します。
★Amazon:TRN T2 Pro リケーブル 2Pin
2.5 3.5 4.4 mm 交換式プラグ イヤホンケーブル 16芯OFC銀メッキ線 イヤモニ バランスケーブル イヤフォン アップグレードケーブル (2pin, グレー)
まずは、外部DACによる検証を行います
リケーブルにはTRN T2 Proを使用します。まずはコネクタを4.4㎜に変更します。
セットします非常に高い回解像度、重低音んを中心に力強い中音域から煌めく抜けるような高音域に繋がります。輪郭・抜け・音場・音圧ともに文句なしの音質です。ただ、機器が一つ増えるので持ち運びの「し易さ」や「取り回し」はよくない。また、スマートフォンが通知を出すたびに「ブツブツッ」とノイズが乗るのが気になった。
次に、3.5㎜コネクタに変更し、Xperia 1 VIへの直接続での音質を確認します。
(-ω-;)ウーンこれは・・・「音が良い」、確かに音場が若干狭くなり、濃厚な音が若干アッサリ目になりましたが、高い解像度、重低音、煌めく抜けるような高音域に変わりはありません、やはり標準のDAC&アンプ、只者ではないです。
③「スマホには音質重視の外部DAC&アンプ+有線イヤホンがベスト」の検証
ですが残念ながら答えは(NO)となります。
同じ有線接続でも、3.5㎜直差しでケーブル一本の使い勝手のよさと、外部DAC接続と同等に近い音質を考えると外部DACは不要と言わざるを得ません。やっぱりXperia 1 VIは凄い。
④「スマホには完全ワイヤレスイヤホンがベスト」の検証
総合的に「ワイヤレスイヤホン」の進化や使い勝手を考えると答えは(YES)
しかし、音質のみに関して「完全ワイヤレスイヤホンがベスト?」と問われると、スマートフォンが「Xperia 1 VI」でなければ(YES)でしょう。しかし「Xperia 1 VI」だと答えは(NO)となります。「Xperia 1 VI」はスマホであっても3.5㎜イヤホンジャックにハイレゾ対応のイヤホンを装着すると、ワイヤレスより音質は格段に良いのです。
※ただし、有線イヤホンの高音質は比較的静かな場所に限定されます。スタバなど周りの騒音が多い場所ではノイズキャンセル対応の完全ワイヤレスイヤホンの方に軍配が上がります。
Bluetoothコーデック「LDAC,aptX Adaptive、LE AUDIO」等に対応しています。各コーデックと完全ワイヤレスイヤホンの音質は以前から色々書いているので、今回は検証を割愛します。
対応コーデック
★SONY WF-1000XM5(LDAC)
★SONY WF-1000XM4(LDAC)
★AVIOT TE-Z1PNK(LDAC)
★AVIOT TE-ZX1-PNK(LDAC)
★AVIOT TE-W1-PNK(LDAC)
★Noble Audio FALCON MAX
(aptX Audio、aptX Voice、aptX Adaptive、aptX Lossless、LDAC、LE-Audio)
※Noble Audio FALCON MAXのみ対応コーデックがすごいことになっています。
今回、接続に際して全てのイヤホンをリセットしXperia 1 VIにペアリングすることにしました。特に、他のスマートフォンとマルチポイントで接続していたイヤホンにつては確実にリセットです。個人的にマルチポイントは便利ですが、音質に影響すると考えています。2台につなぐということは帯域を分け合います。多分、最大のビットレートが出にくく音質の変動が起こりやすいと考えています。
【Smartwatch及びGoogleウオレット(電子決済)】
Xperia 1 VIと合わせるSmartwatchですが、現在持っているGoogle Pixel Watchはビジネス・フォーマル度が強いので、少しビジネス・カジュアル系のSmartwatchを購入したいと考えました。条件としては「WearOS であること、(おサイフケータイSuica)に対応&(クレジットカード・ID)&(VISAタッチ)に対応であること。」です。そうすると対応機種はかなり絞られ「Galaxy Watch6」という選択肢が残りました。デザインもシンプルでサイズもGoogle Pixel Watchとほぼ同じです。
Galaxy Watch6の使い心地
最初は、Pixel Watchと操作性が違うので戸惑いましたが、すぐになれました。基本「時計として、電子決済端末として、音楽プレイヤーの操作、着信通知、アラーム」が出来ればいいので全く全く問題なく軽快に動作します。また、バンドを沢山買いましたので、洋服や気分に合わせてバンド交換を楽しんでいます。
★Amazon:Samsung Galaxy Watch 6/5/4 バンド(ブラック)
★Amazon:Samsung Galaxy Watch 6/5/4 バンド(グリーン)
★Amazon:Samsung Galaxy Watch 6/5/4 バンド(ピンク)
★Amazon:Samsung Galaxy Watch 6/5/4 バンド(イエロー)
★Amazon:Samsung Galaxy Watch 6/5/4 バンド(ワインレット)
★Amazon:Samsung Galaxy Watch 6/5/4 レザーバンド(オレンジ)
★Amazon:Samsung Galaxy Watch 6/5/4 レザーバンド(ブラック)
など
【比較してみる】
SONY Xperia 1 VI Vs Google Pixel 8 Pro
あまり比較される事はないと思うこの2台です。個人的には、カメラ&デザイン推しの「SONY Xperia 1 VI」とAI&トータルバランス押しの「Google Pixel 8 Pro」の比較かなぁ~と思っています。
それでは比較してみます
基本性能比較 | SONY Xperia 1 VI | Google Pixel 8 Pro |
---|---|---|
SIMフリー | ||
デザイン | 洗練されたSONYらしいデザイン。非常にカッコいい | 横に伸びるカメラバーが7Proより更に洗練されて高級感UP |
カラー | スカーレット [ Scarlet :やや黄味の赤] 渋めの大人の赤です。差し色に使っても悪目立ちしません |
ポーセリン [ Porcelain:陶磁器 ] 気持ちベージュぽい白で色々な服とも相性が良い好みです |
SoC | Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform |
Google Tensor G3 |
内蔵メモリー | 12GB RAM | 12 GB RAM |
内蔵ストレージ | 512GB | 256GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1.5TB) | なし |
OS | Android 14 最大3回のOSバージョンアップ |
Android 14(現在) 7 年間提供される OS |
ディスプレー | 約6.5インチ(有機EL) カバーガラス不明 |
約6.7インチ(Super Actua) Corning Gorilla Glass Victus 2 カバーガラス |
画面解像度 | 1,080×2,340、アスペクト比19.5:9、HDR、リフレッシュレート最大1~120Hz | 1,344 x 2,992、アスペクト比 20:9、HDR 、スムーズ ディスプレイ1~120Hz |
カメラ | 光学ズーム 7倍 テレマクロモード |
光学ズーム 5倍 |
(超広角) | 16mm 約1200万画素/F値2.2 |
ウルトラワイド 約4800万画素/F値1.95 |
(広角) | 24mm 約4800万画素/F値1.9 |
Octa PD 約5000万画素/F値1.68 |
(広角) | 48mm 約1200万画素/F値1.9 |
|
(望遠) | 85-170mm 約1200万画素/F値2.3-3.5 光学ズーム 7倍 |
望遠カメラ 約4800万画素/F値2.8 光学ズーム 5倍 |
フロントカメラ | 有効画素数 約1200万画素/F値2.0 |
有効画素数 約1000万画素/F値2.2 |
通信(5G) | n1/n3/n5/n28/n41/ n77/n78/n79 ※通信5Gは国内に限る |
n1/n2/n3/n5/n7/n8/ n12/n20/n25/n28/ n30/n38/n40/n41/ n66/n71/n77/n78/n79 |
通信(4G) | 1/3/4/5/7/8/12/13/ 17/18/19/21/26/28/ 38/39/40/41/42/66 |
1/2/3/4/5/7/8/12/13/ 14/17/18/19/20/21/ 25/26/28/29/30/38/ 39/40/41/42/46/48/ 66/71 |
無線LAN | Wi-Fi 6E(Wi-Fi 7対応予定) | Wi-Fi 6E |
対応SIM | Nano SIM+eSIM | Nano SIM+eSIM |
Bluetooth | Bluetooth Ver.5.4 | Bluetooth Ver.5.3 |
コーデック | SBC,AAC,AptX,apt-X HD aptX Adaptive,LC3 LDAC(96kHz/24bit) |
SBC,AAC,AptX,apt-X HD LDAC(96kHz/24bit) |
ワイヤレス充電Qi | 対応 | 対応 |
FeliCa/NFC | おサイフケータイ対応 |
おサイフケータイ対応 |
防水/防塵 | IPX6/IPX8、IP6X | IP68 に準拠 |
生体認証 | 電源ボタン一体型指紋センサー ※指紋認証の精度反応はすこぶるよくストレスは溜まらない |
ディスプレイ内蔵指紋認証・ 顔認証 ※指紋認証の精度・反応は悪い |
オーディオ | フルステージステレオスピーカー、DSEE Ultimate/360 Reality Audio/ |
ステレオ スピーカー 空間オーディオ |
USB端子 | Type-C | Type-C |
イヤホン端子 | 3.5mmオーディオジャック 専用DACアンプ搭載 ハイレゾ再生対応 |
なし |
バッテリー容量 | 5,000mAh 充電時間:約100分 (4年後残容量80%) |
標準 5,050 mAh 充電時間:急速充電約30分で最大50%の充電 |
バッテリー駆動時間 | 連続通話時間:約2,810分 連続待受時間:約700時間 |
24 時間以上 |
サイズ | 約W74×H162×D8.2mm | 約W76.5×H162.6 ×D8.8mm |
重量 | 約192g | 約213g |
発売日 |
2024年6月21日頃 | 2023年10月12日頃 |
メーカー通販価格 あくまでも参考価格 |
価格204,600円前後 ★Amazon SONY Xperia 1 VI |
価格169,900円前後 Google Pixel 8 Pro |
ここが良い | 携帯性・デザイン性に優れ、画面も見やすく綺麗、省電力でハイレスポンスな逸品!普通にいい! 程よいサイズと重量でpixel 8 Proに比べれると一回りコンパクトに感じます。一度手に取ってしまうとpixel 8 Proにはもう戻れないと感じます。 また、ディスプレイについては発色がよく美しいです長時間見ても疲れません。pixel 8 Proも悪いわけではないのですが、Xperia 1 VIの画面を見てしまうと、はやり差を感じてしまいます。また、Snapdragon 8 Gen 3の性能も良いと思います。レスポンスもよく本体もほとんど熱くなりません。 ※2024年10月現在Google フォトに新しくAI編集機能「編集マジック」が搭載されています。「消しゴムマジック」も使えます |
通話スクリーニングや消しゴムマジックなどAI機能が魅力!トータルバランスが良い! AI が電話対応を代わってくれる「通話スクリーニング」、相手の名前と用件を見て電話に出るかを決められる。迷惑電話の対応が楽になりストレスも軽減します。特に通話関連に関してはAI機能をふんだん。 また、「消しゴムマジック」などを初めて使った時の驚きは今でも忘れません。Googleはハードウェアの性能だけを上げることよりも、身近な生活の中にAIを溶け込ませ、バランスの良いスマートフォン作りを目指しているように感じます。 また更にAIに特化した「Tensor 」の未来にも期待です。 |
ここが不満! | 大きな不満はないけれど、Bluetoothのペアリングがたまに安定しない。 ペアリング時「ペアリングしました」と案内が流れても、音が聴こえなかったりすることが時々ある(出力デバイスを選択しないといけない場合がある)。また、近年CD音質ロスレスファイルも増えています。SONYさんには、そろそろ「ハイレゾ対応ロスレスLDAC」を開発してほしい。そうしないとaptx陣営にいずれ音質で負けます。 |
独自路線に大きな期待もしていますが、コーデックには不満 サムスンベースのSoCなのでsnapdragon sound(最新のaptx)が使えない。やはりLDACだけの対応では未来を感じない。ぜひ「Tensor G5」からはクアルコムとライセンス契約をして未来のsnapdragon soundに対応してほしいと思います。そうしないと将来「Tensor」SoCに赤信号がともる気がしてなりません。 |
今後期待すること | ぜひ、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンなどのサウンドデバイス向けに設計されたチップ「Qualcomm S7 Gen1」搭載のイヤホンの発売を行い、いち早くXperia Ⅵにて(XPAN)対応を歌い、最大192kHzのロスレス音質を実現していただきたい。 | 「Tensor」のさらなる進化と、AI機能のさらなる進化を期待したいと思います。また、pixelのデザインが悪くなっていかないように願いたいです。次回のpixel9に全く触手が伸びません。 ぜひ、pixel10は性能及びデザインが良くなりますように! |
総合評価 | ★★★★★5.0 | ★★★★☆4.5 |
比較の結論 |
■デザイン SONY Xperia 1 VI >= Google Pixel 8 Pro ※Xperiaの落ち着いた本体の赤と質感の違うカメラバーの赤、Pixelのベージュっぽい高級感のある白系と嫌みの無いゴールドのカメラバー、どちらも好きです。 ■先進性(SoC) SONY Xperia 1 VI >> Google Pixel 8 Pro ※Snapdragon とTensorの戦いとなります。Tensor は今後どうなるのかという楽しみがありますが、現状、スペック面や先進性ではSnapdragonに軍配が上がると考えています。 ■先進性(OS) SONY Xperia 1 VI == Google Pixel 8 Pro ※長い間、Pixelの「ピュアAndroidOS」と使っているので「Xperia 1 VI は使いにくいかな?」とも思ったのですが、意外とピュアAndroidに近い操作性で問題ありませんでした。 ■先進性(アプリケーション) SONY Xperia 1 VI << Google Pixel 8 Pro ※やはりPixelはAIチップTensorを軸にしたAIアプリを開発しているので強いです。使い勝手も良くどんどんチャレンジもしています。対応も早いです。対するXperiaはやはりソフトウエアの対応は諸々遅く感じます。 ■先進性(AI) SONY Xperia 1 VI << Google Pixel 8 Pro ※常にチャレンジしている感があります。このあたりSONYは多分追いつけない気がします。そこはGoogleの作ったものをどんどん使えばいいと思います。 ■先進性(カメラ) SONY Xperia 1 VI >= Google Pixel 8 Pro ※Xperia 1 VIは確かにいいんですが、Pixel 8 Proが悪いわけでもありません。あまり、写真の良しあしがわからないので正直どちらも良く思えます。メカシャッターとテレマクロは素晴らしいです。 ■先進性(通信) SONY Xperia 1 VI >= Google Pixel 8 Pro ※どちらも最新の通信に対応してゆきます。現状Wi-Fi7対応を歌っているXperiaが一歩出てます。 ■ディスプレイ SONY Xperia 1 VI >> Google Pixel 8 Pro※Pixelも悪くはないですが、はやり有機ELは別格に良いです。 ■無線での音質 SONY Xperia 1 VI >> Google Pixel 8 Pro※はやり、aptX Adaptive、LC3、LDACのすべてが使えるのは強いです。 ■有線での音質 SONY Xperia 1 VI >> ※3.5㎜でスマホなのに高性能イヤホンもしっかりなります。長時間聴きたくなるような素晴らしい音質です。 ■スピーカーの音質 SONY Xperia 1 VI >> Google Pixel 8 Pro※Xperiaは重低音や低音がガツンと出るわけではありませんが、普通にいい音で少し驚きました。音楽鑑賞、インスタグラム、you tubeなども長時間聴いても問題ない音質です。ボリュームを上げても音割れしません。 ■バッテリー SONY Xperia 1 VI >= Google Pixel 8 Pro※バッテリーの容量はほぼ同じ。どちらもよく持ちますが、Xperia 1 VIの方が全てにおいてスピードが早いのにPixelより長く使えます。 ■携帯性 SONY Xperia 1 VI >> Google Pixel 8 Pro※画面サイズもバッテリー容量もほぼ同じなのに、文句なくXperia 1 VIが軽くコンパクトで携帯しやすいです。シャツのポケットに入れても型崩れしにくいです。 ■日常での使いやすさ SONY Xperia 1 VI >= Google Pixel 8 Pro※AIソフト面ではやはりPixelが一歩リードしている感じがありますが、若干幅が狭く、軽いXperiaは「常に持ち歩く」事を考えるとPixelよりも一歩リードです。また、カメラのメカシャッターは良いです。いつでもサッと撮影を開始できます。この手軽さはPixelにはありません。 ■トータルバランス SONY Xperia 1 VI >> Google Pixel 8 Pro ※デザイン・ハードウェア・ソフトウェア・オーディオ・カメラ、AI機能としてはPixelが一歩リードですが、今のところ無くても事が足りるので、Xperia 1 VI に軍配が上がります。 ■コストパフォーマンス SONY Xperia 1 VI << Google Pixel 8 Pro ※pixelに比べるとXperia 1 VIは割高です。しかし、Xperia 1 VIにはお金に換えられない魅力もあります。 ■個人的な好み SONY Xperia 1 VI >= Google Pixel 8 Pro ※Pixel も良いんですが、久しぶりに手に入れたXperiaにやられました。トータルバランスが素晴らしく「所有する喜びにあふれています。」 Xperia・・・今後、消滅しないことを願います。 最後に 「SONY 」 Vs 「Google」または「Snapdragon」 Vs 「Tensor」の戦いとも言えます。また、自社の差別化の為の「SoC&ソフトウェア」の戦いでもあります。個人的、ユーザーとしては「クアルコム」と「グーグル」にはもっと仲良くしていただきアンドロイドOSを搭載したスマートフォンは全て、「Snapdragon +Tensor」ベースになって、PixelのAI機能も全部使えて、最先端のAptXも全部使えるようになってほしいと思います。・・・たぶん無理でしょうけど。。 |
「デザイン良し!性能良し!サービス良し!」本当に良い買い物でした。SONYさんありがとう!pixelはどんどんかっこ悪くなるので、次にXperia 1 Ⅶが出たら買おうと思いました。
参考程度にお読みいただければ幸いです。