AVIOT TE-W1-PNK ピヤホン8 |
【はじめに】
今回、TE-ZX1(ピヤホン6)をベースに開発したと思われる「コアキシャル3Dシステム デュアルダイナミックドライバー(10mmダイナミック型+6mmダイナミック型)」を搭載した「TE-W1-PNK(ピヤホン8)」を購入しました。つい先日「10mmダイナミック型ドライバー+平面磁気駆型ドライバー+BA型ドライバーx3 搭載 TE-ZX1-PNK(ピヤホン7)」を購入したばかりなんですが・・・忙しい話です(笑。
TE-ZX1(ピヤホン6)は「コアキシャル2wayドライバー構成(10mmダイナミック型ウーファー+平面磁気駆動型ツイーター)」となっており、TE-W1-PNK(ピヤホン8)はこの(平面磁気駆動型ツイーター)部分を(6mmダイナミック)に置き換えた構造と思われます。
過去に、何台かデュアルダイナミックドライバーのイヤホンを聞いたことがありますが、「迫力はあるけれどもっさりしていて切れがなく、低音・中音は強いが高音域が弱い」そんなイメージで、いずれもすぐ手放した記憶しかありません。そういう理由でTE-ZX1(ピヤホン6)の購入は見合わせていたのですが、評判がいいので買いました。
(ピヤホン6)や(ピヤホン7)に比べると(ピヤホン8)は破格の値段です。この価格はどこかに手を抜いているわけでは無く、(ピヤホン6)や(ピヤホン7)の開発で多分、設計や製造工程がある程度完成しているのと、平面駆動ドライバーやBA型ドライバーに比べ、すでに完成し枯れた技術のダイナミックドライバーの製造コストが安いということだと思っています。なので音質とかに手を抜いているとは思っていません。
さて「TE-W1-PNK(ピヤホン8)」どんな音が出るのでしょうか?重低音の出方はPNKらしく想像はつくのですが、中高音域、音場、抜け、全体のバランスがどんな感じなのか期待で一杯です。
メーカーキャッチコピー
ピエール中野氏がデザイン、サウンドチューニングを
完全監修した、通称“ピヤホン”シリーズの8機目
同軸上にダイナミックドライバーを2基配置したデュアルダイナミックドライバー構成により、デュアルドライバーでありながら、ドライバー間の位相差を可能な限り低減。2基のドライバーがそれぞれの特性に合った帯域を奏でることで、低音から高音まで幅広い帯域をバランスよくカバーし、滑らかな音のつながりと優れた音場感を実現しました。
外からのノイズを検出する「フィードフォワード」マイクと、耳の中でノイズを検出する「フィードバック」マイクで、通常の2倍の、左右計4基のマイクを併用するハイブリッドアクティブノイズキャンセリングが、本モデルではさらに進化。周囲の状況に応じて騒音抑制の強度を自動的に調整する“アダプティブハイブリッドノイズキャンセリング”を搭載。
さらに、“TE-W1-PNK”の迫力ある重低音と、クリアな中高音を際立たせるため、AVIOT独自のアルゴリズムを採用。音楽のビートに干渉する帯域を中心にノイズを除去、さらに騒音でかき消されやすい低中音域を広帯域で軽減。電車や車の走行音、街中の雑踏や人の話し声といった環境音が気になる場所でも静寂をつくり出し、かつてない没入感を実現します。
購入
★Amazon:AVIOT TE-W1-PNK(ピヤホン8)
アダプティブハイブリッドノイズキャンセリング ワイヤレスイヤホン ピエール中野氏完全監修 コアキシャル3Dシステム ハイレゾ対応 イヤホン デュアルダイナミックドライバー 金属製ノズル採用 マルチポイント対応 最大50時間再生 IPX4防水 医療用シリコンを採用
仕様
【開封】
蓋を開けると、いつものサル顔がお出迎え!
真っ先に思ったのが、真っ黒でツルツルのケースです。ピアホン6・7と同じ形状ですが、脂っこい手で、ピアホン6のケースを3年ほど触り続けた様な感じで、よく滑るケースです。また、蓋がグラグラします。(これ新品ですよな?・・・)本体もシンプルですが、要所要所にコストカットの努力が見られます。ノズルはピアホン6と同じ径のようです。
ノズルの拡大写真 これはSONY Xperia 1 Ⅵのテレマクロで撮影しました。 |
シリコン系とウレタン系で音質は全然変わります。現在は耳の痒くならない医療用シリコンのイヤーチップに統一していますが、シリコンであっても、形状やサイズによって音質が変わります。いつも「傘の広いタイプ・普通のタイプ、Mサイズ・MLサイズ・Lサイズ」など何度か付けたり外したりしてます。
【聴いてみる】
評価に使う楽曲
プレイヤー
いつもの「Neutron Music Player」を使用します。
設定等が複雑ですが、機能が多く音質が良いです。WindowosPC版も存在しており、私の手持ちの全ての端末で統一できます。
イコライザー(OFF)に設定
プレイヤー(スマートフォン)について
OFF時
・音場は狭すぎず広すぎない。奥行きはあまり無いです
・中高音域が一歩前に出てきます。音場の広がり・深みもUP
・音圧、音の厚みがUP(ゲインがUPしている感じです)
・低音域のUP、高音域の伸びUP、全体的に濃厚な音質になります
中音域
見通しや抜け感は全然ですが、ハッキリ言って存在感は凄いです。エージングが進めば激しくも心地よい中音になること間違いなしでしょう。
低音域
高音域
最初、期待していなかったのですが、どうして美しくクッキリとした、高音が出ています。ただ、現状はスーッと伸びていくような感じではなく、スパッと出る感じです。このたたりも今後エージングでどう変わるのか楽しみです。
高いとは思うのですが、エージング5時間の為、見通しも輪郭もぼやけてモワ~っとしています。
音場
現状、奥行も広さもあまりありません。
気になるところ
中音域
低音よりの中音域はずば抜けた存在感を発揮します。男性ボーカルも、女性ボーカルもクッキリ聴きやすいです。位置的には各楽器と同位置から少し前くす。見通しや抜け感が出てきているので太く”ずしっ”と来るのに重くなく心地よいです。しかし、はやり中音域が安定すると音楽が締まります。
低音域
高音域
存在感はシッカリありますが、あまり前には出てこない高音域です。切れも良く、スッキリとした繊細で美しい高音域です。やはり、そこまでもスーッと伸びていくような高音域ではありません。ただ、「中低音がここまで出ているのに高音域の存在感もシッカリある」そんな素晴らしいチューニングに感じました。
非常に高いですが(ピヤホン6・ピヤホン7)では聴こえていても(ピヤホン8)では聴こえにくい音があります。この辺りはドライバーの構造・構成¥性能上仕方がないです。
音場
こじんまりしています。各楽器は左右に良く分離していますが高音域が端まで伸びて行かないのでどうしても空間は広く感じません。ただ、広ければ良いというものでもありません、(ピヤホン8)は目の前でガッツリ聴き取りやすい音楽が展開されます。
【ピアホン6・7.8を比較する】
それでは比較してみます
スマホは Xperia 1 VI (コーデックは全てLDACで比較)
性能比較 | TE-W1-PNK | TE-ZX1-PNK | TE-Z1PNK |
---|---|---|---|
デザイン | シンプルでシックなデザイン洗練されたデザイン | メカニカルでガシェット感あふれるデザイン | 黒のシボ塗装、レトロで高級感に溢れたデザイン |
ドライバ | 10mmダイナミックx1 6mmダイナミックx1 |
10mmダイナミックx1 平面磁気駆動型x1 BA型x3 |
10mmダイナミックx1 平面磁気駆動型x1 |
Bluetooth | Bluetooth Ver.5.3 | Bluetooth Ver.5.3 | Bluetooth Ver.5.2 |
コーデック | SBC,AAC LDAC(96kHz/24bit) |
SBC,AAC LDAC(96kHz/24bit) |
SBC,AAC LDAC(96kHz/24bit) |
ホワイト ノイズ |
ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし |
ノイズ キャンセ リング |
あり(効き目:自然) ON/OFF音質変化:低 |
あり(効き目:自然) ON/OFF音質変化:低 |
あり(効き目:自然) ON/OFF音質変化:低 |
電波干渉 時の挙動 |
少ない 音が一瞬切れます。 ビットレートの変化。 ※必ず電波干渉の起きる大きなマンションの横を歩いての測定です。 |
若干多い 音が一瞬切れます。 ビットレートの変化。 ※必ず電波干渉の起きる大きなマンションの横を歩いての測定です。 |
若干多い 音が一瞬切れます。 ビットレートの変化。 ※必ず電波干渉の起きる大きなマンションの横を歩いての測定です。 |
マルチ ポイント |
あり 現在未使用 |
あり 現在未使用 |
あり 現在未使用 |
タッチ スイッチ |
良い 慣れは必要 |
良い 慣れは必要 |
良い 慣れは必要 |
周波数 特性 |
不明ですが多分最低でも 20Hz-40,000Hzでしょう。ひょっとしたら 10Hz-40,000Hzくらいかもしれません |
不明ですが多分最低でも 20Hz-40,000Hzでしょう。ひょっとしたら 10Hz-45,000Hzくらいかもしれません |
不明ですが多分最低でも 20Hz-40,000Hzでしょう。ひょっとしたら 10Hz-45,000Hzくらいかもしれません |
DAC アンプ |
不明(多分中国) | 不明(多分中国) | 不明(多分中国) |
Qi ワイヤレス充電 |
対応 | 非対応 | 非対応 |
装着 センサー |
対応 | 非対応 | 非対応 |
フィット感 | 良好 | 良好 | 良好 |
ノズル | 金属製ノズル(普通) | 金属製ノズル(極太) | 金属製ノズル(普通) |
イヤー チップ |
★Amazon AZLA SednaEarfit MAX for TWS(ML) ※ケース干渉があり、チップ交換には注意が必要 |
★Amazon AZLA SednaEarfit MAX for TWS(L) ※ノズルが太くチップ交換種類の幅はかなり狭い |
★Amazon AZLA SednaEarfit MAX for TWS(ML) ※ケース干渉もなく比較的チップの交換幅は広い |
バッテリー | イヤホン単体 約16時間 |
イヤホン単体 約8時間 |
イヤホン単体 約7時間 |
防滴仕様 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
着脱時の 落下率 |
ケースから出しにくい ケースもイヤホンもツルツルで落下の可能性が最も高い。 ノズル部分を人差し指で押さえ頭を少し浮かせて親指で持ち上げると取り出しやすい |
ケースから出しやすい イヤホンは比較的簡単に親指で持ち上げてケースから出すことができる。ケース自体はサラサラの表面で、丸みを帯びているので気を抜くと滑って落とす可能性はある。 |
ケースから出しやすい イヤホンは比較的簡単に親指で持ち上げてケースから出すことができる。ケース自体はサラサラの表面で、丸みを帯びているので気を抜くと滑って落とす可能性はある。 |
重量 |
不明 | 不明 | 不明 |
メーカー 通販価格 あくまでも 参考価格 |
¥17,820 税込 ★Amazon TE-W1-PNK ピヤホン8 発売日:2024年4月 |
¥44,550 税込 ★Amazon TE-ZX1-PNK ピヤホン7 発売日:2024年2月 |
¥36,000 税込 ★Amazon TE-Z1-PNK ピヤホン6 発売日:2022年12月 |
音質比較 | |||
音場 | 音場レベル4.6 程よい音場が心地よい。ただ、ピアホン6・7に比べるとこじんまりしている。若干中央に集まり気味。 |
音場レベル4.8 端っこの方で鳴る微かな高音も認識できます。自然な共鳴も素晴らしいです。奥行きはあまり感じませんが、左右上下に程よくあります。 |
音場レベル5 端っこの方で鳴る微かな高音も認識できます。自然な共鳴も素晴らしいです。左右にスーッと伸びる共鳴はダントツに美しく個性的。 |
音圧 | 音圧レベル5 過剰とも思われる音圧があります。迫力満点。 |
音圧レベル5 十分な音圧があります。迫力満点。 |
音圧レベル4.8 十分な音圧があります。非常に自然です。 |
解像度 | 解像度レベル4.5 ダイナミックx2とは思えない高い解像度が出ています。 |
解像度レベル5 ダイナミックと平面磁気駆動のドライバーにバランスドアーマチュアドライバーによりバランスのよい高い解像度が出ています。 |
解像度レベル4.8 特に平面磁気駆動のドライバーによりクリアで透明感のある高い解像度が出ています。特に中音域~超高音域の解像度は素晴らしい。 |
クリア感 抜け感 |
・クリア:4.5 ・抜 け:4.5 ダイナミックらしい温和な音質で、クリア感よりも柔らかさが勝ります。エージングに時間を掛ければ抜けも良くなりますが、抜けよりも押し出しが強く感じます。 |
・クリア:5 ・抜 け:5 エージングに時間はかかりますが平面磁気駆動型ドライバー及びBA型ドライバーのクリア感は最高です。ただし、抜け感についてはピアホン6のほうがわかりやすいです。 |
・クリア:5 ・抜 け:5 エージングに時間はかかりますが平面磁気駆動型ドライバーのクリア感は最高です。更に中音域から超高音域までフラットに一気に音が立ち上がり抜けも抜群です。 |
高音 | 高音域レベル4.5 力ずよく繊細な高音が出ています。BA型ドライバーの様にキラキラ感はありませんが普通のシングルドライブでは出せない美しい高音域です。 |
高音域レベル5 平面磁気駆動型ドライバーの「スーッ」と伸びる高音と、BA型ドライバーの「キラキラ」の高音が非常にバランスしており濃厚です。 |
高音域レベル5 繊細でムラのない平面磁気駆動型ドライバー特有の「スーッ」と伸びる高音は美しいです。更に超高音域の空気感も感じます。 |
中音 | 中音域レベル5 10mmが重低音~中音、6mmが中音域~高音域までを受け持っていると思われます。非常に厚みのある中音域で若干目の前に固まっている感じ |
中音域レベル5 ダイナミック・平面・BAのそれぞれのドライバーの中音域の帯域が上手くバランスしており濃厚な中音域が出ます。 |
中音域レベル4.5 フラットな立ち上がりの綺麗な中音域で、このまま高音域に繋がります。更にフラットがゆえにダイナミックの低音がより存在感を出します。 |
低音 | 低音域レベル5 これぞダイナミックドライバーの重低音!非常に厚みのあり濃厚。 |
低音域レベル4.5 BA型ドライバーの中音域が前に出るので、唸る重低音は若干裏方に。 |
低音域レベル5 唸るような重低音が出ます。ダントツにシンプルで美しい低音。 |
打楽器 | 切れよく文句なし。特にバスドラなどは重厚な圧を感じます。迫力満点。 | 全ての打楽器が濃厚で切れよく文句なし。シンバルんのシャリシャリ間も最高です。 | バスドラはダイナミックドライバーで唸り、それ以外は平面ドライバーで切れ良く拡散、文句なし |
ボーカル | 男女ボーカルもシッカリと美しいです。ダントツで中音域の押しが強いです。 | 男女シッカリと美しいです。中音域にパワーがあるので、押しの強く生き生きしてます。 | 男女ボーカル共に繊細で美しい。ただ、フラットな出方で前に出てくる感じではない。 |
相性の良い ジャンル |
オールラウンド 特にアップテンポなロック、ポップス、アコースティックな楽曲が良い感じです。 |
オールラウンド EDM、ロック、ポップス、フュージョンなど特に電子楽器を多用する楽曲が良い感じです。 |
オールラウンド EDM、ロック、ポップス、フュージョン・ジャズ・クラシックも行けます。 |
一押し ポイント |
重低音~高音域までダイナミックドライバーならではの迫力に身を任せる エージング前、初めて音を聴いた時「ボアっとして、力任せに大きな音を出すだけの、デュアルダイナミックドライバー」というイメージでした。しかし、エージングが進につれ、繊細で輪郭もしっかりし見通しも良く、重低音~高音域まで段付きの無い音質に変化してゆきました。また、限りなく全再生帯域を正確に表現しています。正直、普通のダイナミックドライバー1基にはもう戻れないと感じました。 |
解像度が高く、すべての楽曲がゴージャス、そして美しくバランスする 基本ピアホン6にBA型ドライバーをプラスし再チューニングしたイヤホンです。エージング前は正直グチャグチャな音で「大丈夫なの?」と心配しました。しかし、エージング後「素材も構造も違う5ドライバーのまとまりの良さ」にビックリします。高解像度、高い音圧、深い低音域、厚みのある中音域、どこまでも抜けるキラキラした高音域、一体感、どれをとっても素晴らしいです。 |
個性的で重低音と超高音域の空気感まで感じる、シンプルな美しさ ダイナミック型ドライバーの迫力の低音と、中音域~高音域まで一気に立ち上がる平面駆動型ドライバーの音、それぞれの特性および存在感をしっかり感じながら、それでいてシンプルにまとめている。これほど特性の違う個性的ドライバーの音を大切にしながら一体化を持たせているイヤホンを他に知りません。見事です。ピアホン7・8が発売された今でも手放せない逸品です。 |
デメリット と感じる所 |
個体差化もしれませんが、ケースの蓋がグラグラしており、耐久性に不安が残ります。また、ケース内が若干底上げしているのかイヤーチップのサイズ種類によってはケースに収まりません。 | 兎に角ノズルが極太でイヤーチップ選びと交換が大変でした。解像度が高く全ての音が押し寄せるので、個人的に長時間聴いていると若干疲れます。贅沢な悩みです(笑 | はやり電波干渉に弱く感じます。物っと切れることは少ないのですが、ピットレートの変動(音の変動、揺れ)を感じる事がたまにあります。個体差化もしれません。 |
総合評価 | ★★★★★5.0 | ★★★★★5.0 | ★★★★★5.0 |
比較結論 |
■抜け感・解放感 TE-Z1PNK(6) >>TE-ZX1-PNK(7) >> TE-W1-PNK(8) ■音の柔らかさ TE-ZX1-PNK(7) >> TE-Z1PNK(6)>> TE-W1-PNK(8) ■音の乾き TE-ZX1-PNK(7) >> TE-Z1PNK(6)>> TE-W1-PNK(8) ■音の繊細さ TE-ZX1-PNK(7) >> TE-Z1PNK(6) >> TE-W1-PNK(8) ■音場:左右への広さ TE-Z1PNK(6) >>TE-ZX1-PNK(7) >> TE-W1-PNK(8) ■音場:奥行 TE-Z1PNK(6) ==TE-ZX1-PNK(7) => TE-W1-PNK(8) ■音場:上下 TE-W1-PNK(8) =>TE-Z1PNK(6)== TE-ZX1-PNK(7) ■解像度の高さ TE-ZX1-PNK(7) >> TE-Z1PNK(6) >> TE-W1-PNK(8) ■レスポンス・スピード感 TE-Z1PNK(6) ==TE-ZX1-PNK(7) == TE-W1-PNK(8) ■低音の深み TE-Z1PNK(6) =>TE-W1-PNK(8) => TE-ZX1-PNK(7) ■中音(低音より)の厚み TE-W1-PNK(8) >> TE-ZX1-PNK(7)>> TE-Z1PNK(6) ■中音(高音より)の厚み TE-ZX1-PNK(7) >> TE-W1-PNK(8)>> TE-Z1PNK(6) ■中音・高音のキメの細かさ TE-ZX1-PNK(7) => TE-Z1PNK(6) >> TE-W1-PNK(8)■高音の煌めき TE-ZX1-PNK(7) => TE-Z1PNK(6) >> TE-W1-PNK(8)■高音の余韻・共鳴 TE-Z1PNK(6)=> TE-ZX1-PNK(7) >> TE-W1-PNK(8)■押しの強さ・迫力 TE-W1-PNK(8)>> TE-ZX1-PNK(7) => TE-Z1PNK(6) ■音質のナチュラル度 TE-W1-PNK(8)=> TE-ZX1-PNK(7) == TE-Z1PNK(6) ■音質のトータルバランス TE-ZX1-PNK(7) => TE-W1-PNK(8)== TE-Z1PNK(6) ■没入感 TE-Z1PNK(6) ==TE-W1-PNK(8) == TE-ZX1-PNK(7)■疲れやすい TE-ZX1-PNK(7) => TE-W1-PNK(8)== TE-Z1PNK(6) ■各ドライバーの一体感 TE-Z1PNK(6) ==TE-ZX1-PNK(7) == TE-W1-PNK(8)■古い楽曲のリフレッシュ度 TE-ZX1-PNK(7) =>TE-W1-PNK(8) == TE-Z1PNK(6)■コストパフォーマンス TE-W1-PNK(8) >>>TE-Z1PNK(6)> TE-ZX1-PNK(7) ■個人的な好み TE-W1-PNK(8) ==TE-ZX1-PNK(7) == TE-Z1PNK(6) 全てにおいて言えることは、それぞれバラバラなドライバ構成の変態イヤホンを、重低音・低音をベースに一体感を持たせ音をまとめているということです。全て「似ているようで、似ていない」、「似ていないようで、似ている」そんな世界観を持つ素晴らしいイヤホンです。 多分、基本的に低音域を受け持つダイナミックドライブは3機種まったく同じドライバーユニットを使用していると思います。そうなると本来は「低音域の出方は全て同じ」になってもいいと思うのですが、実際はそうはなりません。3機種それぞれ相棒になっている他のドライバーの構成種類が全部違うからです。相棒になるドライバーによって低音の出方も変わってくるし、全体の音質は全く方向性がまったく異なります。 PNKシリーズの使命は、それぞれ構成の違うイヤホン毎の個性や方向性を壊さずに「唸るような低音を出すべくチューニングを行うこと」だと思います。そういう意味でこの3機種は全て成功していると思います。 そして「価格の違いが音質の違い」に決してなっていない所が凄いです。それぞれ、安くても高くでも満足のいく低音とバランスされた素晴らしい音を出します。AVIOTさん素晴らしいです。 正直「全部、手放せない!」と言う結論です。 |
【異種対決 有線SHANLING SONO Vs 無線TE-W1-PNK】
・バイオセルロースダイアフラム(低域)x1
高音域用:BAドライバー×1
再生周波数帯域:16Hz~40,000Hz広帯域再生
★Amazon:TRN T2 Pro リケーブル 2Pin
2.5 3.5 4.4 mm 交換式プラグ イヤホンケーブル 16芯OFC銀メッキ線 イヤモニ バランスケーブル イヤフォン アップグレードケーブル (2pin, グレー)そういう意味でも2万円を切る価格帯でこの音質は破格とも言えます。