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onso (音素)バランスケーブル onso 04 onso 05 onso 06 |
最近、メインのお気に入りのイヤホンに中華系のケーブルを多用しています。比較的音も良いし価格も安いし。しかし、最近フッとある事を考え始めました。「中華系のケーブルを付ける前って、このイヤホン、もともとどんな音だったっけ?」お気に入りのイヤホンを標準ケーブルに戻して聴いてみました。「そうか、もともとメーカーが目指したのはこんな音だったのか!」中華の安いケーブルを色々買って、音の変化が目新しかったので、大切なことを忘れていました。
私の考えでは、「リケーブル本来の目的は、イヤホンがもつ本来の音質を最大限に引き出す事」、また、「イヤホン本来の音を捻じ曲げてはいけない」と言うことです。お気に入りのイヤホンにAKG N5005があります。最初AKG純正のバランスケーブルからonso 04に変更しました。純正ケーブルをそのままブラッシュアップしたような音質には感動しました。
そこで、お気に入りの「AKG N40 」「JVC HA-FW1500」「AKG N5005」をonsoのケーブルで再構築してみようと思います。
■onso (音素)は Made in Japan
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袋にはさり気なく Maide in Japan の文字。 このさり気なさがとてもカッコいいと思うのです。 |
もう一度、日本人のこだわりと、匠の技に触れてみようと思います。例えば下記の様な記事がありました。
「03シリーズで採用した4種類の高純度無酸素銅の中から導体を選び直し、その構成と量を吟味しながら、より深遠な音の広がりを追求されています。今回、導体の断面積は増加したものの、01シリーズにおいて機能面から決定したケーブル外径(φ2.0mm-2平行)は厳守。これまで使用していたPVCをエラストマーに変更することより、ジャケットの薄肉化をで問題となっていた機械的強度面が解消されています。」ケーブル外径は厳守! この伝統を貫く姿勢は凄いと思いました。これからもシリーズを増やして、こだわりを貫いて欲しいです。今後も応援します。
onso (音素)
http://www.onsoproject.com/
音素は、ポータブルオーディオ機器で、より良い音を実現するための接続ケーブルを提案しています。
ひさご電材株式会社
http://www.hisago-denzai.co.jp/
onsoはひさご電材株式会社の登録商標
■ onso 04 onso 05 onso 06 を購入
04は既に持っていたので、05と06を購入しました。
●onso 05 4.4(5極)-MMCX(L/R) バランス接続用イヤホンケーブル 1.2m
コネクタ:4.4(5極)-MMCX(L/R)
導体:PCOCC+銀メッキ4N-OFCハイブリッド
ジャケット:PVC
端子:金メッキ仕上げ
プラグボディ:アルミニウム+ペインティング
長さ:1.2m
http://www.onsoproject.com/iect_05_m.html
お気に入りのイヤホン「AKG N40 」「JVC HA-FW1500」「AKG N5005」とonso 04 05 06との組み合わせを行いました。色々組み合わせて音を確かめ、取りあえず第一印象で、決めました。「AKG N5005」は以前onso 04を装着していたのでocso 06に昇格。「AKG N40 」はonaso 04に、「JVC HA-FW1500」はonso 05にそれぞれ組み合わせました。
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AKG N40 + onso 04 |
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JVC HA-FW1500 + onso 05 |
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AKG N5005 + onso 06 |
お気に入りのイヤホン「AKG N40 」「JVC HA-FW1500」「AKG N5005」と onso 04 onso 05 onso 06 との組み合わせが終わったので、実際にレビューしてみます。
タッチノイズについては、いずれもほぼありません。視聴を邪魔しません。
プレイヤーには、現在手持ちの「Fiio M15」「HiBy R8SS」「AP80ProCP」「AP80ProSS」を全て使いました。
< AKG N40 + onso 04 >
AKG N40仕様
(中高域用)バランスド・アーマチュア・ドライバー×1
(低域用)8mm径ダイナミック・ドライバー×1
(周波数特性)10Hz ~ 40kHz
(感度)109dB/mW
(インピーダンス)20Ω
ダイナミック型で低音域、BA型1基で中音域~高音域を受け持ちます。中音域はBA型ドライバーが受け持っているので、スッキリとした音が出ます。楽曲によっては重低音もシッカリ出ます。ウオーム感もある豊かな重低音~低音、そしてキラキラした中音~超高音域、音圧もあり、音場も広く、全体的にスッキリとしたドンシャリタイプと言う感じです。インピータンスが高いので、少し踏み込んだボリュームレベルにすると物凄い良い音が出ます。
< JVC HA-FW1500 + onso 05 >
JVC HA-FW1500仕様
(ドライバー)口径11mm ウッドドームドライバーユニット×1
(周波数特性)6Hz~52kHz
(感度)103dB/mW
(インピーダンス)16Ω
口径11mm ウッドドームドライバーユニットx1で繊細にして迫力のサウンドを聴かせてくれます。周波数帯域は低音域から高音域までダントツの広さです。出しゃばり過ぎない豊かな低音と煌めく高音域をたった一つのドライバーで実現しています。世界に誇れるイヤホンだと思います。筐体は良く締まった硬い木です。ただ、ケーブルによっては重低音と超高音域が目立ってしまい、中音域の見通しが悪く全体的にドンシャリイヤホン気味です。音場はあまり広くありません。インピータンスが低くダイナミック一発なので不用意にボリュームレベルを上げると大変です。ボリュームレベルは小さめから始め徐々に上げましょう!
< AKG N5005 + onso 06 >
AKG N5005仕様
(中高域用)バランスド・アーマチュア・ドライバー×4
(低域用)9.2mm径ダイナミック・ドライバー×1
(周波数特性)10Hz ~ 40kHz
(感度)99dB/mW
(インピーダンス)18Ω
AKG N5005は非常に解像度が高く、重低音・低音・中音・高音域が良くバランスされています。原音を大切に、全ての音が美しく繊細に表現されます。音場も広く、音の余韻の伸びが最後まで聴こえるようです。低音用ダイナミックドライバーは比較的大きめの9.2㎜、豊かな低音が出ます。中音域は繊細にシッカリと、高音域はキラキラしています。インピータンスが少し高いので、踏み込んでボリュームレベルを上げると別世界になります。
※内容はあくまでも個人的な感想です。
参考程度にお読みいただければ幸いです。