2020年12月20日日曜日

この冬は「千鳥格子と市松模様」のジャケットで過ごす 着こなしコーディネートを考えてみる

 

千鳥格子と市松模様のジャケット
毎年寒くなると暖かいジャケットが欲しくなります。今年の冬もやっぱりジャケットを買ってしまいました。手持ちのジャケットは無地かヘリンボーンなので、今回は「千鳥格子と市松模様」の少し遊び心を入れたジャケットにしました。

着てみた
比較するためにインナーとパンツは同じ物を使用します。今回はカジュアルに着こなします。グレーのハイネックセーターとグレーのデニムパンツです。

■千鳥格子(ブランド:BEAMS)
生地はハリスツイード、シッカリとした生地と縫製です。ベースの色は、「キャメル・からし・濃いベージュ」と言った感じです。合わせるインナーやパンツは何でも合います。メリハリを付けるため柄物のインナーやパンツは避けた方が良いと思います。

※千鳥格子:イギリスが発祥の定番格子柄だが、日本では千鳥が連なって飛ぶ姿に見えるための名称。









千鳥格子のジャケットは個人的には初なのです。今まで買わなかったのは、個人的に昔から「千鳥格子は爺臭い」と言うイメージがあったからです。しかし、これは着こなしのセンスのない、限りなく私の偏見だったのだと思います。白いセーターと細身の黒パンツに合わせるだけでも相当カッコいいのです。最近では、「いかに千鳥格子ジャケットをかっこよく着こなすか!」と言うテーマに凝っています。
※実は同じブランドの同じ千鳥格子のベストは以前に買っています。


■市松模様(ブランド:EYE.D WEARRing)
生地は何と呼べばいいのか分かりませんが、ジャージにウールを混合させた感じです。暖かく、軽く、ストレッチがよく効いています。着心地は最高です。柄は少しボケた格子なので色々な服と合わせやすいです。また、モノトーンコーデにすれば、最高にカッコいいです。
※本来、市松模様はクッキリとした白黒チェックが基本です。しかし、このジャケットは黒/グレーA/グレーBと3パターンのチェックで成り立っている変形タイプです。なので、厳密には市松模様では無いかもしれません。ご了承ください。
※市松模様:ブロック・チェックブロック・チェック、白/黒または濃淡2色を交互に配した構成の織り柄。









個人的に、あまりクッキリハッキリした市松模様のジャケットだと中々着こなしの幅が狭くなってしまいます。しかし、このジャケットは、一見単純そうで複雑な濃淡の少しボケたような市松模様により非常に合わせの幅が広くなっています。悪目立ちしないのです。


【総括】
柄物のジャケットは少し気分をアップさせたい時によく使います。いつものコーディネートに一枚羽織るだけでガラリとイメージが変わります。あとは、マフラーをして、少し大きめのコートを羽織れば冬対策は完璧です。ジャケット好きの皆様で、柄物ジャケットをまだお持ちでない方はご検討しては如何でしょうか!


■現在持っている他のお気に入りの冬ジャケットもご覧ください。
下記は現在でもガンガン着ているハリスツイードジャケットです。ハリスツイードは非常に丈夫で年を追うごとに柔らかくなり油が抜けて軽くなり、良い感じにエージングされてゆきます。多分、いい縫製のハリスツイードジャケットであれば一生使えるのではないでしょうか?

グリーンのHarris Tweed(ハリスツイード) 現在、使用6年目です
ブラウンのHarris Tweed(ハリスツイード) 現在、使用2年目です