2020年11月15日日曜日

そう、鍵の紛失は突然やってくる。顔面蒼白になる。パニックになる。絶望する。”転ばぬ先の杖”ならぬ「探し物トラッカー Tille(タイル)」を購入した。

音が鳴るから、すぐ見つかる。探し物トラッカー「Tile」

とある寒い11月の朝、仕事支度を済ませ、玄関へ。
鍵はスキミング防止のBOXに入れてある。蓋を開ける。???無い?

少し動揺しましたが、
「あぁ・・多分、昨日着ていたブラウン・ハリスツイードジャケットのポケットの中か、仕事用のオロビアンコ・トートバックの中に入れたままだな!」と安堵。


ポケットを探す。無い・・。トートバックの中を探す。無い・・。無い!どこにもない・・・「え~っ?マジ?」・・。鍵には「車のスマートキー」「実家のカギ」「家の鍵」もし、家の外に落としていたら大変!何度も車の周り、植木のなか、溝、玄関の周り、を何度も探す。無い…ない・・
顔面蒼白になる


「兎に角落ち着け!」昨日家に帰ってからのことをジックリ思い出し、同じ行動をしてみた。昨日は(午後8時頃自宅へ)ー(鍵はジャケットのサイド右ポケットに入れる)ー(駐車場に車を止め、5mほど離れた玄関へ)ー(鍵を開け家に入りトートバックを玄関に置く)ー(鍵は再びジャケットの右ポケットへ)ー(車のモップをもって再び車へ)

そして、軽くモップして車をロックした。再び玄関に戻る。
何を思ったかトリッカーズの靴を3足磨く。

靴磨きが終わった。
普通ならばそこでポケットから鍵を出し、そのままスキミング防止BOXに入れるのだが、靴磨きで手が汚れていたので「先に手を洗ってから、鍵をBOXに入れよう!」と手を洗いに行く。・・そのあと鍵をどうしたか全く記憶にない。多分手を洗った後、いつもの流れで服を着替えたのだろう。

確かなのは、車をモップして、車をロックするまでは間違いなくジャケットのポケットに鍵があったはず。しかし、車をロックした後~手を洗うまでの間は、実際にポケットの中のカギには触っても見てもいない。

もし、外に落としたとしたら、車をロックしてから家の玄関の間の「5mの間」と言う事になる。外に落としていないなら間違いなく家の中にあるはずである。

この時点でもう会社には間に合わない、会社には「遅れる」かもしくは「休むかも知れない」と伝えた。

もう一度、昨日着ていたジャケットのポケット、トートバックの中を探し、車から玄関の間をくまなく探した。ゴミ箱、冷蔵庫の中、トイレ、etc.・・・。無い。もし落としていて、盗まれていたら。車のイモビライザーを丸ごと交換して数十万?玄関のカギを交換して数万?実家の鍵も変えて数万?しかも、それぞれ交換が済むまで、車と家を離れるわけにはいかない。どうするどうする・・パニックになる

取りあえず、警察に電話をし、落し物が無いか確認、そのまま電話で紛失届を出した。
もう一度探す。無い・・・そして、完全にあきらめ、私は絶望する

しばらく、椅子に座ったまま大きくタメ息を一つついた。ここまででもう3時間は経過していた。そして、昨日着ていたブラウンのジャケットを恨めしく睨んだ・・。「そういえば、ブラウンのジャケット以外探していない、まさか無いよな?!」5着のジャケットのポケットを探す。「チャリーン・・ん?」

「ハッ」としました。そうです。昨日私が来ていたジャケットは、このブラウンの千鳥格子のジャケットだったのです。人の記憶はあてにならないという事です。
( 又はボケが始まったか! _| ̄|○ )
警察に鍵があったことを伝えました。「良かったですね」と言ってくださった優しい声の女性の方、ありがとうございました。

と言うわけでめでたく、4時間遅刻で出勤しました!すれ違う同僚や部下が「鍵あったんですか!良かったですね!」と言ってくれた。会社中の人が知っていた。なぜだ!?。しまった、遅刻をすると伝えた部下は会社で一番の口が軽い奴だった。(笑

会社に付いたのはお昼時間、速攻で「Tile(タイル)」をAmazonに注文しました。以前から存在は知っていましたが「俺様が忘れ物なんかする訳が無い、こんな無駄なものは不要だ!しかも、電池交換不可で使い捨てなんて信じられない!」と言う感じでした。

驚いた事に、現在は新しい電池交換タイプが発売になっており、翌日商品が届きました。「RE-19001-AP」と少し前の「EC-13001-AP」を各2個づつ買いました。この2種の違いは価格と接続距離の違いです。より重要な「鍵と財布」には「RE-19001-AP」をそれ以外には「EC-13001-AP」と言う感じにしました。

■EC-13001-AP
3.5 x 3.5 x 0.6 cm: 7.5 g
接続距離:最大 45 m
参考価格:2,015円
ボタン電池:CR1632

■RE-19001-AP
3.5 x 3.5 x 0.6 cm: 7 g
接続距離:最大 60 m
参考価格:2,900円
ボタン電池:CR1632
※詳しい仕様はメーカーのホームページをご覧ください







まず、Tileアプリケーションのインストールを行います。ユーザー登録はメールアドレスとパスワードを設定します。アプリケーションのインストールが終わったら、アプリの「Tileを追加」を押します。
Tileのボタン(銀色の丸い部分)を一回押し、メロディーが鳴り出したら、ソフトの画面に従ってアクティベーションしてゆきます。非常に簡単です。アクティベーションは一個づつ行います。一度アクティベーションするとユーザー登録のメールアドレスと紐づき、他人に勝手に再アクティベーションはされない様になっています。つまり、tileを盗まれても使い物にはならないという事です。知り合いのメールアドレスに譲渡はできるようです。今のところ安全性は高いようです。tileを本当に紛失したり、壊れた時はどうするのかな?今度ヘルプサポートにメールしてみよう!そうそう、ヘルプのカスタマーサポートはSoftbankが行っているようです。Tile Japanに資本でも入れているんですかね?






試しに家に財布と置いたまま出かけました。早速tileを起動し「財布」を探します。財布は近くになく、最後に一緒にいた場所までGoogle ナビしてくれます。これは心強いです。まだ、「Tileコミュニティが最新の位置を探してくれる」とありました。この辺は何が起こるのかイマイチわかりません。







めでたくBOXに戻りました。お騒がせいたしました。


【総括】
家の外に鍵や財布を置き忘れた時、または落とした時など、どこまで効果があるかはまだ分かりません。しかし、家の中や会社の中での紛失には間違いなく威力を発揮します。毎日、からなず持つ可能性のある鍵や財布には必須商品だと思いました。逆にtileのボタンを2回押すとスマホが鳴りスマホを探すことも出来ます。近くにいるときはパソコンからスマホを探さなくても済みます。これも嬉しいです。

また、電池交換が出来るのもポイントが高いです。以前は電池交換できず使い捨てでしたから。もし、私と同じ経験のあるかた、技術やサービスがかなり安定してきています。良い時代で良いタイミングです。Tileはお勧めです。

また、Google HomeやAmazon ECHOから利用でます。今は電気をつけたり消したりだけですから。「アレクサ、tileで鍵を鳴らして」「ねえグーグル、tileで財布を鳴らして」と言うと鳴ります。無駄に何回も呼んで鳴らしてます。楽しいです。(笑

TileにはPremium(有料)があるようです。個人的には無料の範囲で取りあえず事はたります。スマートアラートは欲しい気がします。共有機能は複数の人や企業で利用する時には良いかもしれません。