2025年11月2日日曜日

SOUNDPEATS(サウンドピーツ) Air5 Pro Plusを購入しました。以前買ったSOUNDPEATS H3も良かったですが、こいつも良いです。簡単にレビュー・評価してみます。

 

Air5 Pro Plus
【はじめに】

2025年6月頃に購入した、「SOUNDPEATS H3(サウンドピーツ エッチスリー)」ですが、個人的にハートを鷲掴みにされ、以来、私のSOUNDPEATSへの評価が爆上げしています。

さて、「SOUNDPEATS Air5 Pro Plus」と言う完全ワイヤレスイヤホンは発売されるという情報を目にしました。しかも、評価の良い「Air5 Pro」をベースにMEMSドライバーをプラスしてチューニングした商品との事。現在、「Air5 Pro Plus」と同じ(MEMSドライバー+10mmダイナミックドライバー)構成を持つ「CREATIVE (クリエイティブ) Aurvana Ace2」を所有しており、音質も満足のいく商品でした。なので、少し購入を躊躇していたのですが、「同じソライバー構成でもメーカーのチューニングでどう音質が変わるか?」比べてみたくなりました。私の期待を裏切らないSOUNDPEATSの製品に期待を込めて購入しました。

また、「CREATIVE Aurvana Ace2」は2万円前後、「Air5 Pro Plus」は1万円前後です。約半分と言う金額差は音質や使い勝手にどんな影響があるのか興味が沸きます。


【メーカー情報

ハイブリッドドライバー丨MEMS×ダイナミックで音の未来を拓く

Air5 Pro+ワイヤレスイヤホンの心臓部には10mmダイナミックドライバーに加え、xMEMS社製MEMSドライバー「Cowell」を搭載。シリコンウェハーから製造されるMEMSドライバーは硬さと軽さを兼ね備え、広い再生周波数帯域(60~100kHz)と優れたインパルス応答性能を誇ります。全帯域の全高調波歪み(THD)は0.05%未満という低さ、そのうえ応答速度は従来比4倍と超高速、空間表現力に優れ音の微細なニュアンスまで忠実に再現します。MEMSドライバーを専用パワーアンプICが駆動することで、自然で温かみのある高音域や格別のリアルさと臨場感を描き出します。音楽を再生すれば、目の前に広がる自然で心地よいサウンド空間を楽しめます。従来型イヤホンとの違いは、聴けば一目ならぬ一聴で明らかです。


革新構造×独自素材丨心揺さぶる迫力サウンド

低音域を担うドライバーには、内部にデュアル銅線を使用したPU+PEEK素材のφ10mm複合振動板を採用。新開発の2層銅線構造と、軽量・高剛性のPU+PEEK素材を組み合わせることで、ドライバーに強力な駆動力をもたらします。従来のBA型と比較し、輪郭の強調感を抑えたレスポンス良く自然な音色を実現しています。低域を担うダイナミック型ドライバーのどっしりとした深みのある音との対比も絶妙、音ヌケ良くきめ細やかなサウンドを堪能いただけます。ダイナミック+MEMSのハイブリッド構成とすることで、自然な広がりを伝える空間表現と緻密さ、正確さ、迫力と重厚感が調和するサウンドを実現しました。


Hi-Res & Snapdragon Sound ダブル認証丨LDAC & aptX Lossless両対応

新世代Qualcomm S3サウンドプラットフォームを搭載。圧倒的なオーディオ処理能力により、低歪率と高S/N比を実現しました。「SnapdragonSound」にくわえ、日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」規格にも準拠しました。従来のBluetoothコーデックSBCと比べ、約3倍の情報量で伝送可能なLDACに対応し、ハイレゾ相当の高音質で音楽を楽しめます。さらに、CD品質のオーディオデータを損失なく伝送できるaptX Losslessにも対応。楽曲の細部までクリアに再現し、スタジオクオリティのサウンドをお楽しみいただけます。次世代Bluetoothオーディオ規格LE AudioのLC3などもサポート。ワイヤレスでも妥協なく、最高の音楽体験をこの1台で実現します。


ブランドトップクラスの静寂性、AI アダプティブ AC 内蔵マイクで周囲の雑音レベルや装着状況をリアルタイムにチェック、AIの働きによりアクティブノイズキャンセリングの効きの強さを変動させる「適応型アクティブノイズキャンセリング」に対応しました。可聴域で最大55dB(当社ラボでの測定値)というノイズ低減効果を実現しました。また、防風メッシュが風ノイズを効果的に抑制し、L型キャビティ設計で風の流れを最適化にします。さらに、風ノイズ低減アルゴリズムが風切音を自動検知し、気にならないレベルに低減します。電車や車の走行音、街中の雑踏や人の話し声といった環境音が気になる場所でも静寂をつくり出し、かつてない没入感を実現します。


※詳しくはメーカーホームページをご覧ください





【購入】

仕様


製品名:Air5 Pro Plus

カラー:ラック

形状:カナル型

ドライバー: MEMSドライバー「Cowell」、10mmダイナミックドライバー

Bluetoothバージョン:5.4

Bluetoothチップ:QCC3091

対応プロファイル:HSP/HFP/A2DP/AVRCP

対応コーデック:SBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless
再生周波数帯域:20Hz〜40KHz
最大再生時間:約6時間(単体) 約30時間(ケース込み)

充電時間:約1時間(単体) 約2時間(ケース)

急速充電:対応(10分で約2時間再生)

ANC性能:-55dB AI適応型ノイズキャンセリング

マルチポイント:対応

ゲームモード:対応(60ms低遅延)

防水規格:IPX5

重量:5g(単体) 51.11g(ケース込み)
通常価格:15,380円
※詳しくはメーカーホームページをご覧ください



【開封】

箱はシンプルで良い感じです。







【イヤーチップ】

アズラ(AZLA) SednaEarfit MAX for TWS」の(L)を装着しました。Air5 Pro Plusのノズルは楕円型ですが問題なく入りました。一般的な太さだったのでサクッと入りました。耳から落ちることも無く、密閉度は高くノイキャン不要と思えるほど遮音性が高いです。しっかりとした低音も出ると思います。ケースへの干渉も無くスッキリとおさまります。




通常の(
SednaEarfit MAX)Lサイズも試しましたが、少しケーズに干渉しました。音質はどちらも変わりなかったです。








【聴いてみる】


■評価に使う楽曲
評価にはいつものようにYouTubeの「お洒落なミュージック」に掲載しているような楽曲を使います。音源データのサンプリングレートは(44.1kHz)(48kHz)(96kHz)(192kHz)のハイレゾがメインです。ファイル形式はFLACです。

プレイヤーは、SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)に標準搭載の「ミュージック(Xperia専用と思われます。)」と言うアプリを使用します。設定等も簡単ですしパソコン用のオーディオ管理ツール「ミュージックBee」で作成したプレイリストも転送後問題なく利用できます。また、非常にデータへのアクセスレスポンスも良く、操作もサクサクで、音質も抜群に良いです。

また、再生音質で「オーディオエフェクト」機能も搭載しています。動画再生時に効果がありそうです。ハイレゾでない音源をハイレゾ相当にアップリンクする機能もあります。流石SONYと言ったところです。Xperiaをご利用の方は是非「ミュージック」をお試しください。




■プレイヤー(スマートフォン)について
SONY Xperia 1 Ⅶ(セブン)を使用します。Socは最新のSnapdragon 8 Elite Mobile Platformです。BluetoothはVer 6でこちらも最新バージョン。コーデックもフル対応です。


対応コーデック

コーデック サンプリング  ビットレート
SBC 48kHz/16bit         192kbps
AAC 48kHz/16bit         非公開
aptX 48kHz/16bit         384kbps
aptX HD 48kHz/24bit     576kbps
aptX Adaptive 48kHz/24bit     280kbps~420kbps可変
aptX Adaptive 96kHz/24bit     260kbps~640kbps可変
LDAC           96kHz/24bit     990kbps/660kbps/330kbps
aptX Lossless            44.1kHz/16bit       最大1200kbpsでビットレート可変
LC3 48kHz/32bit     16kbps – 320kbps
LC3(plus) 96kHz/24bit         16kbps – 320kbps



 

聴いてみる(コーデック:aptX Adaptive OR aptX Lossless 


まず最初に一番気になる所は、ダイナミックドライバーの低音域です。
SOUNDPEATS  H3 サイズ:12㎜ 再生周波数帯域:20Hz
Aurvana Ace 2     サイズ:10㎜ 再生周波数帯域:5Hz
・Air5 Pro Plus    サイズ:10㎜ 再生周波数帯域:20Hz
「SOUNDPEATS H3」はサイズとドライバーの振動板素材で低音域を押し出します。「Aurvana Ace 2」はネットワーク回路で低音域に振ったチューニングでしょう。
「Air5 Pro Plus」は低音がどこまで追従できるか、楽しみです。
MEMSの高音域の音に関しては「Aurvana Ace 2」で、おおよその想像はついています。多分「Aurvana Ace 2」のMEMS「Cowell」だと思われます。なので音の傾向は似ていると思われます。ただ、「Air5 Pro Plus」の「Cowell」のバージョンもアップしているでしょうし、何よりパワーアンプの性能も音質に影響していると思います。
心配していた低音ですが、なんと・・・想像以上に出ています。10㎜らしからぬ深みと切れ味、レスポンスの良さ、「H3」とは、一味違った低音です。デュアル銅線を使用したPU+PEEK素材のφ10mm複合振動板のデバイスがとてもいい仕事をしています。やっぱりSOUNDPEATSの低音は期待を裏切りませんねぇ~。




エージング0時間超のレビューです

低音域
固すぎず柔らかすぎず、濃厚な深みがありレスポンスも良いです。輪郭もシッカリしており非常に上質な低音です。楽曲の音源やコーデックに忠実で、適せるなイヤーチップなど良い環境であれば、本当に良い低音が出ます。

中音域
中音域のベースはダイナミックドライバーが受け持っていると思われます。男性・女性問わず繊細なボーカルを聴くことができます。中音域の楽器はシッカリと鳴っています。ドラムスや打楽器のスピード感もあります。ただ、見通しや甘く輪郭も少しぼやけています。

高音域
BA型ドライバーや平面磁界駆動型ドライバーとも違う高音域です。金属素材でもPU素材でもない音質です。美しく繊細で正確で微細な高音まで表現します。もちろん耳に刺さる事もありません。

音圧
もちろん音源やコーデックにもよりますが、10㎜とは思えない音圧です。あまり激しくはないですが、ズッシリと満足のゆく音圧です。ボリュームは少し高めの方が良いかなと思います。

解像度
エージングなのに非常に高い解像度です。特に高音域の解像度は高いです。低音域と中音域も高いですが、まだ良くなる余力を感じます。

音場
あまり広く感じませんが、高音域に関しては左右に良く広がっています。エージングによってまだ、良くなると思います。

エージング0時間でこの音質はどうなんでしょうか?BA型ドライバーとMEMSドライバーにはエージングはあまり必要ないと思っているのですが、ダイナミックドライバーの音質に関しても「これエージングいるの?、これからエージングすると、今よりも音質は良くなるのかな?」と思わず考えてしましました。





エージング約30時間超のレビューです

低音域
輪郭が出てきました。乾いた抜けの良い低音になってきました。ベースの切れやバスドラのレスポンスも良くなってきました。古い楽曲であっても、音源によっては存在感のある低音を聴かせてくれます。

中音域
0時間でも存在感はあったのですが、更に解像度が高くなり見通しも良くなり今まで聴こえなかった音が聞こえ始めました。男女ともボーカルは更に美しく存在感を増しています。

高音域
高音域についてはあまり変化がありません。若干、微細な高音域が横に広がり出した気がします。

音圧
こちらもエ~ジンズ0時間から変わらず、中低音(DynamicDriver)の音圧がシッカリと安定して出ています。下半身がどっしりと安定した感じで、非常に聴きやすいです。古い楽曲も音源によっては最近の録音に聴こえます。

解像度
かなり高くなりましたが、まだ良くなる余力を感じます。

音場
解像度が上がるにつれ更に広くなった感じがします。

30時間あたりでエージングは完成しているように思います。
今後更に変化があたら追記します。




【比べてみる①】

「Air5 Pro Plus」と同じ(MEMSドライバー+10mmダイナミックドライバー)構成を持つ「Aurvana Ace2」とを比べてみます。

それでは比較してみます
スマホは SONY Xperia 1 VIで行っています。Air5 Pro PlusとAurvana Ace2を聴き比べながら書いていますので、Aurvana Ace2については以前の評価とは変わっているかもしれません。ご了承ください。

性能比較 Air5 Pro Plus Aurvana Ace2
デザイン スティックタイプ
高級感があります。スティック部分は長過ぎず短過ぎない良いバランスだと思います。
スティックタイプ
いたって普通のデザイン。スティック部分は長過ぎず短過ぎない良いバランスだと思います。
ドライバ 10mm Dynamic driverx1
xMEMS製 Cowell MEMSx1
「ダイナミックドライバー:デュアル銅線、PU+PEEK素材」
10mm Dynamic driverx1
xMEMS製 Cowell MEMSx1
ダイナミック振動版
不明

Bluetooth Bluetooth Ver.5.4
SoC:QCC3091
Bluetooth Ver.5.3
SoC:不明(多分QCC3071)
コーデック SBC,AAC,AptX,LC3
aptX Adaptive
aptX Lossless
SBC,AAC,AptX,LC3
aptX Adaptive
aptX Lossless
ホワイトノイズ なし
MEMS特有のチリチリ音を感じる事はありませんでした。専用アンプの性能?
なし
MEMS特有のチリチリ音がまれにする気がする
ノイズ
キャンセリング
あり(効き目:自然)
ON/OFF音質変化:低
あり(効き目:自然)
ON/OFF音質変化:低
電波干渉時の挙動 ほぼない
スティック部にアンテナがあるのか非常に優秀
ほぼない
スティック部にアンテナがあるのか非常に優秀
ビットレートの変動
ほぼない
Bluetooth Ver.5.3とaptX  Adaptiveの組合せによるビットレートの変化はない
ほぼない
Bluetooth Ver.5.3とaptX  Adaptiveの組合せによるビットレートの変化はない
マルチポイント あり あり
タッチスイッチ
の操作性
タップ反応:良い
自由度が高く操作性も良い
タップ反応:悪い
自由度の無い操作性
周波数特性
20Hz-40,000Hz
5Hz-40,000Hz
DAC・アンプ QCC3091
(MEMS専用パワーアンプ)
不明(QCC3071かな?)
(MEMS専用パワーアンプ)
Qiワイヤレス充電 非対応 対応
装着センサー 非対応 非対応
フィット感 良い 良い
イヤーチップ ★Amazon SednaEarfit MAX for TWS(L) ★AmazonAZLA SednaEarfit MAX(ML)
バッテリー イヤホン単体 約6時間 イヤホン単体 約6時間
防滴仕様 IPX5相当 IP5相当
着脱時の落下率
いずれも気を抜くと
落ちる可能性は
あります
耳への装着は問題ない。ケースからサクッと取り出せるが、ケースに戻すときに、慣れが必要。落とす可能性は高い。 耳への装着は問題ない。ケースからサクッと取り出せない。イヤーチップの部分を指でつまんで出すのが一番出しやすいです。
重量
約5g 約4.7g
メーカー通販価格
あくまでも参考価格
価格15,000円前後
★AmazonSOUNDPEATS(サウンドピーツ) Air5 Pro Plus
価格23,800円前後
★AmazonCreative Aurvana Ace 2(HS-AVACE2-BK)
音質比較
音場
ワイヤレスイヤホンは
ビットレートの関係か、
たいてい場が頭の周りで
”こじんまり”広がります
それを基本3とします。
音場レベル5
けして広くはありませんが適度です。各楽器の位置もつかみやすいです。奥行きも深くありませんが、適度です・ボーカルは中央で目の前から一歩下がったあたりで聴きやすいです。また、よく耳を澄ますと微細な高音の楽器の位置がさらに端っこで微かに鳴ったり、少し右上で鳴ったりと、感動的です。
音場レベル3.5
左右はシッカリあり各楽器の位置もつかみやすいです。奥への立体感は少ないですが、全体的に目の前から一歩下がったあたりで非常に聞きやすいです。
重低音~高音まで一体感を感じます。なので奥行をあまり感じません。高音域の共鳴は控えめです。
音圧 音圧レベル5
ボリュームはあまり上げなくとも十分な音圧を感じます。迫力満点です。アコースティックな楽曲~EDM、ロック・ポップスまでシッカリとしたパワーを感じます。
音圧レベル4
ボリュームの位置が適切であれば十分な音圧があります。迫力満点です。アコースティックな楽曲~EDM、ロック・ポップスまでシッカリとしたパワーを感じます。
解像度 解像度レベル5
エージング0時間から非常に高い解像度を感じます。エージングが進むと低音・中音域の解像度が更に良くなります。本来、隠し味的な小さな音もクッキリと聴こえ、いい意味で隠し味になっていません。(笑
解像度レベル5
ダイナミックドライバーのエージング後は非常に高い解像度になります。低音域に振ったチューニングなので中音域の解像度が多少低くく感じます。高音域はたっぷりとした解像度です。
クリア感
抜け感
柔らかさ
レベル5
「クリア感・抜け感・柔らかさ」は抜群です。更にそれらに更に「シットリと重みがあるけど透けるように乾いた音」もあります。バランス的にも100点満点でしょう。
レベル3.5
Air5 Pro Plusに比べてしまうと「クリア感・抜け感」が明らかに劣ります。
高音 レベル5
おなじMEMSですが、Aurvana Ace2に比べると解像度が高く感じます。更に、Aurvana Ace2ではあまり感じなかった音が更に聴こえてきます。
レベル4
MEMSらしい「クリアで煌めき」があり、キッチリと正確に繊細に非常に自然な高音域を出します。
中音 レベル5
シッカリとした中音域です。ドラムスレスポンスも最高です。また、中音域の解像度が高いので低音~高音域の繋がりも抜群です。
レベル4
ある意味ドンシャリで、低音寄りのチューニングです。中音域が弱いです。
低音 レベル5
DynamicDriverの勝利でしょう!サイズや再生周波数帯域の数字に捕らわれない、良質で迫力のある低音を出します。
レベル4
重低音と言う意味ではAurvana Ace2が良く出ています。しかし、レスポンスも悪く抜け感や解像度が低いと感じます。
打楽器 レベル5
切れ味、レスポンス、圧ともに素晴らしいです。ここでもDynamicDriverが良い仕事をしています。
レベル3
全体的に切れがなくモッサリして聴こえます。
ボーカル レベル5
中音域の「抜け感・切れ味・高い解像度」がそのまま反映されます。シッカリと押しのあるボーカルです。男女ボーカルもシッカリと美しいです。
レベル3.5
中音域の「抜け感・切れ味・高い解像度」の悪さがそのまま反映されています。Air5 Pro Plusのボーカルを聴いてしまうと落差が激しいです。
相性の良い
楽曲ジャンル
EDM、ロック、ポップス、フュージョンなどが似合います。オールラウンドですが、アコースティック系の楽曲の表現は見事 EDM、ロック、ポップス、フュージョンなどが似合います。オールラウンドですが、アコースティック系の楽曲の表現は見事
一押しポイント 全域において死角なし
この金額でこの音質は反則でしょう!DynamicとMEMSの進化が凄すぎます!
重低音~高音域まで高い解像度、クリア感、抜け感、柔らかさ、レスポンス、音圧の全てにおいて素晴らしいです。興奮する低音、耳に刺さらない美しい高音、行き来とした中音域、美し存在感のあるボーカル。
心躍る重低音が魅力だが
DynamicとMEMSの融合とバランスの良さを感じるが、今となっては残念!
Air5 Pro Plusが登場するまではDynamicとMEMSの融合とバランスの良さを実感していたのですが、Air5 Pro Plusの音を聴いてしまうと、今となっては全てにおいてバランスの悪さを感じてしまいます。Aurvana Ace3に期待です。
デメリットと感じる所 デメリットは、「ケースに戻しにくい」です。 デメリットは、「ケースから取り出しにくい」です。
総合評価 ★★★★★5.0 ★★★☆☆3.0
比較の結論

■抜け感・解放感
Air5 Pro Plus > Aurvana Ace2

■音の柔らかさ
Air5 Pro Plus >= Aurvana Ace2

■音の乾き
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■音の繊細さ
Air5 Pro Plus >>Aurvana Ace2

■音場:左右への広さ 
Air5 Pro Plus >>Aurvana Ace2

■音場奥行 
Air5 Pro Plus = Aurvana Ace2

■音場上下 
Air5 Pro Plus >= Aurvana Ace2

■解像度の高さ
Air5 Pro Plus >>Aurvana Ace2

■スピード感・レスポンス
Air5 Pro Plus >>Aurvana Ace2

■低音の深み 
Air5 Pro Plus >Aurvana Ace2

■中音の厚み
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■中音・高音のキメの細かさ
Air5 Pro Plus >>Aurvana Ace2

■高音の煌めき
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■高音の余韻・共鳴 
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■押しの強さ・迫力 
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■音質のナチュラル度 
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■音質のトータルバランス 
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■没入感
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■ダイナミックとMEMSの一体感
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■古い楽曲のリフレッシュ度
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2

■遮音性
Air5 Pro Plus  = Aurvana Ace2

■コストパフォーマンス
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2 

■個人的な好み
Air5 Pro Plus >> Aurvana Ace2


抜けが良く、透明感があり、音場も適度にあり、良い煌めくような美しい中高音域、音圧、高い解像度、男女問わず美しいシッカリとしたボーカル、しばらくはAir5 Pro Plusをヘビロテです。


【総括】

重低音~高音域まで高い解像度、クリア感、抜け感、柔らかさ、レスポンス、音圧の全てにおいて素晴らしいです。低音、中音の押し出しが強いのに高音域が全く埋もれない、乾いた音質なのにシットリもしている。古いビートルズの楽曲を聴いても新鮮に聴こえます。コストパフォーマンスは最強でしょう!1万円前半の金額で買える、今最高の音だと思います。低価格で良い音の完全ワイヤレスイヤホンをお探しの方は、現在、一択一押しの商品です。

この音質に勝てるとしたら・・・個人的には「Edifier NeoBuds Planar(エディファイア・ネオバッズ・プラナー)」しかないと考えています。


※ウレタン系とシリコン系のイヤーピースの違いや、イヤーチップのサイズによっても音質はガラリと変わってしまいます。内容はあくまでも個人的な環境下での考えですのでご了承ください。