CMF by Nothingについては以前から知っており「CMF by Nothing Buds Pro」や「CMF by Nothing Watch Pro」を見たことはありました。ただ、デザインは良いけどスペックがイマイチだとかあったので、ピンと来ずまったく購買の対象にはなりませんでした。
しかし、前回購入したCMF by Nothing Buds Pro 2からは素晴らしい進化を遂げていました。そのシンプルなデザイン、マルチポイント、LDAC、デュアルドライバー、高い品質と安い金額、金額に見合わない高音質に感動!「必要なものは全部詰まっている」そんなNothingの完全にファンとなってしまいました。 ということで今回は2点のCMF by Nothing商品を購入しました。
さて、今回の本命です。「MF by Nothing Watch Pro 2 スマートウォッチ」です。残念ながら電子決済には対応していませんが、この商品は「兎に角お洒落!、身に着ける喜びを前面にアピールできる商品」となっています。そして安い。安いといってもその辺の安い中華メーカーのウォッチとは一線を画すデザインなのです。
しかし軽いです。サイズ感も抜群です。
よく見るとベゼルの淵に「CMF by Nothing」と刻印が! 細かいところまでお洒落です。
ただ、この充電ケーブル・・普通過ぎる・・すこし残念
さて、CMF by Nothing Watch Pro 2にまったく不満がないかと言うとそうでもありません。文字サイズの変更が出来そうにありません。多分、デザインありきの画面回りなので、文字サイズを変更してデザインが崩れるのを「良しとしていない」のではないでしょうか?もしくはそこまでソフトにコストを掛けない? 個人的にはCMF by Nothing Watch Pro 2は必要最低限の雰囲気が確認が出来ればいいので「文字サイズ」に関しては仕方ないと思っています。また、機能的な部分は、お値段が3倍も4倍もする「Galaxy Watch6」や「Pixel Watch 2」などとは比べてはいけません。ただ、デザイン的には全く負けていませんね。
【総括】
CMF by Nothing、これからも素敵な商品をどんどん出してほしいと思います。また、CMF by Nothingの商品は、中学生や高校生でもお小遣いを貯めれば買える金額だと思います。本当にいい時代になったものです。
アマゾンで物色していると、丁度「Redmi Pad SE 8.7 4G」が発売になるという事で検討しました。まず値段ですが19,980円と非常にお安いです。しかも、LTE対応バンドが(B1/2/3/4/5/7/8/13/18/19/20/26/28/66)となっておりau回線との相性も問題なし。また、BluetoothコーデックはLDACに対応と少しびっくり。ただし、SoCはメディアテックの「Helio G85」と少し心配です。この価格なので仕方ないですが。
イヤホンはもちろんLDAC対応の物を探します。以前から気になっていた、Nothing Budsを見ているとLDAC対応の「CMF by Nothing Buds Pro 2 」が発売となっていました。しかもお値段9,900円!なんと、合計で3万円を切りました。正直、タブレットもイヤホンも見た目はかなり好みで、このセットで3万円を切るとは思えないクオリティーです。しかし、ここで気になるのは実用に耐えるのかどうかです。
今回は、この二つの商品が「安物買いの銭失い?」かどうかを検討してみました。
-------------------- Redmi Pad SE 8.7 4G --------------------
エージング0時間の頃は、爆音の割にはボヤケテおり輪郭もハッキリしませんでした。エージングが進むにつて、輪郭もハッキリし、レスポンスが良く切れの良い深い低音が出ます。抜けの良さと切れの良さは、はやり「PU+ PET チタニウムコーティング」が良い仕事をしている気がしました。さらなるエージングでまだよくなると思います。
総じて、この金額でこの音質は立派だと感じます。正直、ズーッと聞いていたくなります。最近聴きながら寝落ちすることもあります。むしろ良い音の分類に属すと感じます。 例えば「SONY WF-1000XM5」と「Nothing Buds Pro 2」を何も言わずに誰かに聴き比べしてもらったとしたら、「Nothing Buds Pro 2の音が好み」と答える人がいるとも感じます。
CMF by Nothing Buds Pro 2も音質は悪くないのですが、TE-W1-PNKと比べると相手が悪かったです。すべてにおいてNothing Buds Pro 2を超えています。 適度に広く濃厚で深みのある音場・高い解像度・クリア感・上品で深い低音・見通しの良い中音・スーッと伸びてゆく高音・すべてにおいてゴージャスな世界観です。 残念ながらTE-W1-PNKの圧勝となります。
Aurvana Ace2はCMF by Nothing Buds Pro 2と比べると明らかに世界観が違います。5Hzという下の周波数特性から見てもダイナミックドライバーは重低音向けにチューニングされています。かといって中音域の解像度も高く、別世界のように精密な高音域がでます。 上品で深い重低音、抜けの良い存在感のある中音、繊細で全部聞こえそうな高音、十分な音圧、適度に広い音場。柔らかく疲れない音質です。若干金属系の音を出すNothing Buds Pro 2とは方向性が違います。また、2万円前後でこの音質を出すAurvana Ace2は凄いと感じます。 こちらも、残念ながらAurvana Ace2の圧勝となります。
TE-Z1PNKが最も特徴的なのは、広い音場の中で一気に立ち上がるような中高音、どこまでも伸びてゆく透き通る高音域、そこに湧き上がるような深い低音が。明らかに平面駆動ドライバーとわかる個性的な音なのです。なので、いたって普通の高音を出すCMF by Nothing Buds Pro 2の平面駆動ドライバーとは感覚が随分と違います。TE-Z1PNKの個性的な音質はすべてにおいてNothing Buds Pro 2を超えています。 広くどこまでも伸びてゆきそうな音場・高い解像度・空気感も感じる高音域・豊かで上品に唸る深い低音・一気に立ち上がるムラのない見通しの良い中音、その独特な世界にどっぷりはまります。TE-Z1PNKでないと味わえない美しい世界観です。 残念ながらTE-Z1PNKの圧勝となります。(ここは好みになります)
ただ、CMF by Nothing Buds Pro 2の音質は1万円前後の価格としては非常に優秀です。全体的に乾いた音質で心に響く低音と十分な高音なのです。不思議とズーっと聴いているとこれはこれで良い音なのです。