2013年12月4日水曜日

ウォークマンMシリーズ「NW-M505」 スマホ音源をBluetoothで最大限に楽しむ!



NW-ZX1とNW-505(シルバー)を買ってしてしまった。
(^^♪ 最近どんだけソニー好きなんだろう・・・。

現在使っている「オーディオテクニカのBluetoothステレオレシーバーAT-PHA05BT」のバッテリーが少々くたびれてきたのと、Xperia Z1 との接続において時々音飛びが起こるなど、イマイチ相性が良くないような気がしています。(プロファイルも古い:Bluetooth Ver.2.1+EDR[A2DP(SBC)]

やはり XperiaZ1のBluetooth4.0接続でサウンドを最大限楽しむには、このマシンしかないのでは??と考えたからです。きっとNW-M505はXperia Z1 と、apt-X接続することを前提に開発されたのではと勝手に思っています、なんせ本体記憶容量は16GB一択しかないのですから・・・。あと、実は今までapt-Xコーデックを体験したことが無いので期待に胸が膨らみます!
Atp-Xコーデックとは


【 NW-M505 購入のポイント】

●Bluetooth4.0
●高音質・低遅延で再生できるaptXコーデックに対応
●高音質フルデジタルアンプ「S-Master MX」
●スマートフォンの音声にも、ウォークマン本体の「S-Master MX」や「デジタルノイズキャンセリング機能」が効果を発揮
●ワイヤレスステレオヘッドセット機能を搭載
●スマートフォンの音楽を高音質でワイヤレスリスニング


Z1は当初apt-xに対応しているのかどうかよくわからなかったのですが、記述を見つけました。

・Xperia Z1 SOL23 Bluetooth プロファイル
  (Bluetooth4.0 apt-X/A2DP対応



これはもう、チャレンジするしかないでしょう!
( *´艸`)お気に入りのイヤホン
SONY XBA-H3 や JVC HA-FX700 で聴くのが楽しみ!



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少しBluetoothの「A2DP(apt-x)」について勉強してみました

「A2DP」とはBluetoothでオーディオデータをやりとりするためのプロファイルです。また、無線でデータを飛ばす前に(圧縮)する事が規格となっています。つまり、この(圧縮)が音質に大きく影響します。

圧縮フォーマット(コーデック)

(SBC)という圧縮方法
A2DPの規格上標準コーデック。特に何も書いてなければこの圧縮が使われます。(場合によっては容量が1/20ぐらいに圧縮)

(AAC)という圧縮方法
主にiPodやiPhone、iPadが対応


(apt-x [aptx])という圧縮方法
主にAndroidが対応(圧縮後のビットレートは352kbps)
特徴は「高音質」「低レイテンシー(低遅延)」「エラー回復機能」


NW-M505の設定には「高音質」と「標準」と「接続優先」あり高音質を選択すると(apt-x)になるようです。標準は多分(SBC)でしょう。接続優先はなんだろ?


自分なりに、こう変化すると考えてみました

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「NW-M505」到着

Z1と並べると意外と大きい

AT-PHA05BTと比べると、頭一つ大きい

AT-PHA05BTはクリップ標準

NW-M505はクリップ脱着式
クリップをポケットなどに止めようとすると
ついつい表のスイッチを押してしまう(*´ω`*)

見かけより少しズシッと来る
個人的には好きな重さ、高級感もある

下部SONYロゴの辺りにマイクがある


シャトルスイッチの操作性は良好

Silverで正解だった!美しい


リセットの穴・メニュー&戻る・ボリューム・ホールド

USBポート キャップのゴムがチープ

NFCで簡単接続
また、親指で押さえている辺りに
Bluetoothのアンテナがある
パッとペアリング完了!便利


XperiaZ1とお似合いです




NW-M505本体とXperiaZ1に同じ楽曲を入れ
イヤホンはXBA-H3を使用し、聴き比べてみた



apt-xXperiaZ1接続 その①

■XperiaZ1内の音源は MP3 192kbps

 サウンドでノイズもなく良好!XperiaZ1に直接イヤホンを接続した時より、低音から高音まで音が出ている。S-Master MXがいい仕事をしている。有線接続をそのまま底上げしたようなサウンドになっている。

 XperiaZ1側でclearAudio+やイコライザーを調整してみた、変化を楽しむことが出来た。ただ、当然ながら192kbpsのMP3音源ではspt-xの性能を活かせるわけでもなく、パワー不足・音の精細さに欠ける。最近少々耳が肥えているので、正直、日常的にこの音を聴くに耐えない。

 その点、AT-PHA05BTは少々情報量が少なかろうが、パワーアンプでグイグイ鳴らす「細かい事は言うな!迫力こそ全てだ!」といった感じ、30mWx2はだてじゃない!音質はともかくパワーではAT-PHA05BTに軍配が上がる。




apt-xXperiaZ1接続 その②

■XperiaZ1内の音源は flac 1411kbps
お気に入りのCDを全てflacでインポートしなおしXperiaZ1にエクスポート、MP3 352kbpsで転送されると思いきや、なんとflacでそのまま転送された。
まあ、考えたらNW-ZX1と同じOS環境だから驚くこともないか・・しかし、NW-M505はMAXがMP3の352kbpsだとは、残念としか言いようが無い・・

 残念ながらXperiaZ1にflac1411kbpsを鳴らすアンプ力は無く、XperiaZ1に直接イヤホンを接続した時より、NW-M505経由の方が良い音が出ている様に思われる。

 これならば、XperiaZ1+Bluetooth+NW-M505の組み合わせは十分に実用範囲にあると思われます。
 ※ただし、NW-M505本体自体の音に比べると勝てない。




NW-M505本体のデータを聴く

■NW-M505内の音源は MP3 352kbps

 グッと音場が広がり、迫力の低音と透き通る高音が出る。こんなに小さいのにシッカリとXBA-H3を鳴らしている。S-Master MXは十分機能していると思いました!


【総括】

 今回、NW-M505 と XperiaZ1をapt-xで接続して思うのは、もう「ブルートゥース接続は音が悪い」という固定観念を捨てる時に来たと言うこと。
 ただ、高音質apt-xで接続し音楽を聴く場合、ヘッドセット音声通話の声があまり良くないということ、このへんは音楽転送に帯域を多く取るためしょうがないのでしょう。

 また、XperiaZ1を車のトランクに置いてドライブしながら視聴してみたところ時折音ズレや音飛びが起こった、これはAT-PHA05BTでも起こっていたことなので、どちらかと言うとXperiaZ1の問題のような気もする。距離や障害物には弱い印象を受ける。
しかし、バックの中にXperiaZ1を入れているときは、そういったことは起こらないので日常的には問題は無いと思う。

 NW-M505は派手ではないけれども、SONYの確実に進歩した技術に触れることが出来る、良いマシンだと思いました。本体再生の音質は前もっていたX1060と比べても遜色ないかも。


最も現実的な運用方法

「NW-M505本体で音楽を聴き、電話が掛かってきたらBluetoothヘッドセット機能で電話に出る」と言うことになると思います
ただ、その場合はメール受信時とかの通知音とか、Googleナビの音声ガイドは鳴りません。
※≪オーディオ等全てXperiaZ1からBluetoothapt-x接続で聴く設定の場合は各通知、Google ナビのガイドもちゃんと聞こえます。


現在の最もお気に入りの組み合わせ

NW-M505本体でclearAudio+をオンにしHA-FX700で聴く、そしてXperia Z Ultraのヘッドセットとして利用。
特に、最近HA-FX700のエージングが半端なく上手く出来て、低音から高音まで音の抜けが最高なのです!NW-M505本体との相性バランスがバッチリです!毎日音楽を聴くのが楽しみです。また、ヘッドセットとしても相手方によく声が届いているようです