専用革ケースはスタンドになる優れもの!
Creative(クリエイティブ)のタブレット「Ziio7の本体」「専用革ケース」「液晶保護フィルム」が届いた。 あまりにもソニーがウオークマンAndoroidタブレットを出さないので値段も安いのでとりあえず中継ぎとして購入。
このマシンはG3対応の、Andoroid PadとかAndoroidスマートフォンの使い勝手と同じ感覚で購入すると痛い目を見る。安いから仕方ないのでしょうが、作り込みが甘すぎる。初めてAndoroidを買おうとする方にはおすすめしたくない。 Androidのイメージが悪くなってしまう。 ただ、Andoroidで動くオーディオ・ビデオプレイヤーとして購入するのであれは、2万円台という金額でギリかな?と思う。
値段が安い理由のひとつに、液晶のタッチパネルが大きく関係している。
少々お高いAndoroid等はこの部分に「静電方式タッチパネル」を利用している。
この、Ziio7は「抵抗膜方式タッチ」を利用してコストを落としているようだ。
マルチタッチは使えないが、意外と反応は良くて中々快適に使える。 ただ、やはり画面の前に一枚抵抗膜があるので画面が白っぽく静電式のようなクリアーな画面ではない。 動画再生能力が高いぶん画質がもう少し良かったらと悔やまれる。
【Ziio7の良いところ】
①7インチというサイズが○
「縁がもう少し細かったらカッコイイのに」と思ったが、片手で持つときに縁がある方が持ちやすいのでこれもありかと。 文字もでかくて使いやすい。
②音もまずまず、動画再生能力は素晴らしい!
ウオークマンのXシリーズと聴き比べた、ソニーXは繊細な音まで表現し未だに感動を覚える。一方Ziio7は荒削りだが迫力と深みのある音をうまく表現している。同じヘッドフォンで聴き比べると、音は別物。最近は気分によって使い分けています。
小さなステレオスピーカが、見た目や想像よりいい音がする。
(^^ゞ トイレの中でBGMとして流してます。
クリエイティブのオリジナルのCPU(ZiiLABS ZMS-08)動画の再生能力は中々です。
HD動画もコマ落ちなく普通に見れます。
③ケースが便利
革のオリジナルケース。 ブックタイプになっていて持ちやすい。 また、表紙のふた側を折り込むとスタンドに早変わり!
【悪いところ】
①Andoroidマーケットが使えない、インストールしてもまともに動かないアプリが多々あり(3GのSimを認識しようとするアプリはどうも動きが変)。 バクってマシンもよく止まるので3回初期化。 現在はオリジナルのソフトのみ使用。
音楽を聞く 動画を見る メールを見る ブラウジンズする(Andoroid2.1なのでフラッシュ不可)
②スリープ機能オンにしていると爆発しそうになる
スリープから起動させると、画面が乱れ、ノイズが鳴り響き、フリーズする。
オフにしているとそういった挙動はなく安定している。 クリエイティブのソフトの作り込みの問題か?至急のアップデートを期待したい。
③ネットワークへの接続時間がかかりすぎ
待機画面から戻ったとき必ず、無線LANが切れており、中々再接続しない。メールやブラウザーを見る時にイライラする。このへんはCPUやチップセットの問題かなぁ~とも思う。
④音楽聞いているときに「バリ!」
音楽を聴き始め、バックライトが消灯する時に「バリ」っと音がします。ヘッドフォンで大きな音で聞いているときはビックリします。 早急に対応して欲しいものです。音楽を操作する時にいちいち待機画面を解除し操作をした後また「バリ」、せっかく音楽し集中しているのに常にこれでは萎えてしまいます。「ブルートゥースのヘッドフォンを買って操作しなさい!」って事なんでしょうが、せめて、ハード的な音楽の操作ボタンを付けてくれてもよかったと思います! このへんの処理は流石ソニー、Xはハードボタンもあり素晴らしいです。
【総括】
私は最初から割りきって購入したので「こんなもの」と思っていますが、Andoroidマシンのデビューとして検討されている方はやめておいたほうがいいと思います。Andoroid本来の魅力が 5% も出ていません。オーディオプレイヤーとしては50点といったところでしょうか。
※現在アップデートしてます!