2015年10月11日日曜日

Blundstone(ブランドストーン) サイドゴアブーツは雨の日もお洒落に活動できる、実用性の高いブーツだ!着こなしを考えてみる。

Blundstone(ブランドストーン)

雨の日にお洒落にガンガン履けるブーツを探していてBlundstone(ブランドストーン)にたどり着いた。雨の日のブーツと言えば、HUNTER(ハンター)を所有しているが、これはあくまでもお洒落な長靴だ。古いブーツを雨の日用におろしても良いが、やはり雨の浸水が嫌だ。

ブランドストーンは<インジェクション製法により耐久性、耐水性に優れている>とある。つまり、「雨の日でもシッカリ履きなさい!」と言う造りなのだ。





まずはダークブラウン#500から!


Blundstone サイドゴアブーツBS500 / BS510




型番:BS500 / BS510
カラー:ダークブラウン
サイズ:UK7(25.5-26)
ヒール:4

メイン素材: スムースレザー
ソール素材または裏地: TPU
トゥタイプ: ラウンドトゥ
原産国:ベトナム



BLUNDSTONE(ブランドストーン)

オーストラリア南東部、1870年に大自然豊かなタスマニア島で生まれた、サイドゴアブーツの元祖として世界中で愛される。ワークブーツならではのタフさと軽量さ、緩やかな丸みを持ったフォルムを持ち合わせています。インジェクション製法により耐久性、耐水性に優れ、インソールには「ショックプロテクションシステム」を搭載し、歩行時の衝撃を吸収します。雨の日のレインシューズとして、ハイキング・アウトドア、ちょっとしたトレッキングや庭仕事などどんなシーンでも活躍するブーツです。


サイドゴアはボディーのブラウンより明るいブラウン。ノーズが短く甲の部分が高く見えるデザインです。一見「ボテッ」として見えますが、バランスが良いのでむしろカッコいいです。
つま先は軽くポコで意外と固い。基本ワークブーツなので何か入っているのかな?

実は、見た目とは反比例に軽い!まあ、革も薄いです。ソールも含め良く曲がります。機動性は高いです。
踵のソールもシッカリしています。クッションが素晴らしくいいです。下手なコンフォートシューズより足に良さそうです。

靴底のパターンもダイナミック。そして、色ろな場面で足の滑りを抑えてくれそうです。

実は、この #500 と言うのに惚れました。(笑

色デザインも良く、素材や縫製もしっかりしています。

オイルを含んでいるようです。今はまだ綺麗すぎます。当てて、こすって、傷だらけになると更にカッコよくなるでしょう!



【サイズ感】
色々調べていると、このシューズのサイズ選びは中々難しい様です。サイズ表示のほとんどはUK表示( 0.5は幅[3E]を示す)。色々なレビューを見ていると、基本的にすこし大きいと思われました。

私は通常、革シューズであれば 25.5cm〜26cm(2E程度)が基本です。購入時「UK7(25.5-26)」「UK7.5(25.5-26)[3E]」にするか随分と迷いました。もともと少し大きめであろうからUK7.5では大きすぎる可能性がある、そこで今回はUK7を購入しました。

結果大正解!!縦の長さOK・高さOK・幅OKでした。普通の中敷きを一枚入れ、中厚の靴下を履いてジャスト、中で足が躍ることもなければ、キツクテ足が痛くなることもない。真冬は中敷きを取って、厚手の靴下を履けば問題ないし、調整の効くサイズでした。



履いてみた


雨の日に履くということもあり、靴下がチラッと見えるくらいまで大胆にロールアップして見た。ハイカットスニーカーをロールアップで履く時の要領なので、何の抵抗もない。個人的にはこれが最もしっくりくる履き方だ、ゴア部分をドンドン前面に出してゆきたい。また、パンツは基本的に裾の細い物を選びスッキリとしたラインを作るとカッコいいと思った。

デニムパンツ:Nudie Jeans Thin Finn (Org. Shredded Fiend)








このショートブーツの最大の魅力は楽に「ウ○コ」座りが出来ること。これ重要!(笑




お気に入りのカラーパンツ

ボルドー(ワインレッド)を合わせる
パンツ:Replay ANBASS

濃いブラウンはボルドーやワインレッドともよく合います!オシャレでエキゾチックな組み合わせだと思います。ReplayのANBASSはテーパードスリムです。ロールアップはせずラフに引っかけるだけにしました。ルーズな抜けが出てワイルドになります。






ベージュ(アイボリー)を合わせる
パンツ:The DUFFER of ST.GEORGE

安定感のあるアースカラーの組み合わせです。ベージュのほっこりカラーを濃いブラウンが引き締めます。7分丈のスリムコーデュロイパンツです。裾を少しだけ折り返し立体感を出しました。









着こなしてみた

ボトムはブラックで足元に”抜け感”を作らず、ワイルド感を出してみた。Blundstoneは少し悪っぽい着こなしにも似合う

革ジャン:Cathy Jane(キャシージェーン) 
デニムパンツ:Replay(リプレイ)のANBASS(アンバス)


実は軽くロールアップ


ロールアップしサイドゴアをしっかり見せている


実はブーツアウトしている


ブーツアウトも悪くはないが、このANBASS(アンバス) の様にタイトな裾の場合、靴の履き口の方が大きいため段差が出来て不格好になる。ブーツアウトする場合は裾の広いストレートジーンズの方が良いであろう。




尖がった黒のライダーススタイルを、クラシックに

トップ:TKライダース
ベルト:CRAMPベイカーベルト
ボトム:リプレイANBASS
バック:TUMIアルヴィントン


今までであれば、スニーカーを合わせて抜けを造り、全体的に軽く見せるとこだが、サイドゴアブーツを持ってくることで、洗練されたマイルドなクラシックスタイルになる!

デニムはノンストレッチタイプでクラシックなシワを追求しました。

インナーがグレーのタートルとシンプルなので、ベルトに存在感を加えました!シューズと同じ濃いブラウンをチョイス

バックパックを合わせてもシッカリとまとまる。私はこういったシンプルな着こなしが大好きです。









足元を少し軽くするため
明るい色違いのスエードを購入


型番:BS553406
色: モス/オリーブ
メイン素材: 牛革
ソール素材または裏地: ラバー
ヒールの高さ: 3 cm
ブーツ筒まわり: 26.5 cm
ソールの厚さ:2cm
履き口:26.5cm/筒丈:13cm(計測サイズ10)

重さ:540g (片足/10)



Blundstone サイドゴアブーツBS553406

色はモス/オリーブとあるが、ピンと来ない。少し濃いベージュと言った感じで、非常に良い。











BS500と比べてみた

BS500とBS553 パット見同じデザインだが、(#553)でないのは寂しい。


少しつま先が違うような気がする

ステッチの位置が少し違う

ゴアの形状が少し違うような気がする。

靴底のレイアウトが少し違う(上BS553 下500)


履いてみた

DIESELのデニム、ロールアップせずに前部分飲みを引っ掛けてみた。ルーズ感が格好いい。






REPLAYの黒デニム。キチンとロールアップしてみた。黒と茶の配色が良い!足元が重くならない。









お気に入りのカラーパンツ

カーキ(モスグリーン)を合わせる
パンツ:The DUFFER of ST.GEORGE


モスグリーン・ベージュ・ブラウンの組み合わせはアースカラーの鉄板です。7分丈のスリムパンツです、軽くロールアップし立体感を出します。






グリーン(エメラルドグリーン)を合わせる
パンツ:Just Cavalli 


一見難しそうですが、これだって立派なアースカラーの組み合わせ!普段この組み合わせをしないので逆に新鮮です。












着こなしてみた

Wrangler(ラングラー)の ベージュのボア ジャケットと合わせてみた。トップとシューズの配色のバランスが良い。




ステンカラーコートを使った着こなし!)もご覧下さい。


2023年5月某日かかと部分が突然クラッシ!
実に8年目にしてBS553406のみのかかと部分が崩壊しました。しかも普通に歩いている時に突然「なんか歩きにくいな?」と感じ、よく見ると大変なことになってました。



念のために他のBlundstoneも点検しましたが問題はありませんでした、この片方のみ辺りが悪かったのかなぁ~









ビジネス・ドレス・カジュアル
何でもイケル黒はやっぱり必須!

型番:BS063089
色: ボルタンブラック
メイン素材: 牛革
Blundstone サイドゴアブーツ BS063089

BS5xx系に比べると土踏まずからつま先にかけての処理がスッキリしている

非常にクールで都会的なスタイルだ

サイドゴアも黒の物をチョイス


ボルタンブラックは非常に落ち着いた黒で、濃いグレーに近い、色合いとして重くも軽くもないので、オールシーズン合わせやすい黒だ!光加減で落ち着いた立体感が出るのも好み。

トゥは少し永く角ばっていて大人っぽい

サイドから見た靴底のパターンもBS5xx系とは違いスッキリとしている。綺麗目のパンツにも良く合う。

艶消しブラックが渋い


靴底のパターンもBS5xx系とは違う

同系色のゴアがクールだ



比べてみた

この3足があれば、私の手持ちの服にあうコーディネートが一応全て完成する。


明るいカーキ・黒・こげ茶 最低これだけは色が欲しい











履いてみた

ポテッとしたブランドストーンらしさが無いと言えば無いのだが、他のお洒落ブーツとそん色ないスッキリとした見栄えは立派だ!さらに雨の日にガシガシ履けるのだから言うことは無い。













お気に入りのカラーパンツ

Frayed Hem(フレイドへム)を合わせる
パンツ:The DUFFER of ST.GEORGE



真っ黒はシックなので、カジュアルで行くならパンツにシッカリと遊びを持たせたい。切りっぱなしのフレイドへムにより抜け感MAX!。








褪せたイエローを合わせる
パンツ:Replay ANBASS(アンバス)


真っ黒は白を合わせる!?それじゃあ当たり前すぎて面白くない!ここはイエローを入れて脱コンバサを目指そう!色あせた薄いイエローならチャレンジし易いです。












着こなしてみた

軽くスプリング(兼レイン)ステンカラーコートを羽織ってみる。これだけでスッキリとしたBS5xx系にはない大人っぽいコーディネートが造れる。雨の日のドレッシーコーディネイトはこれで決まり!









雨じゃない日も、もちろん使います。黒のダブルライダースを合わせて、ワイルドなコーディネートにして見ました。









【総括】
この、Blundstoneサイドゴアブーツには、少しルーズなストレートをブーツアウトにしてワイルドに着こなすのもOKですが、出来ればテイパードやスリムストレートなどのタイトな裾のパンツを合わせてスマートに着こなしてほしいと思います。靴下を見せたり、ロールアップしたり要所に抜け感を出しつつスッキリとしたラインを作る着こなしが最もカッコいいと思います。


「靴の先は、兎に角とんがっていないと駄目!!」と言う方には向きませんが、ファッション性も高く、軽く、動きやすく、耐久性も耐水性もあり、履きゴゴチも良いし、こんなブーツは中々ありません。雨の日もお洒落したい方におすすめです。
ただ、買ったばっかりの時は靴下の甲の辺りが薄っすら色移りしてました。最初はあまり真っ白な靴下は履かない方がいいかもです。

最後に、Blundstoneは永く履きこんでエージングし傷だらけになった時、更に味が出てきて楽しめそうです。何年か後に自分だけのオリジナルブランドストーンに育った時に、また、ご紹介出来たらなぁ~と思っています。